安倍総理がトルコで鑑賞した日本・トルコ合作映画『海難1890』(トルコ題名『エルトゥールル1890』)。テロリストを擁護し「イスラム国」と言い続ける異常なマスコミに対抗するためにも多くの国民に知って欲しい!観て欲しい!
- 2015/11/18
- 08:22
「この困難な時に、日本はフランスと共にあります。」
パリでの連続テロに対する安倍総理の言葉。
★安倍内閣総理大臣によるオランド仏大統領宛お見舞いメッセージ
平成27年11月14日
これを聞いて、東日本大震災の時、世界中から日本に
送られてきたメッセージを思い出しました。
「私たちは日本の皆様と共にいます」
★東日本大震災。3年前に世界から送られた
「心からの日本へのメッセージ」を知っておきたい。
安倍総理はきっと、この時の言葉をずっと記憶していたのだと
私は思います。
しかし、安倍総理を何が何でも貶めたい連中にとっては、
この言葉さえも標的になるんですね。↓
【何でもする】安倍首相がG20サミットの場で、仏外相に「日本はフランスと共にある。できることは何でもする」と支援を約束し。できることは何でもする?有志連合の一員として空爆の後方支援でもするんでしょうか?イラク戦争を思い出そう。
https://t.co/HFmXARa9BM
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2015, 11月 15
金子勝 @masaru_kaneko 11月15日
【何でもする】安倍首相がG20サミットの場で、仏外相に
「日本はフランスと共にある。できることは何でもする」
と支援を約束し。
できることは何でもする?
有志連合の一員として空爆の後方支援でもするんでしょうか?
イラク戦争を思い出そう。
http://goo.gl/fQW67z
さすが、かつてTBSのサンデーモーニングで自衛隊を
「殺人集団だ!」と言い放った人物だけあります。
こんな人物が慶応大の教授であるということが、今の
日本の最も根の深い問題点を象徴しているとも言えます。
そして、こうして「イラク戦争」を持ち出すのは連中の
もはや常套手段ですが、マスコミも、イラクで北朝鮮の
独裁者と同じ恐怖政治を行ってきたサダム・フセインを
正当化し、イラクの人々の本当の声を伝えず、自衛隊の
イラク復興支援活動も、「支援デモ」含め、中身を全く
取り上げないどころか、一方的に自衛隊を猛烈に批判
し続けました。
★自衛隊。イラク復興人道支援。ヒゲの隊長。キャプテン翼。サッカー。
外務省。そして吉田茂の言葉。日本の誇り!
また派遣準備でイラクに赴いていた外務省の奥克彦大使と
井上正盛一等書記官がテロリストに殺害された事件は
当初は報道したものの、奥大使が綴り続けていた遺稿
「イラク便り」が明らかになってからは全く触れませんでした。
重大なテロ事件であったにもかかわらず。
いつもなら、被害者の卒業文集まで探してきて晒している
テレビが、なぜ「イラク便り」を詳しく報じなかったのか。
それはマスコミにとって「イラク便り」が「不都合なもの」
でしかなかったからに他なりません。↓
★東京大空襲と東日本大震災の命日にプロパガンダやイデオロギーに
邪魔されずに祈りを捧げられる日はいつ来るのだろうか・・。
人が不幸でないと自分達のイデオロギーが成り立たない。
不幸な人がいればいるほどイデオロギーは発信しやすい。
不幸なことが起きるのを、いつも今か今かと待っている。
いつでもどこでも人の不幸に突け込む。
テレ朝「報ステ」の古館らをみててもつくづく思います。
菅直人が首相の施政方針演説で「最小不幸社会」という
言葉を使っていたのは、まさしくここに繋がるんだと思います。
一国の首相ともあろう者が、「幸福」ではなく「不幸」という
言葉を殊更強調するなんて信じられません。
「不幸だ、不幸だ」と事あるごとに使っていれば、本当に
不幸ばかりを呼び込んでしまいます。
実際にそうでしたし、菅直人ら民主党は多くの「政治の不作為」を
行いました。
「不幸」をわざと呼び込んだも同じなんです。
パリで連続爆破テロを起こしたテロリスト側の「立場」にばかり
寄り添おうとする連中。
「死刑廃止」に加え、「少年法」の「厳罰化」「年齢引き下げ」に
対する徹底的な反対を主張する時のように、連中は今回も
「犯罪者にも事情がある」と言いたいらしい。
口では一応、「テロを擁護するつもりはない」などと枕言葉的に
使いながら、その主張は全てテロリスト側の都合のいい主張
ばかりではないですか。
北朝鮮の国家犯罪「北朝鮮拉致事件」。
日本が現在進行形で受けている、この「テロ行為」に対しても、
連中は同じ態度でした。
「日本が悪いことをしたからだ」と。
しかも「強制連行」や「従軍慰安婦問題を捏造して。
今だに「イスラム国」と言い続ける日本のマスコミ。
当然「目的」があるはずです。
先ず明らかなのは、これを使い続けることは、イスラム教徒
全てを貶め、テロリストを「正当化」する「効果」がある
ことです。
「イスラム国」などという国はないのに、テロリストの希望通り
何度も流すことによって既成事実化させていく。
なにせ「首都」なんて言葉まで使っていますからね。
そしてこの手法は、日本に巣食う「テロリスト予備軍」に
なにもかもに繋がるんです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151117-35073626-cnn-int
【イスラム教徒がパリ同時テロを非難 ツイッターにハッシュタグ】
(CNN.co.jp 11月17日)より
(一部抜粋)
2001年から米国に住んでいるというフィリスティン・アヤドさんは
CNNとのインタビューで、
「ISISをイスラム教徒とはみなさない。
テロリストとみなす」
と主張。
「私が思うに、テロに宗教は関係ない。
かれらは正当化しようのない行為を
正当化するために、宗教のある面
だけを拾い集めてそれらをねじ曲げて
いるのだ」
と語った。
まさしく「北朝鮮拉致事件」に対する連中と「同じ」ではないですか。
歴史を歪曲、捏造して、正当化しようのない行為を正当化する。
同じなんですよ!
また乙武洋匡のような思考が最も、テロリストを増長させる。↓
「国際社会は一致団結して、このテロに立ち向かうべきだ」と言うが、このテロを起こした犯行グループも含めて“国際社会”なのではないだろうか。「シリアで空爆を続けるフランスは許せない」という彼らの主張にはまったく耳を貸さずに国際社会から孤立させることが、本当に平和へと続く道なのか。
— 乙武 洋匡 (@h_ototake) 2015, 11月 15
乙武 洋匡 @h_ototake 11月15日
「国際社会は一致団結して、このテロに立ち向かうべきだ」
と言うが、このテロを起こした犯行グループも含めて
“国際社会”なのではないだろうか。
「シリアで空爆を続けるフランスは許せない」
という彼らの主張にはまったく耳を貸さずに
国際社会から孤立させることが、本当に平和へと
続く道なのか。
心底怒りが湧きます。
こういう乙武洋匡の思考が「凄惨ないじめ」を増長させてきた
という現実を、何故「見てみぬ振り」するのか!
加えて連中が中国や北朝鮮に対してもずっと同じ思考である
ことは言うまでもありません。
そして、そこには必ず「本心」というのが在る。
中国や北朝鮮と同じく「共産主義社会」を作ろうとしていること。
中国を利するために日本を貶める。
同時に国民と国家を乖離させ、内側から現国家体制を破壊させる。
また拉致事件を解決することよりも、日朝国交正常化を優先し、
北朝鮮への賠償金を優先する。
★民主党、有田芳生の許しがたい拉致問題利用。
目的は「日朝国交正常化」と「賠償金」でしかない。
これは憶測で言っているのではなくて、実際に国会の質疑の
中で出てきているんです。
一昨年11月、「特定秘密保護法」の審議の中でも、民主党議員が
本会議で非常に恐ろしいことを言っていました。↓
★マスコミや民主党らが「特定秘密保護法案」に反対するのは、
連中が 『 テロリスト側の人間 』 だからに他ならない。
★第185回国会 本会議 第10号 平成25年11月27日 議事録
衆議院の審議で政府からの説明では、この法律の
目的は「外国との情報共有の促進」でした。
であるとすれば、
「特定有害活動」や「国内のテロリズム」まで
「特定秘密」の中に加える必要はなく、
民主党案のように範囲を限定すべきだと考えます
「テロリストたちを国際社会から孤立させるな!」
と擁護しながら、方や日本に対しては、今まで虐殺国家の中国、
韓国の言いなりにならなかったら、何度となく
「日本が国際社会から孤立する!」
などと安倍政権に猛烈なバッシングをかけてきたのが連中です。
また今年1月のISIL邦人殺害事件の際には
「安倍の演説が口実を与えてしまった」
と信じ難い非難を浴びせ、さらには
「2億ドルの人道支援を中止しろ!」
とテロリストの言いなりになれ!と言わんばかりの主張をしてきた
のが連中です。
★「イスラム国」身代金要求を「安倍のせい」と叩き、日本の
「民生支援」「人道支援」を報道しないマスコミに怒り!
マスコミは安倍総理のスピーチ全部を発信しろ!!
安倍総理が進める政策は全くぶれていませんし、
「これこそが正しい道だ」と断言できます!
イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、
レバノンへの支援をするのは、ISILがもたらす
脅威を少しでも食い止めるためです。
~~~~~~~~~~~~~~~
中東の安定を、私たちがどんな気持ちで大切に
思い、そのため力を尽くしたいと念じているか、
意欲をお汲み取りください。
~~~~~~~~~~~~~~~
地域から暴力の芽を摘むには、たとえ時間が
かかっても、民生を安定させ、中間層を
育てる以外、早道はありません。
安倍総理が進めているのは、日本独自の中東和平プロセスとして
麻生さんが提唱した「平和と繁栄の回廊構想」そのものです。
安倍総理の演説からは、中東の国々、そして人々の
「誇り」を大切にし「敬意」を持って接し、丁寧に進めて
いくという意思がはっきりと見られます。
そして最も重要なのは、
決して安易な難民受け入れを良しとせず、
その国の貧困を自らの力で解決出来るよう
自立の道を支援するという方法なのです。
昨日もTBS「NEWS23」は、「難民問題とテロとは別だ!」と
扇動していましたね。
テロリスト達が流す、子供を利用した「宣伝ビデオ」を使って。
テロリストの希望通りに。
さすが朝鮮総連下の朝鮮学校卒業生が多数いるTBSだけ
あります。
スパイがいる以上、テロリストが隠れている以上、別問題では
ありません。
警戒するのは当然ではないですか。
在日朝鮮人に対してもそうです。
連中のパリ連続テロ報道は、聞けば聞くほど連中にとって
非常に都合のいい解釈によるプロパガンダなんです。
何度も何度も書きますが、
「民生安定に役立つ施策」
安倍政権が行っている政策は絶対に間違っていません。
これを否定するテロリストにも「大儀がない」ことがはっきりと
判りますし、日本のマスコミも「テロリスト支援」だということが
判ります。
とにかく異常です。
アンジェリーナ・ジョリーの監督作品「アンブロークン」のように
あたかも日本軍が捕虜に対して残虐非道な扱いをしたかの
ごとく日本を貶める映画が横行する昨今。
先日もTBS「NEWS23」は、この映画の国内上映が決まった、
ことを長々と流し宣伝をしていました。
朝日新聞、毎日新聞系列のテレ朝、TBSは春夏の高校野球を
それぞれ全試合放送していながら、台湾の映画「KANO」を一切
国民に伝えることをしませんでした。
★【日本の大切な隣人、台湾の心 ⑥】
高校野球の原点を見る。台湾の「嘉義農林学校」。
映画「KANO」は台湾で来春公開。日本でも見たい!
これも連中にとって「都合が悪い」からです。
今、台湾で野球の「プレミア12」が行われ、TBSもそれを
流していますが、日本代表の選手たちは、この「KANO」の
ユニフォームを果たして知っているでしょうか・・?
せっかく台湾で野球が行われるのに、日本統治時代の台湾から
素晴らしい高校野球チームが出場していたことを知らないまま
なんて、こんなのおかしいと思うんです。
というか、本当に悔しいんです。
このことを知るだけで野球への思いも、台湾への思いも、
そして先人達の思いも、気付くことが出来るはずなのに・・。
そこから今まで見つけることが出来なかった特別なものが
見えてくるというのに・・。
きっとそこから人生の糧として大きく得るものがあると思うのに・・。
125年前に和歌山沖で起こった、トルコの軍艦エルトゥールル号の
遭難事故。
私は2002年に日韓W杯でマスコミの異常な報道に気付き、
また北朝鮮拉致事件を知ってからネットで色々調べるように
なり目が覚めました。
それまでこのことも全く知りませんでした。
ネットでは、当時「フラッシュ動画」というのがいくつもあって、
その中に「エルトゥールル号」がありました。
当時のフラッシュ動画です。↓
★胸熱!! 「日本とトルコ」 日本人が知って欲しい、
親日国となったトルコとの歴史 ~懐かしの感動FLASH~
これともう一つ、「大和心とポーランド魂」。
いつの間にか古いフラッシュを、改めて文字など
見やすいようにUPしてくださっています。↓
★大和心とポーランド魂
この2つの「フラッシュ動画」は特に自分にとっては衝撃的でした。
全く知らなかった「日本」。
それを初めて知ったのが2002年だったんです。
「中年」になって初めて知ったんです・・。
12月5日公開の『海難1890』。
恐らくこれも、テレビ報道では話題にしないでしょうね。

トルコの題名は『エルトゥールル1890』。

2年前に遡ります。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/page18_000094.html
【安倍総理大臣のトルコ訪問(概要)】
(平成25年10月30日 外務省HP)より
■文化・教育
2015年の公開を目指して進められているエルトゥールル号事件と
テヘラン邦人救出をテーマとする日トルコ合作映画について、
2015年公開に向けて協力することで一致した。
★トルコ訪問の安倍首相、
エルトゥールル号子孫やテヘラン救出機長の親族らと面会
トルコとの緊密な友好を確認
【安倍首相 軍艦乗組員 子孫らと面会 トルコ イスタンブール】
(NHK「わかやま845」 2013年10月29日 20時45分)
トルコを訪問している安倍総理大臣は、イスタンブール
市内のホテルに、120年余り前の1890年、串本町沖で
遭難し日本人に救助されたトルコの軍艦エルトゥールル号の
乗組員の子孫や、イランイラク戦争当時の1985年、イラク軍が
空爆を開始しイランの首都テヘランに取り残された日本人を
救出したトルコ航空の特別機の機長(故人)の親族や当時の
乗組員ら(計22人)を招き、握手や抱擁を交わしました。
「エルトゥールル号遭難事件において日本の官民上げての
対応はまさに日本とトルコの友情の原点だと思っております。」
「そして今日は1985年のテヘラン邦人救出に
ご貢献を頂いた皆様にもお越しを頂いております。
皆様はまさに危険を冒して日本人を救出して
いただきました。
皆様方の勇気、日本人をトルコ国民よりも
優先して飛行機に乗せた寛大な対応に
改めて国民を代表して御礼を申し上げたいと
思います。」
その上で安倍総理大臣は
「2つの救出劇により築かれた日本とトルコの友情の絆を更に
太いものにしていきたい」
と述べました。
また安倍総理大臣はエルトゥールル号の遭難と
救助を題材にした映画を、トルコ政府とも協力
しながら再来年にも公開したいという考えを
示しました。
トルコ航空元総裁のユルマズ・オラル氏は
「エルトゥールル号事故における日本の奉仕の心を決して
忘れていない。
両国の友好関係がさらに進展することを期待する」
と語りました。
安倍総理は、2012年末の選挙で政権を奪還して以降、
東日本大震災への世界各国からの支援に対する御礼を
直接伝えてきました。↓
★安倍総理の中東訪問。震災支援へのお礼が目的の1つ。
「あまちゃん」の三陸鉄道にはクウェートからの支援があった。
それと同じく、この時も直接「御礼」を国民を代表して伝えて
くれたんですよね。
そして日本とトルコの合作映画ですが、こうしてスタートして
いました。↓
http://www.cinematoday.jp/page/N0069723
【安倍首相が全面バックアップ!日本・トルコ合作映画の主演に内野聖陽】
(「シネマトゥディ」×「マイノリティー・リポート」FOX
2015年1月13日)より抜粋
安倍晋三首相による全面バックアップのもと、日本とトルコ
合作で製作される映画『海難1890』(読み:かいなんいちはちきゅうぜろ)
の主演を、俳優の内野聖陽が務めることが明らかになった。
ヒロインは、女優の忽那汐里が務める。
昨年1月に行われた東映のラインナップ発表会で
『エルトゥールル』という仮題で製作が発表されていた本作は、
1890年に和歌山県串本町の沖合で、トルコ使節団の乗った
軍艦が遭難した「エルトゥールル号遭難事件」を題材に、
友好125周年を迎える日本とトルコ両国の歴史の裏に
隠された知られざる物語を描く作品。
同月にトルコのエルドアン首相(現大統領)が日本で
安倍首相と会談した際、合作映画として両国で協力する
ことになり、今年3月に発起予定の「『海難1890』を成功させる会」
最高顧問には安倍首相が就任するなど、国家級の
プロジェクトとして製作が進められている。
同じく同日のスポーツ報知より
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20150113-OHT1T50000.html
同作は“国家プロジェクト”とも言える大作だ。
作品の構想は約10年前からスタート。
13年10月に安倍晋三首相がトルコを訪問した際に
合作映画の製作が議題に上がり、14年1月にトルコの
エルドアン大統領が来日した際にも協力関係を確認する
など関係を築いてきた。
「構想10年」。
ここに携わってきた人たちにもスポットを当てたいと
思います。
125年前、エルトゥールル号遭難事故があった和歌山県。
今年8月の県議会でも、今回の映画製作を進めてきた経緯と
苦労が知事から話されていました。↓
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/200100/www/html/gijiroku/1509/2709_02.html#00
【平成27年9月 和歌山県議会定例会会議録】
(議事日程 平成27年8月25日)より抜粋
○知事(仁坂吉伸君)
エルトゥールル号の映画でございますけれども、構想から
6年の歳月を経て、日本トルコ友好125周年ということしの
節目の年に完成いたします。
東映が配給をしてくださることになりまして、12月5日から
日本では全国の映画館で公開されることになりますが、
大いに喜びたいと思います。
私は、映画をつくりたいという田嶋町長からのお話にすぐ
賛同いたしまして、構想実現に向け、経済界への支援要請を
行ってまいりました。
その間、リーマンショックなど企業の財務状況が悪くなって、
長く、実は悪戦苦闘をしたんでございますが、最終的には、
安倍首相と当時のエルドアン・トルコ首相の首脳会談において、
映画公開に向けて協力することで一致したということが
アナウンスされました。
これが追い風になりまして、私たちの趣旨に賛同して、多くの
企業、人々が御協力いただけることになったわけです。
和歌山県でも、和歌山県を中心とする有志の方々がNPOを
つくって、草の根で寄附を集めてくださったことも大きかったと
思います。
こういうようなことによって、日本・トルコ合作映画として公開
されることになりました。
■映画の舞台となる和歌山県串本町の紀伊大島と樫野崎の
地図。↓

(画像をクリックすると拡大します)
>映画をつくりたいという田嶋町長からのお話
串本町の田島町長の「映画を作りたい」という言葉から
この映画はスタートしたのですね。
今月の11月2日、九州・トルコ協会主催で福岡市博多区の
映画館「T・ジョイ博多」で行われた映画「海難1890」の
試写会に参加された方のブログでのレポートを読むと、
試写会での田中光敏監督のお話から「構想10年」の苦労が
よく伝わってきます。↓
https://www.elma8.com/blog/tag/%E6%B5%B7%E9%9B%A31890/
【和歌山県 串本町 トルコのエルトゥールル号の映画化は奇跡だった。】
(ブログ:トルコを旅するエルマ・ドマテス)より抜粋
田中監督はこの映画は10年の構想だったと言いました。
大学時代の友人がこの町の町長を務め、
「この町にはこんなすばらしい歴史がある。
映画化にして、日本中に伝えて欲しい」
との電話をもらった。
監督は映画になるかどうか企画書を持って回ったが
反応はゼロ。
そのまま、「無理だ」と(町長に)伝えた。
「可能性は何パーセントあるんだ?」
「1パーセントの可能性にかける。」
町長は友人の田中監督に託した。
それが今から10年前のこと。
それから、ひとつ一つ、県、国、トルコ、メディア・・・
あらゆる努力を積み重ね、この映画ができた。
できるとは思わなかった。
昨年4月、11月のクランクインを前に串本町で開かれた
講演会でも、映画製作までの道のりや意気込みをこのように
語っています。↓
http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=272637&p=more
【日ト合作映画で田中光敏監督が講演 串本町】
(AGARA 紀伊民報 2014年4月30日)より抜粋
田中監督は、大阪芸術大学の同級生だった田嶋勝正
串本町長から9年前、1通の手紙が届いたことを紹介。
大好きな串本の町に、今の日本人が大切にしなければ
ならない心を持った素晴らしい先人たちがいたことについて
書かれており、それがエ号の話だったという。
歴史の中で本当に時代を動かしているエネルギーとなって
いるのは、名も無き民衆たちであるとした上で
「100年以上の友好の礎を築いたきっかけは、樫野で起こった
救出劇で、その人たちの真心。
名も無き人たちの名も無き行為は時代を大きく動かす」
と話した。
田中監督は
「ことし11月にクランクインすることになると思うが、ここに
来ている会場の人にも映画に参加してもらい、一緒に
なって日本とトルコの合作映画を作らせていただけたらと
思う。
映画には多くのスタッフ、役者、スポンサー、協賛など、
たくさんの出会いがある。
一期一会を大切に」
と話した。
昨年10月、安倍晋三首相がトルコを訪問した際、日ト合作の
映画作りについて、2015年の公開へ向け両国が協力して
いくという発言をしたことにも触れた。
ことし1月には、東京都で開かれた安倍首相の晩さん会に
田中監督が招待され、トルコのエルドアン首相と安倍首相の
二人から、両国の友好のために世界の人々が感動できる
映画を作ってほしいという趣旨の励ましを受けたという。
田中監督は
「エ号遭難をきっかけとした出来事は、日本人が誇りに思い、
日本の子どもたちが自分の国を自慢できるもの。
そういう心を持った先人たちがこの町にいたということを
今の日本人が誇りに思い、世界へ発信できる素晴らしい
話だと思っている」
と強調した。
映画は11月のクランクインに向けて準備を進め、両国の映画人で
一本の映画を作る。
日本映画界にとっても初めてのことで、歴史に残ることになるだろう
という。
「先人たちの思いを日本中、世界中へ僕たちと一緒に広げていって
もらいたい。
皆さんと手を取り合って、良い作品作りをしたい」
と述べると、会場から大きな拍手が起きた。
田中光敏監督、これだけ気持ちを込めて頑張ってくれたんですね。
他にも紀伊民報には下記記事もありましたので、併せて
どうぞ。↓
★串本での撮影スタート 日本とトルコの合作映画
(AGORA紀伊民報 2015年1月7日)
一方、国も、トルコ政府との連携でバックアップしてきたことが
下村前文科大臣の記者会見からも伺えます。↓
http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1357416.htm
【下村博文文部科学大臣定例記者会見】
(平成27年5月8日 文部科学省HP)
冒頭、海外出張についての報告をいたします。
4月28日から5月6日まで、トルコ、フランスを訪問いたしました。
トルコにおきましては、アブジュ国家教育大臣、ウシュク科学産業
技術大臣及びチェリキ文化観光大臣と会談をいたしました。
いずれの大臣の会談におきましても、まず、日トルコの友好の
原点の出来事であります「エルトゥールル号事件」が話題に
上がり、その内容とイラン・イラク戦争時に日本人救出の
ためにトルコが飛行機を提供した話が取り上げられております、
中学校教材である「私たちの道徳」、これは
昨年作ったわけでありますが、これを各大臣に
お渡ししたところ、大変に感激されました。
この話は、文化庁も支援している日トルコ
共同制作の映画「海難1890エルトゥールル」
として、今年12月に公開される予定であります。
教育分野では、2013年5月の日・トルコ首脳会談時の合意に
基づく「日トルコ科学技術大学」の設立に向けて、教育研究
組織等について、両国で具体の協議を進め、設立後には
学生や教員の交流を進める旨、認識を共有いたしました。
また、アブジュ国家教育大臣は、日本の高等専門学校に
大きな関心を寄せており、6月をめどにミッション(調査団)を
日本に派遣する旨、述べられました。
科学技術分野においては、日トルコ科学技術交流年の設定等、
新たな提案をウシュク科学産業技術大臣から頂きました。
また、文化分野におきましては、三笠宮殿下が名誉総裁を
務める中近東文化センターの附属研究所であります
「アナトリア考古学研究所」が行っている発掘、分析、修復、
展示等の活動をチェリキ文化観光大臣は大変高く評価されて
おられました。
所長である大村氏は、1万年の歴史を解明すべく遺跡を掘り起こし、
70回から80回の都市の盛衰が判明するなど、非常に国際的で
ダイナミックな研究活動を展開されており、このような世界に
貢献する日本の研究活動を、今後バックアップしていきたいと
思います。
トルコと日本は、近年、経済関係の結びつきがより強まって
おります。
今回の訪問では、各大臣から日本との協力を推進したいとの
強い思いや、トルコ国民の親日度の高さを実感することが
できました。
※【参考】
★アナトリア考古学研究所 概要
■トルコの国家教育大臣、科学産業技術大臣、文化観光大臣が
皆、感激されたという、中学校の「私達の道徳」。↓
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/doutoku/detail/1344255.htm

この道徳教科書のP220~P225に、「海と空 樫野の人々」
という題で語られています。
125年前のトルコの軍艦エルトゥールル号遭難者を救助した
樫野の人々の尽力と、1985年のイラン・イラク戦争時の
トルコ航空機による邦人救出劇との関わりを。↓
★私たちの道徳 中学校(194ページ~225ページ)P220「海と空 樫野の人々」
安倍政権で、やっと「先人の誇るべき史実」を中学生が
学校で学ぶことになったんですね。
「なぜ、トルコの人たちは危険を顧みず日本人を助けてくれたのか?」
絶対に日本人の子供たちが知っておくべきこと。
これをずっと願っていました。
こちらは、映画の公式サイトです。↓
★日本・トルコ合作映画『海難1890』 12月5日(土)公開 公式サイト
★海難1890 予告2- A
★「海難1890」 ダイジェスト特別映像PART2
こちらはトルコ版「メイキング映像」です。↓
★Ertuğrul 1890 | Kamera Arkası
この映画は決して日本賛美の映画ではないです。
「日本国が日本人を助けられなかった」という事実を
晒さなくてはいけないからです。
http://www.jpsn.org/opinion/modern/482/
【「このままでは日本人を救えない」
元自衛官 宇佐静男宇佐静男宇佐静男の現代防人考】
(チャンネルNippon 2012年 6月21日)より抜粋
自衛隊は国民を救うためなら、いつでもどこでも出動できる
能力と意思は持っている。
だが現行法制上、それはできない。
自衛隊法にあるのは「在外邦人等の輸送」の条文である。
「防衛大臣は、外務大臣から外国における災害、騒乱
その他の緊急事態に際して生命又は身体の保護を
要する邦人の輸送の依頼があつた場合において、
当該輸送の安全について外務大臣と協議し、これが
確保されていると認めるときは、当該邦人の輸送を行う
ことができる」
とある。
これで分かるように「安全が確保できない」状況では自衛隊を
派遣できない。
これは大いなる矛盾である。
安全が確保されないから自衛隊が行くべきなのであり、安全が
確保されているなら日本航空か全日空にお願いすればいい。
イラン・イラク戦争のとき、労働組合の反対により民間航空機の
派遣は拒否されたではないか。
これでは危険な地域に取り残された日本人を救うことができない。
「当たり前」のことが出来なかった日本国。
当時、この「重い命題」が一つあったことも忘れてはならないと
思います。
そして、あの救出劇が1985年3月の出来事であったことも。
★イラン・イラク戦争
同年8月12日の日本航空123便墜落事故で亡くなった
海上自衛隊出身の高濱雅巳機長は、真っ先に救援便の
運行乗務員に志願していたと言われている。
こんな運命があるのだろうか・・・。
日航機事故では高濱機長はボイスレコーダーに残された言葉を
勝手解釈、歪曲され、マスコミに猛烈にバッシングをされました。↓
★1985年の日航機墜落事故でのマスコミ報道の欺瞞ぶりを振り返れば、
「捏造」を繰り返す人間がいかに残酷であるか改めて判る。
これも、そもそも高濱機長が自衛隊出身だったから
マスコミのターゲットになったのではないかとの推測が
ネットでもよく見られますが、当然そう思われても仕方がないと
思います。
それほどに日本のマスコミは異常ですから。
今回の映画のクランクアップ会見が7月9日、都内であり、
youtube動画でもUPされていました、↓
★内野聖陽、忽那汐里らキャストが集結!映画「海難1890」クランクアップ会見1
エルトゥールル号に乗船していた海軍大尉と、在テヘラン大使館
職員の2役を演じたトルコの俳優、ケナン・エジェさんの記者会見
からです。↓
http://natalie.mu/eiga/news/153303
■ケナン・エジェ
われわれは戦争の映画をすごく見慣れている気がします。
そういった映画が何故か解らないですが
そういった暴力的な映画がすごく利益を
出しています。
この『海難1890』は友好と平和を描いていて、トルコと
日本だけでなく世界にメッセージを送ることのできる作品だと
思っています。
私もこの作品に参加できて自分の国を代表できる
ことが非常に誇りに思っています。
あらためて日本の皆さまにお礼を申し上げたいと
思っています。
このような物語を今までも守っていただいて
トルコと組んでこのような作品が実現できる
ことについてありがとうございます。
この映画に関われたことをうれしく思います。
アリガトウゴザイマス。
ケナン・エジェさんが指摘している点は、私もすごく気になる
ことです。
特に日本映画は今、在日朝鮮人と反日サヨクに乗っ取られて
本当に滅茶苦茶ですから。↓
★在日と反日サヨクに乗っ取られた日本の映画界。
暴力と性描写があれば何でもOKの風潮が気持ち悪すぎる 。
上記ブログ記事では田中監督の過去の作品のことにも
少しだけ触れていますが、今回の映画は、もう「○○賞」とか、
そういった「振り回されるもの」からは逆に遠くかけ離れた
映画であって欲しいと心から思ってしまいます。
こちらは、海外撮影が終了した後の2015年4月28日、
トルコのユルドゥス宮殿劇場で行われた記者会見での写真です。↓
http://www.paralelsinema.com/japon-turk-ortak-yapimi-ertugrul/

忽那汐里さんが着物姿を披露したユルドゥス宮殿劇場での記者会見
忽那汐里さんは上の7月9日のクランクアップ会見で、このように
話しています。↓
【忽那汐里】
撮影は日本、そしてトルコの両方のスタッフ、キャストの皆さんと
行ったんですけども、文化の違いですとか色んな壁を乗り越えながら
この作品を一緒に作ることが出来たことを本当に誇りに思っています。
映画撮影の短い間だけでも、文化,習慣の違うもの同士が
一緒に過ごし仕事をすることは、やはりとても大変なこと
なのだと改めて解ります。
イスラムは特に戒律が厳しいですから余計にそう思うのは
当然です。
だからこそ、「共生」という言葉で安易に移民や難民を
受け入れることが如何に困難なことであるか、そういった
ことにも繋がると思います。
イスラム圏で日本人が暮らすことは難しい。
またその逆も同じ。
「郷に入れば郷に従え」でしか方法はなく、「両方とも
尊重する」などということは絶対に困難だと私は思います。
また以前ブログ記事でも書きましたけれど、自国で
我慢するような生活を強いられる状態になるなら絶対に
「外国人受け入れ」は行ってはならない。それが「結論」だと
思います。↓
★「多文化共生」は危険!
日本人の日常生活に「無理」を生じさせるものは
受け入れるべきではない。
最初は、「ありがたい」と思ったことでも、人はそれにすぐに
慣れてしまい、やがては「当然だ」と横柄になってきます。
そういうことが積み重なって軋轢が生じてくると、最後には
もう「取り返しがつかない」ところまで行ってしまう。
トルコとも遠い国同士で、お互いが価値観を共有しながらも、
自分達のテリトリーを阻害することなく、いいところだけを
取り入れて行くことが「友好を保つ秘訣」ともいえます。
トルコは1985年に日本人のために危険な中、航空機を
出してくれました。
でも、また同じ事態になった時、トルコにお願いするなんて
ことが許されるでしょうか?
そんなわけありません。
当然、今度こそは
「自国民は先ずは自国で助けろよ」
と、どこの国だってなるはずです。
その準備さえしないなんて「甘え」でしかありません。
だからこそ、政府は法整備を行ってきたわけです。
「自国民救出」。
これは国家の責務です。
そしてもう一つ、日本が逆に1985年のトルコの立場に
なった時、その他国民を日本は無視し、見捨てるのか?
その問いに日本はまだ明確に答えられない・・。
今回の映画の予告編ですが、トルコのダイジェスト版の
映像は、日本のものとはまた雰囲気がガラッと変わります。↓
★Ertuğrul 1890 - Fragman
そこには「お国柄」も感じられますし、また日本の人や風景への
視点には、やはり「異文化」への興味が大きく関わっているなぁと。
しかし、この動画、3日間で30万再生超え。
トルコでは多くの人たちが関心を持っていることがわかります。
日本では12月5日より全国ロードショーですが、トルコでは
11月中に先行公開されるそうです。
そして、今回トルコで行われた「G20」前に安倍総理は、この
映画「海難1890」をエルドアン大統領、田中光敏監督、そして
ケナン・エジェさんらと共に観賞しました。↓

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1566258.html
【安倍首相らトルコで「海難1890」のプレミア上映鑑賞】
(日刊スポーツ 2015年11月14日23時13分)
内野聖陽(47)主演の日本・トルコ合作映画「海難1890」
(田中光敏監督、12月5日公開)のプレミア上映会が13日
(日本時間14日)、20カ国・地域(G20)首脳会合の開催を
15、16日に控えるトルコで行われた。
イスタンブールのユルドゥズ宮殿で行われた上映会には、
安倍晋三首相(61)とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン
大統領(61)が出席し、田中監督と出演したトルコ人俳優
ケナン・エジェ、メリス・ババダーとともに映画を鑑賞した。
上映会後には、安倍首相とエルドアン大統領の共同会見が
行われた。
【安倍首相】
ただ今、エルドアン大統領と見た『海難1890』は人類に
普遍的な勇気と思いやりの物語であるとともに、
エルトゥールル号事件125周年、トルコ航空による日本人救出
30周年という記念すべき年の集大成といえる作品であると
思います。
和歌山県・串本町で嵐に遭遇したトルコ軍艦の乗組員を
命がけで救出し、献身的に介抱した日本人。
ミサイルが飛び交うイラン・イラク戦争のもと、テヘランで
各国の人々が脱出に向けて一刻を争う中、危険を顧みず
トルコ航空の特別機を派遣し、日本人を優先的に救出を
して頂いたトルコの人々。
125年前に、日本人が海で見せた精いっぱいの友情に
対して、トルコの人々は95年後に空で応えてくれました。
1985年(昭60)3月、トルコによる日本人救出の際、
外務大臣であった父・安倍晋太郎の秘書官として、私は
この歴史的瞬間の話を耳に致しました。
あの時の感動と感謝の気持ちは今でも忘れませんし、今、
プレミア上映を一緒に拝見をさせていただきまして、あの時の
感動・感激が再びよみがえって参りました。
日本とトルコの人々は熱く温かい気持ちを持ち、お互いを
助け合う強い絆で結ばれています。
日本とトルコは広いアジアを東西から支える
2つの翼です。
エルドアン大統領とともに手を取り合って日本とトルコが
作るその2つの翼をより強く大きく、羽ばたかせていきたいと
思います。
【エルドアン大統領】
友情の映画を作ることができて、感激しています。
この映画は日本とトルコの文化の関係を近くする。
田中監督は、エルドアン大統領をはじめ、トルコの関係者に
感謝した。
【田中監督】
トルコの皆様、そしてエルドアン大統領閣下、映画を作るに
あたって、またロケにするにあたってご協力とおもてなしに
感謝します。
10年前から日本とトルコとの友情を描き、残し、伝えたいと
ひとつひとつ積み上げて参りました。
積み重なる力は奇跡を起こす、両国のご協力が
あって、この作品が生まれました。
この125年のトルコと日本の友情をみならって、私たち映画人も
学び友情の輪を広げ、世界への平和、友情のメッセージとして
広がっていくことを願います。
最後にエルドアン大統領閣下、安倍首相閣下の友情に感謝します。
またエジェは安倍首相に対し、謝辞を述べた。
【ケナン・エジェ】
2つの国の友情と(安倍首相が)G20の前に
イスタンブールに寄ってくれたことに感激です。
そこにも友情が強く現れています。
日本の歴史に残る1日になったのではないかと思います。
友情があったからこそできた上映会でした。

エルドアン大統領と安倍総理(首相官邸HPより)
首相官邸facebookでも、この時の動画が短いですが
UPされていますのでご覧ください。↓
★トルコ共和国・イスタンブールを訪れ、エルドアン大統領と
映画「海難1890」を鑑賞しました。
(首相官邸facebook 2015年11月13日)
フランスでテロが起こって、その時期と重なってしまったことで、
なおさら余計に「この時期にこそ観るべき」と思ってしまいます。
★今年6月に行われた「日本・トルコ125周年記念事業」の
様子です。
冒頭は125年前の「回想」となります。
トルコ側から見たものですね。↓
★Ertuğrul Şehitlerine Vefa
★エルトゥールル125周年資料(トルコ語)PDF
★エルトゥールル号事件 125 周年記念事業について (2015年5月15日 トルコ大使館HPより)
【エルトゥールル号事件 125周年記念事業について】
トルコ軍艦エルトゥールル号遭難を契機としてトルコ・日本
両国の友情が育まれてから本年で125周年を迎えます。
この記念すべき年にあたり2015年5月30日(土)より
開催予定の各事業について下記の通りお知らせいたします。
① 串本における式典等
●洋上追悼式典
日時: 6 月 3 日(水)09:30~10:15
場所: 和歌山県・串本沖(エルトゥールル号海難域)
トルコ艦艇「TCGゲディズ」艦上
※洋上追悼式典に先立ち、トルコ艦艇「TCGゲディズ」内の船室に
「比叡」「金剛」と名付ける 命名式。
●陸上追悼式典
日時: 6 月 3 日(水)14:15~15:25
場所: 和歌山県・串本町 樫野崎(エルトゥールル号慰霊碑前)
※陸上追悼式典に引き続き、トルコ記念館リニュー アルオープン、
トルコ共和国国防省より串本に寄贈された「エルトゥールル号銅像」の
除幕式。
※トルコ艦艇「TCGゲディズ」は串本港に寄港。
(同港での一般公開はなし。)
②トルコ艦艇「TCGゲディズ」の寄港および一般公開
●下関港での一般公開スケジュール
日時: 5 月 30 日(土)10:45~12:30、13:30~15:00
※一般公開に先立ち、10:00~10:45 の間、下関港にて
歓迎セレモニー。
●東京港(晴海ふ頭)での一般公開
日時:
6 月 5 日(金)~6 月8 日(月)
午前と午後各1回各2時間。
※一般公開に先立ち、6 月 5 日(金)9:45~10:00 の間、
晴海ふ頭にて歓迎セレモニー。
③トルコ・オスマン軍楽隊公演
●串本公演
日時: 6 月 2 日(火)20:30~22:00
場所: 串本町文化センター
※海上自衛隊・呉音楽隊との共演。
●東京公演
日時: 6 月 5 日(金)18:30~20:30
場所: すみだトリフォニーホール・大ホール
※海上自衛隊・東京音楽隊との共演。
●表参道パレード
日時: 6 月 6 日(土)15:00~16:00
場所: 表参道(明治神宮前交差点~表参道交差点間)
④トルコの風景 ― ルトゥフィエ・バトゥカンの人形展
期日: 6 月 6 日(土)~7 月 26 日(日)
場所: 横浜人形の家
※トルコの人形作家、ルトゥフィエ・バトゥカンによる
軍楽隊などの人形作品を展示。
※6 月 6 日 10:00 より、開会式典。
5年前の120周年に続いての記念事業でした。
こちらは上の125周年記念事業のyoutube 動画で
最初と最後に出てくるトルコ海軍のエンブレム。↓

トルコ 海軍
★エルトゥールル号遭難事件wikipedia.

エルトゥールル号殉難将士慰霊碑
★和歌山串本町 「トルコ記念館」の写真

和歌山串本町 「トルコ記念館 」 (写真:トリップアドバイザー提供)

慰霊碑とトルコ記念館の両方に掲げられているトルコ国旗と旭日旗の友好の「エンブレム」
(写真:トリップアドバイザー提供)
マスコミが「イスラム国」と呼び続けること。
これは重大な問題であると認識しなければならないと思う。
連中がこうして扇動するには必ず目的があるはず。
上でも書いたように中国、北朝鮮とも繋がる「共産主義社会」を
連中は目的としていると。
ISILは「イスラム教」を隠れ蓑にした連中なのではないかと。
日本赤軍メンバーも中東とつながりが深かった。
★集団的自衛権の反対は「政治の不作為」を進めることと同じ。
中国、朝鮮に寄り添うことと同じ。
今年1月のISILによる法人殺害事件の時も、色々と
疑問に思うことがありましたし。 ↓
★「イスラム国」人質事件。
外国特派員協会記者会見や「Change.org」での署名活動らの
あまりに素早い動きに驚いてしまう。
「全く関係がない」などとはとても言えないのではないか。
安倍総理が先に訪問した中央アジア。
ここもイスラム教徒が多い国々。
ソ連によって捕虜としてこれらの国々に連れて来られた日本軍の
先人達。
その真面目に働く姿を見て「日本人」を認めてくれて、日本人が
建造した建築物やインフラを大事に遺し、今も使ってくれている
人たち、そして亡くなった日本人の墓地を大切にしてくれた人たちが
そこにはいました。
★安倍総理のカザフスタンでのスピーチにはシベリア抑留を
耐えた先人への「思い」と、隣国より「価値観」を共有出来る
遠い国々との連携、そして「戦後レジームからの脱却」への
強い意志が感じられる。
「エルトゥールル号遭難者を日本の人たちが助けてくれた」
このことを小学校5年生の教科書に載せて、ずっと子供達に
伝え続けてくれたトルコ。
トルコの人たちが語り継いでくれていなければ、「親日」も、
125年の時を超えての「友好」も、在り得なかったはず。
だって、日本人の殆どはそれを知らなかったのだから。
2004年にNHKが『プロジェクトX〜挑戦者たち』の番組で
1985年のイラン・イラク戦争邦人脱出を取り上げた
「撃墜予告 テヘラン発最終フライトに急げ」を放送した時も、
当時尽力した外交官、商社マン、またトルコ側の人たちを
取り上げてはいたけれど、95年前のエルトゥールル号の
遭難事故に触れることは全く在りませんでした。↓
★文字化資料 NHK『プロジェクトX〜挑戦者たち』「撃墜予告 テヘラン発最終フライトに急げ」
あの時に救出された人たちも
「何故トルコは危険を冒してまで自分達を助けてくれたのか」
という疑問があった。
日本人の殆どは皆、知らなかったんです。史実を。
そして、先人の誇りをずっと守り続けてくれた中央アジアの
人たちも同じです。
守り続けてくれていたからこそ、「今」へと繋がっている。
日本は戦後70年間、先の大戦で日本のために命がけで
戦った先人の「誇り」を守ることが出来なかったのに、彼らは
守ってくれた。
だからこそ余計にマスコミがわざと「イスラム国」と
言い続けることに怒りが湧いてきます。
だからこそ余計にこの映画を広めたいと強く思います。
テロリストはテロリストでしかない。
「テロリストと話し合え」という連中は、この映画をもっと
宣伝したらどうか。
テロリストに「真心」の意味が通じるのか?
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