ロンドンオリンピック４

この一週間、ロンドンオリンピックのなかで、感動したこと。
たくさんありすぎて書ききれない。

思い出すのは、競泳。
男子、女子、それぞれの４００メートルメドレーリレー。

夜中、どうしてもライブで見たくて、４時ごろだったかな、見ました。

女子のメンバー。寺川綾、鈴木聡美、加藤ゆか、上田春佳。
寺川さんと鈴木さんは個人のメダリストだから勿論速い。
でもその後のバタフライの加藤選手、小さい体で、凄い泳ぎ。
最後の自由形の上田選手も素晴らしかった。

まぁ、どれだけ、夜中に声を出したことか。
両手を組んで、祈るような気持ちで見ていた。

その後の、男子。入江陵介、北島康介、松田丈志、というそうそうたるメンバーに
自由形の藤井拓郎選手。

こちらも、入江君の後半の泳ぎ、北島選手のめちゃ速い泳ぎ。松田選手の強さを感じる泳ぎ。
凄い！凄い！とこれまた叫ぶ。

男子、女子とも、最後の自由形の選手の頑張りは言葉では言い表せないくらい。

自由形は、言うまでもなく最速の泳法、クロール。
ここで勝つのは、とても難しい。
それも１００メートル。

そんな厳しいなかで、男子、女子とも、自由形の選手はひときわ頑張った。
上田選手と藤井選手。
凄いよ！！本当に！！
二人の頑張りに涙が出た。

そして、その二人を迎える、先に泳ぎきった６人がそれぞれ、
二人を、満面の笑顔で迎えた。

チームワーク。
お互いが信頼し合い、尊敬し合い、力を合わせて、勝ち取っていく。
これが日本だよ。これ、これだよね。

日の丸を見るといつも思う。
白地に真ん中に赤い丸。
魂が真ん中に集まって一つになる。
その周りには多くの人たちがいつもいて見守っている。

日の丸は、寄せ書きできる国旗。
なんて素敵なんだろうか。

白い鉢巻も、ハンカチも、あっという間に日の丸になる。
日本人の心を結ぶ日の丸。

多くの日の丸の旗が振られる会場。
日本人選手の活躍。

うれしい瞬間。

個人で取ったメダルに、多くのメダリストたちは、周りの人たちのお陰だと口々に言っていた。
そう思える人たちこそが取れるものなんだろうな、メダルって。

そして、皆で勝ち取ったメダルは、なによりも価値がある。

競泳陣のリレーの銀メダルと銅メダルは、最も誇りに思えるメダル。

ありがとう、選手の皆さん。
ほんとうにありがとう。