いつの時代も、「卑怯な人間」というのは、
とことん最後まで「卑怯なまま」なのだと
つくづく思う。
そしていつの時代も、「真の良心」を持った人ほど、その
「卑怯な人間」によって作り出された「穢れた世界」では
敵対視され、苦悩し続ける。
不正。
捏造。
これら自己の欲望を満たすためだけの行為は、必ず自己保身と
さらには人を陥れようとする行動が加わる。
なぜか?
不正や捏造があれば、必ずどこかで事実との歪みが起こっている
はず、つまり「整合性」が取れないでいるはずなのだ。
それを無理矢理こじつけようとすれば、そこには必ず「犠牲」が伴う。
その「犠牲」とは「人を陥れる行為」。
すなわち「故意に冤罪をかける行為」。そして、その「冤罪」をかけられてしまう対象となるのは、いつの時代も
「真の良心」を持った人達なのだと。
「穢れた世界」は「真の良心」を持った人間ほど「苦痛な世界」で
あるのだと思う。
毎年8月15日は、もはや、
「国のため、家族を護るために、命を懸けて戦って
くださった先人の方たちに対する慰霊の日」
でもなく、
「平和を祈念する日」
でもなく、
「日本人に対し、末代まで贖罪意識を
徹底的に植えつける日」
なのだ。
これが今の日本の「現実」であること。
今の日本は「穢れた世界」だ・・・。
朝日新聞はじめ、日本のマスコミの「卑怯さ」は
本当に耐え難い。
そして、心の底から許せない!でも、この「卑怯さ」に目を逸らさずに、国民はしっかりと
目に焼き付けておかなくてはいけない。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html 【戦後70年の安倍談話―何のために出したのか】
(朝日新聞 社説 2015年8月15日)
いったい何のための、誰のための談話なのか。
安倍首相の談話は、戦後70年の歴史総括として、極めて不十分な
内容だった。
侵略や植民地支配。反省とおわび。
安倍談話には確かに、国際的にも注目されたいくつかのキーワードは
盛り込まれた。
しかし、日本が侵略し、植民地支配をしたという主語はぼかされた。
反省やおわびは歴代内閣が表明したとして間接的に触れられた。
この談話は出す必要がなかった。
いや、出すべきではなかった。
改めて強くそう思う。
■「村山」以前に後退
談話全体を通じて感じられるのは、自らや支持者の歴史観と、
事実の重みとの折り合いに苦心した妥協の産物であるということだ。
日本政府の歴史認識として定着してきた戦後50年の村山談話の
最大の特徴は、かつての日本の行為を侵略だと認め、その反省と
アジアの諸国民へのおわびを、率直に語ったことだ。
一方、安倍談話で侵略に言及したのは次のくだりだ。
「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を
解決する手段としては、もう二度と用いてはならない」
それ自体、もちろん間違いではない。
しかし、首相自身が引き継ぐという村山談話の内容から明らかに
後退している。
日本の大陸への侵略については、首相の私的懇談会も報告書に
明記していた。
侵略とは言わなくても「侵略的事実を否定できない」などと認めて
きた村山談話以前の自民党首相の表現からも後退している。
おわびについても同様だ。
首相は
「私たちの子や孫に、謝罪を続ける宿命を
背負わせてはなりません」
と述べた。
確かに、国民の中にはいつまでわび続ければよいのかという
感情がある。
他方、中国や韓国が謝罪を求め続けることにも
わけがある。
政府として反省や謝罪を示しても、閣僚らがそれを疑わせる発言を
繰り返す。
靖国神社に首相らが参拝する。
信頼を損ねる原因を日本から作ってきた。
■目を疑う迷走ぶり
謝罪を続けたくないなら、国際社会から偏った歴史認識をもっていると
疑われている安倍氏がここで潔く謝罪し、国民とアジア諸国民との
間に横たわる負の連鎖を断ち切る――。
こんな決断はできなかったのか。
それにしても、談話発表に至る過程で見せつけられたのは、
目を疑うような政権の二転三転ぶりだった。
安倍氏は首相に再登板した直後から
「21世紀にふさわしい未来志向の談話を発表したい」
と表明。
村山談話の歴史認識を塗り替える狙いを示唆してきた。
そんな首相の姿勢に中国や韓国だけでなく、米国も懸念を深め、
首相はいったんは閣議決定せずに個人的談話の色彩を強める
ことに傾く。
それでは公式な政府見解にならないと反発した首相側近や、
公明党からも異論が出て、再び閣議決定する方針に。
節目の談話の扱いに全くふさわしくない悲惨な迷走ぶりである。
この間、国内のみならず欧米の学者も過ちの「偏見なき清算」を
呼びかけた。
世論調査でも過半数が「侵略」などを盛り込むべきだとの民意を
示した。
そもそも閣議決定をしようがしまいが、首相の談話が「個人的な談話」で
済むはずがない。
日本国民の総意を踏まえた歴史認識だと国際社会で受け取られる
ことは避けられない。
それを私物化しようとした迷走の果てに、侵略の責任も、おわびの
意思もあいまいな談話を出す体たらくである。
■政治の本末転倒
国会での数の力を背景に強引に押し通そうとしても、多くの国民と
国際社会が共有している当たり前の歴史認識を覆す無理が
通るはずがない。
首相は未来志向を強調してきたが、現在と未来をより良く生きる
ためには過去のけじめは欠かせない。
その意味で、解決が迫られているのに、いまだ残された問題は
まだまだある。
最たるものは靖国神社と戦没者追悼の問題である。
安倍首相が13年末以来参拝していないため外交的な摩擦は
落ち着いているが、首相が再び参拝すれば、たちまち再燃する。
それなのに、この問題に何らかの解決策を見いだそうという
政治の動きは極めて乏しい。
慰安婦問題は解決に向けた政治的合意が得られず、国交がない
北朝鮮による拉致問題も進展しない。
ロシアとの北方領土問題も暗礁に乗り上げている。
出す必要のない談話に労力を費やしたあげく、
戦争の惨禍を体験した日本国民や近隣諸国民が
高齢化するなかで解決が急がれる問題は
足踏みが続く。
いったい何のための、誰のための政治なのか。
本末転倒も極まれりである。
その責めは、首相自身が負わねばならない。
なんと「人間の醜さ」が詰まった社説だろうか。「共産主義革命」という自分達の隠された
イデオロギー目的のためだけに、捏造をし、
自ら火をつけ、海外に燃え広がらせ、
不都合なことは全て隠蔽すると言う行為を
間断なく続け、そして扇動によって、日本を、
日本人を陥れ、末代まで貶め、亡国へと
導いてきた朝日新聞。
その行為は同時に、中国共産党の非道と
北朝鮮の日本人拉致事件を覆い隠すための
行為であるだけでなく、社会党の拉致事件への
加担をも隠蔽し、拉致被害者奪還に、ことごとく
邪魔をしてきた。
これらの罪の重さは計り知れない。
まさに「万死に値する」。
この言葉を投げつけられるべきは、まさしく
朝日新聞であり、同じ行為を続けてきた
毎日新聞ほか、マスコミ、そしてテレ朝、TBS、
NHKらテレビ局だ!
マスコミは、当初、
「日本兵は皆、残酷極まりない人間だった!」と、扇動していた。
しかしネットで「自虐史観」の実態が次第に明らかになってくると、
今度は巧みに、
「日本国が悪い!
日本国民は無理矢理兵隊にさせられた!」と、扇動の手法を変えてきた。
これは自衛隊に対しても同じだった。
「自衛隊は人殺し集団だ!」と最初は扇動していたが、震災などをきっかけに自衛隊に対する
国民の見る目が明らかに変わっていったことによって、自衛隊員
自身を「人殺し」と「全否定」することが出来なくなり、次の手段として
集団的自衛権や安保法制反対のために
「大切な自衛隊員の命が危ない!」と、あたかも自衛隊員を慮っているように見せかけ、実際には
「日本国が悪い!」と、国民から国家を引き剥がす手法へと転換したのも同じなのだ。
「日本国が悪い!日本国民は国に利用された!」という、
あたかも日本国民に寄り添うような手法は、
実は、
日本国民自らに「日本の贖罪」を発信させる手法ともいえる。
これもまた、マスコミの扇動による「洗脳」であるのだ。
洗脳された日本人が、「日本が悪い!」と世界中で自ら口に
出せば、それは連中の術中に嵌ったも同じなのだ。
戦後の日教組教育は、完全に「共産主義へと導く教育」だった。自分達が学んだ歴史教科書を思い出せばすぐにわかる。
人間の最も弱い部分でもある「妬み」「嫉み」の感情に火をつけ
増幅させる。
そして企業、金持ちは「敵」、「粛清の対象」であり、最終的に、
自分に不幸が降りかかるのは全て「国のせい」と思わせる。
そうやって自国を恨むことの愚かさ。
それこそが、歴史の中でスターリンや毛沢東のような最も残虐な
独裁者を生んだ「共産主義」による国家を再び誕生させる
原因ともなる。口では戦争反対と言いながら自国内から崩壊させる「革命」、
しかも「血を流す革命」を平気で認めるのが連中なのだ。
特定秘密保護法案の審議の際、
「『特定有害活動』や『国内のテロリズム』まで「特定秘密」の中に
加える必要はない」という
信じがたい対案を出してきた民主党が如何にに恐ろしい党で
あるか。
★マスコミや民主党らが「特定秘密保護法案」に反対するのは、
連中が 『 テロリスト側の人間 』 だからに他ならない。★日本を売国奴から守るため、一刻も早く 「特定秘密保護法」 の
制定を望む!!その民主党を政権の座に押し上げようとしたマスコミの目的は、
想像に難くない。
民主主義である日本の中で、マスコミ、特にテレビが、国民を
共産主義へと導く「プロパガンダ」を連日行う異常さ。
それが許される異常さ。
テレビを掌握した者がすなわち共産主義者が、今や日本では
強大な権力者であり、全うな政治家を「言葉狩り」によって
言論弾圧へと追い込み、粛清している。
そして、それが選挙結果にまで多大な影響を及ぼすまでに
至れば、あの2009年の「政権交代」のような異常事態が
生まれる。
あの時、連中は、見事に言葉通り、
「ギロチンのない革命」に
成功したのだとも言える。
2年前の参院選で、北朝鮮と繋がる斉藤まさしが選挙参謀だった
東京選挙区の候補者、三宅洋平のまさしく言葉通り・・・。
★【マスコミが批判しない政治家は危険!】報ステサンデーが報じた若者・学生デモ。
主催者「SEALDs」の手法は北朝鮮と繋がる「斉藤まさし」の「選挙フェス」!!
菅直人や志位和夫に怖くてふるえる。そして、あの時に国民が熱狂して選挙で投票し、「一国の総理」
という地位を与えた民主党の鳩山由紀夫や菅直人らが、どれだけ
危険極まりない卑怯な売国奴であったことか・・・。
2005年8月15日、靖国神社で、小野田寛郎さんが
このようにおっしゃっていた。↓★小野田寛郎さんが、強く語った 『 開戦の詔勅 』 。 今の日本の危機と重なる・・。現在の日本において、何故「開戦の詔書」を
拝聴する機会が無いのかということであります。
ものには「終わり」があるということは、「はじめ」があるからである。
「結果」があるということは、「原因」があるからであります。
「開戦の詔書」は、私は本当に入隊するまでの間、
しばらく何ヶ月か、いわゆるお聞きした。
今でもよく憶えております。
「開戦の詔勅」を日本国民は知るべき。↓【開戦の詔書】★【開戦の詔勅】【大東亜戦争 開戦の詔勅 (米英両国ニ対スル宣戦ノ詔書)】
<現代語訳文>
神々のご加護を保有し、万世一系の皇位を継ぐ大日本帝国天皇は、
忠実で勇敢な汝ら臣民にはっきりと示す。
私はここに、米国及び英国に対して宣戦を布告する。
私の陸海軍将兵は、全力を奮って交戦に従事し、
私のすべての政府関係者はつとめに励んで職務に身をささげ、
私の国民はおのおのその本分をつくし、
一億の心をひとつにして国家の総力を挙げ
この戦争の目的を達成するために手ちがいのないようにせよ。
そもそも、東アジアの安定を確保して、世界の平和に寄与する事は、
大いなる明治天皇と、その偉大さを受け継がれた大正天皇が
構想されたことで、遠大なはかりごととして、私が常に心がけている
事である。
そして、各国との交流を篤くし、万国の共栄の喜びを
ともにすることは、帝国の外交の要としているところである。
今や、不幸にして、米英両国と争いを開始するにいたった。
まことにやむをえない事態となった。
このような事態は、決して私の本意ではない。
中華民国政府は、以前より我が帝国の真意を理解せず、
みだりに闘争を起こし、東アジアの平和を乱し、
ついに帝国に武器をとらせる事態にいたらしめ、
もう四年以上経過している。
幸いに、国民政府は南京政府に新たに変わった。
帝国はこの政府と、善隣の誼(よしみ)を結び、
ともに提携するようになったが、
重慶に残存する蒋介石の政権は、米英の庇護を当てにし、
兄弟である南京政府と、いまだに相互のせめぎあう姿勢を改めない。
米英両国は、残存する蒋介石政権を支援し、東アジアの混乱を助長し、
平和の美名にかくれて、東洋を征服する非道な野望をたくましくしている。
あまつさえ、くみする国々を誘い、帝国の周辺において、
軍備を増強し、わが国に挑戦し、更に帝国の平和的通商に
あらゆる妨害を与へ、ついには意図的に経済断行をして、
帝国の生存に重大なる脅威を加えている。
私は政府に事態を平和の裡(うち)に解決させようとし、
長い間、忍耐してきたが、米英は、少しも互いに譲り合う精神がなく、
むやみに事態の解決を遅らせようとし、その間にもますます、
経済上・軍事上の脅威を増大し続け、それによって我が国を
屈服させようとしている。
このような事態がこのまま続けば、東アジアの安定に関して
我が帝国がはらってきた積年の努力は、ことごとく水の泡となり、
帝国の存立も、まさに危機に瀕することになる。
ことここに至っては、我が帝国は今や、
自存と自衛の為に、決然と立上がり、
一切の障害を破砕する以外にない。
皇祖皇宗の神霊をいただき、私は、汝ら国民の忠誠と武勇を信頼し、
祖先の遺業を押し広め、すみやかに禍根をとり除き、
東アジアに永遠の平和を確立し、
それによって帝国の光栄の保全を期すものである。
1945年3月26日。
市丸利之助中将が硫黄島からルーズベルトにあてた手紙。
「開戦の詔勅」とともに日本国民が知るべきこと。↓
ルーズベルトに与うる書 【ルーズベルトに与うる書 … 市丸利之助海軍少将】
日本海軍市丸海軍少将がフランクリン・ルーズベルト殿に、
この手紙を送ります。
この戦いが終わるに当たって、
私はあなたに一言を告げることがあります。
ペリー提督の下田入港を機として、日本が世界と国交を
結ぶようになって百余年が間、日本の歩みというものは
至極難儀を極め、自らが望んでいるわけでもなく日清戦争、
日露戦争、第一次世界大戦、満州事変、支那事変と経験し、
不幸なことに貴国と交戦するにまで至りました。
これについてあなたがたは日本の戦争に対し、
或いは好戦的で残虐な国民であると、
或いは黄色人種の跋扈(ばっこ=「のさばり、はびこること」)だとか、
或いは軍閥の専断によると言われますが、
これはとんでもなく的外れであります。
あなたがたは真珠湾の不意打ちを唯一つの対日戦争に
対する宣伝資料としているようですが、日本が自滅から
逃れるため、このような戦争を始めるところまで
追い詰められた事情は、あなたがたが最もよく存じている
ところではないでしょうか。
畏れ多くも日本天皇は、皇祖皇宗建国の
大みことのりに明らかであるように、
養正(正義)、重暉(明智)、積慶(仁慈)を
三綱とする八紘一宇(天下を一つの屋根の下に)
という言葉で表現される国家統治計画に基づいて、
地球上のあらゆる人々はその自らの分に従って
『その生まれた土地においてその生を享受する』
このような恒久的世界平和の確立を唯一の念願と
されているに他なりません。
このことはかつて、
「四方の海 皆はらからと 思ふ世に
など波風の 立ちさわぐらむ」
(意訳:人は皆家族であるのに、なにゆえ争わねばならないのか)
という明治天皇の御製に言われていることと同じで
あります。
これを聞き、あなたの叔父であるセオドア・ルーズベルト
閣下が感嘆したことをあなたも良く知っていることでしょう。
我々日本人にはいろいろな階級の人がおりますが、
つまるところ彼らは色々な職業につきながら、
この天業を助けるために生きているのです。
我々軍人もまた、戦争という生業でこの天業を
広く推し進める助けをさせて頂いております。
今の我々は、あなた方の物量を誇る航空戦力や艦砲射撃に
対して圧されている状況にありますが、 精神的には充実して
おり、士気はますます高揚し、歓喜に溢れているのです。
これが天業を助ける信念に燃える日本国民の共通の心理で
ありますが、あなたやチャーチル殿には理解できないかも
しれません。
あなた方の精神的な弱さを悲しく思い、一言書かせて
いただきます。
あなた方の立ち振る舞いをみると、白人とくに
アングロサクソンによって世界の利益を独り占めにしよう
とし、その野望の為に有色人種を奴隷としてきたでは
ありませんか。
好計(かんけい=「悪だくみ」)を弄して有色人種を騙す
という、いわゆる悪意のもとの「善政」によって、
彼らから考える力を奪い、無力にしてきたのです。
近世になって日本があなた方の野望に抵抗して、
有色人種とくに東洋民族としてあなた方の束縛から解放を
試みましたが、 あなた方は日本の真意を少しも理解しよう
とはせず、ひたすら有害な存在であるとして、かつては
友邦であったはずの日本人を野蛮人として、
公然と日本人種の絶滅を口にするように
なったのです。
どうして神意に背くのでしょうか。
大東亜戦争により、いわゆる大東亜共栄圏が成立すれば、
それぞれ各地の民族が善政を行い、そしてあなた方が
これを破壊しなければ、全世界が恒久的平和を実現する
のも決して遠くはないのです。
あなた方白人はすでに充分な繁栄を遂げているのにも満足せず、
数百年来あなた方の搾取から逃れようとする哀れな人類の
希望の芽を、どうして若葉のときに摘み取ってしまうのですか。
ただ単純に東洋のものを東洋に返すということに過ぎないのです。
あなた方白人はどうしてそうも貪欲で狭量なのでしょうか。
大東亜共栄圏はあなた方の存在を少しも
否定しません。
むしろ、世界平和の一翼として、世界人類の
安寧幸福を保障するということに日本天皇の
神意があるということを理解できる雅量を
あなた方に望んでいるのです。
ひるがえって欧州の情勢をみても、相互の無理解が原因で
人々が闘争することがいかに悲惨であるか、痛嘆せざるを
得ません。
今ここでヒトラー総統の行動についての是非を云々することは
慎みますが、彼が第二次世界大戦を引き起こした原因は、
一次大戦終結のとき、その開戦の責任一切を敗戦国である
ドイツ一国に被せ、極端な圧迫をするあなた方の戦後処置に
対する反動であることを看過できません。
あなた方がいかに善戦してヒトラー総統を倒したとしても、
どうやってスターリンを首領とするソビエトと協調するつもり
でしょうか。
おおよそ世界が強者の独占するものであるならば、永久に
闘争を繰り返し、遂に世界人類に安寧幸福の日は来ることは
ないでしょう。
あなた方は今、世界制覇の野望を一応は実現しようとして
おります。
あなた方も得意になっているのでしょう。
しかしながら、あなたの先輩であるウィルソン大統領は、
そういった得意の絶頂の時に失脚したのです。
願わくば、私の言外の意を汲んでいただき、
その轍を踏むことがないように。
市丸海軍少将
【ルーズベルトニ与フル書 原文と英文】70年前。
日本は敗戦した。
戦勝国だけによる東京裁判。東京裁判: ブレイクニー弁護人の弁論 【東京裁判: ブレイクニー弁護人の弁論 1946年5月14日】
【ナレーション】
ブレークニーはまず戦争は犯罪ではないという。
何故か?
【ブレークニー弁護士】
戦争に関し、国際法の法規が存在していることは
戦争の合法性を示す証拠であります。
戦争の開始 通告 戦闘方法 集結を決める法規も
戦争自体が非合法なら全く無意味です。
【ナレーション】
国際法は国家利益の追求のために行う戦争を
これまで非合法とみなしたことはないと
ブレークニーは言う。
歴史を振り返ってみても戦争の計画、遂行が、
法廷において犯罪として裁かれた試しは1つもない。
我々はこの裁判で新しい法律を打ち立てようとする
検察側の抱負を承知している。
しかしそういう試みこそが新しくより高い法の実現を
妨げるのではないか。
「平和に対する罪」と名付けられた訴因は、ゆえに
全て当法廷により却下されねばならない。
次いでブレークニーは言う。
【ブレークニー弁護士】
国家の行為である戦争の個人責任を問うことは法律的に
誤りである。
何故ならば国際法は国家に対して適用されるものであり
個人に対してではない。
個人による戦争行為という新しい犯罪をこの法廷が裁くのは
誤りである。
【ナレーション】
彼の論理はさらに続く
【ブレークニー弁護士】
戦争での殺人は罪にならない。
それは殺人罪ではない。
戦争が合法的だからです。
つまり合法的な人殺しなのです。
殺人行為の正当化です。
たとえ嫌悪すべき行為でも、
犯罪としての責任は問われなかったのです。
キッド提督の死が「真珠湾爆撃による殺人罪」に
なるならば、我々は広島に原爆を投下した者の
名を挙げることができる。
投下を計画した参謀長の名も承知している。
その国の元首の名前も我々は承知している。
彼らは殺人罪を意識していたか。
してはいまい。
我々もそう思う。
それは彼らの戦闘行為が正義で敵の行為が不正義だからではなく、
戦争自体が犯罪ではないからです。
なんの罪科で、いかな証拠で、戦争による殺人が違法なのか。
原爆を投下したものがいる!
この投下を計画し、その実行を命じ、
それを黙認したものがいる!
その人達が裁いている!
【ナレーション】
このくだりは現在日本で発行されている速記録には
「以下、通訳なし」として印刷されていない。
ブレークニーの論法は必ずしも原爆という新兵器の非人道性を
正面から攻撃するものではなかった。
しかし昭和21年5月という占領下の日本において
原爆問題に触れることだけでも、連合国代表によって
構成される法廷を刺激したに違いない。
東京裁判は、「平和の罪」などという
「遡及法」を以って、
また、合法であった「戦争での殺人」を日本に対してだけ
「殺人罪(人道の罪)」として当てはめることによって、
「全ての悪は日本にあり」と日本が裁きを受けた、
戦勝国側の一方的かつ理不尽な裁判だった。
その中で、動画に出てくるファーネス弁護士とブレークニー弁護士の
2人は、法の公正を要求し、この裁判の欠陥を突いてくれた。
特にブレークニー弁護士の言葉は「正義」そのものだった。
しかし、その「正義」の「異議申立て」は「却下」され、
「一審制」の東京裁判は有無を言わさず成立してしまった。
「真の良心」を持つものが苦悩する。
東京裁判でもそうだった・・。
インドのラダ・ビノード・パール判事が残した、
東京裁判においての意見書の「結語」。【 パール博士の東京裁判における意見書の結語 】
時が熱狂と偏見とを
やわらげた暁には
また理性が虚偽から
その仮面を剥ぎとった暁には
その時こそ正義の女神は
その秤を平衡に保ちながら
過去の賞罰の多くに
そのところを変えることを
要求するであろう
極東国際軍事裁判判事・法学博士
ラダ・ビノード・パール
安倍総理の戦後70年談話。
殆ど目を下に向けることなく話されていた・・。
★平成27年8月14日 内閣総理大臣談話(首相官邸HP)「良心」をもった人たちこそが最も苦悩した戦後70年。
あの戦争に関わった、「良心」を持った人たちの思いを
全て代弁した談話だと思う。
この談話を、非難する日本のマスコミ。
非道な連中の行為を目に焼き付けておくべきだと思う。
パール判事の言葉が、現実となるときが必ず来る。
【関連記事】★小野田寛郎さんが、強く語った 『 開戦の詔勅 』 。 今の日本の危機と重なる・・。★硫黄島からルーズベルトに宛てた手紙。
拉致問題解決を遅らせた「自虐史観」から目覚めるためにも読んで欲しい。
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