昨夜から、動きが再び出てきましたね。
外務省は、北朝鮮拉致事件でも家族会の側に立ち、
北朝鮮へ厳しく臨み続けていた
斎木昭隆外務事務次官が
先頭で頑張ってくれています。
そして今は
安倍政権。連日、厳しい状況が続きますが、安倍総理はもとより、
菅官房長官はじめ皆さん、頑張ってほしいと思います。
しかし、今の状況を見るにつけ、日本という国が、ここまで
腐りかけていたんだと、本当に危機的状況なのだと
感じずにはいられません。
日本の「一枚岩」を崩しているのはどういった連中なのか。
テロリスト集団であるイスラム国側にマスコミや極左が
こぞって擦り寄り、「安倍叩き」「安倍おろし」に興じるさまを
目に焼き付けておかなくてはいけないと思います。
そして当のイスラム国が、その言動をなぞるようにして
日本に対して圧力を掛けてくるのであれば、言わば
極左の最も望む「目的」と連動するのであれば、
それは、イスラム国だけに限られない、日本にとって
もっと憂慮すべき事態がそこにあると考えざるをえなくなります。
以下、書いてるうちに備忘録のようになりましたが、
これらのことはしっかりと記憶しておかなくてはいけないと
やはり思います。
一昨日のお昼、携帯のニュースで下記の部分を読み、
驚きました。↓
★後藤健二さんの母が会見「健二はイスラム国の敵ではありません」と呼びかけ
(弁護士ドットコムニュース 2015年1月23日【後藤健二さんの母が会見
「健二はイスラム国の敵ではありません」と呼びかけ】
(弁護士ドットコムニュース 2015年1月23日 10時03分)
(一部抜粋)
石堂さんは会見に先だってメッセージが記された紙を
配布した。
その全文は次の通り。
●会見で配布されたメッセージ
私は石堂順子と申します。
ジャーナリスト後藤健二の実の母親です。
多くの外国人記者の皆さんにお集まりいただき、
感謝します。
日本国民・日本政府の皆さん、諸外国の皆さんに
健二が大変ご迷惑をおかけしていることに心より
お詫びします。
私はこの3日間、ただただ、悲しくて、泣いていました。
表現できません。
健二は幼い頃から心の優しい子でした。
健二はいつも「戦地の子どもたちの命を救いたい」と
言っていました。
中立な立場で戦争報道をしてきました。
イスラム国の皆さん、健二はイスラム国の敵ではありません。
解放して下さい。
日本は戦争をしないと憲法9条に誓った国です。
70年間戦争をしていません。
日本はイスラム教諸国の敵ではなく、友好関係を保ってきました。
日本は唯一の被爆国です。
アメリカによる広島と長崎への原爆投下で
数十万人が亡くなりました。
あと残された時間はわずかです。
日本政府の皆さん、健二の命を救って下さい。
当然ですが色々と「思うこと」が出てきますよね。
まず、そもそも
なぜ記者会見をする必要があるのか?昔、「立てこもり人質事件」を起こした犯人の母親が
現場に行って、警察に護られながら拡声器で
犯人である我が子を説得するという場面をニュースで
見たことがありますが、人質の側となると、やはり
日本人3人が人質となったイラクでの人質事件が
思い出されます。
(北朝鮮拉致事件は全く状況が違うので。)
犯罪者の母親が説得するというのは効果があるかも
知れないと思うところはありますが、でも、被害者側の親が
犯人に訴えてもまず効果はないと思います。
また被害者側の家族が、犯人に対して訴えるというのは、
当然泣き崩れたり、錯乱状態になってもおかしくない
わけですから、「見せ物」となる可能性が非常に大きく、
いわゆる「被害者側の人権」として問題とすべきことだと
思うのです。
これは人質事件に限らず、他の犯罪被害者および事故、
災害などの被害者、被災者についても同じことが言えると
思います。
ただ、マスコミはそんなことお構いなしで、最近とみに
何でもかんでも当たり前のように一方的に流しますね。
これは本当に由々しき事態だと思うんです。
今回の件も、その点から言えば、私は記者会見など
無理してやる必要などないと思うのです。
しかし、そのことに加えて今回の記者会見を見ると
「違和感」が出てきた。
2004年に起こったイラクでの人質事件の時には
目的が
「自衛隊撤退」だったことへの違和感と、
人質の家族が記者会見でそれを主張したことへの
「違和感」がありました。
そして、犯人に「懇願」するよりも、むしろ日本政府に
対して「自衛隊撤退」を「要求」することのほうに重点が
置かれていました。
今回は、あの時のようなストレートな言い方ではないですか、
しかし、
「憲法9条」、これを出してきました。
加えて、突拍子もない
「被爆国」。
しかも
「アメリカによる」という言葉をわざわざ出して
きていること。
他には、単に「母」ではなく、わざわざ
「実の」という
断りの言葉を使っていること。
「残された時間はわずか」という言葉にも違和感を
覚えます。
(報道では、今まで「イスラム国」は期限を設けたことがない、と
流れていたので、そもそもそこから引っかかっている。)
最後の「最も主張したい言葉」が、
「犯人」への呼びかけ
ではなくて「日本政府」に対してだったことも。
そして、このメッセージを
記者会見で配布したということと、
その記者会見が
「外国特派員協会」での記者会見だったこと。
引っかかることが有り過ぎます。
塩村文夏都議の時といい、「外国特派員協会での記者会見」
というのは、そこで記者会見を開く「意図」というのが、
「政治的」なものは非常に「胡散臭い」物が多いのです。↓
★塩村都議への野次がマスコミ→署名サイト→外国人記者クラブ→海外へ。
日本人を貶める「連携プレー」は確立されている。上の記事でも書いた通り、外国特派員協会の記者会見は、
「「Change.org(チェンジ・ドット・オルグ)」
という署名サイトが結構関わってくるんです。
私がこの署名サイトを知ったのは「はだしのゲン」問題での
極左による署名活動からでした。↓
★「はだしのゲン」閉架反対署名活動をする人たち。
学童保育指導員から脱原発プロ市民、そして朝鮮学校まで全てが繋がる。この署名サイトの日本サイトの代表というのは今まで何度も
紹介してきた通り、TBSの反日番組、「サンデーモーニング」
や「報ステサンデー」にも時々レギュラー出演してきた
「ハリス鈴木絵美」という人物です。
(詳細は上記2つのリンク先ブログ記事をぜひご覧ください。)
で、このサイト、一般向けに開かれているようですが、まぁ、
そんなのは「見せかけ」「隠れ蓑」であって、この「署名」を
やたらと利用するのは、やっぱり
「極左のプロ市民」なんですよ。
今回も、やっぱりありますね、署名活動。
何もかもが非常にムーズですよね、動きが。まるで前から準備していたかのように連携プレーが
凄まじくすごい。だって、
【2015年1月20日 にキャンペーン開始】と書いてあるんですから。
外務省のHPで確認すると、
★邦人殺害予告事案に対する日本からのメッセージ 外務省HP【邦人殺害予告事案に対する日本からのメッセージ】
(平成27年1月20日 外務省HP)
本日(20日)15時前(日本時間),イスラム国を自称する
テロ集団ISILによって発出されたとみられる動画が
インターネット上で配信されました。
同動画では,邦人とみられる者2名の殺害が予告されています。
(以下略)
動画が配信されたのが
20日の15時。その日の午後6時前の報道時間帯でニュースが流れたと
思いますが、そこから最長でも6時間以内に「署名スタート」
してるんですよ。
驚く早さじゃないですか。
で、署名は昨日までが締めきりだったようですが、
その驚く早さで準備された内容を見てください。↓
★署名サイトchange.org
※宛先: 外務省、首相官邸
賛同者の署名は以下の宛先へ届けられます
外務省、首相官邸
[1/23提出分締め切り、キャンペーン継続中]
イスラム国周辺国への2億ドルの人道支援を留保し、
日本人人質の人命を救ってください
日本人人質救出を求める有志一同
(後半抜粋)
「イスラム国」の声明によると、安倍首相がイスラム国の
周辺国へ2億ドルの対テロ支援を行うこととしたことが
今回の身代金要求の理由となっています。
実際には、この2億ドルは、イラクやシリア、その他
周辺国の難民支援などに使われるものですが、
安倍首相がこれを「対イスラム国支援」と位置づけた
ことにより、今回の身代金要求へと繋がっています。
この「対テロ戦争」へのきっかけを作り、日本社会を
テロの標的にさせてしまう可能性を作ってしまったのは
安倍首相であり、この責任は必ず追及されなければ
なりません。
日本人人質の救出のために、この2億ドルの支援を
留保して下さい。
打てる手を打たなかった時、それは安倍政権の失敗です。
これ以上、テロとの「新たな戦争」に日本を巻き込むことの
ないよう、最善の努力をしてください。
そして、日本だからこそできる人道支援の道を模索して
ください。
署名の目的は、「人質を助けて」となってますが。
中身はとてもそうには思えません。
「安倍!お前のせいだからな!絶対辞めろ!
辞めないんなら絶対に責任追及して辞めさせてやる!」
私には、ただただそう言ってるようにしか聞こえて来ません。
「人質をどうか助けて下さい!」
そういった言葉が残らないんですよ、全然。
これは日本政府へのお願いというより、
圧力ですね。
脅しにも聞こえます。
今後イスラム国からの声明に、もっとこれをなぞったような
ものが出てきたら、そこに何が関わってきているのかを
当然考える必要が有ると思います。
記者会見に戻りますが、とにかく今回の記者会見は、
「一体誰が『お膳立て』をしたのか?」そのことが私はとても気になりました。
弁護士ドットコムのニュースで、その経緯なるものが
書かれていました。↓
★イスラム国「人質」ジャーナリスト後藤健二さんの母が緊急会見
――開催までの「経緯」【イスラム国「人質」ジャーナリスト後藤健二さんの母が緊急会見
――開催までの「経緯」】
(弁護士ドットコムニュース 2015年1月23日 13時33分)
(後半抜粋)
国内外のメディアから注目を集めたこの会見は、
事件発生後に急きょ、決まった。
外国特派員協会の報道企画委員会の神保哲生委員長に
よると、人質の「殺害予告ビデオ」がネットで公開された20日、
石堂さんの知人である協会関係者を通じて打診があったという。
「息子を救ってほしいというメッセージを、世界に向けて
発信したい」
という相談だった。
「協会の報道企画委員会で検討した結果、記者会見を
開くべきだという結論に至った」(神保委員長)。
だが、会見当日の23日朝、後藤さんの兄を名乗る人物から
「会見に反対している」という電話が同協会にあったという。
すでに到着していた石堂さんが直接電話に出て応対したが、
記者会見を開くという意志は変わらなかった。
石堂さんは会見で、目に涙を浮かべながら、周囲からの
反対について説明していた。
「会見をやめるようにという電話が入っていますが、
それは間違いだと思います。
(記者の)みなさんがお忙しいなか、私どもの拙い息子の
ために、お時間をつくって下さったのですから、
感謝を申し上げるのが当たり前ではないかと思い、
電話を無言で切りました」
命の危機にさらされている子どもを救いたいという
母親の思いが実現させた記者会見だったようだ。
その思いがイスラム国側に届くのか、期限とされる
時刻が迫っている。
やっぱり、事の前後とか、なにか色々と引っかかる
ところがあります。
取り敢えず、その引っかかるところを
赤色で
表してみました。
しかし驚くのは、「とにかく早い」ということ。
何もかもが。
ということで、とにかくその記者会見を全て確認してみました。↓
★【イスラム国人質】後藤健二氏の母会見
(Junko Ishido, Mother of Kenji Goto who is a Hostage by the Islamic State group)★記者会見 全文 2015年01月23日 BLOGOS編集部最後の最後に、
「地球のために力を合わせて頑張ります。」
と、びっくりするほどにこやかに語っていましたね・・・。
中身も「脱原発」から「地球を守りましょう」まで、果てしなく
飛躍していて改めて驚きました・・。
最初に携帯で見た弁護士ドットコムのニュースには、
一言も「地球」や「原発」の話は出ていなかったので、
余計に驚いたわけです。
ほかにも、朝鮮でのことが話に出ていますが、正直
何を言われたかったのかは私には分かりませんでした。
ただ、ネットによると、テレビではこの部分がカットされたとか、
CMが入ったとか書かれていますね。
ある意味、何か予想だにしなかった方向へと急に話が
進んでしまって、驚いたのは「お膳立て」をした側
だったのではないかと。
実際、昨夜のニュースでは、私が見た範囲では
普通の「母親の訴え」として見える形で編集されて
いましたね。
正直、これが
「編集」の恐ろしさだなと改めて思いましたけど。
それと
マスコミは、全く報じませんが、この記者会見の中で
シリアの記者がとても重要な質問をしています。↓
(シリアの記者)
先ほどより、"イスラムの方々"と口にされていますが、
健二さんを捉えている団体は「イスラム国」という団体で、
イスラムの国々の8割、9割で"これは本当の国家ではない、
そしてイスラムの信者のやるようなことではないことをする
団体だ"と非難されていることはご存知でしょうか。
イスラム国が傭兵や犯罪者だったり、
社会に不満のある人々による組織であることは
ご存知でしょうか。
また、例えば地域の色々な諜報機関の出先である、
とまで非難されている。
「イスラムの人々に」とお話をされていますが、彼らが
必ずしもイスラムを代表するものではないということを
ご存知でしょうか。
(石堂さん)
そこまでは存じ上げておりませんでした。
失礼いたしました。
そのお話を聞いて、もしイスラムの方からお子さんが
日本で勉強したいとか、そのような方がいらっしゃいましたら、
私が全力を持ってお守りいたします。
そして私の家でしっかりとお勉強していただくことを
お約束いたします。
全く噛み合っていないですが、とにかく
シリア記者の
指摘していることは重要です。
この他に、上の動画でも、度々、石堂さんのそばに来て、
耳打ちして何かを指図しているかのように見える男性が
います。
朝鮮での話のあとにも耳打ちしていましたし。
で、やはりこのような状況を見るにつけ、親族さえ反対する
中にあって、この記者会見を進め、「お膳立て」をした
周囲の人間、それが気になりました。
ツイッター検索をしていると、こういうツイートが出てきました。↓
はしづめ雅博 (@MasaHashidume) 2015年1月22日
明日9時30分、日本外国人特派員協会でイスラム国に
拘束されている後藤健二さんの実母(都内在住)が
記者会見する。
実は私、彼女と知り合いで明日の会見に同行します。
時間は残りわずか母親の訴えを日本政府、イスラム国は
心底から聞いてほしい。
わざわざ「実母」と言ってるのがやはり気になりますが、
とにかくあの記者会見に
同行した「知人」だそうです。
他のツイートも確認すると、このようなツイートも出てきました。↓
はしづめ雅博 (@MasaHashidume) 2015年1月20日
秘密保護法違憲訴訟の原告団は昨年11月
イスラム国の内情に通じたジャーナリストの
常岡浩介さんの講演を主催。
常岡さんは実は日本人のベテラン記者が行方不明だと
話していた。
後藤健二さんがだった。
イスラム国とパイプのない日本政府はどうする?
先日TBS「NEWS23」に出ていた常岡という
人物のことがツイートで書かれています。
そして勿論、
>秘密保護法違憲訴訟の原告団という言葉が重要になってくると思います。
この橋詰という人物のツイッターでの自己紹介から。↓
★はしづめ雅博 @MasaHashidumeはしづめ雅博 @MasaHashidume
1950年12月11日生まれ64歳。
北海道札幌市出身。
小金井市在住約19年。
元日刊ゲンダイ編集局記者。日本ジャーナリスト会議会員。
生ごみ処理を考える小金井市民協議会事務局長。
趣味ウオーキング、・英国・韓国・香港・中国映画鑑賞、FC東京ゲーム観戦。
これに加えると、
2011年4月の小金井市長選に出馬し
落選していますが、この時
日本共産党の「支持」を
受けていたようです。
この橋詰という人物の書いた訴訟報告がありました。↓
★ブログ【秘密保護法、違憲確認・差し止め請求訴訟】
ブログ【秘密保護法、違憲確認・差し止め請求訴訟】
《フリーランス表現者による秘密保護法の
違憲確認・差し止め請求訴訟、原告団のブログです。》
【秘密保護法違憲訴訟の勝利を(文:橋詰雅博)】
(2014年12月26日 (金))
秘密保護法違憲訴訟の勝利を
傍聴者が増えたことで、裁判長の訴訟指揮に変化が出てきた
(「社会新報12月19日号掲載)
《原告の証人尋問実現へ》
秘密保護法がついに12月10日にされた。
「表現の自由などを侵害する」
とフリーランスのジャーナリストら43人が今年3月、
東京地裁に提起した違憲訴訟の口頭弁論は、3回を数えた。
《裁判長が尋問促す 》
9月17日の2回目の口頭弁論で
「原告の本人尋問をやってはどうか」
と原告側に水を向けた谷口豊裁判長は、11月19日の
3回目の口頭弁論でも原告側にこう注文した。
「国家賠償請求(原告一人10万円の慰謝料)との関連で、
秘密保護法施行後にどんな深刻な問題が生じるのかを
整理し、具体的に原告本人から言ってもらいたい」
そして谷口裁判長は原告側が証拠として提出した近刊書
「秘密保護法―社会はどう変わるのか」(集英社新書)
を取り上げ、その中で執筆者の一人で原告でもある
ジャーナリストの林克明さんが書いた第三章に言及した。
この新書は、林さんのほかに秘密保護法違憲訴訟の
原告代理人の堀敏明弁護士、刑法学者の足立昌勝
関東学院大名誉教授、元日弁連会長の宇都宮健児
弁護士が分担して書いている。
焦点になった三章は
「『知る権利』の妨害と闘う」
がタイトルで、なぜ43人が 国を相手に裁判を
起こしたのか、各原告が書いた陳述書のうち
6人の陳述書を通して秘密保護法が施行されたら
どのような不利益を被ることになるのかといったことを
具体的に書いている。
裁判終了後に原告代理人の山下幸夫弁護士は
こう述べた。
「裁判長が本に目を通し第三章にふれたことに驚いた。
三章に書かれているような不利益を法廷で原告は主張して
ほしいと言っている。
裁判長は表向きこの訴訟に熱心な姿勢ですから、
原告の証人尋問を実現したい」
ちなみに当日は原告側証人として申請している
山本太郎参院議員が傍聴。
現職の国会議員の傍聴は原告団の意気をさらに高めた。
《傍聴多く大法廷に 》
思えばこの違憲訴訟の大きな節目は6月25日の
1回目の口頭弁論。
約40人の傍聴者が入る803号法廷で開かれたが、
傍聴希望者が70人を超え抽選で傍聴者が決まった。
原告も30数人が出廷した。
盛り上がったことに意を強くした原告団は、2回目の
口頭弁論で、前回と同じように傍聴希望者が多いと
再び抽選になるので、2回目以降、大法廷で開いて
ほしいと裁判長に要請。
これを受け止めたのか、裁判長は傍聴者約100人が
入る103号法廷に変更した。
大法廷で開かれた2回目、3回目の口頭弁論でも
傍聴席はほぼ埋まった。
どちらも原告は20数人が出廷した。
「大法廷が原告や傍聴者によって埋められたのを
見た裁判長は、いい加減な訴訟指揮はできないと思い
原告の本人尋問をやらないとおさまらないと判断した」
(山下弁護士)
傍聴者が多ければ多いほど、裁判長はプレッシャーを
感じ丁寧な訴訟指揮になるのが一般的だ。
このように傍聴者が増えたのは、原告団がさまざまな
集会を開き、抗議デモも実施し、違憲訴訟を世間に
アピールしたからである。
1回目と2回目の口頭弁論が終わった後に東京弁護士
会館で報告集会を開き参加者に傍聴と支援を呼びかけた。
7月30日には同じような違憲訴訟を静岡と横浜で起こした
静岡市の藤森克美弁護士と、神奈川県内在住の憲法学者らで
つくる市民グループに文京区民センターに集まってもらい
静岡、東京、横浜の原告が手を組んだ緊急シンポジウムを
開催した。
3回目の口頭弁論に向けては11月14日に弁護士会館で
集会、その後、「秘密に光を!」を合言葉に官庁街の
千代田区霞が関周辺をデモ行進した。
《市民の反応が支え》
集会ではジャーナリストの常岡浩介さんが講演。
常岡さんと言えば、過激派組織「イスラム国」に戦闘員と
して渡航しようとした北海道大の男子学生に同行取材
しようとしていたが、北大生が私戦予備・陰謀罪の疑いで
警視庁公安部に事情聴取を受け、自らも10月初旬に
家宅捜索された人物だ。
家宅捜索時では参考人だったが、同行取材が目的にも
かかわらず、後日、私戦予備・陰謀罪の被疑者に
変わった。
被疑者となると、逮捕は逃れられず、常岡さんは
「逮捕は秒読み」と明言している。
「警視庁公安部が家宅捜索を強行し、
ボクを被疑者にしたのは秘密保護法施行をにらんだ
行為です。
公安警察は秘密保護法をどう運用していけばいいかを
探っている。
日本で警察の不祥事を追及しているボクをモデルケースに
している。
目立った捜査活動することで、世間やメディア、司法に
どんな反応を及ぼすのか固唾をのんで公安部は見ている。
ボクが『家宅捜索を受けた』とツイッターでつぶやいた時は、
当然の報いというリアクションが多く、世間の冷たさにがっかりした。
しかし、その後、『被疑者になったので逮捕秒読み』とつぶやいたら
〝あまりにもひどい〟という反応だったので、 気を取り直した。
市民のリアクションは警察に影響する」
(常岡さん)
同日のデモは
「秘密保護法は国民への威嚇だ」
「国家機密は政治家のIQだけでたくさんだ」
とシュプレヒコールを上げながら行進。
参加者は最初50人ほどだったが、行進中に飛び入りが増え
最終的に約150人が参加。
10日の施行日には日比谷公園文化館小ホールで
原告団集会を開いた。
次回口頭弁論は来年1月15日(木)午後3時30分、
103号法廷で行われる。
文:橋詰雅博(違憲訴訟原告のジャーナリスト)
山本太郎までも関わっている秘密保護法違憲訴訟。
>原告側証人として申請国会議員が、この訴訟で何の証言をするんですか?
一体何をやってるんですか?
更には、
常岡という人物が私戦予備・陰謀罪の被疑者で
あることも判りました。
★国交に関する罪 wiki
【国交に関する罪】
国交に関する罪(こっこうにかんするつみ)とは、
刑法第2編第4章の国交の罪(刑法92条~刑法94条)に
規定された犯罪の総称。
【私戦予備罪・私戦陰謀罪】
外国に対して私的に戦闘行為をする目的で、
その予備又は陰謀をした者は、3月以上5年以下の
禁錮に処せられる(刑法93条1項)。
本罪の行為は外国に対する私的な戦闘行為の
予備・陰謀であり、「外国に対して私的に戦闘行為を
する目的」を必要とする目的犯である。
なお、自首した者は、その刑を免除するとされている
(刑法93条2項)。
これは必要的免除である。
こういう人物が、TBSの「NEWS23」に出演していたのです。↓
★「イスラム国」の人質事件に便乗するかのような「安倍おろし」。
テロリストを否定せず、人命をイデオロギーに利用している連中が恐ろしすぎる。
★1月21日 TBS「NEWS23」に出演した常岡浩介というジャーナリスト
TBSは23日にもこのような人物の主張を流しています。↓
★「イスラム国」 なぜ日本を敵視するのか
【「イスラム国」 なぜ日本を敵視するのか】
(TBS 2015年1月23日)
(一部抜粋)
「(アラブの他の国への支援は)イスラム国からみれば
敵側に立っていて、敵対行為だとみなされる」
(イスラム指導者 アンジェム・チャウダリー氏)
こう語るのはロンドンのイスラム指導者、
アンジェム・チャウダリー氏です。
イスラム国に共鳴してシリアやイラクに行く若者に
強い影響力をもつとされていて、テロを扇動した疑いで
去年9月には警察に逮捕され、いまもパスポートは
取り上げられたままです。
そのチャウダリー氏、安倍総理の中東歴訪にあわせた
人質の映像公開の理由についてこう話しました。
「イスラム国は日本の首相の中東訪問とまさにぴたりと
時を合わせた。
イスラムの敵をサポートする者と、アメリカの仲間と
距離をとらせることを意図したもの。
これは日本へのとても強いメッセージだと私は思います」
(イスラム指導者 チャウダリー氏)
そして問題を引き起こした発端については・・・
「どこへの支援か気をつけなかった。
日本の政府の責任だと思います。
そして、その政府に権力を与えた国民もです。
しかし、もっと大きな責任があるのは、最初に
めちゃくちゃにしたアメリカとその仲間です」
(イスラム指導者 チャウダリー氏)
チャウダリー氏は、日本人の人質をめぐるイスラム国との
交渉はかなり厳しいと分析しています。
(23日11:12)

イスラム国側の人物の主張を日本の公共の電波を使って
わざわざ垂れ流すTBSの恐ろしさ。坂本弁護士一家のビデオをオウム真理教に見せて
殺人事件のきっかけを作ったTBSが、またこのような
ことをしでかしているんです。
本当に恐ろしい。
橋詰という人物の訴訟報告に戻りますが、これは
「社会新報」に掲載されたと書かれていますが、
「社会新報」とは
週一で発行されている
社民党の機関紙です。↓
★橋詰雅博の焦点
★2014年12月19日付 社民党機関紙「社会新報」(最終12面)この橋詰という人物は他にもこのようなツイートを
しています。↓
植村隆・元朝日新聞記者の報告集会の案内を
しています。
繋がるものですね。
そして、橋詰という人物の他にもう一人、今回の
記者会見に同行したというツイートがありました。↓
ジャーナリスト 田中稔 (@minorucchu) 2015年1月21日
二人を救出するには、
日本が原点に立ち返り、9条を有する非戦国家であること、
広島・長崎の唯一の被爆被害国家であること、
中東問題で日本は中立を維持し非軍事民生分野に
協力を惜しまぬことを表明し、イスラム国と粘り強く
交渉することに尽きる
ジャーナリスト 田中稔 (@minorucchu) 2015年1月23日 06:41
人質となっているジャーナリスト後藤健二さんの
実の母親である石堂順子さんが本日9時30分より
日本外国特派員協会で会見を行ないます。
私は石堂さんと古くからの友人でもあり、会見に同行します。
残された時間はわずか。
母親による最後のいのちの訴えです。
一つ上のツイッターで書かれていることは、
記者会見の
会場で配布された「メッセージ」そのままと言ってもいいと
思います。
そして
「被爆国」であるという主張に「アメリカによる」
という言葉を加えていることも、
TBSが取り上げた
イスラム国に共鳴しているという人物の主張とピッタリ
重なります。この「ジャーナリスト 田中稔」という人物の
ツイッターでの自己紹介を見ると、
1959年生まれ。中大法卒。
某首相秘書を経験。
原発や安保・防衛の利権構造を調査報道。
背景は官邸包囲行動(2012.6.29)。
2012年6月29日の官邸包囲行動と言うのは、
首相官邸前での原発再稼働反対デモ のことです。
>某首相秘書を経験。これはWIKIで見てみると。
自社さ連立政権時、首相・村山富市の
官邸・公邸付き秘書を務めた。とのことです。
記者会見を
「お膳立て」した人が誰なのかとか私には
はっきりとは判りませんが、どういう関係者が周囲に
いたのかということだけは判りました。
「外国特派員協会」の記者会見と、
署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オルグ)」での
署名活動と、
特別秘密保護法違憲訴訟原告団と、
原発再稼働反対の反原発と、
私戦予備・陰謀罪の被疑者と・・。
そしてイスラム国。ここまで書いてきた内容は、憶測のものではなくて、
事実と関係者の言葉からのものばかりです。
備忘録として残しておきます。
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