阪神淡路大震災から20年。日本人としての「心の琴線」・・。そして天皇皇后両陛下のこと。
- 2015/01/17
- 23:10
神戸の街の方角に向かって黙祷しました。
昨日のお昼、天候皇后両陛下が神戸での阪神淡路大震災・
20年追悼式にご出席のため、神戸に向かわれたという
ニュースを携帯で見て、なんだか胸がじ~んとなりました。
天皇陛下が手術をされたのは・・・と思い起こしました。
東日本大震災の翌年、平成24年2月18日に手術を受けられ、
その手術からわずか22日後に東日本大震災一周年追悼式に、
ご臨席された天皇陛下。
★天皇皇后両陛下のご日程 平成24年(1月~3月)(宮内庁HP)
天皇皇后両陛下の存在の大きさを改めて感じます。
20年前の天皇皇后両陛下・・。
★天皇皇后両陛下のご日程 (宮内庁HP)より
【天皇皇后両陛下のご日程】 (宮内庁HPより)
■平成7年(1月~3月)■
《阪神淡路大震災関連》
■平成7年1月19日(木)
天皇陛下 (宮殿)
内奏 阪神・淡路大震災非常災害対策本部長 (国土庁長官)
■平成7年1月23日(月)
天皇皇后両陛下 (御所)
ご報告 日本赤十字社社長
(阪神・淡路大震災に対する日赤の救護活動等対応状況)
■平成7年1月24日(火)
天皇皇后両陛下 (御所)
ご説明 地震予知連絡会会長
(阪神・淡路大震災について)
■平成7年1月25日(水)
天皇陛下 (宮殿)
ご説明 警察庁長官
(阪神・淡路大震災被災地の救助,救護等の状況について)
■平成7年1月26日(木)
皇后陛下 (御所)
ご進講 日本赤十字社社長,同副社長
■平成7年1月28日(土)
天皇皇后両陛下 (御所)
ご説明 消防庁長官
(阪神・淡路大震災被災との消火,救助,救急活動等について)
■平成7年1月29日(日)
皇后陛下 (御所)
ご説明 日本看護協会会長
(阪神・淡路大震災被災地の看護の状況等について)
■平成7年1月31日(火)
兵庫県行幸啓 阪神・淡路大震災被災地のお見舞い
天皇皇后両陛下
皇居御発 (ご移動・・・自衛隊機・同ヘリコプター・県バス)
天皇皇后両陛下
兵庫県被害概要及び西宮市被害概要ご聴取 兵庫県知事・西宮市長
お見舞 西宮市立中央体育館 (西宮市)
天皇皇后両陛下
芦屋市被害概要ご聴取 芦屋市長
お見舞 芦屋市立精道小学校 (芦屋市)
天皇皇后両陛下
兵庫県復旧状況ご聴取 兵庫県知事・芦屋保健所 (芦屋市)
天皇皇后両陛下
神戸市被害概要ご聴取 神戸市長
お見舞 神戸市立本山第二小学校 (神戸市)
天皇皇后両陛下
被害地ご視察 神戸市長田区菅原市場(神戸市)
天皇皇后両陛下
北淡町被害概要ご聴取 北淡町長・北淡町役場(北淡町)
天皇皇后両陛下
お見舞 北淡町民センター (北淡町)
天皇皇后両陛下
皇居御着
■平成7年2月2日(木)
天皇皇后両陛下 (御所)
ご報告 日本赤十字社社長・同総務局長
(阪神・淡路大震災の日赤活動状況について)
■平成7年2月6日(月)
皇后陛下 (御所)
ご報告 日本看護協会会長
(阪神・淡路大震災被災地の看護状況について)
■平成7年2月9日(木)
天皇陛下 (宮殿)
内奏 国務大臣 (阪神・淡路大震災対策担当)
■平成7年2月10日(金)
天皇陛下 (宮殿)
ご説明 防衛事務次官・統合幕僚会議議長
(阪神・淡路大震災被災地の救助、救援等の状況について)
■平成7年2月16日(木)
天皇皇后両陛下 (御所)
ご説明 兵庫県知事
(阪神・淡路大震災現況について)
■平成7年2月20日(月)
天皇皇后両陛下 (御所)
ご説明 土木学会会長
(阪神・淡路大震災による公共土木施設の被災状況等について)
天皇皇后両陛下 (御所)
ご説明 日本建築学会副会長
(阪神・淡路大震災による建築物の被災状況等について)
■平成7年3月1日(水)
天皇皇后両陛下 (御所)
ご説明 大阪府知事
(阪神・淡路大震災による被災状況について)
■平成7年3月2日(木)
天皇皇后両陛下 (御所)
ご説明 日本育英会会長
(阪神・淡路大震災関係の対応について)
■平成7年3月9日(木)
天皇皇后両陛下 (御所)
ご説明 阪神・淡路復興委員会委員長
(阪神・淡路地域の復興について)
■平成7年3月17日(金)
天皇皇后両陛下 (御所)
ご説明 外務事務次官
(阪神・淡路大震災に対する外国からの支援等について)
■平成7年3月28日(火)
天皇皇后両陛下 (御所)
ご説明 厚生省社会・援護局長
(阪神・淡路大震災における被災障害者の状況について)
昨年3月10日にこの記事を書きました。↓
★「皇后陛下のご養蚕。」
国民とともにあり、この国を守る皇室の重みを改めて感じる。
神戸の被災地と東北の被災地を繋ぐ「水仙の花束」。
もう一度これに触れたいと思います。
1995年1月17日。阪神淡路大震災。
その2週間後、皇后陛下が神戸市長田区の被災地に
手向けられた水仙の花束。

御所で咲いていた水仙を摘んでご持参されたのですよね。
あの時、皇后陛下がお帰りになられる際、バスの中から窓越しに、
被災者の方たちに向かって、両手とも「握りこぶし」を作り、
「頑張って!」という言葉を伝えるように、
両手を力強く振っていらしたお姿を拝見した時、
なにかとても胸が詰まる思いがしました。
★両陛下、阪神淡路大震災の被災地ご訪問 希望の水仙 1/2
両陛下、阪神淡路大震災の被災地ご訪問 希望の水仙 2/2
そして、それから16年後の2011年。
3月11日に東日本大震災が起きた、そのひと月後。
皇后陛下が仙台の宮城野体育館の避難所に赴かれた折、
被災者の女性が、津波で自宅が流されてしまったその跡地に
津波に負けずに地中から芽吹き咲いた「水仙」を摘んで、
お見舞いに訪れた皇后陛下に、その「水仙の花束」を
渡されていました。↓


その様子を拝見した時、この「縁(えにし)」は一体
何なのだろうか、と考えずにはいられず、また再び
あの神戸での水仙を思い出し、胸が詰まりました。
皇后陛下が天皇陛下とともに、今の日本に、そして
私達日本人に、知らず知らずのうちにもたらして
下さっているもの・・・。
このとてつもなく大きなものとはなんだろうか・・。
阪神淡路大震災の時は、東京のテレビ局は本当に
酷かった・・。
フジテレビ「とくダネ!」の笠井は、地震後の大火災で
多数の犠牲者がでた長田区で「燃えてる!燃えてる!」と
まるではしゃいでいるかのように伝えていました。
日テレの木村優子アナは、多くの被災者たちが着の身
着のままで避難してきてうつむくように座り込んでいた
神戸市役所の廊下に、ゴージャスな毛皮のコートを
着たまま現れて、被災者にマイクを向けてインタビューを
していました・・。
そして、日テレのニュースキャスターは、日に日に
増えていく犠牲者の数を「また増えました!!」と
伝え、その様子はなにかどんどん事態が大きくなる
ことをまるで面白がっているように見えました。
そして殆どの東京キー局は、すぐに、
「もし同程度の直下型地震が東京で起こったら?」
と特集を組んでいました。
とにかく報道が「冷たい」と感じました。
やがて、3月には地下鉄サリン事件が起こり、
東京キー局の目は全てそちらへと移行しました。
しかし、あの頃はまだ、テレビというものをそれでも
信じていたのだと思います。
「報道」というものはほとんど鵜呑みにしていたのです。
そして村山富市という首相に対しても、社会党に
対しても、まだ日本にとって危険極まりない連中で
あったことなど、全く気づかずにいました。
2002年の日韓ワールドカップを伝える時のマスコミの
異常さと、北朝鮮拉致事件の存在を知るまで、私は
とにかく何も解っていなかったのです・・。
なにより、天皇皇后両陛下の存在が日本国民にとって
どれほど大きいものであるかを理解していなかったし、
ちゃんと理解しようなどと思ってもいなかった・・。
自衛隊にも感謝の気持など殆ど持っていなかった・・。
典型的なサヨク思想、お花畑思想でした。
サザンの桑田がコンサートで「紫綬褒章」を茶化し、そして
天皇陛下のモノマネをしていたのをYouTube動画で
音声のみ聴きました。
以前の私と同じような、何も考えていない、ただの
「お花畑」だとは思えません。
確実に「悪意」がある。
そう感じます。
有田芳生らとの繋がりもあります。
そこには、決して「お遊び」的なものではなく、意図的な
行為、すなわち「プロパガンダ」が見受けられます。
桑田のやったことはやはり許せないです。
言論の自由。
表現の自由。
こういう言葉を盾にして行われた行動は、やはり
「やっていいこと」の許容範囲を超えている。
穢されたくないもの。
穢さずに日本人として持つべきもの。
ずっと守りぬきたいもの。
天皇皇后両陛下は、それを体現してくださっているように
感じます。
人としてこうありたいと思うものを、馬鹿にし、破壊する。
それが許せないです。
「琴線に触れる。」
この言葉が最もどちらの意味からもここで「表現したい言葉」
になると・・。
日本人としての「心の琴線」・・。
分かって頂けるでしょうか・・・。
阪神淡路大震災でお亡くなりになった方々のご冥福を
改めて心よりお祈り致します。
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