国交省河川局の「災害から国民を守るための事業予算」が麻生政権から民主党政権でどれだけ一気に削られたか。蓮舫ら民主党の「事業仕分け」の大罪。
- 2015/09/16
- 23:01
「セクハラ冤罪」まで作り上げる卑怯この上ない民主党や社民党ら
国会議員の醜い姿。
普段、「人権がぁ~!」とか「平和がぁ~!」とか叫んでる連中ほど
人権を踏みにじり、暴力を振るうことが本当によくわかります。
こんな連中が、3年3ヶ月も政権を握っていたと思うと、ぞっとします。
同時に、その民主党政権によって亡国となりつつあった日本を、
あの3年3ヶ月の間、「砦」となってぎりぎりで守っていたのは、
連中やマスコミが「国民の敵」としていた政党であったことは
事実であることをはっきりと言いたいと思います。
↓の動画は麻生さんが総理になる前の自民党総裁選のときの
街頭演説です。
2008年9月。
今から7年も前の演説です。
この時の麻生さんの演説内容には、治水対策の重要性、
そして「公共工事は悪」というレッテル貼りは間違いである
というとても重要な訴えがありました。
★麻生太郎 自由民主党 【総裁 選挙2008】 名古屋駅
【麻生太郎 自由民主党 総裁選2008 名古屋駅前 街頭演説より】
★5分40秒あたりから
公共工事を皆んな、悪の事のように言うけれども、こないだ、
愛知県どうでした?
岡崎で降った雨。
1時間に140mmだよ、140mm。
普通、一級河川は1時間50mmで計算してある。
50mm。
40mm降ったら、まず大体ワイパーが利かない。
それが50mm。
あそこは140mmだぜ。
それでこれが、安城もしくは岡崎だったからいいけど、
あれ、名古屋で同じ事が起きたら、この辺全部洪水よ。
これが今起きてる、新しい気候現象に対応して、我々は、
しかるべきものをやらなければ。
公共工事は何も田舎だけじゃない。
都会でも新しい時代に合わせて、そういう投資を、きちんとした
社会資本整備をやらなれば、いかんのじゃないんですか!
我々はそういう意味で、ぜひ、公共工事イコール悪からの話では
ないんであって、皆さん方の生活を、皆さん方の安心を、
皆さん方の安全のために、こういうものも必要
なのではないかという事を私は申し上げています。
この演説をマスコミは、
「麻生が、『水害が名古屋でなくて安城でよかった』と、
とんでもないことを言った!!!」
と、真意を捻じ曲げた「切り貼り」報道を行い、麻生バッシングへと
繋げました。
ずっと麻生政権では、国民の生命と財産と生活を守るために、
先日も起こった鬼怒川での災害のような「異常豪雨災害」にも
対応できるようにと河川事業などに大きく予算を組んできました。
しかし、それを一変させたのが民主党政権の事業仕分けでした。
あの時の仕分けの動画を見れば分かりますが、仕分け人側は
あくまで「とにかく予算を削る」ことだけにひたすら目標を置いて
おり、いわば最初から何が何でも「削減ありき」で仕分けをやって
いたことが見て取れます。
★youtube動画 行政刷新会議
特に、今回取り上げる河川局の河川改修事業に関する
初期の「事業仕分け」の動画を見ていただければ判ると
思いますが、いや、これは改めて見ると本当に酷い・・・。↓
★1-8 河川改修事業(直轄、補助)
上記の動画は、平成21年(2009年)11月11日に行われた
行政刷新会議「事業仕分け第1弾」。
1日目の第1ワーキンググループでの河川改修事業に関する
「仕分け」の様子です。
11分あたりから視聴してみてください。
「普通の人に判りやすいように説明いただきたい」
こういう言葉も聴かれます。
いわゆる「専門家」が内容を精査するというのが、まるで
見受けられません。
国土交通省側の説明に対しても、ハナから「役人側」というような
敵対視線で途中で説明をさえぎり、「専門的な話はもういい」と
いうような態度がそこかしこにありありと見えました。
仕分け人たちの特徴は、「現場」が全く見えていないということです。
これに尽きると思います。
河川事業は、たびたび起こる自然災害によって、とにかく著しく
優先順位も変えざるを得なくなり、また、地権者との話し合いや、
住民との話し合いも大きく関わって来ます。
また、一つの地点だけでなく、そこに繋がる上流と下流域のことも
当然考慮せねばならず、たった45分ぽっちの時間の中で、いわば、
節約のプロであっても土木や河川の専門家ではない人たちを相手に
詳しく説明しようとしても、「時間がないから」と遮られ、机上の論理
だけで、あたかも「正論」めいたことが語られるだけ・・・。
最後の表決結果とやらで
「11名中、11名が見直しを行うという意見がまとまった。」
という言葉が民主党議員、寺田学から発せられていました。
菅直人政権と野田政権でずっと総理大臣補佐官を続けて
いたにも関わらず、あの2つの政権で起こった様々な
「政治の不作為」には菅直人や福山哲郎と同様、なんら
責任を取ったこともない寺田学が、この時も、たった45分で、
非常に重大な河川改修事業で、いとも簡単に「仕分け」を
実行しました。
(寺田学の醜い姿は、16日夜、安保法制採決が行われる予定
だった委員会室前での委員長入室阻止の暴動の中でも
しっかりと見て取れました。)
また、この「仕分け表決結果」は、本当に驚くほどの「削減」を
河川局に強要していました。
国土交通省の河川局の事業内容は、特に民主党とマスコミが
散々煽った「コンクリートから人へ」の象徴であったために
完全に「ターゲット」となっていました。
いわば、自分達のワンフレーズの正当化、また「公共工事は悪」
というレッテル貼りの正当化をするために、河川局の事業は
丸ごと民主党の生贄にされたと言っていいと
思います。
また、この時の仕分けに出席していた当時の国交大臣は馬渕澄夫。
馬渕は現在の滋賀県知事、三日月大造と共に、憲法違反である
政府の2010年度予算の公共事業「箇所付け」資料
漏洩事件を起こしています。↓
★滋賀県知事となった三日月大造は民主党鳩山政権時代の
憲法違反「箇所付け漏洩事件」の実行者!
口蹄疫で苦しむ宮崎も見捨てた元国交大臣政務官!
国民は事実を知るべきだ!
これは、まだ国会審議中で決まっていない予算「案」の段階で
2010年度(平成22年度)の国土交通省の公共事業に
関する「箇所付け」情報、すなわち「予算配分」情報が 、
馬渕国交相及び同じく民主党議員である政務官3名から
民主党本部に流され 、更にそれが民主党県連を通じて
地方自治体に流されたという漏洩事件が発生しました。
しかし、これもマスコミは、まるで「大したことではない」と
あっさりとスルーしました。
これに大きく加担した三日月大造が滋賀県知事選に
出馬した時も全く問題になりませんでした・・。
このような人物らが当時、国交省の大臣と政務官を務め、
「仕分け」で河川事業予算を極端に減らしたのです。
その事業仕分け当時で「女王サマ」扱いをマスコミからされた
民主党の蓮舫は、麻生政権の時に、様々な悪質なデマを
散々撒き散らして国民を騙し続けたくせに、このような卑怯な
ツイートをしています。↓
今回のような大変な災害が発生した時には、速やかな救助、普及に全力を傾けるべきです。そこに事実無根の悪質なデマをネット上に流す行為には、政治信条や政党支持のいかんにかかわらず慎むべきです。
冷静な対応を求めたいと思います。
— 蓮舫 (@renho_sha) 2015, 9月 12
蓮舫 ✔ @renho_sha 2015年9月12日
今回のような大変な災害が発生した時には、速やかな救助、
普及に全力を傾けるべきです。そこに事実無根の悪質なデマを
ネット上に流す行為には、政治信条や政党支持のいかんに
かかわらず慎むべきです。
冷静な対応を求めたいと思います。
マスコミとタッグを組んで「埋蔵金」や「コンクリートから人へ」
などのワンフレーズによる悪質なデマを撒き散らし
「公共事業は悪」
「公共事業は汚い利権だらけ」
「公共事業を進める官僚も政治家もみんな悪」
というイメージを徹底的に国民に植え付けて、真面目に働く
人たちを貶め、そして国民のために頑張っていた麻生さんを
陥れ、国民を煽りに煽って、政権を毟り取った蓮舫ら民主党。
この民主党政権が、事業仕分けでどれだけ実際に国交省の
河川局の非常に重要な災害対策事業を削りまくったか、どうか
知ってください。
これは昨年の広島での土砂災害の時のことも関わって来ます。
こちらの記事もどうか読んでください。↓
★広島の土砂災害と民主党とマスコミ。
人の不幸を利用する連中は本当に許せない。
■国土交通省のHPより、平成22年(2010年)の
行政事業レビューシートを調べてみました。
その中から、河川局に関するものをピックアップします。
★国土交通省HP:予算監視・効率化チーム 河川局
まず、今回の災害にも直結する河川改修事業の予算です。
レビューシートには執行額も出ていますが、端的に示すため
予算額だけをピックアップし、補完として執行率は載せています。
平成22年のレビューシートが参考ですので、民主党・鳩山政権
での予算額までとなっています。
【補記】については、どのような事業があるのか、また、その
予算の割り振り状況から、どの事業が特に重要であるかが
判って来ると思います。
http://www.mlit.go.jp/common/000123573.pdf
■国土交通省:行政事業レビューシート 事業番号 188
【予算事業名】
河川改修事業
【担当部局庁】
河川局
【上位政策】
○水害・土砂災害の防止・減災を推進する
○良好な水環境・水辺空間の形成・水と緑のネットワークの
形成、適正な汚水処理の確保、下水道資源の循環を推進
【事業の目的】
河川について、洪水、高潮等による災害の発生が防止され、
河川が適正に利用され、流水の正常な機能が維持され、
及び河川環境の整備と保全がされるように、これを総合的に
管理することにより、国土の保全と開発に寄与し、もって公共の
安全を保持し、かつ、公共の福祉を増進することを目的とする。
【事業概要】
○築堤、河床掘削、遊水地整備等の手法を適切に組み合わせて、
計画的に河川改修を行うことで、治水安全度の向上を図る。
また、この際、各河川の特性を踏まえ、上下流・左右岸及び
本支川のバランスを図りながら整備を行う。
○河川改修を推進するにあたっては、以下に重点をおいて実施。
・近年水害が発生しているなど、災害の頻発している箇所に
おける浸水被害を速やかに解消する。
・背後地の資産の状況も踏まえ、災害の発生の危険性の高い
箇所の安全度を向上させる。
○水質汚濁の著しい河川での浄化施設整備や自然環境の
復元が必要な区域での河道整備、まちづくりと一体となった
河川管理施設の整備等の取組みを実施する。
(直轄:国費率2/3等、補助:国費率1/2等)
【実施状況】
★河川改修事業
平成19年度:直轄事業167箇所、補助事業719箇所
平成20年度:直轄事業163箇所、補助事業709箇所
平成21年度:直轄事業162箇所、補助事業834箇所
(補助事業は、費目の再編により箇所数が増加。)
★河川環境整備事業
平成19年度:直轄事業92箇所、補助事業34箇所
平成20年度:直轄事業93箇所、補助事業32箇所
平成21年度:直轄事業93箇所、補助事業34箇所
【予算の状況 (単位:百万円)】
★予算額 (補正後)
●平成19年度(2007年度)←自民党・第一次安倍政権にて予算確定
535,891 百万円 (執行率95.4%)
●平成20年度 (2008年度)←自民党・福田政権にて予算確定
505,361 百万円 (執行率102.8%)
●平成21年度(2009年度)←自民党・麻生政権にて予算確定
654,230 百万円 (執行率96.0%)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●平成22年度 (2010年度)←民主党・鳩山政権にで予算確定
257,795 百万円
【補記】
★社会資本整備事業特別会計 治水勘定
(21年度予算額)(単位:百万円)
※↑麻生政権に出された予算です。
●01 都市水環境整備事業費
・総合水系環境整備事業費 23,519
・河川都市基盤整備事業費 22,874
・総合水系環境整備事業調査費 44
・統合河川環境整備事業費補助 2,072
●02 北海道都市水環境整備事業費
・総合水系環境整備事業費 3,729
・総合水系環境整備事業調査費 4
・統合河川環境整備事業費補助 10
●03 離島都市水環境整備事業費
・統合河川環境整備事業費補助 34
●04 河川整備事業費
・河川改修費 265,197
・河川激甚災害対策特別緊急事業費 22,753
・河川工作物関連応急対策事業費 4,663
・流水保全水路整備事業費 15
・消流雪用水導入事業費 820
・床上浸水対策特別緊急事業費 9,785
・河川災害復旧等関連緊急事業費 1,255
・河川事業調査費 452
・河川改修費補助 70,327
・河川激甚災害対策特別緊急事業費補助 8,700
・床上浸水対策特別緊急事業費補助 8,647
・流域治水対策事業費補助 24,985
・河川管理施設機能確保事業費補助 3,499
・後進地域特例法適用団体補助率差額 3,187
●05 北海道河川整備事業費
・河川改修費 85,913
・河川工作物関連応急対策事業費 240
・河川事業調査費 39
・河川改修費補助 14,060
・流域治水対策事業費補助 98
・河川管理施設機能確保事業費補助 440
●06 離島河川整備事業費
・河川改修費補助 287
●07 沖縄河川整備事業費
・治水事業調査費 4
・河川改修費補助 3,006
・流域治水対策事業費補助 3
・河川管理施設機能確保事業費補助 9
●15 総合流域防災事業費
・総合流域防災対策事業費 21,789
・総合流域防災事業費補助 26,756
・後進地域特例法適用団体等補助率差額 1,475
●16 北海道総合流域防災事業費
・総合流域防災対策事業費 2,379
・総合流域防災事業費補助 6,700
●17 離島総合流域防災事業費
・総合流域防災事業費補助 853
●18 沖縄総合流域防災事業費
・総合流域防災事業費補助 2,041
★国土交通本省 一般会計
●16 都市水環境整備事業費
・都市水環境整備事業費補助 4,750
・後進地域特例法適用団体補助率差額 123
●22 住宅防災事業費
・住宅市街地総合整備促進事業費補助 6,505
・後進地域特例法適用団体補助率差額 189
【参考】
★行政事業レビュー点検結果の平成23年度概算要求への反映状況調
麻生政権では、最初に街頭演説でも麻生さんが触れている通り、
異常気象による豪雨災害が増えてきたことにより、増額を
しています。
その対処予算が、民主党政権で一気に「激減」し、61%減。
「3分の2」に近い削減となってしまっています。
これだけ異常に削られていたんです。
これ、「見直し」どころではありません。
しかし、これが「事実」です。
以下、非常に重要な事業をいくつか紹介します。
http://www.mlit.go.jp/common/000124274.pdf
■国土交通省:行政事業レビューシート 事業番号193
【予算事業名】
海岸事業
【担当部局庁】
河川局
【上位政策】
水害等災害による被害の軽減
良好な生活環境、自然環境の形成、バリアフリー社会の実現
【事業の目的】
津波、高潮、波浪その他海水又は地盤の変動による被害から
海岸を防護するとともに、海岸環境の整備と保全及び公衆の
海岸の適正な利用を図り、もって国土の保全に資する。
【事業概要】
津波、高潮、波浪、海岸侵食による災害から背後の人命や
財産の防護、国土保全に資することを目的に、被災のメカニズムや
特性等を把握するため、海象観測や現地調査・地質調査等を
実施し、その結果を基に対策工事の計画を立案するとともに、
この計画に基づき、堤防、突堤、護岸、離岸堤等の整備を行う。
また、国土保全上極めて重要である沖ノ鳥島海岸で、海岸の
維持管理を実施する。
★国費率・補助率
直轄事業:国10/10、2/3
補助事業:国1/2、2/5、5.5/10、2/3、1/3
【実施状況】
平成19年度:直轄事業13箇所、補助事業161箇所
平成20年度:直轄事業13箇所、補助事業149箇所
平成21年度:直轄事業13箇所、補助事業136箇所
【予算の状況 (単位:百万円)】
★予算額(補正後)
●平成19年度(2007年度)←自民党・第一次安倍政権にて予算確定
34,379 百万円 (執行率72.4%)
●平成20年度 (2008年度)←自民党・福田政権にて予算確定
24,652 百万円 (執行率114.6%)
●平成21年度(2009年度)←自民党・麻生政権にて予算確定
33,156 百万円 (執行率106.9%)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●平成22年度 (2010年度)←民主党・鳩山政権にで予算確定
10,410 百万円
海岸事業は69%減。
こちらも3分の2以上削減されています。
http://www.mlit.go.jp/common/000124271.pdf
■国土交通省:行政事業レビューシート 事業番号 190
【予算事業名 】
砂防事業
【担当部局庁】
河川局砂防部
【上位政策】
水害・土砂災害の防止・減災を推進する
【事業の目的】
土石流災害は全国で年平均200件程度発生しており、
広島県広島市・呉市(平成11年)や山口県防府市(平成21年)等で
発生した土石流に代表されるように、一旦発生すると
地域の資産や人命に壊滅的な被害をもたらす。
このため、荒廃地域、火山地域、土石流等のおそれのある
箇所・発生した箇所を調査し、対策を実施することで、
土砂流出や土石流等による被害を防止・軽減することを目的と
する。
【事業概要】
砂防事業は、土砂流出の著しい荒廃地域や火山地域、または
土石流の発生のおそれのある箇所や発生した箇所において、
現地調査・地質調査等を実施し、その結果を基に対策工事の
計画を立案して、砂防堰堤や床固工群等の砂防設備の整備を
実施することで、下流河川の河床上昇や火山泥流等により
引き起こされる土砂流出、土石流等を防ぎ、国土及び人家、
公共施設等を保全する。
(国と都道府県との負担割合は、
直轄事業は国2/3・都道府県1/3、
補助事業は国1/2・都道府県1/2で実施している。)
【実施状況】
平成19年度:直轄事業34箇所、補助事業934箇所
平成20年度:直轄事業34箇所、補助事業871箇所
平成21年度:直轄事業35箇所、補助事業838箇所
【予算の状況(単位:百万円)】
★予算額(補正後)
●平成19年度(2007年度)←自民党・第一次安倍政権にて予算確定
159,003 百万円 (執行率100.2%)
●平成20年度 (2008年度)←自民党・福田政権にて予算確定
162,620 百万円 (執行率94.0%)
●平成21年度(2009年度)←自民党・麻生政権にて予算確定
185,515 百万円 (執行率94.7%)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●平成22年度 (2010年度)←民主党・鳩山政権にで予算確定
83,121 百万円
こちらも55%減。
半分未満に削減です。
http://www.mlit.go.jp/common/000124272.pdf
■国土交通省:行政事業レビューシート 事業番号191
【予算事業名】
地すべり対策事業
【担当部局庁】
河川局砂防部
【上位政策】
水害・土砂災害の防止・減災を推進する
【事業の目的】
地すべり災害は全国で年平均100件以上発生しており、
梅雨期の大雨による地附山地すべりや新潟県中越地震で
発生した地すべりに代表されるように、一旦発生すると
地域の資産や人命に壊滅的な被害をもたらす。
このため、地すべりのおそれのある箇所・発生した箇所を
調査・対策し、地すべりによる被害を防止・軽減することを
目的とする。
【事業概要】
地すべり災害は一旦発生すると緊急的かつ大規模な対策が
必要となることが多いため、地すべりの兆候の早期発見が
重要である。
一方で、全国の災害発生状況等を見ながら機動的に事業を
実施しているところ。
地すべり対策事業は、地すべりの原因やすべり面の位置を
把握するために、地下水・地表面・地中の動きの観測や
現地調査・地質調査等を実施し、その結果を基に対策工事の
計画を立案するとともに、この計画に基づき地すべりの原因と
なる地表水や地下水を排除したり、地すべり土塊の移動を
抑止する工事を実施している。
(国と都道府県との負担割合は、
直轄事業は国2/3・都道府県1/3、
補助事業は国1/2・都道府県1/2で実施している。)
【実施状況】
平成19年度:直轄事業12箇所、補助事業372箇所
平成20年度:直轄事業12箇所、補助事業378箇所
平成21年度:直轄事業12箇所、補助事業352箇所
【予算の状況 (単位:百万円)】
★予算額 (補正後)
●平成19年度(2007年度)←自民党・第一次安倍政権にて予算確定
22,320 百万円 (執行率100.8%)
●平成20年度 (2008年度)←自民党・福田政権にて予算確定
20,938 百万円 (執行率99.9%)
●平成21年度(2009年度)←自民党・麻生政権にて予算確定
23,703 百万円 (執行率90.9%)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●平成22年度 (2010年度)←民主党・鳩山政権にで予算確定
8,398 百万円
65%減。
「3分の1」となってしまっています。
これらの「激減」は政権交代後、あの事業仕分けが
マスコミでドンドン取り上げられていた時のもので、
補正予算も含めた予算となります。
だだっ広い体育館で、赤じゅうたんが敷かれて、その中で
グループごとに区画された会場。
上で貼り付けた動画の会場場面は何度もテレビで取り上げ
られました。
民主党が最も調子付いていた頃です。
そんな中で決められた予算。
「ずさん」だったんです。
とにかく。
当時、TBSの「朝ズバ」などでは、いわゆる「埋蔵金」が
「事業仕分け」でどれだけ出てくるかを毎日毎日大きな
丸太型の「大道具」を積み上げて楽しんでいるかのように
見えました。
途中から思った以上に増えないことに、司会のみのもんたや、
毎日新聞解説委員の与良正男、共同通信の柿崎明二ら
コメンテーター達がイライラを募らせていたのを覚えています。
(連中は、あの番組が終了となった後、関西ローカルの
情報番組で居場所を見つけて相変わらずの反日活動を
続けています。)
しかし、初期の頃に行われたこの河川局の河川改修事業を
はじめとする非常に重要な事業が「コンクリートから人へ」の
大合唱の元、国民に賞賛されながら、上記のように最も大幅な
削減を強制され、無理矢理「埋蔵金」として搾り取られてしまいました。
これらは民主党が政権をとるためだけに撒き散らした
「公共事業は悪」という誤った認識を植えつけるための
「レッテル貼り」を正当化するためであり、また、「埋蔵金」
という悪質なデマ、嘘、捏造を覆い隠すためのものでも
ありました。
パフォーマンスで国民を騙し、熱を上げさせ扇動し、
嘘やハッタリ、捏造も全て正当化した民主党とマスコミ。
その裏にあった、
冷酷非道な「政治の不作為」も、
「外患誘致」へと繋がる恐ろしい政治資金流用も、
独裁で非常識極まりない国会運営も、
全て隠蔽されてしまった。
国民はマスコミによって「いい政治家」を見誤った。
「誤った認識」をとことん植えつけられてしまった。
あの頃に散々テレビで煽り続けた連中が今どんなことを
言っているか。
http://news.livedoor.com/article/detail/10511727/
【大竹まことが民主党政権時代の事業仕分けに苦言
「蓮舫ダメじゃん」】
( livedoor トピックニュース 2015年8月26日)
24日放送の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)で
大竹まこととミッツ・マングローブが、民主党政権時代の
「事業仕分け」について苦言を呈する一幕があった。
番組では「アレどうなった?気になる今を調べてみたSP」と
題し、民主党政権時代の「事業仕分け」を取り上げた。
VTRでは、2009年に蓮舫議員が、
理化学研究所の「スーパーコンピューター」の開発をめぐって
「世界一になる理由は何があるんでしょうか?
2位じゃダメなんでしょうか?」
と発言した場面を紹介した。
当時、蓮舫議員らの厳しい追及の結果、2010年度の
スーパーコンピューターの開発は40億円の予算縮減と
なったのだが、2011年にスーパーコンピューター「京」は、
計算速度世界一を達成している。
しかし、その後は年々ランクを落とし、現在は中国が1位で
日本は4位が定位置とのこと。
一方で、現在の自民党政権では1100億円もの予算を投じ、
ポスト「京」の開発を始めようとしているという。
計算性能を現在の100倍に上げることを目標に、安倍晋三首相も
「強い意志を持って、世界で1番を目指していきたい」
と意気込みを語っている。
VTR後、スタジオではビートたけしが
「『京』は何を解いているのかね?」
と漏らすと、中国出身で工学部を卒業したモデルの梨衣名が
「宇宙の物理計算やDNAの計算とかするときに使うと思います」
と答えた。
すると阿川佐和子が
「1位の中国の結果をもらえばいいだけじゃないですか?」
と訊ねたが、大竹は
「(世界一のスーパーコンピューターを)日本で作れば、
世界で売れるってことでしょ?」
と、1位がもたらす効果について言及した。
これに対しミッツ・マングローブは
「2位を目指して開発してるはずがないじゃないですか。
それがおかしかったんですよ」
と指摘すると、大竹もミッツのコメントに納得したように
「蓮舫ダメじゃん。2位じゃダメなんだよ」
とバッサリ、梨衣名も「2位じゃだめなんです」と力強く否定した。
続けてミッツは
「結果2位になったとしても1位を目指して開発していかないと」
と力説すると、大竹は
「どんどん遅れていっちゃうってことでしょ?」
と、ミッツの主張に理解を示していた。
蓮舫は中国を一位にするために予算削減したのも同じどころか、
確信犯です。
2011年3月8日の参議院予算委員会で、自民党の片山さつき議員が
「(事業仕分けで)予算をカットされ、完成を遅らされたことで一躍、
スパコンランキングの1位と3位に躍り出たある国があるが、
その国名を性格に教えてください」問われると、
蓮舫は「(質問)通告がないのでわかりません」と答えました。
片山議員が
「スパコンの事業仕分けについて質問すると通告しています。
あなたが見直した結果として、昨年の11月に急遽トップに
躍り出た国名を教えてください」と重ねて聞いても蓮舫は、
「存じ上げません」
と答えたんです。
その国が中国であることは、蓮舫だって知らないはずがありません。
なのに敢えて言わなかったというのは、当然、
「中国のために40億もの削減を行った」ことを隠したいという
一瞬の考えがあったのだと私は思います。
そして、蓮舫だけでなく、あの当時、さんざん民主党を持ち上げ、
同時に麻生総理を貶め、陥れ続けてきた大竹まことや阿川佐和子の
現在の言い草に改めて怒りが湧きます。
扇動政治家は非常に危険です。
民主党の議員は、皆、その「扇動」で政権を握ったというのが
事実としてあります。
このような民主党議員が国会に存在することが、どれだけ
危険であるのか。
それは「政治の不作為」を政権時代にずっと続けてきたこと、
そして長い間の自衛隊に対する冷酷な仕打ちを見てきても
分かります。
国民の命も、そして自衛隊員の命も、兎にも角にもこのような、
国民や自衛隊員に冷酷この上ない言動を続けてきた国会議員を
国会から排除することがもっともなすべきことだと私は思っています。
そのためには国民が事実を知らなくてはいけない。
蓮舫は、この期に及んで自分達民主党にはまるで非がない
かのようにネットで叫び、厚顔無恥の醜態を曝け出していますが、
しかしマスコミが民主党のこれら大罪の「事実」と、この醜い
醜態を伝えない以上、来年の参院選ではまた再びマスコミの
扇動で、蓮舫はじめ民主党ら売国連中が当選する可能性が
高いのです。
それを阻止するためには、一にも二にも事実を国民に知らせる
ことでしかないと・・。
どうか、事実を知ってください。
拙ブログでは、国会議事録や、省庁の文書を「証拠」として
引き出して記事を書いています。
どうか、事実を知ってもらうために活用してください。
そしてどうか事実を知ってもらってください。
先日15日に国会で行われた安保法制の公聴会で、SEALDsの
奥田愛基が出席し、
「これ以上、若者を政治に絶望させるようなことはしないでほしい」
などと言っていました。
わたしはこれを非常に都合のいい言葉だと思っています。
今後も
「今の安倍政権は全く信用してはならない」
「今の政治家というものはまるで信用ならない」
ということを前面に出して来ると思います。
国を守るには砦となる政治家達が絶対的に必要です。
砦が崩されたら終わりです。
そして信頼出来る政治家は確かにいるんです。
思っている以上に。
そのためにも「事実」を知って欲しい。
「コンクリートから人へ」というフレーズが国民に浸透して
しまったあの時。
国民がマスコミに扇動されて潰した麻生さんがどれだけ
国民のための政治を行っていたか。
民主党がどれだけ国民に非情冷酷な政治を行っていたか。
「事実」を知るべき。
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