昨夜、
5月14日の安倍総理の記者会見。全てが重要なことばかりですので、ぜひ、首相官邸HPで
全文読んでいただきたいと思います。↓
★平成27年5月14日 安倍内閣総理大臣記者会見 (首相官邸HP)★《安保法制関連法案について》安倍晋三 内閣総理大臣 記者会見(後半の質疑応答含め全編は首相官邸HPで見ることが出来ます。)★冒頭の言葉です。↓
もはや一国のみで、どの国も自国の安全を守ることはできない
時代であります。
この2年、アルジェリア、シリア、そしてチュニジアで日本人が
テロの犠牲となりました。
北朝鮮の数百発もの弾道ミサイルは日本の大半を射程に入れて
います。
そのミサイルに搭載できる核兵器の開発も深刻さを増しています。
我が国に近づいてくる国籍不明の航空機に対する自衛隊機の
緊急発進、いわゆるスクランブルの回数は、10年前と比べて
実に7倍に増えています。
これが現実です。
そして、私たちはこの厳しい現実から目を背けることは
できません。
前回のブログ記事でも触れた「北朝鮮の核弾頭の小型化」。
★子供を拉致し銃を突きつけカネを出せと脅す北朝鮮に金を渡さなかったら
「人権侵害!」という異常さ。北朝鮮のパチンコ、覚せい剤、マツタケが日本に向けた
核弾頭ミサイルとなる。
「これが現実」。こう書いたばかりだったので、なおさら、この記者会見冒頭の
安倍総理の
「これが現実です。」という言葉が自分には重く響いた。
政治家が、この「現実」というものを真正面から向き合わなければ、
そこには必ず
「政治の不作為」が生じ、国民の生命は危険なものと
なる。
しかしそれだけではない。
今の日本には、そして国会には、その現実をしっかりと把握
しながら、
わざと「政治の不作為」を進めようとする連中が
山のようにいる。
日本国民の生命よりも他国の利益に沿う。
日本国内で、自国民を窮地に追い込む。
これが存在する。
どちらもとてつもなく罪深いが、後者は特に許し難い。
「現実」を見ない政治家。この質疑からも判る。
憲法の前文を引用した答弁。↓
★午後 小西洋之(民主党)【参議院 国会中継】外交防衛委員会 平成27年5月12日★42分10秒から
【民主党参院議員 小西洋之】
もう一つ、真ん中にある「平和主義」なんですけども、
「人間相互の人間相互の関係を支配する崇高な理想を
深く自覚して、平和を愛する諸国民」
ですね、これを諸国家というふうに勘違いしてる、
あの、憲法を正しく理解されていない方、
世の中にはたくさんおりますけれども、
北朝鮮という独裁国家を信頼するんじゃ
ないんですね。
北朝鮮の圧政のもとで苦しんでいる、生きている、我々と同じ
人間である、市民である、その諸国民!
本来ならば平和を愛するであろう諸国民の公正と信義に
信頼して、そういう諸国民とともにその信頼を築き上げて
平和国家プランというものを築き上げて、そして本来外務省が
行うべき平和外交というものを外交の力で展開して、そのことに
よって個別的自衛権とともに日本を護っていくとというのが
2つ目の平和主義なんですね。
動画では、小西の向かって左手で福山哲郎が最初から最後まで
ぐだぐだに船漕いでるくらいに寝てるのが映っているのだが。
そして、上の小西のくだり部分ではそれが「最高潮」なのだが。
福山は
「聞くに値しない」から寝てるのか?
小西には是非、福山に問い質して欲しいと思う。
「オレがせっかく大事なこと言ってるのに
何で寝るんだ!!!」と。
あ、もしかして、この小西のツイートは、皮肉なのか?↓
小西ひろゆき (小西洋之) (@konishihiroyuki) 10:36 PM - 14 May 2015
安倍総理の安保法制の記者会見に正直驚く。
いつものような暴言こそあれ、「これまでより少しだけでもまし」
という意味で新しいものはゼロ。
結局、従来の支離滅裂な説明の繰り返ししか
喋れないのだ。
安保国会で安倍内閣を倒閣できると確信した。
ただし、民主党が組織としてまともに機能すればだが。。
民主党のことは知らないけれど、あの安倍総理の記者会見が
「支離滅裂」にしか聞こえないとは・・。
この小西と同じく
憲法の前文を持ち出してきて全く同じことを
主張した民主党の議員。
参院議員の藤末健三。↓
★民主党議員がNHK会長に国会で政治的に放送要求した番組はジェームス三木脚本の「つばめ」。「強制連行」を再び歴史に持ち出し日本を貶める売国奴たち。【民主党参院議員 藤末健三】
私はこの憲法前文の部分が非常に好きでございまして
よく話をするんですが、よく批判されますのは
「藤末さん、あなたは、ここに
『諸国民の公正と信義に信頼して』
と書いてあるけれど、北朝鮮を信用するのか?」
と言われますね。
で、私はそれに対しては
「北朝鮮という国は信用できない。
しかしながら北朝鮮の国民、これは
『諸国』じゃなくて『諸国民』なんですよ!
一人ひとりの国民の方々は戦争をしたくない、
平和を望んでる、ということを私は信用できる」
ということを申し上げております。
国会議員を辞めて欲しい。
本当に。
一刻も早く。一昨夜、NHKのBS「世界のドキュメンタリー」で
フランス製作の「カラーで見る独裁者スターリン」という
番組を見た。
自国民2千万人を虐殺・粛清したスターリンの残虐さ、非道さは
言うに及ばず。
私が驚いたのは、ウクライナの飢饉で餓死者5百万人を
スターリンが見殺しにしたということ。
ウクライナ語で「ホロドモール」と呼ばれているそうだ。↓
★【まとめ】ソ連の行った計画的飢餓「ホロドモール」が残酷すぎる何の対策もしない、というか、ウクライナ「丸ごと」隔離状態にして
見殺し、放置・・。
まさしく「政治の不作為」。
しかも「計画的」といわれている。
映像は、本当に「残酷」そのものだった・・。
対独ナチス戦で戦死者2千万人を出しながら戦勝し、
ソビエト国民に出迎えられるスターリンの姿も見た。
自国民を散々殺しておきながら・・。
この矛盾。
ナチスのヒトラーとヨシフ・スターリン。
ドイツとソビエトの間にあるポーランド侵攻による衝突を
避けるため、1939年8月にドイツとソ連の間で交わされた
独ソ不可侵条約。
その2年後の1941年6月に、ドイツが独ソ不可侵条約を
破りポーランド侵攻。
その不可侵を破られたソビエトは、1945年、日本との
不可侵条約を破り、瀕死の日本に侵攻。
そして、日本は北方領土を奪われた。
思い出すのは、1945年3月、市丸利之助海軍少将が
硫黄島からルーズベルトに宛てた手紙。
★ルーズベルトに宛てた手紙。
拉致問題解決を遅らせた「自虐史観」から目覚めるためにも読んで欲しい。★ルーズベルトに与うる書その手紙の一節。
あなた方がいかに善戦してヒトラー総統を倒したとしても、
どうやってスターリンを首領とするソビエトと協調する
つもりでしょうか。
1949年12月、ヨシフ・スターリンの70歳の誕生祭に招かれ
出席する毛沢東。
毛沢東とスターリンが並ぶ映像。

どちらも、粛清・虐殺で自国民を2千万人殺している。
しかし不思議だと思うのは、これほどまでに残虐な
独裁者2人が、今、ヒトラーほどに日常的に名前を
聞かない。
なぜなのか?
違うのは、ヒトラーは「反共」であり、
毛沢東とスターリンは「共産主義者」であること。
民主党の有田芳生がヨシフ・スターリンを取り上げて
「このような独裁者は許せない!」と聞いたことはない。
毛沢東を取り上げて「許せない!」とツイッターに書いて
いるのを見たことがないのだ。
連中はアメリカを批判しても、共産主義者は批判しない。
他国民に対してだけでなく、自国民までも「革命」という
名の元に虐殺・粛清する共産主義者を。
小西、藤末の「欺瞞」は、ここにある。
連中が言う
「アメリカの戦争に巻き込まれる」
という言葉。
この言葉は、まさしく、アメリカの国民を信じてはいない。
そして何より日本国民を信じてはいないのだ。
憲法の前文にある「平和を愛する諸国民」を
「諸国家」と解釈し、憲法を正しく理解していない
などと馬鹿にしておきながら、アメリカと日本に
対してだけは「平和を愛する諸国民」であるとは
この2人は信頼していないのだ。
これこそ「欺瞞」ではないか。
この国会での答弁を、中国共産党による弾圧に
苦しめられているチベットや東トルキスタンの人たちの
目の前で堂々と言えるのか?
「人民解放」という名のついた中国軍が、最初は
チベットの人たちに微笑を見せながら、チベットの地に
侵略してきた、その土地で、こんな言葉を堂々と言えるのか?
東トルキスタンの人たちを避難させることもせず
居住させたままの地で何十回と核実験をした中国共産党。
その地で、こんな言葉を堂々と言えるのか?
そして日本は、この残忍な中国共産党の次の「射程圏」に
既に入っているのだ。
スターリンが自身の崇拝を推し進めるために「捏造」を
流し続けた「プロパガンダ放送」。
テレビというものの最も危険なことは、「表現の自由」だと
いうけれど、その言葉を「隠れ蓑」にして「捏造」をすることが
最も「危険」なのだということは誰にでもわかる。
決してやってはいけないことなのだ。
スターリンがさせていた「捏造」は、北朝鮮のテレビでもおなじみの、
「やらせ」
「国民をサクラにする」
「誇大な宣伝」
「一方的な主張」
「一方的に敵を作る」
そして
「都合のいい隠蔽」
etc ・・・
全て同じなのだ。
そしてこれらは全て「捏造」のカテゴリーに入る。
「公平でない」くせに「公平である」として国民を騙すこと。
これも「捏造」であると。
こうして国民を扇動し、「プロパガンダ」を続ける。
日本のマスコミは、「やってはならないこと」をやってきた。
マスコミの「表現の自由」の論点ずらしは、当然のことながら
異常なのだと、スターリンの時代の映像を見て改めて感じる。
国会での「現実を見ない政治家」の存在。
意図的であろうと私は思う。
この恐ろしさ。
本当に耐えられない。
これを変えるには、選挙で国民が全うな判断をするしかない。
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