今回の邦人人質事件を起こしたテロリスト集団「ISIL」を
今だ「イスラム国」と言い続ける日本のマスコミは
イスラム圏の人たちに対して、それこそ「ヘイトスピーチ」を
連日続けているのと同じなんじゃないんですか?
わざとですか?
日本が「テロ組織」をまるで「国」として認めているかのように
イスラム圏の人たちに、また世界に広めたいんですか?
毎日新聞の英語版も
「Islamic State」(イスラム国)を
使ってるんですけど。
また「わざと」ですか?↓
★Fate of Islamic State hostages unknown as deadline passes毎日新聞などは特にこういうことの常習犯で、例えば
「靖国神社」のことを
「Yasukuni war shrine」(靖国戦争神社)などと表記していますよね。
また、以前、同じ英語ニュースサイトにあった「WaiWai」という
コラムで、日本人がまるで変態であるかのような下劣かつ
悪辣な記事を長い間さんざん垂れ流し続けて日本人、特に
日本女性を辱め、貶め続けてきたじゃないですか!
この毎日新聞変態報道事件が「大して影響はない」なんて
絶対に思わないでください。
この毎日新聞の「「WaiWai」記事は、ブラッド・ピットや
菊地凛子が出演した映画「バベル」にも大きな影響を
与えてしまっているんです。
菊地凛子が演じた聾唖の日本の女子高生の行動は
信じられないくらいに「異常」そのものでした。
私は、この映画がアカデミー賞助演女優賞ノミネートされた
とテレビで騒がれていたので、日本公開となった時に、
映画館に観に行ってしまったんですが、もう本当に吐き気が
しました。
そして一年後、なぜあのような「異常な設定」になったのか、
その理由がネットでの情報で判りました。
菊地凛子扮する女子高生のファーストフード店での異常な
行動など、全ての設定が、この毎日新聞「WaiWai」記事の
内容と「瓜二つ」だったんです。
↓下記記事の中程にも書いていますので、この機会に
どうか知って欲しいです。
★浅田真央選手の記者会見で最後に「森発言」に関する質問をした
「ジャパンタイムス」は日本のマスコミと連携した反日新聞だ!!★毎日新聞英文サイトWaiWaiコラムの不適切記事問題しかし、今回は特に政府の方針も、また国会でも、表記を
「ISIL」に変えようと、なっているんですけど、この期に及んで
まだそれに反発するんですかね?
ヨルダンでは「ISIL」を利するような憶測の報を流したとして
マスコミ関係者が
「テロ幇助」の罪で逮捕されたとか、テレビで
流れてませんでしたか?
日本のマスコミなんか、殆ど「テロ幇助」じゃないですか!日本のマスコミは、どこもかしこも、どいつもこいつも、
テロリストの都合のいい方向ばかりに向いてるじゃないですか!
一体この国のマスコミはどうなってるんですか!?
今の日本のマスコミは、テロリスト「ISIL」側に立っているのは
誰が見ても明らかです。
マスコミは、海外へも同じように発信しています。
これは
海外からの日本への目を明らかに
「誤った見方」へと導くものですよね。
テロ組織「ISIL」側は、ヨルダンを事件に絡ませてきて、
まるで
日本とヨルダンの関係に「不協和音」を起こさせたいが
ごとくの行動を続けていますが、それに呼応するかのように、
日本のマスコミは「煽り報道」を続けていますね。
一番問題なのは、これら日本のマスコミの記者どもが
現地で、相当ふっ掛けるような質問をして、日本に対する
感情を損なわせるようなことをしでかしているのではないか
ということと、また当然のごとく、自分達の都合のいいデモや
意見だけ報道しているであろうことです。
例えば2012年4月。
安倍総理がロシアに訪問し、プーチン大統領と合同記者会見を
した時、
TBSの緒方という記者がロシアにとって非常に挑発的な
文言、「ロシアが実効支配している」という言葉をわざと入れて、
安倍総理とプーチン大統領に北方領土に関する質問をしたのを
覚えていると思います。
あの時の、
プーチン大統領の答えがコレでした。↓
私が今、注目したのは、記者の方が、この質問を紙から
読み上げていたこと。
この質問を、多分ほかの人からもらったと思うが、その人に
対して、次のことを伝えていただきたいと思う。
もし、この(領土問題解決の)プロセスにおいて、
妨げを起こしたいならば、それも可能。
そのためには激しくて直接な問題、直接な質問をして、
同様に激しくて直接な回答をもらうことができると思う。
この言葉そのままですよ。
今マスコミが現地でやってることは。
また、2004年の自衛隊のイラク復興人道支援の時に、
まるでイラクの人たちが自衛隊に対して悪い感情しか
持っていないかのような報道を日本のマスコミ各社が
連日行っていましたが、あれも同様です。
現地イラクで「自衛隊は悪」を相当煽っていたのは
察しが付きますし、現にそういう記事もありました。
そしてあの時と全く変わらないのは、兎にも角にも
「イラク戦争」という「戦争」というものに対して徹底的に
非難して、さも「人命尊重」であるかのように印象づけて
いるけれど、その実、そこまでに至ったテロ事件、或いは、
イラクでのサダム・フセインの残虐な圧政対しては、殆ど
「非難をしない」、という方向性です。
ここで、2003年4月24日号の週刊新潮での記事が
「朝日新聞」の当時のスタンスが非常によく解り、また
象徴的な記事ですので紹介します。↓
題名は
「フセイン体制崩壊を「悪夢」と書いた朝日新聞」でした。
★【偏向】フセイン体制崩壊を「悪夢」と書いた朝日新聞 (週刊新潮 4月24日号) 文責・名無しさん :03/05/22 19:20【ついにフセイン体制崩壊を「悪夢」と書いた反米「朝日新聞】
(週刊新潮 2003年4月24日号 (2003/4/17 発売))
フセイン体制崩壊後、略奪が横行し始めると、
朝日はすかさず”悪夢”と書いた。
だが、よく考えてみよ。
イラク国民にとって、横暴の限りを尽くしてきた
フセイン政権の方がよほどの悪夢ではなかったか。
ミスリードを繰り返す反米「朝日新聞」もまた
日本国民にとって”悪夢”そのものだ。
《市街地に戦車侵攻》
《米「本丸」へ電撃進攻》
朝日新聞と読売新聞の記事のタイトルだが、どちらが
朝日でどちらが読売か、お判りになるだろうか。
正解は右が朝日、左は読売。
(※上記文面では上が朝日、下は読売。)
【侵攻】
他国または他の領土を攻めおかすこと。侵犯。
【進攻】
進んで行って攻撃すること。進撃。
(広辞苑)
ということは、朝日新聞は今度の戦争を、米英軍による
イラク領土への侵犯と定義していることになる。
それゆえ朝日新聞はバグダッド陥落後、発生した略奪を
こう見たのである。
川上泰徳中東アフリカ総局長は書く。
「米英が、アラブ民衆は自分たちの手による『解放』を
喜ぶと考えるのは誤りだ。
カタールの衛星放送アルジャジーラは、略奪、強盗など
暴力の横行を延々と映している。
イスラムのルールのもとで社会の規範を重んじる人々に
とって秩序の崩壊は、米英が持ち込んだ悪夢なのだ。」
(4月12日付朝刊)
混乱はフセインのせいではなくイラクを侵犯した
米英がもたらした悪夢というわけだ。
翌13日の社説もこう書いた。
「バグダッドからは、無政府状態がもたらす悪夢のような
映像が伝えられている。
圧制から解き放たれた民衆が暴徒と化し、病院や学校、
大使館、博物館なども略奪の対象となっている。」
「しかし果たしてこれは悪夢なのでしょうか」
と、疑問を呈するのは、水口章敬愛大助教授。
3月まで中東調査会研究員を努めていたイラク研究の
第一人者である。
「イスラム教では人の物を盗んだだけでも手首を
切られるほど戒律が厳しいものです。
まず、略奪は普通ならあり得ない。
それが今回イラクで起こったのは、イラクがイスラム教の
規範がゆるい世俗的社会だからなのです。
実際にはフセイン政権周辺の一部のバース党員
などが甘い汁を吸い、シーア派やクルド人は
月収10㌦といった貧しい生活を強いられてきた。
その長い抑圧が一気に噴き出して略奪になっている。
それが現実というものです。
日本人的な感覚で”悪夢”というのは違いますね」
水口助教授はさらに、
「略奪は一部市民だけが行っているのではない」
と指摘する。
略奪行為にイランの反米勢力が加担しているというのだ。
「イランにバドル軍団という民兵組織を有するシーア派の
一派がいます。
彼らが一般人を装って続々とイラクに入国しています。
親米政権が誕生することはイランにとって脅威。
彼らが略奪行為に加わっているという情報があるのです。
政治的な動きですが、朝日はただ略奪が起こって市民が
怯えているという報道に終始している。
国際情勢の研究者の間では
朝日のイラク戦争報道に疑問の声が
上がっています。
世間の反米・反戦ムードに迎合しすぎて
反対の情報を消しているのではないでしょうか」
何しろ、朝日といえば、反戦、平和。
そして何といっても国連主義が売り物である。
米欧が対立した時は、
「理は仏独にある」 (2月12日付社説)
と国連による査察継続を支持し、開戦直前にはこう書いた。
「再び大量破壊兵器をもたないよう監視と検証の手を
緩めない。
それが行き詰まったとき初めて具体的な軍事力行使を
検証する。
そうした方向性なら理事国の大勢が合意できるだろう。
(中略)
万策尽きるまで平和解決に努めることで国連の権威は守られる。
今がその時だ。」
(3月15日付社説)
サダム・フセインの圧政は、イラク戦争後に自衛隊の
人道支援派遣準備でイラク入りし、テロに巻き込まれ
殉職された外務省の奥克彦大使が
「イラクだより」を
書いていますが、この中に出てくるイラクの人たちの
「生の声」を読めば、いかに酷いものであったかが
よく解ります。↓
★奥大使遺稿「イラク便り」に寄せての川口大臣メッセージまた、ここで出てくる
>川上泰徳中東アフリカ総局長という人物も相当な「自衛隊批判記事」を書いています。
2008年3月19日付朝日新聞での記事を川上自らが
「Asahi中東マガジン」という朝日のネットサイトに「紹介」
していますのでちょっと長いですが取り上げます。
本当に腹立たしい内容です。↓
★2008年3月 無残、イラク・サマワ復興事業 手抜き工事、次々発覚 川上 泰徳(2010/06/01)【2008年3月 無残、イラク・サマワ復興事業】
《手抜き工事、次々発覚》
(川上泰徳 「Asahi中東マガジン」2010年6月1日)
3月20日のイラク開戦5年を前に、陸上自衛隊が
06年夏まで駐留したイラク南部のムサンナ州サマワを
1年半ぶりに訪れた。
「自衛隊は占領軍ではない」と、人々はなお自衛隊びいきだ。
親日感情も高い。
一方で、駐留中に自衛隊と外務省が発注した様々な
復興支援事業では、地元業者によるずさんな工事が
目立っていた。
多額の事業が現地の腐敗を助長したとの指摘もある。
(サマワ=川上泰徳)
「アスファルトは薄い。
その下の砂利もひどい品質だ」
州議会の腐敗追放委員会のハーキム・ハッシャン委員長は、
サマワの北東8キロのクワシ地区の道路わきにあいた穴を
指さした。
冬の雨で路肩が流れた。
厚さ10センチもないアスファルトの下がえぐれている。
自衛隊宿営地に事務所があった外務省サマワ連絡事務所が
発注した道路舗装工事だ。
ハッシャン氏は続けた。
「舗装道路なのに2、3年でだめになる。
業者が工事費を浮かすために手抜き工事をしたのだ。
日本の監督が甘かったのも原因だ」
同地区に住む農業タメル・ナエマさん(47)は
「日本には感謝している」
と語る。
「道路改修のおかげで、雨の日でも車で病人を運ぶことができる。
しかし、施工はひどい。
地固めが不十分で、道路は穴だらけだ」

日本が発注した道路改修工事で、欠陥を指摘する
州議会腐敗追放委員会のハッシャン委員長
=サマワのクワシ地区で、川上写す
自衛隊と外務省はムサンナ州で、給水、医療支援、道路改修、
公共施設・学校補修を、復興支援事業の4本柱とした。
道路や学校の補修は、地元業者に委託した。
学校改修でも、壁にひびが入り、天井のしっくいがはがれて
落ちるような工事がある。
ハッシャン氏は
「私が見た学校改修事例の半分以上が欠陥工事だ」
と言った。
●サマワ復興、甘い算定 貯水槽土台にヒビ・崩れる観客席
イラク開戦から5年
道路改修事業は軒並み評判が悪い。
サマワ南部のサワ・マフディ道路は、25キロの舗装を
20キロまでで業者が放棄した。
北東部のムサイダ道路は11キロを日本が改修したが、
今年初めに州政府が再改修を始めた。
地域の教諭アブドルザフラ・フセインさん(39)は
「1年でだめになる粗悪な道路を日本の事業として
残したのは、日本にとって恥ではないか」
と問う。
腐敗追放委員会のハッシャン委員長はサワ・マフディ道路に
関して、州道路局長にあてたある文書を入手した。
「外務省サマワ連絡事務所」の担当者名と漢字の署名がある。
「材料高騰で事業規模を25キロから20キロに修正する」
と、外務省が工事中断を承諾する内容だ。
「文書の真偽を日本の外務省に確認する必要がある。
偽物なら、業者の逮捕を裁判所に求める。
日本の事業絡みの腐敗に、我々は関心を持っている。
解明には日本の協力が必要だ」
と語った。
◇
サマワ南郊のアトシャーン地区に、イラクの旗と日の丸が
描かれた1万リットルの貯水タンクがある。
自衛隊と外務省が配った飲料水用タンク約500基の一つ。
請負業者がコンクリートの土台をつくってタンクを置いたが、
最初の注水で土台にひびが入り、使われていない。
地元の住民は
「せっかくの日本の贈り物が台無しだ。
悪いのはイラクの業者だが、自衛隊はやり直させなかったのか」。
ある州議会議員は成功例として
「サマワ・オリンピックスタジアム」の修復工事を挙げた。
中央にサッカー場があり、その周りに全天候型コースがある。
「周辺の州からも陸上競技をしに訪れるほど素晴らしい出来だ」
とスタジアム関係者。
ただ、観客席は70年代のコンクリート製ベンチに
青と黄色のペンキを塗っただけ。
「当初はプラスチック製のイスに代える予定で日本側も
指示していたが、結局はそのままだ」。
観客席に上がるとベンチが崩れていた。

スタジアム無残
自衛隊と外務省が改修事業を発注したオリンピックスタジアム。
観客席はあちこち崩れている=サマワで、川上写す
もう一つの成功例は、未熟児用の新型人工保育器を提供し、
未熟児死亡率を大幅に低下させたサマワ子ども病院だ。
「この3カ月間、新生児の死亡はゼロを記録した」
と、バシール・アウダ院長は胸を張った。
当時はサマワ総合病院にも、医療機器の提供や自衛隊医務官
による指導があった。
だが、自衛隊撤収後は、提供された機器のメンテナンスや
修理部品、試薬などの供給支援は全くなかった。
両病院では、日本から提供された生化学自動分析装置が、
血液や尿の検査の中核だ。
だが、総合病院では「試薬はあと1カ月分」、
子ども病院は「すでに試薬はない」。
◆日本事業受注、ワイロ横行
サマワで日本がつぎ込んだ数十億円の
復興支援事業が、無残な姿をさらしている。
自衛隊の宿営地を狙ってロケット弾が飛ぶなど治安が
悪化する中で、事業の実施や監督が制約されたことも
否めない。
しかし、今後の日本の国際貢献の教訓とすべきことも多い。
「自衛隊はイラクでの事業の相場を
知らなかったのではないか。
日本の事業は3割以上の割高だった」。
サマワの道路工事業者が語った。
道路改修の多くは政府の途上国援助(ODA)として実施され、
自衛隊宿営地にあった外務省サマワ連絡事務所が実施した。
クワシ道路(2・3キロ)やサワ・マフディ道路(25キロ)は、
それぞれ2千万円、2億2千万円の事業費だった。
1キロ当たりの舗装は880万円前後。
業者はイラクの相場は700万円以下と言う。
「普段は正規の工事で1割のもうけが出ればいいところを、
日本の事業は4割以上のもうけになった」
このため、経験のないにわか業者が日本の事業に群がった。
州議会腐敗追放委員会のハッシャン委員長は
「指名を得るため州政府の幹部にわいろを出し、自衛隊の
通訳を買収するなどして、結果的に粗悪な工事で不正な
もうけを得る無責任な業者が横行した」。
宿営地で働くイラク人通訳の弊害が指摘されている。
「自衛隊は通訳なしでは何もできなかった。
通訳は入札価格を業者に流し、もうけの20%を受け取るのは
当たり前。
時には半分が通訳に渡った」
と、請負業者は証言した。
複数の元通訳にも会った。
「宿営地でも問題になっていたことだ。
業者との癒着で追放された通訳もいた。
自衛隊撤収後に会社を設立したり、商売を始めたりする
元通訳が現れ、誰が不正を働いていたか判明した」
と、ある元通訳。
「金持ちになった通訳は3割程度だ」
とも付け加えた。
手抜き工事が横行した理由として、
「自衛隊にも外務省にも、土木工事や建築のことが分かる
人間がいなかった。
業者の選定や工事の監督をする能力がなかった」
と語るのは別のイラク人元通訳だ。
自衛隊は途中で専門家を入れたという。
別の請負業者は、サマワに駐留したオランダ軍には
「土木工事のことが分かる人間が宿営地にいて、
ごまかしはできなかった」
と語った。
◇親日感情、なお強く
朝日新聞は今月、サマワなどムサンナ州で世論調査を実施した。
自衛隊の駐留は79%が「よかった」と評価した。
復興支援活動については77%が「役に立った」とした。
自衛隊撤収直後の06年8月の世論調査では、それぞれ
71%と67%だった。
宗教指導者のアリ・メヤリ師は
「人々は自衛隊が米英軍のような占領軍ではなかった
ことを評価している。
日本がこれからもサマワを支援してくれることへの期待が
ある」
と分析している。
◎イラク駐留の教訓、生かすためには
《解説》
武力行使をしなかった自衛隊は無傷で戻ってきた。
その非戦の論理は誇ってもいい。
しかし、ずさんな事業の数々に日本の名前が
ついて回るのは恥ずかしい。
イラクは中東でも一筋縄ではいかない国だ。
部族社会のしきたりと、イスラム教のルール、
旧フセイン時代の官僚主義や強権志向、腐敗が
ないまぜになっている。
「自衛隊はいい人たちだった。
しかし、イラクのこともサマワのことも
知らなかった」。
宿営地で働いていたイラク人通訳はそう語った。
請負業者や通訳の話を聞くと、自衛隊も外務省も、
復興支援事業で気前よく金を払い、問題があっても
事なかれ主義に徹した様子が浮かんでくる。
サマワ駐留は米国を援護するための対米貢献だったが、
「復興支援」を掲げた以上、対イラク貢献の質も
問われなければならない。
自衛隊も外務省も、2年半の駐留の困難さや現地対応の
難しさなど、本当の教訓を明らかにしていない。
これでサマワ駐留は成功だったと総括するなら、
サマワの経験は日本の国際貢献に何も生きない。
(川上泰徳)
<2008年3月19日付朝日新聞>
読んでると改めて怒りが湧きます。
「対米支援」などという言葉を使っていますが、慰安婦捏造
問題やヘイトスピーチ問題でも「国連が勧告を出している!!」
などとすぐに喚く連中が、その国連の意向を無視して、こういうこと
書くんですからね。
しかし、何と
悪辣な、悪意のある記事なんでしょうか。
現地のイラク人に
「日本の悪いところがたくさんあったはずだ!」
「自衛隊はいいことばかりじゃなかっただろ?」
「ホントはどうなんだ!?」
と自衛隊批判、日本批判を引き出すために必死で
インタビューを試みていたんじゃないんですか?
しかも
世論調査までしてるとか。
結局は自分達の都合のいい数字までは引き出せなかった
ようですけど。
しかし、最初から最後まで、まぁ、重箱の隅をつつくような
真似をしてまで、とにかく自衛隊と外務省を咎めたい、
ただただそれだけを「目的」とした本当に醜悪な「ルポ」だと
思います。
そもそも「支援」にそこまで求めるのかというようなことばかり。
そしてそういうことを殊更取り上げて、いかにもイラク人が
日本に対して文句ばかり言ってるような印象を与え、
この記事を読んだ日本人がイラクに対して
「嫌悪感」を
持つような記事をわざわざ書いている。
またその逆も然り。
>イラクは中東でも一筋縄ではいかない国この言葉などは、取材をしている間も自衛隊、そして日本への
感謝の言葉が思っていた以上にあちこちから聞こえて来て、
自分の思い通りの取材ができなかったからじゃないのか?
世論調査でもっと悪い数字が出ると思ったのに、残念だ、
と思ってたから出た言葉じゃないのか?
とまで思えてきてしまいます。
ていうか、イラク人に対して失礼だろ!こんな言い方!
それに今回の取材内容も。
そして、
そもそも自衛隊のイラク復興人道支援は、
「何もかも与える」とか「やってあげる」などという
「施し目線」、「上から目線」なんかは1つもなかったんです!↓★自衛隊。イラク復興人道支援。ヒゲの隊長。キャプテン翼。サッカー。
外務省。そして吉田茂の言葉。日本の誇り! 給水活動以前書いた上記のブログ記事でも取り上げたのですが、
ヒゲの隊長、佐藤正久参院議員のブログにあった
「イラクの現場から」のレポートを読めば、そのことが
よく解ります。
一部ピックアップします。↓
■給水塔完成■
給水塔完成式での記念写真です。
外務省と自衛隊の水が、「希望のオアシス」となる事を
願いつつ。

サマーワの人々自らの手で、タンクに注水。
魚を与えるのではなく、魚の採り方を教えるスタンスの
象徴的なショットです。

■給水車による給水活動■
配布は現地サマーワの人々に委ねます。
全てのプロセスを自衛隊だけで完結させず、
現地の人々と参画範囲の境界をどの辺に設定するか。
悩んだ上での結論が
「外務省と自衛隊はあくまでも黒子に徹する」
事でした。
■学校補修■
この日は学校の外壁補修。
イラクの人々は基本的に、勤勉で職人肌。
日本人の気質とも通じるものがあります。

働く人の手は、昔も今も大好きです。
塗り壁汚れもなんのその、彼等の活き活きした笑顔を見てください。
サマーワの人々の笑顔が、暑さも疲れも吹き飛ばしてくれます。

■オリンピック・スタジアムの補修■
あくまでも修復の主役はサマーワの人々で、
外務省と自衛隊は彼らのお手伝いです。
上からものを見ない、文字通り「Understand」の精神で、
イラクの人々と同じ汗を流します。
■日の丸を掲げて、ほほ笑んでくれた親子。■

■「キャプテン翼」大作戦■
外務省・江端駐在官の発案から実現した
「キャプテン翼」給水車をバックに、
イラクの子供達の笑顔がとてもかわいい。

■番匠一佐はサマワ到着後、現地の人々に繰り返しこう語って理解を求めた。■
(産経新聞イラク取材班
「武士道の国から来た自衛隊―イラク人道復興支援の真実」より我々はあなた方の友人としてサマーワに来た。
我々日本も、60年前の先の大戦で敗れ、
国土は焦土と化した。
すべてが無に帰し、食料にも困る日々が続いた。
そんな廃墟の中から私達の祖父母、父母の世代は
立ち上がり、大変な努力をして、日本を復興させた。
そしてその結果、いまや世界第2位という日本を
築き上げることが出来た。
メソポタミア文明という人類にとって偉大な歴史を有する
あなた達イラク人は偉大な国民だ。
あなた方に同じことが出来ないはずはない。
我々は友人として、あなた方が立ち上がる
お手伝いに来たのだ。
イラクの人たちにも勿論「誇り」があります。
その「誇り」を大事にしながら、そして「敬意」を持って
接すること、これこそ大事だと思うんです。
朝日の記者とは全く目線が違うのです!
朝日の記者は何と「傲慢」で、「上から目線」であることか!
過酷な環境の「現場」でイラクの人たちと頑張ってくれた
自衛隊の方たち。
そして、現地での自衛隊の下支えとなり、さまざまに知恵を
絞り、準備を手掛けてきた奥大使始め外務省の方たち。
大勢の人たちの汗と努力によって、あのイラク復興人道支援は
なされてきたのです。
そして「信頼」を築き上げてきた。それを、この朝日の記者は、いとも簡単に愚弄し、そして
長い年月を掛けて築き上げてきた「信頼」というものを
一瞬にしてメチャクチャにしてしまうのです!!本当に悔しいです!!
日本のマスコミが、ずっと浅田真央選手の試合中の
ジャンプをしてる時の顔のアップ写真をよく出していました。
ものすごい力で跳んでいるわけですから、顔が歪んで
当然なんですが、その瞬間を写した写真ををわざわざ
出してくるテレビの無神経さ、果てはそこまでして自国の
選手を貶めたいのかと、何度も思いました。
カメラマンの目的とはなんなのか?
そういう写真を敢えて出してくるカメラマンとは、
どんなつもりで「カメラマン」という職業を選んだのか?
何のために「カメラマン」になろうと思ったのか?
そういうことも何度も思いました。
それと同じだと思うんです。
この朝日の記者は、何のためにこの記事を敢えて書いたのか。
何のために取材をイラクで行ったのか。
そして何のために記者という職業を選んだのか?
何のために朝日新聞というメディアを選んだのか?
そこまで考えます、当然。
この記事も日本とイラクの人たちを離反させるため。
そして日本を貶めるため。
それしか見えてこないのです。
そして今回の「ISIL」人質事件でもコレですからね。↓
★「イスラム国」のテロリストたちに「口実を与えている」のはまさしく 日本にいる反日極左連中に他ならない!イラクまで行って、
「自衛隊のイラク人道支援は失敗だった」と騒ぎたて、
反日を植え付けようと必死になる
朝日の記者。いわば
「付け火」記者です。
今年フリーになったばかりということですが、こんな奴に、
危険な中東で、好き放題、勝手放題されて、挙句に、
ピースボートのように何かあったら「助けてくれ!」
とか、もし万が一なった時、そういうことを簡単に受け入れる
気持ちになんかとてもなれません!
★ピースボート、自衛隊に泣きつく■2003年の週刊新潮の記事の戻ります。↓【米英苦戦の観測記事】
金科玉条の国連主義。
しかし、その朝日の国連主義の姿勢すら疑わしい、
と言うのは在米ジャーナリストの古森義久氏だ。
(※小森氏は産経新聞のワシントン駐在論説委員)
「朝日は一貫して
『今度の米英の攻撃は国連決議を経ていないからダメだ』
といっています。
でも、91年の湾岸戦争は国連決議を経た戦争だったにも
かかわらず朝日は反対している。
アフガン戦争も同様で、反戦論客を動員して反戦と言わせて
います。
論理的にメチャクチャなんですね。」
つまり国連決議があろうがなかろうが、最初から戦争反対なのだ。
開戦後も不思議な記事が続く。
「イラク戦 長期化説浮上」 (3月28日付朝刊)
というワシントン・ポスト紙を紹介した記事だが、古森氏は
こう批判する。
「戦争の長期化を米政府の高官が示唆したという記事ですが、
何の根拠もない。
ラムズフェルドやチェイニーがそんなことをいうはずはない。
ひどい記事です。
朝日の戦況の予測記事には間違いが多い」
(中略)
「市民の悲鳴が聞こえる」
というタイトルの社説が出るのは、翌6日。
先の古森氏は言う。
「見出しも情緒的ですごいが、中身も
”血みどろの市街戦が繰り広げられることも十分に考えられる”
と恐怖心を煽っています。
大方の見方では大した市街戦は起こらない、
というのにもかかわらずですよ」
実際、イラク側の抵抗は散発的だった。
「朝日は戦争中、
『爆撃の被害で市民は悲鳴を上げている』
と戦争反対を唱えてきました。
でも、米英軍がバグダッド入りしたら、市民は歓迎している。
それなのにことさら略奪を大々的に取り上げて”悪夢”とまで
書く。
あくまでネガティブに捉えようとしている」
朝日新聞はどう言うか。
「イラク国民のすべてが手放しで米英軍を
歓迎したとは思えません。
夥しい犠牲者がいますし、国土の破壊も
並々ならぬものがある」
(広報室)
28年前、ベトナム戦争が終結した時、朝日新聞は
社説でこう書いた。
「長い流血の歴史がここに終わりを告げ、
ベトナムに平和が立ち返ったことを、心から
喜ばずにはおれない」
(75年5月1日付)
そして、南北ベトナム統一後の将来をバラ色に
描いてみせた。
「南のメコン・デルタの豊かな米作地と、北の工業化とが
一体となれば、経済建設は急速に進むに違いない。」
だが、その後、共産党の迫害を畏れた
夥しい数の人々がボートピープルとなって
故国を去った。
逃れたのは80万人ともいわれる。
多くの人が海賊に殺害されたり、餓死したり
したという。
これこそまさに悲劇であり悪夢だった。
先の川上中東アフリカ総局長はイラクの将来について
こう論じる。
「イラクの再生に必要なのは、国内の多様な民族、宗派、
地域間の対話を広げ、政治の信頼を回復することだ。」
(4月12日付朝刊)
あまりに奇麗事だが、こうつけ加えた。
「しかし、米英が力で統治秩序や価値観を
ごり押しするならば、その足元で米英からの
「解放」闘争が始まるだろう」
相変わらずの”反米”朝日なのである。
>親米政権が誕生することはイランにとって脅威。コレは重要だと思いますね。
イランといえば、北朝鮮が武器輸出をしていますよね。
★日本安全保障貿易学会 講演資料 迂回輸出について(イランー北朝鮮との関係)
経済産業省 安全保障貿易管理課これにはパキスタンも関係してきますが、中東といっても
特に「報ステ」の朝日や、「NEWS23,」「サンデー・モーニング」の
TBSなどは報道を聴いてると、ここの辺りは以前から何やかやと
注目してるのが解ります。
連中が矛盾しているのは、はっきり言えば、
国家間の戦争は反対だが、
国家に反発し、革命を起こすつもりのテロは
OKということです。その革命のためのテロがどんなに残虐で、どんなに悲惨でも
一向にかまわないのです。
そこに「反国家」「反体制」という身勝手な大義があれば
それでいいんですよ、連中は。
そしてその先に連中が求めるのは「共産主義の独裁国家」です。
今回の「ISIL」の人質事件。
マスコミは、あれだけ特定秘密保護法を猛反対しました。
その理由は明らかだと、そりゃ今回の報道を見てて思いますよね。
完全に「テロ幇助」じゃないですか。はっきり言えば。
宣伝もしてるし、思想を肯定もしてるんですから、
そして未だに、イスラムの人たちを愚弄するかのように
「イスラム国」を使い続けているのですから。
本当に恐ろしい!
インドのパール判事の言葉のように、いつかは明らかに
なっていくのだと思います。
【 パール博士の東京裁判における意見書の結語 】
時が熱狂と偏見とを
やわらげた暁には
また理性が虚偽から
その仮面を剥ぎとった暁には
その時こそ正義の女神は
その秤を平衡に保ちながら
過去の賞罰の多くに
そのところを変えることを
要求するであろう
極東国際軍事裁判判事・法学博士
ラダ・ビノード・パール
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