「国立メディア芸術総合センター」構想の復活を!!
- 2013/02/28
- 08:05
★何より、「アニメの殿堂」と呼ばれる
国立メディア芸術総合センターとは、
いったい何なんでしょうか。
アニメを世界にピーアールするらしいですが、
国がわざわざ建物をたててやることなんでしょうか。
それより、この経済危機のなかで、生活保護の母子加算が
なくなった母親は大変だと思います。
ぜひ、民主党に政権交代して、母子加算を復活してほしいものです。
★こんな国営マンガ館を建てるくらいお金や時間がある
余裕があるくらいなら、もっとやるべきことがたくさんありますね。
それに国民の目からみれば、また、自民の支持率は下がるなと
大多数の人は思っていますが、麻生さんは気付いていないでしょうね。
大切な税金を前向きな方面に使ってほしいです。
★鳩山民主党は、4月に廃止された生活保護の母子加算の問題を取り上げ、
この加算を復活させることこそ優先するべきではないかと、主張している。
此の辺の違いが、世襲議員の多い自民党の議員には評価の違いが
解らないのではないでしょうか。
従って、09年度補正予算は、本当に国の経済危機を救うためのものではなく、
麻生内閣の延命と選挙目当ての無駄使い政策であると言わざるを得ません。
上の赤文字部分は、2009年当時、マスコミが
「国立メディア芸術総合センター」を「「アニメの殿堂」
「国立マンガ喫茶」と嘲笑し続けた頃に、ネットで書かれた意見です。
一番先に言いますが「母子加算」は、生活保護世帯にのみ加えられて、
自力で働き生活しているお母さんたちに対するものではないことを
マスコミはわざと言わなかったですね。
母子加算こそが不公平であるという一番の問題点を
敢えて言わなかったのがマスコミと民主党です。
『箱物のようなハードよりソフトが重要だ!』
何故そんな方向へといくのでしょうか。
テレビ局を見てください。
スタジオという場所がなければ無理でしょう。
ジャパネットたかたのCM見てもわかります。
場所は必要ですよ。
そして拠点というのは大事です。
昨日も書きましたが、関係者、プロもアマも、地方の人も、
初心者も、誰もがここへ来れば、様々な方向からの接点が
得られることはとても大きいはずです。
昨年ロンドンオリンピックで日本はメダルを
たくさん取ることができました。
その中で注目されたことは、マイナー競技が
伸びたことだったと思います。
フェンシングの太田雄貴選手が、国が立ち上げた
国立スポーツ科学センターがとても役に立ったことを
オリンピック終了後に語っていたと思います。
ちなみに、2009/05/31アップの文科省のビデオ
(太田選手による説明)もありますのでご覧ください。↓
フェンシング場(国立スポーツ科学センター):文部科学省 .
で、結果、ロンドンで、「団体」において銀メダルをとったんですよね。
ついでに、隣接するナショナルトレーニングセンターについても
ビデオはありました。
体操場(味の素ナショナルトレーニングセンター):文部科学省 .
ここには当然のことながら研究施設もありますし、
スポーツ科学・医学・情報研究推進の中枢機関となっています。
ロンドン五輪後、選手たちのインタビューでも、
体調が崩れた時にすぐにサポートしてもらえたとの言葉も
あったと思いますが、これがマルチサポートのいいところだと思います。
国立メディア芸術総合センターもこれに置き換えてみてください。
芸術は自由が必要だ!!!!などと叫んでた人たちも3年前いましたね。
別に、押し付けようとしてるわけでは毛頭ないわけで。
国はあくまでサポートです。共産主義じゃないんですから。
まぁ、橋下のようなのが上に立ってしまえば、、
何をしようとしても否定!否定!の連続でしょうが。
そして、「保護」。
これこそが最も重要です。
これは著作権にも繋がります。
それは、業界を支える現場の人達の給与アップにもつながる
大事なことではないでしょうか。
また、「育成」。
これにも、「自由が必要だ!」との声が響きますが、
同じく、自由を奪うことなど全くなく、むしろ、
多くのジャンル違いの優れた作品を目にしたり、
新進作家の作品にすぐに触れたり、あるいは、
昔からの原点的な作品にも触れることが出来るわけですから、
視野を広めるにはもってこいではないでしょうか。
大学のように学問的に囲うものでもないわけですから、
本人がそれこそ自由に活用できる場であるのです。
これって凄くないですか?
ライバル同士、直接会って切磋琢磨できるかもしれないし、
それこそ売り込みも出来るわけです。
外観は美術館のようにどっしりと重厚で、
「中を楽しむ」的な方法が私は良いと思います。
建物というのは飽きが来ても簡単に変えられるものでは
ありませんから、昔の西洋建築のような重厚なものを望みます。
もちろん耐震で。
「箱物=全て悪」などと本当に馬鹿げています。
私はいつも思っていました。
国会議事堂がぼろくていいんですか?
皆さんお住まいの役所の建物、オンボロでほんとにいいんですか?
麻生政権当時から徹底的に「独立行政法人=悪」
「国の施設=無駄」ということが国民に刷り込まれました。
独立行政法人に「家畜改良センター」というところがあります。
本部は福島ですが、口蹄疫の起こった宮崎にも「宮崎牧場」という
施設があります。
そこは、口蹄疫後、宮崎の復興支援に取り組んでいます。
宮崎牛系統の種牛候補を県へ提供するために、
その候補を保有しているそうです。
その「家畜改良センター」も事業仕分けで事業縮小された
1つだそうです。
口蹄疫などの事態が起こった時、畜産農家へ貸付や補償を
することが出来る(社)中央畜産会も、同じく事業仕分けで縮小され、
実際に宮崎口蹄疫の時、あまり機能出来なかったのではなかったでしょうか。
マスコミと民主党によって大事な事柄が全て報道されず、
一方的なバッシングによって「全否定」され、
なにもかも国の中から無くしてしまえば良いと思った人たちが
国民の中で増えてしまった。
それは、本当に危険なことです。
民主党は、極端に言えば「ボランティアで国を動かせばいい」
との方向で言っていたのですよ。
いえ、極端ではありません。完全に国を壊すために
その方向を進めていたんです。
民主党政権が実際に進めていた「新しい公共」は
まさしくこの方向だったんです。
橋下も同じ方向です。
大阪がこれでどんどん壊れています。
彼らが進めていることこそ「日本人潰し」であることに
気がついて欲しいです。
下記は、私がいつも拝見している
『月夜のぴよこ と 空耳うさぎさんたち』のブログです。↓
次々と公共の施設やインフラが消えていく大阪市。
公共のインフラとは 市民のみんなが必要だから儲けを優先されて
高い金額をとられると生きていく人たちがこまるので、
税金をあつめて赤字でみんなが支払える価格で必要な施設をつくり
みんなで利用するというのが基本。
この言葉、凄くわかりやすいと思います。
マスコミと民主党はこのことを絶対に言わずに、
何でもかんでも無駄だ!無駄だ!と扇動し、
「国にたかる自称弱者」のために、まじめに働く日本人に必要な
「公共」というものを国民自ら捨てさせる方向へと持っていったのです。
2009年に民主党に入れた人たちは、
自分で自分の首を絞めていたんですよ。
「民主党に入れたことを反省する」ではなく
「民主党に騙された」と、今だ言ってる人たちはまだ、
この「公共」の意味をわからずじまいなんだと思います。
私は、まだそういう人たちは「新しい公共」に
騙されていると思っています。
国のサポートは非常に大切なモノなんです。
「国立メディア芸術総合センター」が何故あれほどまでに
叩かれる対象となったのか。
もう一度要考えて欲しいと思います。
私は「国立メディア芸術総合センター」の復活を
強く強く願っています。
賛同される方がいらっしゃったら、是非とも
首相官邸にメールしていただけませんか?
ツイッターでも呼びかけてもらえませんか?
「フランダースの犬」のネロとパトラッシュが
パチンコに取られてしまったことが悔しいです。
「ネロとパトラッシュ」⇒「北朝鮮の麻薬」⇒「日本の若者たちが潰される」
こんな事にもなるのです。
作品を守ることはとても大事だと思います。
業界の意識改革も必要です。
こういったことも、変わってくるかもしれません。
私達の大きな声で変わってくることがあるかもしれません。
「国立メディア芸術総合センター」構想!
今こそ、どうか復活させてください!!
広報に訊く 「アニメの殿堂って本当はどんな施設なの?」
【追記】
当時、里中満智子さんがご自身のブログで懸命にこの件について
訴えておられたこともぜひ知って欲しいと思います。
http://satonaka-machiko.seesaa.net/article/120006495.html
【(仮)国立メディア芸術総合センター】
(2009年05月22日:里中満智子オフィシャルサイト)より
(仮)国立メディア芸術総合センターが「国立のマンガ図書館」とか
「アニメの殿堂」等と世間で誤解されているようなので危惧して
おります。
「メディア芸術」はアニメ、ゲーム、マンガだけではなく新しい時代の
デジタルアートを含んでいて今回のセンターは日本発信のメディア芸術を
きちんと世界に知らしめる意味があると思っています。
センターは決して「マンガ図書館」でも「国立アニメ殿堂」という性格の
物ではありません。
日本は外国に認めてもらわないと我が国の文化を低く見る傾向が
未だにあります。
いつまでもそれではいけない、国を挙げて「日本のメディア芸術は
こんなにすばらしい」という事を訴えて行く為の拠点が
必要です。
文化庁メディア芸術祭を12回実施してきており、クリエイティブな作品、
日本の発想と技術を生かしたデジタルアートがたくさん展示されて
いますが、展示期間が10日間程度しかなく、一般の人達の作品を
観る機会が非常に限られています。
また、受賞作の中には“体験型デジタルアート”が多くあり、現地に
足を運び体験した人はお分かり頂けると思いますが、こういう物が
たった10日で消えてしまうのはもったいない。
今後の為にきっちり残し、常設展示をしていく拠点が必要です。
国が常設的な展示の機会を作る事は、若いクリエーターにとって
大きな励みになります。
また、国の文化発信のみならず、いずれは日本の輸出の中心と
なるであろう“文化資産”を世界にPRできる場ともなる事を期待して
います。
マンガは“原画の収集・保管”が難しい。
既に本として見られない物もあるし、失くしたくない、文化遺産としての
マンガ原稿がたくさんありますが、作者が亡くなった後、散逸してしまう
事もあります。
散逸の危機にあるマンガの原稿を保存する、劣化し
たマンガの原画を修復するなど、公的な施設でしか
出来ない事をやるべきです。
関連してその原画の作品がどういう作品なのかという事をアーカイブで
見せるという事が有効です。
国立メディア芸術総合センター(仮称)がその窓口機能を担って、
既存の施設とうまく連携して行ければといいと思います。
今現在市販され、手に入り易い本を収集してわざわざ見せる必要は
ありませんし、「マンガ図書館」や「マンガ喫茶」のような構想がこの
センターの計画に入っているとは思えません。
今回たまたま補正予算の枠内で具体化された構想ですがメディア文化
発信の拠点の必要性については、もう何年も前から望んで来た事です。
各方面の熱意と努力が今回の具体化に至ったのだと
認識しております。
補正予算というタイミングで世に知られる事がそもそもの誤解の原因
かとも思いますが…誤解故にこの計画が宙に浮かないようにと願って
おります。
「誤解を招く」ではなく、国民に敢えて「誤った認識」を植え付けるために
強い意図を持って扇動を仕掛けたのが、「隠れ共産」のマスコミであり、
民主党でした。
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