オウム菊池直子の無罪判決を喜び検察に「上告するな!」と圧力をかける国会議員、民主党の有田芳生。自民党議員なら即刻マスコミ総バッシングで議員辞職のはず!日本の司法も犯罪者側に立っている!
- 2015/11/28
- 07:47
「無罪判決」など有り得ない。
日本の司法はいったいどうなってるのかと。
いや、もう、「今更」ですが。
しかし、それにも増して怒りが湧いたのがこの民主党の
有田芳生のツイッターです。↓
オウム元信者、菊地直子被告の無罪判決を歓迎する。検察は新証拠もない虚しい上告をすべきではない。そもそもサリン事件やVX事件で不起訴だったのに、都庁爆破事件で起訴したことが間違いだった。逃走を続けた本人の責任ではあるが、作られた「走る爆弾娘」イメージに引きずられすぎたのだ。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2015, 11月 27
有田芳生 @aritayoshifu 2015年11月27日
オウム元信者、菊地直子被告の
無罪判決を歓迎する。
検察は新証拠もない虚しい上告をすべきではない。
そもそもサリン事件やVX事件で不起訴だったのに、
都庁爆破事件で起訴したことが間違いだった。
逃走を続けた本人の責任ではあるが、作られた
「走る爆弾娘」イメージに引きずられすぎたのだ。
>上告をすべきではない。
国会議員の立場で、ここまで言うか。
すぐにでも国会議員を辞めろ!!!
これが、自民党議員だったら、マスコミは総叩きで即
「議員辞職」まで追い込むはずでしょうが!!!
本当に信じられませんが、ここで改めてNHKのニュースで
今回の判決を振り返ってみます。
NHKのニュースを読むと、犯罪被害者の立場は完全に
蔑ろにされているな、と。↓
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151127/k10010321461000.html
【オウム菊地直子元信者に無罪判決 東京高裁】
(NHKニュース 2015年1月27日 15時03分)
20年前に起きたオウム真理教による東京都庁の郵便物爆破事件で、
殺人未遂のほう助の罪に問われた菊地直子元信者(43)に、
2審の東京高等裁判所は
「テロ行為を認識して手助けしたと認めるには合理的な疑いが残る」
として、1審の懲役5年の判決を取り消し、無罪を
言い渡しました。
オウム真理教の菊地直子元信者は、平成7年に東京都庁で
郵便物が爆発し、職員が大けがをした事件で、爆薬の原料の
薬品を教団の元幹部らのもとに運んだとして、殺人未遂の
ほう助の罪に問われました。
事件後に特別手配され、3年前に逮捕されるまで逃亡を続けて
いて、裁判では無罪を主張しましたが、1審の裁判員裁判で
懲役5年の判決を言い渡され、控訴していました。
27日の2審の判決で東京高等裁判所の大島隆明裁判長は、
1審で有罪の根拠となった教団の元幹部の井上嘉浩死刑囚の
証言について、「不自然に詳細かつ具体的で、信用できない」
と指摘しました。
そのうえで、
「教団の実行犯が人を殺傷するテロ行為を行うことを
菊地元信者が認識して手助けしたと認めるには、
合理的な疑いが残ると言わざるをえない」
として、1審の判決を取り消し、無罪を言い渡しました。
菊地元信者のほかに特別手配されていたオウム真理教の
元信者のうち、高橋克也被告は、1審で無期懲役の判決を
言い渡され、控訴しているほか、平田信被告は、1審と2審で
懲役9年の判決を言い渡され、上告しています。
■菊地元信者 涙拭う
菊地元信者は髪の毛を後ろで結び、グレーのスーツを着て
法廷に入りました。
無罪の判決が言い渡されたとき、傍聴席からはざわめきの
声が上がり、被告側の弁護士2人は互いにうなずき合いました。
菊地元信者は判決が言い渡されている間、弁護士の席の
前に座り、前を向いて、時折、涙を拭っていました。
最後に大島裁判長は、証言台の前に立つよう促し、
「審理した結果、法律的には無罪となりました。
ただし、客観的には、あなたが運んだ薬品で
重大な犯罪が行われ、指を失った被害者が出ています。
あなた自身が分からなかったとしても、
あなたの行為が犯罪を生んだことを、
心の中で整理してほしい」
と話しました。
菊地元信者は、裁判長に向かって深く頭を下げ、涙を流しながら、
両手で顔を覆って、法廷を後にしました。
■弁護士「喜んでいる様子なかった」
菊地直子元信者の主任弁護士を務めた高橋俊彦弁護士は、
判決のあとの様子について、
「裁判長の最後のことばを重く受け止めていたと思う。
ほっとしたところはあると思うが、事件で重篤な被害を
受けた人がいることを忘れていないので、裁判に勝ったと
喜んでいる様子ではなかった」
と話していました。
また、今後のことについては、
「まだ判決が確定しているわけではないので、本人のことは
そっとしておいてほしい。
今から教団に戻ることは考えられない」
と述べました。
判決については、
「1審の判断の根拠が誤っているということを、すべての
範囲で論破する内容だった」
と評価しました。
そのうえで
「検察には上告しないでほしい。
元信者は普通の一般の人としてそっとしておいて
ほしい」
と述べました。
■大けがの元職員「罪の意識 法廷で立証できず残念」
東京都庁の郵便物爆破事件で指を失う大けがをした、
元職員の内海正彰さん(64)は、判決について
「菊地元信者は長年逃亡生活を続けていて、
罪の意識を十分持っていたはずです。
無罪判決は、そういった事実を法廷という場でしっかりと
立証できなかったということで、誠に残念です」
と話しました。
■菊地元信者 逃亡と裁判の経緯
菊地直子元信者は、17年にわたって逃亡を続け、
裁判では無罪を主張しました。
菊地元信者はオウム真理教による地下鉄サリン事件の2か月後、
平成7年5月に特別手配されました。
その年の秋ごろから、同じく特別手配されていた
高橋克也被告ら4人の信者と埼玉県所沢市の
アパートで共同生活をしていましたが、1年ほどで
高橋被告と2人でアパートを出ました。
平成18年ごろからは、教団とは無関係の男性と、
東京・町田市や神奈川県相模原市で暮らしていました。
しかし、平成23年の大みそかに、特別手配されていた
元信者の平田信被告が突然警察に出頭し、菊地元信者も
半年後に通報を受けて逮捕され、17年にわたった
逃亡生活は終わりました。
捜査の結果、地下鉄サリン事件や猛毒のVXガスによる
襲撃事件については不起訴となり、東京都庁の郵便物
爆破事件で起訴されました。
1審の裁判員裁判では、菊地元信者が教団の元幹部の
もとに運んだ薬品について、爆薬の原料だという認識や
人を殺傷できるものだという認識があったかどうかが
争われ、無罪を主張しました。
事件から時間がたち、本人の認識を裏付けるものが
ないなか、井上嘉浩死刑囚や中川智正死刑囚など死刑が
確定した教団の元幹部3人に対する証人尋問が行われました。
1審は「爆発物が作られるとまでは認識していなかった」として、
爆発物の製造・使用を手助けした罪については認めませんでした。
一方で、
「自分の運んだ薬品を使って人を殺害するかも
しれないと認識していた」
として、殺人未遂のほう助の罪で懲役5年の判決を言い渡して
いました。
■東京高検「誠に遺憾」
判決について、東京高等検察庁の堺徹次席検事は、
「判決は意外であり、誠に遺憾である。
判決内容を十分に精査・検討し、適切に対処したい」
というコメントを出しました。
まるで昔流行っていた(最近のドラマは殆ど見てないので
知らないけれど)「弁護士ドラマ」での「お涙頂戴」場面を
見ているような感じがします。
裁判長が、まるでドラマの主人公になった気分に「浸って」
いるかのように私には見えてしまいます。
ああいったドラマで必ず出てくる筋書き。
「犯罪者側には深い深い事情があった・・・。」
「犯罪者側にはとてつもなく辛い過去があった・・・。」
「犯罪者側は精神的に追い詰められていた・・・。」
ドラマでは被害者と加害者の関係が深い場合が殆どで、
無差別殺人はあまりなかったと記憶しているけれど、これを
今の司法は無差別殺人にまで当てはめて「事情がぁー」と
言い出している。
ニュースの範囲では、こういったことは触れられていませんが、
なんとなく、そういったものが見え隠れしていると感じるんです。
そしてもう一つ思うのは、被告の菊池直子がもし男性だった場合、
本当に同じように「無罪」が出ていたのか?
大いに疑問が湧きます。
涙を拭う菊池直子。
これが、もしイメージが違う人間だったら?
そう思ってしまいます。
弁護人の「そっとしておいて欲しい」という言葉も、よくもまぁ、
テロ殺人集団の一員の菊池のことをこんなふうに公の場で
言えるもんだと。
いまでもオウムの連中のために苦しんでいる人たちが
いっぱいいると言うのに!
そして裁判長の
>あなたの行為が犯罪を生んだ
「ポアする」ことが「善」として通っていたオウムという組織に
居ながら、それさえも「認識していない」かのように判断するって
いったいどういうことなんでしょうか?
それに、例えば麻薬が知らぬ間に荷物の中に入れられていた
とかいう事件を時々耳にしますが、これだって、麻薬組織と
どこかで繋がりがあったり、過去に接点があった、というのと、
「全くない」のとでは当然「見方」は変わってきます。
菊池直子は「接点」云々どころか、組織の一員なんですよ。
しかも下っ端といえども「ただの信者」なんかじゃない。
これで罪が問えないなら、犯罪者側はいくらでも適当な
「逃げ道」を作って罪を軽く出来るだけじゃなく、何よりも
最後はなんでもかんでも「知らなかった」の一点張りで
通して済ませ、無罪を勝ち取ることが出来てしまうじゃ
ないですか。
そして、これが「無罪」だとしたら、「業務上過失傷害」の
罪っていったい何なの?と思ってしまいます。
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=80801
【最高裁判例】
■業務上過失傷害被告事件■
●裁判年月日
平成22年10月26日
●判示事項
航行中の航空機同士の異常接近事故について,
便名を言い間違えて降下の管制指示をした実地訓練中の
航空管制官及びこれを是正しなかった指導監督者である
航空管制官の両名に業務上過失傷害罪が成立すると
された事例
●裁判要旨
航行中の航空機甲機及び乙機が著しく接近し,両機の
衝突を避けるために急降下した甲機の乗客らが負傷した
事故について,実地訓練中の航空管制官において
両機が異常接近しつつあることを知らせる警報を認知して
巡航中の乙機を降下させることを意図しながら便名を
言い間違えて上昇中の甲機に対し降下指示をし,
その指導監督者である航空管制官においてこれに気付かず
直ちに是正をしなかったことは,ほぼ同じ高度から甲機が
同指示に従って降下すると同時に乙機も航空機衝突防止
装置により発せられる降下指示に従って降下し,両機の
接触,衝突等を引き起こす高度の危険性を有する行為で
あって,これと上記事故との間の因果関係も認められ,
かつ,上記航空管制官両名において,両機が共に降下を
続けて異常接近し,両機の機長が接触,衝突を回避する
ため急降下を含む何らかの措置を余儀なくされることを
予見できたという本件事実関係(判文参照)の下では,
上記航空管制官両名につき,両機の接触,衝突等の
事故の発生を未然に防止するという業務上の
注意義務を怠った過失があったものとして,それぞれ
業務上過失傷害罪が成立する。
(補足意見,反対意見がある。)
いい間違えた訓練生には「罪」が与えられた。
一方の菊池直子はオウムの組織に居ながら、「知らなかった」と
言うだけで「過失」もなしですか?
都庁爆弾事件は被害者の方は「大けが」とされていますが、
これなんか滅茶苦茶軽い言い方ですよね。
左手の指全てを失ったというのに。
そして、むごいことに、このことさえあくまで「結果論」であって、
実際には明らかに「殺人」が目的で、被害者の方は死ぬ
可能性が大いにあったというのに。
殺人をすると意図を持った組織の中で下っ端とはいえ
重要な役割を果たしていた菊池。
「業務上過失」は、当然そこには「殺人」という意図なんか
ないんですよ。
だけど罰せられる。
この2つを比較すればするほど、殺人犯罪者や幇助者が
いかに守られているか判ると思います!
この大島隆明裁判長は「リベンジポルノ」が問題となる
発端となった事件、「三鷹ストーカー事件」の高裁の
裁判長をしていました。↓
http://www.sankei.com/affairs/news/150206/afr1502060025-n1.html
【池永被告の1審判決(懲役22年)を破棄
「リベンジポルノの過大評価は誤り」】
(産経新聞 2015年2月5日)
東京都三鷹市で平成25年10月、高3の女子生徒=当時(18)=が
刺殺されたストーカー事件で殺人罪などに問われた元交際相手の
無職、池永チャールストーマス被告(22)=京都市=の控訴審
判決公判が6日、東京高裁で開かれた。
大島隆明裁判長は
「名誉毀損罪を実質的に処罰する判決で、1審の審理の
進め方には違反がある」
と指摘。
起訴していないリベンジ(復讐)ポルノを事実上
過大評価した判決は誤りとして懲役22年とした
裁判員裁判判決を破棄し、東京地裁に差し戻した。
高裁判決が確定すると、改めて裁判員を選任し1審をやり直す。
大島裁判長は、池永被告が交際中に撮影した生徒のプライベートな
画像を事件前後に流出させた「リベンジポルノ」と呼ばれる行為に着目。
量刑を考慮する要素に取り入れること自体は否定しなかったが、
裁判開始前に裁判官と検察・弁護側の三者で行われる公判前
整理手続きについて
「(リベンジポルノについて)主張・立証を行うことの当否、範囲や
程度が議論された形跡は見当たらない」
と指摘。
裁判官による論点整理や審理の進め方に誤りがあったとして、
論点を整理した上で改めて1審裁判員裁判で量刑を検討することが
必要とした。
弁護側は「同種事案に比べて、1審判決は重すぎる」と主張、
検察側は控訴棄却を求めていた。
1審で検察側は無期懲役を求刑したが、地裁支部は
被害者1人の刃物を使用した殺人事件の量刑を考慮。
「生育歴が一定程度影響した。若くて更生可能性がある」
と指摘し、有期刑の上限が相当と判断した。
1審判決によると、池永被告は平成25年10月8日午前、
生徒宅に侵入し、午後4時55分ごろ、生徒の首や腹部を
ペティナイフで刺して殺害した。
三鷹ストーカー事件の詳細はこちら。↓
★三鷹ストーカー殺人事件 wikipedia.
★裁判のやり直し?三鷹ストーカー事件の裁判に異変が起きている
(NAVERまとめ 2015年02月06日)
この裁判長の判決は、一見「冷静な判決」のように見えますが、
それはあくまで加害者の身に立った物であることがわかると
思います。
リベンジポルノに対する処罰法は、この事件をきっかけに
国会で成立したわけですが、この殺人の「残忍さ」を証明する
一つとして、また当時の犯人の思考について重大な事実証拠
として考慮に入れられるのは当然ではないかと思うのです。
しかし、それをも否定する。
この感情の「証拠」を簡単に否定されると、どうなるのか?
大島裁判長はリベンジポルノに関して、まるで「別件扱い」
しています。
リベンジポルノだけの量刑加算だと最も長くて3年です。
★私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律
(平成26年11月267日法律第126号)
恐らくこれが「参考」にされる可能性があるので、この裁判長の
やり方だと当然1審の刑よりかなり軽くなることが予測されます。
しかし、こんなに単純に、量刑を加算する形で考えていいのか
ということです。
それがはっきりと「殺意」から「殺人」へと繋がっているのです
から。
しかも事件を起こした前後にそれを行っているのですから。
あたかも冷静な判断をしているかのようですが、ここには
裁判がいかに被害者側より加害者側に立っているかという
非常に理不尽な判断が顕著に見えてきます。
こういった判断が一般国民の考え方と「かけ離れている」
からこそ「裁判員裁判制度」が導入されたというのに、
事実上、こうして却下される。
>リベンジポルノを事実上過大評価した
という言葉にも、なにか
「このような判断はプロの判断ではない。」
かのような口ぶりであり、いかにも
「素人が裁判に口を出すな!」
と言っているように私には聞こえてきます。
「傲慢さ」を感じるように私は思うんです。
これは安保法制に対する、憲法学者や元裁判官からも
同じく感じたことです。
今回の菊池直子の裁判に対する江川詔子の思考も、
この「被害者側より加害者側に立つ」思考に繋がります。↓
http://www.egawashoko.com/c006/000339.html
【オウム事件・菊地直子起訴 これでいいのか警察・検察】
(江川詔子ジャーナル 2012年8月7日)より
(一部抜粋)
彼女は、土谷の下に配属されていた作業員の一人だった。
注射用麻酔薬や覚醒剤などの製造には関わっていた。
いずれも、教団が儀式と称して信者に使っていたものだ。
麻酔薬でもうろうとなっている状態で本音を探ったり、
覚醒剤や麻薬を飲ませて幻覚を見させ、「神秘体験だ」
などと言って信仰心や忠誠心を強固にするために使われて
いた。
これも末端の作業員である菊地は、どこまで
本当のことを知って関わったのか分からない。
地下鉄サリン直後、教団がどれだけの毒物をどこに隠して
いるか分からず、井上ら幹部らが逃走していた時期には、
日本中の人の命が危険にさらされていることを考えれば、
別件逮捕ではないかと思われるきわどい捜査もやむを
得なかったと思う。
現に井上らは、テロを決行することが教組の意思だと
信じて、事件を引き起こして いるのだ。
しかし、今はそういう差し迫った危険性があるわけではなく、
ましてや菊地は現役信者でもない。
地下鉄やVX事件などのように明らかに起訴できるはずが
ない事件で、めいっぱいの勾留をしたのは、正当な捜査とは
思えない。
彼女はこれまでに有罪判決を受けてきた教団幹部も
知らないような秘密を知る立場ではなく、教団の事件の
全容解明という大義すら成り立たない。
彼女を特別手配した時点では、地下鉄サリン事件の
全体像も分からなかっただろう。
しかし、裁判で様々な事実が分かった後も、手配を
見直すことなく、罪名をそのままにしておいたことも、
問題にされなければならないのではないか。
薬事法違反事件では、インパクトが落ちると思った
のだろうか。
それとも、ただ漫然と手配を続けていたのか。
今回の都庁爆弾事件の幇助罪での起訴は、殺人罪で
特別手配してきたのだから殺人罪で立件したいという
捜査側の面子が先に立っているような気もする。
オウム真理教が引き起こしてきた事件の数々は、
歳月が経った今も、決して許されることのないひどい
ものだった。
菊地には、自分のなしたことの道義的責任の大きさは
自覚してもらいたい。
また、早くに出頭していれば、オウム事件の捜査の終結は
もっと早まっただろうから、逃走を続けていたことを、
人々から批判されたとしても、それはやむを得ないだろう。
しかし、国家が個人の刑事責任を問う権力行使の是非は、
そうした倫理や感情とは別に、理性で判断するべきだ。
ここまで「犯罪者」を守るのかと。
>末端の作業員である菊地は、どこまで
本当のことを知って関わったのか分からない。
犯罪組織に居ることは認識できたはずなのに、
これで罪が逃れられるとは。
覚せい剤まで製造していた菊池直子。
菊池直子は他の死刑囚となった教団幹部と同じく、
「高学歴」の中に入ります。
大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎出身です。
関西ではいわずと知れたトップレベルの高校の出身であり、
大学は全く通学していなかったですが大阪教育大学の
障害児教育課程に入学しています。
いわば「心理学」が重要視される学部です。
★菊池直子 wikipedia.
「何も知らなかった」とか、「何も解らなかった」とか、
弁護士の言われたとおりにしか言い訳できない
バカな頭の持ち主なんかでは決してありません。
十二分に「思考」し、「考慮」し、そして「予測」を出来る
頭を持っている。
「覚せい剤」製造までしていて、何を目的としているか
全然解らないわけがないんです。
正直、「走る爆弾娘」というのもなにか、頭は使わない、ただ
走ることだけに没頭していた信者であるかのような印象を
与えますが、そんなこと全然ないんです!
それと、やたらと「末端の信者だ」と言う言葉で逃げていますが、
そんなこと言い訳にもなりませんし、そもそも覚せい剤製造者が
「末端」とか「下っ端」なんてありえません。
そういう表現で済まされること自体が異常です。
また、
>全容解明という大義すら成り立たない。
は?
菊池直子が覚せい剤製造をしていたという事実を
聞いただけでも私は驚愕したんですけど。
これって、テレビで大々的に流れてますか?
国民は知ってるんですか?
菊池直子が覚せい剤を製造してたってことを。
これがどれだけ重大なことなのか。
オウムの「全容解明」の一つになるはずじゃないですか!
宗教を隠れ蓑にした「日本人を骨抜きにするテロ集団」と
言ってもいいくらいじゃないですか!
何でこれをここまで軽く見られるのか?
どういうつもりで「オウムの全容解明」なんて言葉を使って
いるのか?
本当に恐ろしい!!
そして、
>理性で判断するべきだ
などと書いているけれど、実際には、盲目的に「イデオロギー」が
優先されて理性を蔑ろにしているのは寧ろ連中ではないのか。
そもそも「反国家」というイデオロギーが最初にあって、
それを隠して無理矢理に「こじつけ」をしているのは
連中ではないか!
国家というものに縛られるのが嫌だと。
国家というものに裁かれるのが嫌だと。
連中の中にはそれが最優先であると。
そして「感情云々」とか言ってますけど、そもそも
「情状酌量」で罪が軽くなることが頻繁にあるわけで、
これこそ犯罪者側に対する感情論的判決なのでは
ないのですか?
それに対して被害者側の感情は汲み入れてくれない。
ものすごい矛盾じゃないですか。
今回の裁判長もそうですね。
「冷静な判断」であるかのような振る舞いをしていますが、
要は「犯罪者の感情」を犯罪者の都合のいいように汲み
入れているではないですか。
罪の重くなる感情は無視する。
都庁郵便物爆破事件の被害者の方が言われているように
「逃亡」という行為の事実を行った菊池直子にとって都合の
悪い感情は無視。
三鷹ストーカー事件も、犯人の「リベンジポルノ」という
行為の事実を行った犯人側にとって都合の悪い感情を
無視。
その「行為の事実」に苦しめられた被害者の思いは全く
汲み取ることもない。
徹底してますよね。
有田芳生も今でも苦しむ犯罪被害者の気持ちを逆なでする
かのようにオウムの幹部だった上祐史浩なんかと笑顔で
「対談」している。
有田は北朝鮮拉致事件でも、よど号犯に対する国の対応を
まるで探るかのように質問趣意書を何度も何度も出しています。
どちらも吐き気がする行為です。
犯罪者の側に立つ連中。
当然特定秘密保護法にも猛反対し、共謀罪にも猛反対する。
そして日本人を弾圧する「ヘイトスピーチ法案」なるものまで
国会に提出する。
日本人が何人死んでも平気な連中。
これら連中が、テレビを乗っ取ってきた。
そしてどこまでも守られる。
現在の日本は異常事態です。
テロに関わっても無罪なんですから。
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