内側からバラバラにされる日本

フランスが未曾有のテロ惨劇に襲われた中、「政府がシリア空爆に参加したからテロを招いた｣との批判は国内で巻き起こしていないし、それを口実に政権批判する野党もない。国民と政府は一致団結してテロの撲滅に当たるだけ。それが成熟した民主主義国家の健全な姿である。

— 石平太郎 (@liyonyon) 2015, 11月 17

石平太郎 (@liyonyon) 　2015年 11月 17日

フランスが未曾有のテロ惨劇に襲われた中、
「政府がシリア空爆に参加したからテロを招いた｣
との批判は国内で巻き起こしていないし、それを口実に
政権批判する野党もない。
国民と政府は一致団結してテロの撲滅に当たるだけ。
それが成熟した民主主義国家の健全な姿である。

日本はずっとバラバラだ。

１９９５年、地下鉄サリン事件が起こった後でさえ、
「破防法」は適用されず、世界の常識「共謀罪」も
猛反対で廃案となってしまった。

２００２年、北朝鮮から拉致被害者５人を奪還できた時も、
「北の約束どおり、一旦北に５人を戻せ！」
という声が日本を覆った。

そして２０１１年、東日本大震災で起こった福島第一原発の
事故後は、福島を「フクシマ」にしようとする連中が湧き続けた。

沖縄も翁長を知事にしてしまった。

日本という国を守ろうとすることにも、日本人を守ろうと
することにも、「一致団結」が出来ない。

思いも、行為も、何もかもバラバラで、本当に日本が
今にも内側から崩壊していってしまいそうな、そんな
恐ろしさをずっと感じる日々が続く。

今、もし安倍政権でなかったら・・。
あのまま民主党政権が続いていたら・・。

それを考えると本当に恐ろしい。

今もなお、精神を病み、バラバラにされる日本。