2015自衛隊観鑑式。安倍総理の訓示と麻生副総理の「思い」と東日本大震災と民主党政権とマスコミ。国民に知って欲しいこと。
- 2015/10/21
- 22:47
平成27年度自衛隊観鑑式。
皆さんご覧になったでしょうか。
今回、ネットでライブ中継を見ることが出来るようになったのには
ちょっと感激しました。↓
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/kankan/2015/

ニコニコ動画でもやってましたね。
見逃した方は、こちらを是非どうぞ。↓
UP主様ありがとうございます!
★ブルーインパルスの勇姿。
ブルーインパルス【平成27年度自衛隊観艦式】
★米空母「ロナルド レーガン」と各国祝賀航行部隊
(先導艦「いかづち」・オーストラリア・フランス・インド・韓国・アメリカ.)。
ロナルド レーガン&祝賀航行(韓国・インド・フランス・オーストラリア・アメリカ...
各国航行部隊の日本の最高指揮官に対する敬礼と、
安倍総理らの答礼。
各国の「礼式」にも是非注目して見てください!
中谷防衛大臣が各国航行部隊に帽子を振っている姿も
なかなかいいです。
米軍用艦には第3艦隊司令官ノラ・タイソン海軍中将が乗艦し
敬礼しました。
タイソン中将は米海軍では初めての、艦船を運用する艦隊の
女性司令官です。↓

そして我が国の最高指揮官。

中谷防衛大臣、麻生副総理、そして安倍総理。
本来ならば、NHKが全編生放送するのが当然であるし、
民放も「明るい話題」として報道すればいいことなのに
日本ではそうじゃない。
この日の安倍総理の動向に「いちゃもん」をつけるのは
いまや外患誘致新聞として朝日と双璧の毎日新聞。↓
http://mainichi.jp/opinion/news/20151020k0000m070162000c.html
【社説:首相と米戦闘機 発信には細心の注意を】
(毎日新聞 2015年10月20日)
自衛隊や米軍の現場を視察し、隊員らの士気を高めるのは、
自衛隊の最高指揮官である首相の役割の一つだろう。
ただ、米戦闘機のコックピットで笑顔を見せる映像や写真が、
国内外にどんなメッセージを発するのか、配慮は
十分だっただろうか。
首相は海上自衛隊の観艦式に出席した後、湾内を航行していた
米空母に海自ヘリコプターで着艦し、約1時間にわたって
艦橋や格納庫を視察し、米側から説明を受けた。
米海軍横須賀基地に新たに配備されたロナルド・レーガンは、
東日本大震災で米軍による災害救援「トモダチ作戦」の主力艦
だった。
いわば日米同盟の絆を象徴する船だ。
首相には、この空母に乗り込むことで、日米の軍事一体化を
進める決意を示し、中国や北朝鮮をけん制する狙いが
あったと見られる。
だが、タカ派的なイメージを持たれがちな首相が、米戦闘機に
乗り込む姿は、対外的に誤解を招きかねない。
結局、日本の外交・安全保障にプラスに
ならないのではないか。
思い出されるのは、首相が一昨年春、千葉市内でインターネット
動画サイトの運営会社が開いたイベントを訪れ、ヘルメットに
迷彩服姿で陸上自衛隊の戦車に乗り込み、日本の右傾化と
一部で批判されたことだ。
今年3月には、参院予算委員会で首相が自衛隊を「わが軍」と
呼び、自衛隊と軍隊を同一視しているような印象を与えたことも
あった。
憲法9条のもと、政府は自衛隊と軍隊を区別してきた。歴代首相は、
軍事問題を抑制的に扱いながら、国際貢献を徐々に拡大してきた。
そうした努力の積み重ねの上に自衛隊や日本への信頼が築かれて
きたことを、首相は忘れないでほしい。
また、先の国会では、安全保障関連法をめぐって、米軍の戦いを
自衛隊が地球規模で支援することの是非が議論されたばかりだ。
憲法、米国や中国との関係、財政上の課題など、さまざまな観点から
疑問が提起され、政府・与党は国民を納得させる説明ができないまま、
強行採決によって法律を成立させた。
法成立から1カ月たったが、今月初めの毎日新聞の世論調査で
57%が法制定を評価しないと答え、反対デモも続いている。
そんな中での今回の首相の言動は国民の理解を深めるよりも、
国論の分断を拡大させかねないことを懸念する。
首相は自身の発信に細心の注意を払ってほしい。
ほぼ共産主義者だらけのデモをあたかも一般人デモに
仕立て上げての報道を一向にやめようとしない毎日新聞とTBS 。
毎日新聞の世論調査も、ま~たわざと数字が高くなるような
聴き方をしてたんじゃないんですかね。
と思って、「毎日新聞 世論調査」でグーグル検索して元記事を
見ようとしたら、もう、削除されていました。
しかも、これって下記URLの「2015921」という数字を見ても
わかるとおり今月じゃなくて先月の9月20日付け記事であって
検索で出てきた冒頭の文言見たら、世論調査を行ったのは
「19、20両日」と書いてあるんですけど。↓
mainichi.jp/select/news/20150921k0000m010023000c.html
2015/09/20 - 毎日新聞は19、20両日、安全保障関連法の成立を
受けて緊急の全国世論調査を実施した。
成立を「評価しない」との回答は57%で、「評価する」の33%を上回った。
朝日と同じく相変わらず「息を吐くように嘘をつく」毎日新聞です。
そして、
今日もまた 付け火を楽しむ ブンヤかな
中国や北朝鮮の軍事パレードからは「軍靴の音」は全く
聞こえて来ずに、日米からは聴こえてくる非常に都合のいい
耳を持っている毎日新聞、そしてTBS。
TBSなんか嬉々として北朝鮮の放送を垂れ流してますもんね。
しかし、そういうことよりも何よりも腹が立つのはロナルド・レーガンが
あの「トモダチ作戦」での主要艦であったにも拘らず、こういう記事を
書いていることです。
米空母「ロナルド・レーガン」はご存知の通り、地震の翌々日の
2011年3月13日には、現場入りし、4月4日までの約1ヶ月間、
日本が最も辛く苦しい思いをしている時に助けてくれました。
★海上自衛隊 第一護衛隊群のHPからです。↓
http://www.mod.go.jp/msdf/ccf1/about/topic/20110617/index.htm
【トモダチ作戦(Operation Tomodachi)】
震災発災後から4月上旬まで、海災部隊は米海軍とともに、
孤立者支援のための調査、海上からの支援、瓦礫の除去、
港湾調査を行いました。
また後方支援活動においては米海軍艦艇に海自連絡幹部を
配置し、被災地のニーズに応じた適時の物資輸送を実施しました。
海上自衛隊と米海軍は、長年にわたる共同訓練等によって、
総合的な相互運用態勢を強固なものとしています。
各種訓練を通じて確立された調整手続きにより、このような
非常事態にも対応ができたものと考えています。
そうなんです。
佐藤正久議員も先の安保法制審議はじめ、たびたび言われている
ことですけど、災害に対しても日頃の訓練がないと絶対にあんなに
しっかりと対処できないんです。
ましてや、「有事」ともいえる「東日本大震災」。
上で書かれているように、日頃の日米共同訓練があった
からこそ、そして信頼を築き上げてきたからこそ
出来た「トモダチ作戦」だったんです!
そんな訓練なしに、すぐにあんな連係プレーなんて出来ません!
だからこそ、その主要艦として活躍してくれたロナルド・レーガンに
対して安倍総理は自衛隊の最高指揮官として感謝の気持ちを込めて、
「表敬訪問」したんですよ!
これの何がいけないんですか!?


そういうことを全く報道せずに「米艦は悪」ありきで「日本の右傾化」
などと報道する毎日新聞こそ、本音は「中国や北朝鮮の邪魔するな!」
であって、こういうプロパガンダ記事しか書けない、本当に危険な
新聞社であり、感謝の気持ちさえも持てない、人としてもクズ過ぎる
新聞社です!
毎日新聞なんか毎日読んでたら本当に人間性までクズ化されて
しまいます!
在日米軍、海軍司令部のツイッターで情報を得るほうがず~~っと
ためになるし、「お得」です!!↓
空母ロナルド・レーガンの乗組員たちから日本の皆様へご挨拶です。(^^)/
(U.S. Pacific Fleet 公式ツイッターより)
https://t.co/6TbWfIuXf5 pic.twitter.com/cIX3BY25jj
— 在日米軍司令部(USFJ) (@USFJ_J) 2015, 10月 1
18日の自衛隊観艦式の後、安倍首相が空母ロナルド・レーガンを訪問しました。現職の総理大臣としては初めての米空母への乗船となりました。
(USS Ronald Reagan公式FBより)
https://t.co/lq76xgMnbF pic.twitter.com/sjLmQmhDd7
— 在日米軍司令部(USFJ) (@USFJ_J) 2015, 10月 20
10月18日、観艦式の終了後、安倍首相が空母ロナルド・レーガンを訪問されました。安倍首相と艦長のボルト大佐(右) http://t.co/GVPZliGWni 空母では乗艦の記念に帽子と写真を差し上げるのが慣習となっています。 pic.twitter.com/J9rqtYPQNV
— 在日米海軍司令部 (@CNFJ) 2015, 10月 19
空母ロナルド・レーガンを訪問された安倍首相と握手を交わしているのは、観艦式にも参加させていただいた第3艦隊司令官ノラ・タイソン中将です。 http://t.co/pzMvazKxUy pic.twitter.com/n0cmYsK8Hy
— 在日米海軍司令部 (@CNFJ) 2015, 10月 19
安倍総理は野党時代の2009年11月5日、田母神さんを
励ます「タモちゃんの夕べ」という会で、その年の海自観艦式に
ついて、以下のようなスピーチをしています。↓
★東京都知事選。 「志は高く 熱く燃える!」 田母神さん、頑張れ!
都民を本気で守ってくれるのは田母神さんです!
現在の最高指揮官、大変不安ですね。
最高指揮官がですね、「日本列島は日本人だけのものではない」
なんて言ってるわけですから不安でしょうがないわけであります。
先般の観艦式。
外遊の日程があったんでしょうけども調整できなかったのかなぁと
思いますね。
よりによって菅直人副大臣(←実際には副総理)ですから。
海上自衛隊の皆さん、申し訳ないなぁという、
かわいそうだなぁという気持ちでございます。
2009年の観鑑式では当時の総理、鳩山が外遊中で
「鳩山もたいがいにせ~よ!!」と思うのですが、ホントに
よりによって副総理だった菅直人が観閲官として
観艦式に出席したんです。
この日は、ものすごい天候不良で、海は大荒れ。
航空自衛隊の航空機観閲は中止となりました。↓
↑波しぶきがすごすぎ・・。
そしてこの時に菅直人が乗艦したのも今回と同じ護衛艦「くらま」。
菅直人を乗艦させてしまった「くらま」はこのあと、さらに
とんでもない災難に見舞われます。
観艦式が、2009年10月25日。
その翌々日の27日、観艦式の帰りに「くらま」は、
関門海峡で、韓国籍のコンテナ船「カリナ・スター」に
衝突され、乗員6名が負傷(相手は負傷者なし)、
本艦は艦首部分がほぼ全壊・全焼してしまいました。
観艦式って「3年に一度」なんですよ。
それなのに・・。
しかも、この事故をマスコミは、またもや、「また自衛隊がぁ!」とか
「いったいどうなってるんだ!」などと自衛隊を一方的に「悪者」に
仕立てるような報道をしていました。
しかし、この時の事故は、韓国コンテナ船の船長の「非」が
早い段階で分かり、マスコミは、そうわかった途端、すぐに
報道しなくなりました。
自衛隊を叩けないなら報道をやめる。
更には何といっても相手が「韓国」だったから事実を隠蔽。黙殺する。
日本のマスコミは本当に「卑怯そのもの」です。
★マスコミの鬼畜さを改めて感じる自衛艦「おおすみ」事故。
マスコミに加担することはどういうことかも考える。
2009年と2012年。
菅直人と野田佳彦がその間、最高指揮官として「くらま」に乗艦しました。
そこには、「本来ならば立つべき人」がいなかったんです。
2009年の夏の終わりに民主党政権に交代してしまったので、
麻生さんも観艦式には出ることが出来ませんでした。
麻生さんは海上自衛隊への「思い」を今回の観鑑式までずっと
持っていたと私は思います。
なぜかというと・・。
下の写真を見てください。↓

平成21年3月14日。出港する護衛艦と隊員たちを見送る麻生総理。
以前、下記ブログ記事でも書きました。↓
★社民党の「集団的自衛権反対ポスター」は吐き気がするほど
卑怯極まりない。
外患誘致の旧社会党連中の「偽善」は絶対に許せない!
この写真は2009年3月、ソマリア沖の海賊対策のため、
初めてソマリア沖、アデン湾に向けて出航する海上自衛隊の
「さざなみ」と「さみだれ」を、麻生総理が広島の呉まで赴き、
見送った時の写真です。
日本の海上自衛隊が、初めて日本関連の船舶を守る任務に
就く、その時の出港を見送った麻生さん。
首相官邸HPに載っていた写真です。
何度見ても胸が詰まる思いがします・・。
麻生総理が当時、何故、このように涙をこらえながら、
自衛官のソマリア沖への出港を見送っていたのか。
その理由については、是非下記記事をご覧ください。
あの当時の異常事態をどうか知って下さい!↓
★日本を守るために頑張る自衛隊。
NHKは自衛隊の素晴らしい活動をしっかりと伝えるべきだ!
国民の生命と財産を守るために覚悟を持って任務に当たる
自衛官たちの命を守ることもまた、総理大臣の責務です。
だから、そのために法整備をしなくてはいけない。
どんなにマスコミにバッシングされようが、どれだけ国民から
謂れのない誹謗中傷を受け見放されようが、麻生総理は
現場の自衛官を守るために、粛々と法整備を整えてきました。
しかし民主党ら当時の野党の猛烈な意味不明の反対を受けて、
「法の施行」が間に合わないまま、海上自衛隊の自衛官達を
送り出さなければならなかったことを申し訳なく思い、麻生総理は
写真のように涙をこらえながら自衛官たちを見送ったんです。
この頃のマスコミは、この最も重要な外交防衛委員会の何を
取り上げていたでしょうか。
そうです、あの民主党参院議員の牧山ひろえのカップラーメンの
値段の質問でした。
この頃は、海上自衛隊のインド洋給油派遣の特別措置法の延長も
審議されていましたが民主党に潰されてしまいました。
その「カップラーメン」の牧山ひろえは安保法制採決の時も緑色の服を
着て暴れ回りました。↓
★福山哲郎や小西洋之は本当に恐ろしい!
東日本大震災対策で「政治の不作為」を続けた民主党新緑風会の連中が
安保採決で妨害し暴力を振るっていたことを知って欲しい!
カップラーメンの値段でマスコミに扇動されて国民総出で狂った
麻生バッシングがなされている間、海上自衛隊に関わる2つの
非常に重要な法案が、民主党とマスコミによって振り回され、
そして当然、海上自衛隊も翻弄され続けたんです。
そういう経緯を辿ってきた海上自衛隊に対する麻生さんの「思い」は
本当に如何ばかりであったかと想像します。
そしてもう一つ、彼らの「国民の命を守る」という使命を全うする
ための「士気」を保つためには、何が必要であるのか。
それは、国民からの感謝の気持ちを伝えることが一番なのでは
ないかと思うのです。
私は、麻生さんと安倍さんを信頼していますが、その理由の
1つは、まさしくこのことに繋がることです。
国民を守ってくれる自衛官の命も守りたい。
その思いが、ハッキリとわかるからです。
そして、自衛隊員への感謝の気持ち、そして、隊員たちを任務に
送り出してくれるご家族への感謝の気持ちを絶えず言葉にしてきた
お2人だからです。
その言葉は決して、上っ面のものではありません。
実際に行動としても現れています。
感謝の気持を伝えることは、それほどに重要な事であると
思います。
一方、民主党政権ではどうだったか。
★「自衛隊は国民とともにある。」 平成25年度自衛隊記念日観閲式。
平成22年度の陸上自衛隊観閲式での当時総理だった菅直人の
訓示を聴くと、非常に「上から目線」でした。
一部抜粋しますと、
私は自衛隊の最高指揮官として隊員諸官に対して次の3点を望みます。
第1は自らの任務に関する知識と技量を十分に持てということです。
隊員諸官には自らが安全保障のプロフェッショナルであるとの気概を持ち、
内外の情勢、そして国民の自衛隊への期待をよく知るとともに、
自らの任務に必要なスキルを十分に改良し、
その技量の錬磨に努めてもらいたいということであります。
第2は自らが自衛隊員であることを常に自覚せよということです。
隊員としてふさわしい倫理観と常識的な判断力とを常に維持することが
国民からの一層の理解と信頼を得るために重要であるからです。
第3は真の勇気の持ち主であれということです。
隊員諸官はことに臨んでは危険を顧みず、
責務を全うすると宣誓した自衛隊員であります。
真の勇気を持つ者として万が一の事態における瞬発力や積極果敢な姿勢を
平素から涵養してもらいたいと思います。
改めて読むと、菅直人の一言一言が本当にむかつきます!
自衛隊の人たちは、お前なんかに言われなくてもちゃんと
やってるんだよ!!
ていうか、自分は倫理観も常識的な判断力も責任感も何にもない
くせに、よくもまぁ、偉そうに言えるもんだと思います。
しかし、この言い草というのは、2012年の海自の観艦式での
当時の首相、民主党の野田佳彦の訓示でも同じことが
言えました。
こちらも一部抜粋します。↓
【平成24年10月14日 平成24年度自衛隊観艦式 野田内閣総理大臣訓示 首相官邸ホームページ】
本日は諸君に3つのことを求めたいと思います
まず、諸君に求めたいのは、部隊の力を磨きあげよ、ということで
あります。
(中略)
2つ目に諸君に求めたいのは、果敢に行動する勇気であります。
(中略)
そして、3つ目に諸君に求めたいのは、「信頼の絆」を広げていく
ことであります。
(中略)
さらに、諸君の同僚が、遠くソマリア沖・アデン湾において
海上交通の安全確保の任に当たっていることは、我が国の
海運に携わる人々との絆を強めるとともに、世界各国との
絆も深め、日本という国全体への信頼を高めてくれています。
そして、厳しく危険な任務を遂行するに当たって、常に諸君を
支えてくれる家族との絆への感謝の気持ちも常に抱き続けて
ほしい。そう願います。
「野田!おまえなんかにイチイチ言われたくねーよ!」
私がもし自衛官だったら心の底で、こう叫んでます。
麻生政権の時に、「海賊対処法案」に散々猛反対して成立の
邪魔をした民主党。
野田はその1人でありながら、また東日本大震災から間もない
時期の、しかも超危険な南スーダンの派遣決定などでも散々
自衛隊員を翻弄させておきながら、よくもまぁ、ここまで
いけしゃあしゃあと自衛隊員の面前で言えるもんですわ。
★さも「自衛隊員の命」を心配しているかのような民主党が
野田政権で決定した「南スーダンPKO派遣」。そ
こには「冷酷さ」と「中国の影」が見てとれる。
民主党政権時代、ずっと自衛隊の人達は、悔しい思いを
してきたんですよ。
何度も何度も。
だからこそ、今、最高指揮官が安倍総理であること、
そして今回の観鑑式で安倍総理、麻生副総理のお2人が
あの護衛艦「くらま」に立っていたことが「必然」であったと
強く思うんです。
今回の安倍総理の訓示。
素晴らしいです。
国民みんなに聴いて欲しいと思います。
NHKは、全て流すべきです!
素晴らしい!!【平成27年度自衛隊観艦式 安倍総理訓示】護衛艦くらま艦上 2015.10...


http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/1018kunji.html
【平成27年度自衛隊観艦式 安倍内閣総理大臣訓示】
(平成27年(2015年)10月18日:首相官邸HP)
本日の観艦式に臨み、堂々たる艦隊、整斉たる航空機、
そして高い練度を示す隊員諸君の凛々しい姿に接し、
自衛隊の最高指揮官として、大変心強く、頼もしく思います。
海に囲まれ、海に生きる。
海の安全を自らの安全とする国が、日本です。
我々には、「自由で、平和な海を守る国」としての責任がある。
その崇高なる務めを、諸君は、立派に果たしてくれています。
この大海原の真ん中にあって、波濤をものともせず、正確無比なる
「海の防人たち」の勇姿を目の当たりにし、その感激もひとしおで
あります。
荒波を恐れず、乱気流を乗り越え、泥まみれに
なってもなお、ただ一心に、日本の平和を守り
続けてきた、全ての隊員諸君。
この困難な任務に就く道を、自らの意思で進み、
自衛隊員となった諸君は、日本の誇りであります。
この夏、先の大戦から、70回目の8月15日を迎えました。
この70年間、日本は、ひたすらに平和国家としての道を歩んで
きました。
それは、諸君たち自衛隊の存在なくして、語ることは
できません。
先人たちは、変転する国際情勢のもと、平和を守るために、
そして、平和を愛するがゆえに、自衛隊を創設(※1)
したわけであります。
(※1)【参考その1】
★防衛庁・自衛隊発足の経緯といわゆる「戦力」論争
(防衛白書 2004年度 コラム(第 2 章))
(※1)【参考その2】
自衛隊の創設に尽力した第5次吉田内閣の木村篤太郎・初代防衛庁長官。
木村篤太郎に関して安倍総理は2年前の自衛隊観閲式でも
取り上げていました。↓
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/1027kunji.html
【平成25年度自衛隊記念日観閲式
安倍内閣総理大臣訓示】
(平成25年10月27日)より抜粋
「世界の平和も、また我が国の平和も、座して得られる
ものではなく、平和を希求する各国民の不断の努力に
よって実現される」
自衛隊の創設に尽力した、木村 篤太郎
初代・防衛庁長官は、昭和29年7月1日、まさに自衛隊が
創設されたその日に、こう訓示しました。
平和は、他人の力によってもたらされるものではない。
私たち自身の力で実現する他ありません。
そして、その努力に、「安住の地」などないのです。
戦後68年間にわたる、平和国家としての日本の歩みに、私たちは
胸を張っていいと思います。
しかし、そのことは、将来にわたる平和を保障してくれる訳では
ありません。
激変する国際情勢を的確に見定め、サイバー・宇宙・海洋といった
新たな分野での変革を見据えることが必要です。
その中で、私たち自身の問題として、最善の安全保障政策を、絶えず
追求していかねばならない。
その司令塔が、「国家安全保障会議」です。
戦略的かつ体系的に取り組むための見取り図が、「国家安全保障戦略」
です。
厳しい「現実」をふまえれば、これ以上、立ち止まっている余裕はありません。
年末までに、防衛大綱を見直します。
もちろん、過去の延長線上の見直しではありません。
将来にわたり、自衛隊が求められる役割を十分に発揮できるよう、
明確な問題意識と確固たる意志のもと、必要な防衛態勢をしっかり
強化してまいります。
併せて、集団的自衛権や集団安全保障に関する事項も含めて、
安全保障の法的基盤の検討を進めます。
すべては、時代の変化を捉え、これからも「国民のための自衛隊」で
あり続けるための改革です。
私は、諸君と心を一つにして、国民の生命と財産、そして
我が国の領土・領海・領空を、断固として守り抜く決意で
あります。
木村長官の言葉は、さらに、こう続きます。
「世界の平和も、また我が国の平和も、平和を侵さんと
するものに対する共同の防衛によってこそ、はじめて
維持されてゆくものである。」
「平和を侵さんとするもの」がいれば、国際的な「鎖」によって取り囲むほかない。
半世紀を経た今もなお、日本の進むべき道を指し示す言葉であると
思います。
1952年5月1日、木村篤太郎・法務総裁から戦犯の国内法上の
解釈についての変更が通達され、戦犯拘禁中の死者はすべて
「公務死」として、戦犯逮捕者は「抑留又は逮捕された者」として
取り扱われることになりました。
また同年、木村篤太郎・法務総裁は日本共産党による暴力革命
への懸念から治安対策の立案の中心となり、自ら提出した
破壊活動防止法案を成立させました。
先の大戦後に軍国主義の温床と非難された日本剣道界の復興にも
尽力しました。
★安倍総理の訓示、続きです。
残念なことに、諸君の先輩たちは、心無い、
多くの批判にさらされてきました。
中には、自衛隊の存在自体が憲法に違反する、
といった議論すらありました。
しかし、そうした批判に歯を食いしばり、国の存立を
全うし、国民を守るために、黙々と任務を果たしてきた、
諸君の先輩たち。
現在の平和は、その弛まぬ努力の上に、築かれた
ものであります。
相次ぐ自然災害。
そこには、必ず、諸君たちの姿がありました。
先月の関東・東北豪雨における、ヘリコプター部隊による懸命の
救助活動。
逃げ遅れた人々を救うため、危険も顧みず、濁流へと飛び込む
自衛隊員の姿は、多くの国民の目に、鮮明に焼きついています。
豪雪、地震、火山の噴火。
自衛隊の災害派遣は、実に4万回に達します。
そして今や、自衛隊に対する国民の信頼は、揺るぎない
ものであります。
その自信を持って、これからも、あらゆる任務に全力であたって
ほしいと思います。
我々には、もう一つ、忘れてはならない8月15日があります。
「緊急発進せよ」
16年前の8月15日、宮崎県の新田原基地に、
夜明け前の静寂を切り裂く、サイレンが鳴り響きました。
国籍不明機による領空接近に、近者明宏2等空佐と、
森山将英3等空佐は、F4戦闘機でスクランブル発進
しました。
稲妻が轟く悪天候も、上昇性能ぎりぎりの高い空も、
二人は、まったく恐れることはありませんでした。
そして、「目標発見」の声。
「領空侵犯は決して許さない」という、二人の強い
決意が、国籍不明機を見事に追い詰め、我が国の
主権を守りました。
しかし、その直後、突然、交信が途絶えてしまった。
二人が再び基地に戻ることはありませんでした。
「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の
完遂に努め、もって国民の負託に応える。」
この宣誓に違うことなく、近者2等空佐と、森山3等空佐は、
文字通り、命を懸けて、自衛隊員としての強い使命感と
責任感を、私たちに示してくれました。(※2)
アジア太平洋地域における諸君の確固たるプレゼンスが、
米国や、志を共にする民主主義諸国とともに、冷戦を勝利へと
導き、そして日本の平和を守ってきた。そのことは、歴史が
証明しています。
(※2)【参考】
【朝雲新聞社:自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える安保・防衛問題の専門紙】
【朝雲 1999年11月18日・25日より】
http://www.jca.apc.org/keystone/K-ML9911/2132.html
11月11日、長崎県福江島西方80キロ付近で、対領海侵犯
任務中に行方不 明になった空自5空団301飛行隊(新田原)
所属のF4EJ改要撃戦闘機の 乗員2人の部隊葬が宮崎県
空自新田原基地で営まれた。
同機は、九州西方の東シナ海上空で国籍不明機が日本の領空に
接近したた め、8月15日、午前4時40分頃二機編隊の一番機として
新田原基地を緊急発射。
5時10分頃相手機をレ-ダ-で確認した直後に交信が途絶え
(相手機 は領空を侵犯せず)、新田原・芦屋・春日・那覇・小牧
各基地(空自)、鹿屋 基地・大村基地・佐世保(海自)から、直ちに
総力を挙げて捜索したが不明。
その後1人は10月19日、中国・浙江省舟山の漁船に洋上で遺
体で発見さ れ、一人はいまだ不明のまま11月8日に死亡が認定
された。
機体も捜索中。
11月17日、長崎県福江島西方沖で水深200mの海底に機体の
一部と思わ れる部品を発見。
11月1日から民間に依頼し、サイドスキャン・ソナーとテ レビカメラで
海底捜索していた。
部隊葬には、遺族をはじめ、江間防衛事務次官、竹河内空幕長、
大串総隊司令官、平田西空司令官、基地隊員と地元関係者ら
約1500人が参列。
(以下略)
★安倍総理の訓示、続きます。
安倍総理が防衛大学校の卒業式での訓示でも取り上げてきた
吉田松陰の言葉も伝えられます。
諸君を前にするたび、私は、一つの言葉を思い出します。
「雪中の松柏、いよいよ青々たり」
雪が降り積もる中でも、青々と葉をつけ、凛とした松の木の
佇まい。
いかなる困難に直面しても、強い信念を持って立ち向かう人を、
讃える言葉であります。
ただ、ひたすら、国民のため。
その志を抱いて、24時間365日、大きなリスクもいとわず、
任務を全うする。
諸君の崇高なる覚悟に、改めて、心から敬意を
表します。
どうか諸君には、これからも、どんな風雪にもビクともしない、
松の木のごとく、いかなる厳しい任務にも耐えてもらいたい。
そして、常に、国民のそばにあって、安心と勇気を与える
存在であってほしいと願います。
遥かかなた、アフリカ・ソマリア沖。
海の大動脈・アデン湾は、かつて、年間200件を上回る、
海賊襲撃事案が発生していた、危険な海でした。
ここを通過する、ある船の日本人船長は、海賊への不安を
口にする乗員やその家族にこう語ったそうであります。
「海上自衛隊が護ってくれるから大丈夫だ。
安心していいんだ。」
今年ついに、海賊による襲撃事案はゼロになりました。
諸君の献身的な努力の結果であり、世界に誇るべき大成果で
あります。
そして、戦後初めて、自衛隊から多国籍部隊の司令官が
誕生(※3)しました。
これは、これまでの自衛隊の活動が、国際的に高く評価され、
信頼されている、何よりの証でありましょう。
(※3)【参照】
http://www.sankei.com/politics/news/150203/plt1502030018-n1.html
【海賊対処司令官に伊藤弘海将補
自衛隊で初めて多国籍部隊のトップ誕生】
(産経新聞2015年2月3日)
防衛省は3日午前、アフリカ東部ソマリア沖・アデン湾で
海賊対処活動を行っている多国籍任務部隊の司令官に
海上自衛隊第4護衛隊群司令の伊藤弘海将補を
派遣すると発表した。
活動期間は5月末から7月23日まで。
自衛官が多国籍部隊の司令官を務めるのは自衛隊創設以来
初めて。
★安倍総理、訓示の続きです。
先日来日したフィリピンのアキノ大統領は、国会で演説を行い、
このように語っています。
「かつて、戦艦『伊勢』が、史上最大の海戦に参加するため、
フィリピンの海域を航行しました。」
「しかし、2年前の台風の時、同じ名前の、護衛艦『いせ』は、
救援、思いやり、そして連帯を、被災者に届けてくれた」
のだと。
これまでの自衛隊の国際協力は、間違いなく、世界の平和と
安定に大きく貢献している。
大いに感謝されている。
世界が、諸君の力を、頼みにしています。
その大いなる誇りを胸に、諸君には、より一層の役割を担って
もらいたいと思います。
さて、本日の観艦式には、オーストラリア、フランス、インド、
韓国、そしてアメリカの艦艇が参加してくれています。
全ての乗組員の皆さん。はるばる御参加いただき、ありがとう
ございます。
また、本日は、アメリカの空母ロナルド・レーガンも、
日米共同訓練の途中、姿を見せてくれました。
東日本大震災の時、被災地に駆けつけてくれた、
「トモダチ」であります。
今月から、横須賀を母港に、再び日本の守りに就いてくれる。
ありがとう。
ようこそ日本へ。
心から歓迎します。
日本は、皆さんの母国をはじめ、国際社会と手を携えながら、
「自由で平和な海」を守るため、全力を尽くします。
「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄に、
これまで以上に貢献していく決意であります。
「平和」は、他人から与えられるものではありません。
自らの手で勝ち取るものであります。
イギリスの元首相・チャーチルは、ヨーロッパがミュンヘン会談
など安易な宥和政策を重ねながら、最終的に第二次世界大戦
へと進んで行ってしまった、その道のりを振り返り、次のように
述べています。
「最初はすべてが容易であったが、後には事態が一段と
困難になる」。
「そして、この戦争ほど防止することが容易だった戦争は、
かつて無かった」。
こう反省しています。
二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。
そのために、私たちは、常に、最善を尽くさなければなりません。
国際情勢の変化に目を凝らし、必要な自衛の措置とは何かを
考える。
そして、不断に抑止力を高め、不戦の誓いをより確かなものと
していく。
私たちには、その大きな責任があります。
日本を取り巻く安全保障環境は、一層厳しさを増しています。
望むと望まざるとに関わらず、脅威は容易に国境を越えてくる。
もはや、どの国も、一国のみでは対応できない時代です。
そうした時代にあっても、国民の命と平和な暮らしは、
断固として守り抜く。
そのための法的基盤が、先般成立した平和安全法制で
あります。
積極的な平和外交も、今後、一層強化してまいります。
私たちの子どもたち、そして、そのまた子どもたちへと、
「戦争のない平和な日本」を引き渡すため、諸君には、
さらなる任務を果たしてもらいたいと思います。
私は、諸君と共に、その先頭に立って、
全力を尽くす覚悟であります。
御家族の皆様。
大切な伴侶やお子様、御家族を、隊員として
送り出して下さっていることに、最高指揮官として
心から感謝申し上げます。
皆さんの支えがあるからこそ、彼らは全力を出し切って、
国民の命と平和な暮らしを守ることができる。
本当に、ありがとうございます。
彼らがしっかりと任務を遂行できるよう、万全を期す
ことを、改めて、お約束いたします。
さらに、常日頃から自衛隊に御理解と御協力をいただいている
御来賓の方々をはじめ関係者の皆様に対しても、この場を借りて、
感謝申し上げたいと思います。
隊員の諸君。
諸君の前には、これからも、荒れ狂う海が待ち構えているに
違いない。
しかし、諸君の後ろには、常に、諸君を信頼し、
諸君を頼りにする、日本国民がいます。
私と、日本国民は、全国25万人の
自衛隊と共にある。
その誇りと自信を胸に、それぞれの持ち場において、自衛隊の
果たすべき役割を全うしてください。
大いに期待しています。
平成27年10月18日
自衛隊最高指揮官
内閣総理大臣 安倍晋三


安倍総理の離艦
自衛隊の最高指揮官が安倍総理であることは、自衛隊と共に
「日本の誇り」を改めて感じ、また自衛隊を託す「安心感」を
与えてくれる。
日本国民は25万人の自衛隊と共にある。
自衛隊の皆さん、心からありがとうございます。
★安倍総理の訓示。
「私と日本国民は、常に、諸君をはじめ全国25万人の自衛隊と共にあります。」
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