「煽動政治家」は現実の政治の中で責任を取る行動をしているのか?次世代の党も保守派も煽動に流されていたことを自覚して欲しい。
- 2014/12/27
- 22:00
責任を取る行動をしているのか?
これを考えたいと思います。
煽動政治家を支持するのは、マスコミ煽動報道に
よって左右される目覚めていない国民だけでは
ないと思っています。
また、現実的な政治に身を置かなければならない
安倍総理や麻生副総理など、自民党の政治家や
官僚を叩くのは別にマスコミだけではありません。
ネットで見られる保守派も私から見れば、どちらの
件においても相当なものです。
私は保守派の批判、次世代の批判をこれまでも
何度か書いてきましたが、決してなにもかも
否定しているわけではありません。
何度も書きましたが、2002年からネットでいろんな
事実を知って、目覚めることが出来たのは、それまでにも
ネットで懸命に情報をまとめてくれて、説明してくれた
多くの保守派の人たちのお陰です。
だから完全に敵対する気もありません。
ただ、「保守論客」と呼ばれる人たちは、「論破した」と
いうだけで自己満足に陥ったり、「身内同士」だけで
盛り上がって終わりだったり、それがやたらと目に付きます。
「まるで勝ち誇ったように考えること」、これを、なんとか
やめてほしというのがあります。
更に最も問題なのは、現実の政治を見ずに、優先順位も
ままならないまま急激な変化や結果を求めて、それが
出来なければすぐに「売国奴!!」と猛烈に非難をし、
貶め、人格攻撃まですることです。
マスコミの強大さを何度も何度も取り上げて言っても、
ロクに聞いてくれませんし。
マスコミの強大さ、影響力というものに関しては、
次世代の党の議員さんたちも認識が甘かったと
思います。
マスコミは中川昭一さんが犠牲になったように、
人ひとり簡単に殺してしまうことが出来る。
マスコミと対峙する政治家がどれだけ覚悟をもって
闘っているかをもっと真剣に考えてほしいと、何度も
何度も言ってきたつもりなんですけど・・・。
なかなか伝わらないですね。
チャンネル桜も、何だか変わりました。
経済評論家が入ってきてから特に、経済を中心に語って
くるようになってから、まるで共産主義者のようなこと
ばかり言ってて本当に現実を見てるのかと言いたくなります。
前にも書きましたが、チャンネル桜で安倍さんを
人格否定までした経済評論家を私は本当に
許せないです。
(私はこの経済評論家に以前1票を入れたことがあるので
言う権利があるかと。)
16日に行われた石原慎太郎氏の引退会見。
石原氏らしいといえばそうなのだろうけれど、思うことは
色々とあります。
特に気になったところを抜粋します。↓
★引退会見詳報(2) 「『新党ヤマト』でいけばよかった」「醜い憲法の前文 文法も間違いだらけ」産経ニュース 2014.12.16
【問い】
今回の選挙では石原氏が落選の“討ち死に”をしたほか、
次世代の会のほとんども“討ち死に”をした。
もともと地盤の強かったベテラン2人だけしか生き残らなかった。
この結果について。
【石原】
『次世代の党』という党名そのものに私は異議を呈した。
非常にわかりにくいというか、説明しなくてはなかなか
意思が伝わらないネーミングだった気がする。
私は小説家だから、自分としても自負しているが、
小説の名前を付けるのは割とうまい方だ。
政党の名前としてはどうも問題があるなと。
いくつか他にも案があった。
昔、私たちがつくった『黎明(れいめい)の会』とか。
それとこれは(次世代の党党首の)平沼(赳夫)君が
言い出したと思うが、富士山の名前をとって『新党富士』と
いうのも良いじゃないかとね。
でも、『ふじ』という名のリンゴがあるのでネーミングとして
バッティングすると。
それから私が一番良いと思ったのはカタカナで『新党ヤマト』だ。
これまた『宇宙戦艦ヤマト』というアニメがあって紛らわしい。
私は本当は『新党ヤマト』でいけばよかったと思ったが、
過ぎたことだから愚痴でしかない。
ただ、やっぱり党名が浸透しにくい名前だった。
(選挙戦の)時間がなかった。
前にも書きましたが、私は、「次世代の党」という党名は
良い党名だと思いました。
政治というのは、次へ繋げていくものじゃないですか。
日本という国を守って行くためには世代の引き継ぎ
というのは、とても重要な事じゃないですか。
「次世代の党」という名は、そういった、「前向き」で先が
開けてくるような、そんな言葉に私は聞こえます。
何故この党名がダメなのか私にはさっぱり分かりません。
そもそも略称「たち日」と保守派が呼んでいて、ほぼ浸透
していた「たちあがれ日本」という党名を石原さんが
コロコロ変えてしまったのが間違いだったと思うんですけど。
何よりせっかく若手議員が考えたというこの党名にケチを
つけるのは、もし文句があっても、それを記者会見で言う
必要はなかったと思うんです。
中山成彬さんもツイッターで文句言ってましたけど、あれは
本当にやめたほうがいいと思います。
ツイッターは色々と意見を発信できるのはいいけれど
何もかも「あけすけ」に喋らないほうがいいと思います。
党名を考えた方は、それなりにすごく考えたと思いますよ。
次世代のロゴも、色合いも含めて清潔感があって、
結構いいと思いますし、「タブーブタ」とともに、私は
短期間でよくここまで作成したなと思っていますが、
そんな肯定的意見はないのですか?

↑「次世代の党」ロゴマーク
http://blogos.com/article/92300/
【マーク】
次世代の「次」の文字を草書風にくずして擬人化、
次世代の若者が未来に向かって自信を持って走り出す
様子を表現しました。
右腕と左腕の軌跡は無限大(∞)の可能性を象徴しています。
【タイプ】
機動性と優しさをイメージして中丸太字をベースに、
文字アクセントに次世代を象徴する「→」と「日の丸」を
組み合わせました。
「代」という字のワンポイントの日の丸の赤いポッチも
なかなかいいと思いますし、フォントも優しくて、なかなか
いいと思っています。
コレ、また変えるおつもりですか?
そのままでいいじゃないですか。
タブーブタもよく考えられていますよ。
でも私もこれを知ったのは、実は選挙の2、3日ぐらい前
でしたけど。
なんかブタさんのお腹を斬るのがかわいそう、という意見が
出てるらしいですが、だったらブタちゃんが捏造報道や
煽動報道をし続ける朝日新聞や毎日新聞を破るとか、
テレビ画面に向かって怒りのチョップする、とかに
変えればいいんではないですか?
マスコミが取り上げない「タブーブタ」!
ホントのことを報道しろ!
公平に報道しろ!
嘘をつくな!捏造するな!
電波料金もっと払え!
目覚めた国民は怒っています!
とか、どうですか?
次世代が広めたいのは「マスコミがわざと伝えないこと」と
イコールですよね。
朝日新聞が次世代の党の理念をバカにしているようですが、
そりゃそうです、広められたくありませんから。
ブタって、ヨーロッパの絵本では「賢い動物」として
よく出てくるんですよ。
「ポルコさま」って「様」扱いですよ。↓

(出版元は保守派の嫌いな岩波書店ですが・・)
それに「清潔好き」として知られてるはずです。
「清潔な政治」をアピールするのにも適してるんじゃ
ないかと思います。
私も子育て中に絵本を手にして初めて知ったのですが、
「ブタ」は決して悪いイメージはないんですよ。
宮崎口蹄疫禍の時、ブタを「だから殺せって言ったのに!」
などと言い放った当時の農相、赤松広隆みたいなのがいる
民主党みたいな「冷酷な扱い」は決してしませんよ。
ちなみに日本共産党のキャラクター集合体、
「カクサン部」はこちら。↓
★日本共産党 カクサン部

まぁ、確かによく出来ていると思います。
さすが日本共産党。
8つもキャラクターがいるとか驚きです。
憲法担当部員「ポーケン師匠」とか、
雇用担当部員「雇用のヨーコ」とか、
脱原発担当部員「オテントSUN」とか、
反TPP担当部員「俵米太郎」とか・・。
このしつこさ、くどさ。
ある意味、素晴らしい。
今回の議席倍増結果以外の今までの選挙で、
一度に8億円もの供託金没収でもやっていける
(「そこまで言って委員会」で小池が言ってた。)
資金力、動員数は「生半可」ではないですね。
そして共産党の「イメージ戦略」は着々と進んでいる
感じがします。
先週の「たかじんのそこまで言って委員会」でも
小池が「大喜利」めいたことを独りでやってましたからね。
悔しいけど小池のギャグに笑ってしまいました、自分も。
選挙権が近い将来「18歳」まで落ちてきますからね。
これくらいのことは「やって当然」だと思います。
決してバカにすべきではないと思います。
「タブーブタ」については「ゆるキャラ」として定着させ、
ネットだけでなく実際にチラシを駅頭で配るとか、地道な
活動がやっぱり必要だと思います。
キャラをもう少しシンプル化し、3世代同居のブタ家族を作る。
「教えておじいちゃん」的な形で正しい歴史認識を広める。
(実際は、戦後70年も経つと、「ひいじいちゃん」になるとは
思うんですけど・・。)
とか、色々考えます。
テーマソングはあってもいいと思います。
「♪何故タブー?」っていうやつです。
「みんなでホントのことを知ろう~」とか
「次世代に真実を伝えよう~」的なメッセージだけを
流す「イメージソング」みたいなもの。
ただ、今回あったような「生活保護」とかテーマ別の
歌詞をあてはめるのは余計な労力が掛かり時間が
勿体無いし、替え歌風になっってあんまり印象よくない。
そこのところはちゃんと真面目に語らないといけないと
思うんですよ。
以前、憲法9条反対ソングみたいなのを「アナ雪」の
替え歌で歌ってる保守派がいましたが、アレは最悪・・。
極左もよくやる「替え歌方法」は絶対にやめた方が
いい!↓
★特定思想を植え付ける「プロパガンダ」。映像、音楽、翻訳書、そして教科書も・・・。
★イジメの構図がよくわかる「9.23さようなら原発全国大集会」での歌とミュージシャンのMC。
と、いろいろ書いてきましたが、石原さんに対しては
身内(党内)の中で頑張ってきた人に対して、
「オレはそもそも反対だったんだ!」と後で言うのって
どうよ?と思うんです。
私は、こういうの中高時代にもよく見てきたので。
「成功したら自分の手柄。
失敗したら他人のせい。」
こういう人はいるんですよ、実際。
学園祭とか、体育祭とか、ありませんでしたか?
私はこういうの、ほんとに嫌いなんですよ・・。
続けて石原さんの記者会見から。
《人生の中で彼と知己を得たのは快事の一つ》
【石原】
維新の会と一緒だったが、分党になった。
分党するときに、橋下(徹)くんと肝胆相照らした。
私の人生の中で、彼と知己を得たのは快事の一つだと
思っているが、やっぱり大阪維新の会が発売元本舗だから、
『維新』の名前を私たちがひねって使うのは失礼だと思うし、
遠慮した。
結局、党員全体で投票して『次世代の党』という名前を
選んで、この結果になった。
(中略)
《選挙の結果は…勘弁してください》
【問い】
石原氏はかつては300万票を得票したこともある。
その石原氏が比例で出馬しながら、これだけ集票が落ちた。
【石原】
私に対する投票じゃなく…。
誰かが言っていたが、
『比例の一番初めに石原さんの名前が挙がったらおそらく
票数も違ったのではないか』
と。
でもそれはわからない。
うぬぼれているわけじゃないから…。
選挙の結果はいいでしょう。
もう勘弁してください。
【問い】
今回の選挙で自公3分の2体制になったが、民意は何を
示したと評価するか。
【石原】
それを逆に明かしているのは共産党の躍進だと思う。
なんというか、今回、共産党に多くの支持が集まったのは、
いま自分たちを囲んでいるもろもろの社会的な現実に
対する、みんなが漠として感じている現況への不満の
社会心理学的なリアクションだと思う。
何が不満かというと、色んな格差が出てきた。
【問い】
橋下徹という政治家について、今後の彼の生き方も
含め、どんな思いでみているか。
彼は天才ですね。
私は絶対、彼は(衆院選に)出るべきだったと思っている。
前日まで私は何度も電話をして口説いた。
彼は彼なりの言い分で、
『自分はちょっと風呂敷を広げすぎたから、
これを畳まなくちゃいかん』
と。
風呂敷って何か。
大阪都構想ですよ。
よくわかりにくい言葉だが、つまり東京に並ぶ
大都市である大阪の復活ということだ。
私は大阪が衰退するということは、日本の衰退だと
思う。
橋下君も感じていると思うし、安倍総理にしても
自民党の政治家も、大阪というものをもう少し
持ち上げないと、日本のバランスが取れないと
痛感していると思う。
橋下君はそれを念願するんだったら、国会に出てくる
べきだ。
安倍君とも(菅義偉)官房長官とも親しい仲らしいし、
そういった人脈を通じて、とにかく国会で内閣を
動かさないと大阪は持ち上がってこない。
僕は絶対、彼は出るべきだったと思う。
【記者】
しかし出なかった。
【石原】
出なかった。
本当に残念だ。
私は彼に
『君は大阪の井戸の中にいて、なかなか大海が
見えていない。
一回、井戸から出て、国会議員になって、日本を
全部眺めろよ』
と言ったが、残念ながら忌避した。
【記者】
橋下氏は総理になる器か。
総理になる可能性はあるか。
【石原】
僕はあると思う。
あんなに演説のうまい人をみたことない。
言葉の調子は違うが、田中角栄だね。若いときの。
それから例が良くないかもしれないけど、彼の演説の
うまさ、迫力というのは若いときのヒトラーですよ。
ヒトラーは後にバカなことをしたが。
ドイツの外交官が
『石原さん、ヒトラーは悪名を被っているが、若い時に
やったことは間違っていなかった。
ただ、ユダヤ人を偏見で虐殺したことは許せないが』
と言っていた。
私はその言葉を是とするし、橋下徹ってのは彼に該当する
政治家だ。
惜しいことをしたなあ。
彼は必ずもう一回でてくるだろう。
再登場すると思う。
させなきゃいかんですよ。
>何が不満かというと、色んな格差が出てきた。
私は「妬み」を煽るマスコミのせいだと思いますけどね。
身の丈にあった生活ができていれば、殆どの人達が
携帯も持って、子供も親さえちゃんとしていれば普通に
学校へ行けて公平な社会であると思います、日本の社会って。
また、すべての仕事が「日本の社会」を維持していくには
必要なものだということを子供の頃から伝えていくことも
大事じゃないかと思います。
テレビではやたらと「華やかな場所で生きる人達」とか
「日の当たる人たち」ばかりを取り上げて、国民は
「上ばかり見ること」に流されがちです。
それに加えて報道で「格差がぁ~!!」と言ってるんですよ。
「妬み」の植え付け。
コレ、共産主義の「十八番」なんですよね。
子供達に教育で、国家というものの大切さとか、例えば
将来収める税金が廻り回って自分自身を助けるもので
あることとか、子供達が教育を公平に受けられるのは
国民が税金を収めてくれているからだとか、そういう
直結した形で自分達は、家族は勿論のこと、日本の
社会からも護られているということを自覚させることも
すごく大事だと思うんです。
自分が大人になった時、税金を払うことは日本社会への
恩返しである、ということも含めて伝えることで、「意識改革」は
出来ると思うんです。
昨年10月のNHKの番組で、高い税率から逃れて海外に出て行く
富裕投資家の特集がありました。
こちらの記事もついでに読んでいただけたらと思います。↓
★「グローバリズム」と「共産主義」は根っこが同じ。
日本の行く末は日本人の気持ち次第。まだまだ道のりは遠く長い。
この番組に出ていた米国人投資家はまさしく
「国家観」ゼロの投資家でした。
もう一人、日本人投資家も実名で出ていたのですが、
テレビで見る範囲ではこの人も同じかなぁと思っていました。
しかし、後でその人のツイッターを遡って読んでみると、
こんなことが書かれてありました。↓
「いつかは、大きなお土産を抱えて日本に戻ろうじゃないか!
自分を生み育んでくれた祖国に最後は恩返しをしたい。。。。
うーーーーん、歳取ったのかなw 若いころは1ミリもそんなこと
考えなかったな。」
と。
そして最近は、
「金融の仕事をマネーゲームと言って批判する人は多い。
確かに目に見えた何かは生まないと思われているからね。」
「日本が富裕層を呼び込む努力をするのは大賛成。
日本は素晴らしいポテンシャルを持っている!」
「老いていく両親や、兄弟家族を想うと、自分が海外で
ノホホンと暮らしているのがいいのかどうか真剣に悩む。」
と。
そして、大好きな日本の温泉や美味しい食べ物、etc・・。
そういうものを度々書いてて、「日本らしさ」というものの
素晴らしさをご本人がちゃんと認めてるんですよね。
「やっぱり日本人なんだなぁ」と思えてきたわけです。
私達と変わらない・・。感覚が。
この日本人投資家さんはNHKの番組では米国人投資家と
一緒くたにされて「国家観がない富裕層」として出ていたけれど、
もしかしたら根底には自然な形でちゃんと愛国心とか、国家観を
持っているんではないかと。
そう思ったのでした。
また「お金持ち」、「富裕層」が、こうして日本でカネを落とす
こと。
現実的には、これがやはり政策として重要なんだと改めて
思いました。
中東の富裕国で安倍さんが相当日本の売り込みをしてきた
のも、日本の素晴らしい生産物を富裕層に売り込むため
ですが、これは間違ってなんかいないんですよ。
それと「格差」というものはそりゃあ確かにありますが、
それは「貧乏人」と「富裕層」の間にだけに有るわけじゃなくて
「富裕層」間でも有るわけで。
よくマスコミが行う世論調査の問いに、
「今の生活に満足しているか否か?」
というのがありますが、多くの人が「不満だ」と答えている、
などと結果が流れる度、マスコミがわざと「格差!格差!」と
煽っている以上、「満足」なんて絶対に得られないだろうし、
そもそも、どの程度が「満足」の部類に入るのかさえ、国民は
麻痺してしまっているんじゃないかと思います。
いわゆる「身の丈にあった満足」です。
テレビに良く出てくる生活保護受給者が「今も苦しい!!」
という例として
「満足に旅行ができない!!」
とか、
「満足に霜降り牛肉が食べられない!!」
とか
「満足に回転寿司に食べに行けない!!」
とか、
「異次元の不満」を言ってるのと同じだと思いますね。
一体どこまでして貰ったら「満足」するんだ?あんたたちは!!
と思うじゃないですか。
それから、「公務員給与削減3割カット」とか言ってましたよね、
橋下は。
こんなの簡単に言えるのは、自分がそれこそ莫大な
お金で生活しているからであって、普通の生活している
人はこんな簡単に言えることじゃないと思うんです。
「2割りカット」でもすごくきついですよ。
それを「3割カット」とか異常ですよ。
大阪府知事の松井は、橋下が府知事時代、
給料9割カットと言い出すんじゃないかと
心配したと言ってましたよ。↓
★松井一郎『橋下知事に給料9割削減言われたらどうしよう思った』
こういうのが「煽動」だと思うんです。
口ではどうとでも言えます。
この「3割カット」を報ステの選挙中の党首討論で
橋下が煽ってこれに賛成の挙手を求めていましたが、
安倍さんは無視しましたよね。
石原さんは安倍さんと橋下が懇意のようにいいますが
そうではないですよ。
安倍さんは「煽動」というものをちゃんと理解してます
からね。
それから、「道州制」なども維新が求める完全な権力移譲
のような危険な「道州制」は安倍政権こそがストップさせて
きたんですよ。
ついでに「グローバリズム」についても言わせていただくと
安倍政権の進めているのは「日本の価値観」を広めることで
「日本仕様」が世界のスタンダードになるってことです。
これは自立した安心、安全、安定をその国にもたらすことで
あって、それはその国の国民が国を捨てて移民として
他国に流出することに歯止めをかけるとともに、アフリカで
特に進められているような中国の搾取的、植民地的支配に
歯止めをかけるためでもあります。
何度も書いてきましたけど、日本による法整備の援助と
いうのが非常に喜ばれている、と麻生さんが言ってたと
谷垣さんも法相の時、法務委員会で答えています。
日本でアジアの若い学生が研修を受け、それを祖国で
スタンダード化し、その国を引っ張っていくエリートとして
活躍させる。
これが、安倍政権の進めるグローバル化だと私は思って
います。↓
★大切な「日本的価値観」。 道は遠く長い。机上評論家の意見は聞くだけ。 あとの判断は自分次第。
でも日本企業がどう考えて道を進んでいくのか、そこに
影響してくるものは、結局「教育」だと思いますので、
やっぱり「教育」をとにかく変えることだと思いますね。
自分を育ててくれたのは、生まれ育った街を形成する
お店の人から、ゴミを集めてくれる人、学校、駅の人、
道路を作ってくれた人、バスの運転手さん・・とにかく
日本社会を形成する全ての人だということ。
東日本大震災は、その街がごっそり失われることが
どれだけ悲しいことであるのか、どれだけ身近な社会の
存在というものが自分を育ててくれる核の一つであったのか、
それをまざまざと見せつけられた思いがしたと思います。
どんな仕事でもこの社会には必要なものであることを
わからせないと感謝の気持は薄れ、「妬み」ばかりが
先行し、共産主義の思う壺となりかねません。
生活保護だって、かつて取手市の受給者の方が恩返しを
されたような気持ちをせめて持たせなければ、上で書いた
ような「トンデモ」な連中ばかりが蔓延り、それをまたマスコミが
煽動のネタにして共産主義思想を植え付けますからね。↓
★「肩の荷がおりました」元生活保護受給者が100万円恩返し 2008/5/30
こうやって石原さん記者会見の内容を読んでると、
なんだか虚しさを感じます。
★2014衆院選挙の結果を見て思うこと。テレビの報道と次世代の党について。そして保守派のこと。
↑この記事でも書きましたが、私はとにかく橋下と一緒に
行動することには絶対反対でした。
今年2月の都議選で、田母神さんを応援していた石原さんを
見て、石原さんも「橋下熱」に罹って長い間うなされてたけど、
やっと開放されて戻ってきてくれたと思っていたんですけど、
違っていましたね。
石原さん自身の中に橋下と同じものがあるのだと
ハッキリ判りました。
ここで、ちょっと参考にしてほしいものがあります。
東京五輪招致を進めた石原さんのエピソードを
森喜朗元総理が今年2月に講演で話しています。
マスコミは、この講演内容の中で浅田真央選手の
ことに触れた部分を切り取り、猛烈にバッシングした
経緯があります。
真央ちゃんのことを心配している森元総理の発言を
「前後カットの切り取り」をして、バッシングに持っていく。
麻生さんも散々やられた手法です。
特に講演など、その場で解りやすく興味を持って
聴いてもらうためにあれこれ取り混ぜて伝える
「話し言葉」は、推敲を重ねた上で表に出る
「書き言葉」と同等に扱うと、こうして、よりマスコミの
餌食にされやすいわけですが、そのことを解って
もらおうと記事で取り上げた講演録の一部です。↓
★マスコミは、「偽善」の塊だ。その偽善の裏には、「反日」があるだけ。
このオリンピックを勝ち取れた、前回は失敗しましたけども、
勝ち取れたのはやっぱり安倍総理が率先をして外交を
進めていった。
約オリンピックIOCのブエノスアイレスのあの9月の総会まで
安倍さんが回った国は25カ国ぐらいありましたね。
別のそのことで外国にいくわけじゃないんですけど、
えー二国間の重要な話しをしながら最後に食事をしたり
お茶を飲んだ時にオリンピックの話をして協力を求める。
そういうやりかたは安倍君自身が一生懸命やっていたと
いうことがやっぱり今回ニッポンが勝ち取れた最高の
やっぱり私は、安倍さんの功績だろうなとこう思って
いるんです。
で、私、色んなところで書きましたけども、もう一人裏方の
大功労者は実は石原慎太郎さんなんですね。
石原さんは最初の知事のときに手を上げて、そして立候補
したけど、まあー無残にも負けました。
コペンハーゲンで。
えーアメリカが強敵だと思っていたらアメリカが最初15票しか
取れなくて負けて、日本が22票で3位だった。
で、今度恐らくアメリカが入れた15票が回ってくるのだろうな
という、そんな捕らぬ狸の皮算用みたいな計算をして2回目の
挑戦をしたら日本がなんと22票あったのが20票に減って、
これも最下位で負けてしまって、まさかと思ってた
ブラジル・リオデジャネイロにまあとられるわけだ。
で、石原さんはかんかんに怒って、
帰りの飛行機の中で私に
「もう二度とやらねーからなあんなもん」
と。
大体負けた理由がそのけしからんと。
知事は偉ぶっていて、その握手をしない、ハグをしないと。
冗談じゃない。
知らない男となんで俺はホモでもねーのにハグしなきゃ
いけねんだよ。
さらにこう石原さん言ってました。
本当に悔しかったんだと思います。
あの方、わがままな方ですから。
大体「太陽の季節」の本をみりゃわかるわけで、
いかにわがままな青年かというのはわかるわけで。
それが選挙に今まで負けたことなかったのに、
こんな選挙で負けてもう頭にくるよと。
こう言って俺二度とやらないから東京で。なんて。
あのときすぐ福岡手あげればよかったんですよ。
(会場笑い)
ところが、その後、本当に彼はやめるって。
知事選にも出ないなんていい出してね。
でーさあみんな困ったわけですよ。
そしたらそのこの九州の宮崎におられた東国原、彼が、
東京の知事選に出るなんて手をあげた。
しかも公約は東京でオリンピックを開かないということを、
反対ということで知事選に出ることになって、
東京の連中はみんなびっくりしちゃったわけですね。
ところが石原さんが自分の代わりに譲るといって後見に
指名したのが、神奈川県の知事の松沢さんという方だった。
で、松沢さんはそりゃ神奈川の知事をやめて
東京の知事に出るということになると、東京の人たちは
なにーと。
うーーこう、例えは悪いかもしれませんが、佐賀県の
知事が急にやめて福岡県の知事になるとそう甘く
みんなよと福岡の人は言うかもしれませんけど。
それはわかりませんよ。
たとえ話だから。
気にしな・・・今日はマスコミがおるからいちいち注釈
つけて(会場笑い)
マスコミというのは、そこのところだけ
取るんですよ。
前後の話は何にも書かないでね。
森さんは、石原さんと「言い合える仲」だから
軽口風に言ってるんだと思いますが、コレって、
結構なるほどなぁと思うところがあります。
現実の政治というものは、継続とか忍耐とか、
そういうものが必要になって来ると思います。
諦めずに継続すること、嫌なことでも引き受けること、
地道にやることというのは、現実の政治の中では
必須となると思います。
「もうや~めた」とか「飽きた」とか「ややこしい」とか、
「そこまで我慢してまでするつもりはない」とか、
それでは絶対に政府与党の中ではやっていけない。
国際社会を相手にしなければならない国政政治は、
現実として、吐き気がするほどそういうものの連続で
あると思いますから。
それと「信頼をなくすような行動」は、「もう一度信じろ」
と言われても無理です。
橋下は最初の大阪府知事選で、自民党大阪府連から
全面支援を受けて当選しました。
にも関わらず、翌2009年の衆院選ではものすごい
逆風を浴びていた自民党を裏切って、民主党側に
ついたんです。
橋下は解っていたはずです、民主党がどんな政党で
あるかということを。
どれだけ危険な政党であるのかということを。
マスコミの偏向報道も。
石原さんは、ずっと前から「自民党批判」、「官僚批判」を
していましたね。
マスコミにとってはそこが都合が良かったんだと
思います。
「官僚批判」は民主党が声高に言っていた「新しい公共」、
すなわちボランティアで国を賄うという言わば究極の
「国家解体」の方式を進めるには最も都合のいい批判
ですからね。
小泉純一郎も「自民党をぶっ壊す」と言ってましたが、
ある意味、そこがマスコミにとっては利用しやすい
ところだったと思います。
橋下も石原さんも、言いたいことを直ぐに口にして
人気をさらってきました。
「そうだ、そうだ、もっと言っちゃえ!」
的な感じで、聴く方も盛り上がる。
そして拍手喝采。
でもそこで終わりだったんです。
「責任」は丸投げだった。
そこには「現実と向き合う覚悟の政治」という
意識はあったんだろうか?
そう疑問符が付くのも仕方がないと思います。
国政で尻拭いをするのは、実際に厳しい現実と
向き合わなければならない 政治家たちでした。
中国に対しても「一触即発」となるようなことは
出来ません。
民主党の政調会長、福山哲郎が11月に「領域警備法案」と
いうものを議員立法で出すと言っていました。↓
★福山哲郎政策調査会長記者会見 2014年11月11日 民主党HP
これは離島等における武装集団の上陸等の不法行為に
対応するため、海上保安庁の権限を強化するとともに、
自衛隊について「領域警備区域」内において、平時から
警察権限を付与するものである、と福山は説明しています。
まるで保守派が諸手を上げて喜びそうな法案です。
これが当然のことだ!と。
自民党は、一体何をしてるんだ!と。
福山も
「日本の領域・領海をどう守るかを国民が不安に思って
いるのに、政府は法制整備を先送りしている」
などと偉そうに安倍政権を批判しています。
しかし小野寺前防衛大臣が「新報道2001」でも言って
いましたが、中国は、フィリピンやベトナムが日本のような
海上保安庁に相当するものを持たないために軍を出して
海上警備行動に当たってきたことを「口実」にして、自らも
軍を出してきました。
それと同じように海上で自衛隊を動かすことは、中国の罠に
かかる可能性があることを小野寺議員は指摘しています。
現実の政治は、こうした駆け引きもあります。
そして、国会内には、中国の意向に沿うように動く政党が
実際にあり、しかも煽動報道によって、ついこの間まで
政権まで握っていたわけです。
そういう異常な国会情勢の中で現実の政治を遂行して
行かなくてはいけない厳しさまで加わる。
また、「超法規的行動」も当然差し控えなくてはいけないです。
全ては法に則ってやっていかなくてはいけない。
何か新しい動きを取るには法案を通さなくてはならない。
そこには時間がかかります。
拉致事件を国家挙げて行ってきた北朝鮮への制裁法案も
そうでした。
私も最初は小泉政権が超法規的措置をすぐにでも取って
万景峰号の入港を阻止すればいいと思ったりしました。
しかしそういったことは、法治国家の一角を崩すことにも
なってしまいます。
例えば「条約破棄」など簡単にしてしまえば、それは
相手敵国も同じ行動を取ることを許す事にもなります。
コレもいわば、相手に都合のいい「口実」を与えてしまう
ということです。
現実の政治は一足飛びには出来なくて、しかも猛烈な
反日勢力が マスコミの煽動によって国会に送り込まれ、
それと対峙しながら 進めていかなくてはいけないし、
ましてやその煽動に乗った国民までも いわば敵になって
しまう中で進めていかなくてはいけない・・。
そこで「好き勝手に言えない」というだけで、また
「国民の人気を得られない」というだけで 、その与党から
降りる政治家は、国民に嫌われてでも日本国と日本国民を
護るという 「責任」と言うものから逃れたい、そういう
気持ちが少なからずあるのではないかと。
国民の生命と財産を護る、その全てが政権与党の
肩にかかってきます。
それだけ現実の政治における責任というものは大きい。
そういった現実の中での政治というものにもっと目を
向けることは次世代の党、保守派にもっと必要だと
思います。
今後の選挙に向けては、とにかく目覚めた保守派相手
ではなくて、一般国民、一般有権者に向けて発信を
現実的にして行って欲しい。
タブーというのは全てマスコミが作り出していると言っても
いいと思います。
マスコミがまともであれば、日本はここまで国を疎かに
する事はなかったとも思います。
とにかく、マスコミが日本を動かしているという厳しい
「現実」を 見なくてはいけない。
そのマスコミと真正面から闘っているのは誰なのかも
もう一度考えて欲しいし、犠牲となった政治家の存在も
また思い起こして欲しいと思います。
煽動するマスコミも、煽動政治家も、どちらも国民の
判断を狂わせる。
現実と向き合い、どんなにマスコミから叩かれようとも
またその扇動に乗った国民に対しても文句を言わず
ただひたすら日本を守るために責任を背負いながら
頑張ってきた政治家の存在を多くの国民が認める、
そんな時代が早く来て欲しいと思っています。
煽動政治家に振り回されるのは本当にもう沢山です。
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