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No title
日本の活火山は、それぞれに観測していると思っていました。
活火山については、噴火の予知もありますが、学術的な面からも研究研究されていると考えていたのです。それが、観測機器は寿命が来ていても、民主党の事業仕分けによって更新されず、研究者の方はそれでも耐えていたとは、余りに気の毒です。
御嶽山の山頂に残されている人は、数十人だそうです。
その内、心肺停止が確認されているのは24人となるのでしょう。死亡者は別に12人おられます。
いつも細かいことに気が行ってしまうのですが、心肺停止の方は死亡者に入れていません。
心肺停止というと、心臓が止まり、呼吸をしていないと言うことですから、こんな状態になったら人間は間もなく亡くなります。
間もなくとは何時間、何分と考えますと、人は年齢、発達度で余り正確に言えないと思いますが、少なくとも何日ではないです。だから、心肺停止を確認された方は、気の毒ですがもう亡くなっています。
それでは、何故死亡とせずに心肺停止としているかというと、医師がその死亡を確認していないからだそうです。
実に、くだらないことだと思います。
心臓が止まって、呼吸が出来なくなって3日も経ったら、誰でも死んでいます。
誰かが、医師の代わりに清だとの判断をしてくれないものかと思います。
活火山については、噴火の予知もありますが、学術的な面からも研究研究されていると考えていたのです。それが、観測機器は寿命が来ていても、民主党の事業仕分けによって更新されず、研究者の方はそれでも耐えていたとは、余りに気の毒です。
御嶽山の山頂に残されている人は、数十人だそうです。
その内、心肺停止が確認されているのは24人となるのでしょう。死亡者は別に12人おられます。
いつも細かいことに気が行ってしまうのですが、心肺停止の方は死亡者に入れていません。
心肺停止というと、心臓が止まり、呼吸をしていないと言うことですから、こんな状態になったら人間は間もなく亡くなります。
間もなくとは何時間、何分と考えますと、人は年齢、発達度で余り正確に言えないと思いますが、少なくとも何日ではないです。だから、心肺停止を確認された方は、気の毒ですがもう亡くなっています。
それでは、何故死亡とせずに心肺停止としているかというと、医師がその死亡を確認していないからだそうです。
実に、くだらないことだと思います。
心臓が止まって、呼吸が出来なくなって3日も経ったら、誰でも死んでいます。
誰かが、医師の代わりに清だとの判断をしてくれないものかと思います。
Re: No title
ポッポさん、こんにちは。
「心肺停止」のことですが、すみません、私は現在の確認方法で
よいのではないかと思うのですが・・。
今までに、様々な事態があったから、熟慮の結果、現在の確認方法が
取られるようになったのではと思うのです。
ご遺族としては逆に突然の「不慮の死」を受け入れることは大変難しいことでしょうし、
また最後の最後まで認めたくないと思いますし・・。
「心肺停止」のことですが、すみません、私は現在の確認方法で
よいのではないかと思うのですが・・。
今までに、様々な事態があったから、熟慮の結果、現在の確認方法が
取られるようになったのではと思うのです。
ご遺族としては逆に突然の「不慮の死」を受け入れることは大変難しいことでしょうし、
また最後の最後まで認めたくないと思いますし・・。
No title
こんにちは、しつこくてすみません。
人それぞれに考えのあることは、分かっているのです・・・・・・・賛同を得られないことも分かっています。
被災者の家族の方は、被災者の方の生還を一厘の可能性でも信じたいのです。また、もし駄目と考えられるときには、その体を一刻でも早く見たいのです。
そして、救助にあたる自衛隊、警察、消防の隊員達は、出来れば生きている体を家族の方に見せたいのです。しかし、これが不可能なことも知っています。
家族の方達は、現場から戻ってきた隊員達に、被災者の方の様子を聞きます。この時、隊員は「心臓と呼吸は止まっているけれど、死んではいない。」との返事をしなければならないのです。これしか、言ってはならないのです。
家族の方はこの場合、生きているとの希望を持ちます。しかし、隊員は生きているはずがないことを知っているのです。
「亡くなっている。」といえるのは医師であり、医師以外は原則として言えません。これをカバーするのなら、医師を現場に行かせるしかないのです。（例えば、防衛医科大学校の医師でも良いのです。）
死亡推定時分等のことは後でいいから、死亡の判定だけでもできたらと思いました。
救助に向かう方たちの精神的な負担を、少しでも減らしたいと思ったのです。
人それぞれに考えのあることは、分かっているのです・・・・・・・賛同を得られないことも分かっています。
被災者の家族の方は、被災者の方の生還を一厘の可能性でも信じたいのです。また、もし駄目と考えられるときには、その体を一刻でも早く見たいのです。
そして、救助にあたる自衛隊、警察、消防の隊員達は、出来れば生きている体を家族の方に見せたいのです。しかし、これが不可能なことも知っています。
家族の方達は、現場から戻ってきた隊員達に、被災者の方の様子を聞きます。この時、隊員は「心臓と呼吸は止まっているけれど、死んではいない。」との返事をしなければならないのです。これしか、言ってはならないのです。
家族の方はこの場合、生きているとの希望を持ちます。しかし、隊員は生きているはずがないことを知っているのです。
「亡くなっている。」といえるのは医師であり、医師以外は原則として言えません。これをカバーするのなら、医師を現場に行かせるしかないのです。（例えば、防衛医科大学校の医師でも良いのです。）
死亡推定時分等のことは後でいいから、死亡の判定だけでもできたらと思いました。
救助に向かう方たちの精神的な負担を、少しでも減らしたいと思ったのです。
No title
ポッポ さん、こんにちは。横からすみません。
今回の災害ではありませんが、私も家族を亡くしたことがありますので、家族の精神的な負担というのは理解できます。
同時に、「死亡です」と言われたときのショックも分かっています。
それぞれの家族がそれぞれに受け止めなければならない事実ではありますが、それを宣告する人間にとっても、死亡宣告は大きな負担ではないでしょうか。
体力と気力を駆使して、危険な災害現場で救助活動を行った後、さらに待っている家族に対して「あなたが待っている肉親は亡くなっていました」と告げなければならないとしたら、その救助隊員はどれだけ精神的な負担を負うでしょう。
医師は、初めから死亡宣告も自分の仕事の一つと納得できているはずですし、人体と生命について深い知識と資格のある医師から宣告を受けるのなら、家族としてもまだ納得しやすいのではないでしょうか。
ポッポさんのおっしゃることも分かりますが、救助隊員に死亡を告げられて、すぐに納得できる家族ばかりではないように思います。
家族の死を受け入れるには、それなりの時間や、理屈や、本人の遺体を見ることや、何かがなければダメな人間も多いんです。
逆に、もしも宣告を納得できない家族の誰かに「死んだと思ったから助けなかったのか？」と誤解されたら、その隊員こそ悲劇ではないでしょうか。
救助隊員が死亡宣告をするとしたら、家族が誤解しない手段を、何かとらなくてはいけないと思います。
ポッポさんの深い思いやりから書かれたコメントだと思いますけれど、生死に線を引く言葉は、やはりいろいろなことを慎重に考えなければいけないのではないか、と私などは思います。
今回の災害ではありませんが、私も家族を亡くしたことがありますので、家族の精神的な負担というのは理解できます。
同時に、「死亡です」と言われたときのショックも分かっています。
それぞれの家族がそれぞれに受け止めなければならない事実ではありますが、それを宣告する人間にとっても、死亡宣告は大きな負担ではないでしょうか。
体力と気力を駆使して、危険な災害現場で救助活動を行った後、さらに待っている家族に対して「あなたが待っている肉親は亡くなっていました」と告げなければならないとしたら、その救助隊員はどれだけ精神的な負担を負うでしょう。
医師は、初めから死亡宣告も自分の仕事の一つと納得できているはずですし、人体と生命について深い知識と資格のある医師から宣告を受けるのなら、家族としてもまだ納得しやすいのではないでしょうか。
ポッポさんのおっしゃることも分かりますが、救助隊員に死亡を告げられて、すぐに納得できる家族ばかりではないように思います。
家族の死を受け入れるには、それなりの時間や、理屈や、本人の遺体を見ることや、何かがなければダメな人間も多いんです。
逆に、もしも宣告を納得できない家族の誰かに「死んだと思ったから助けなかったのか？」と誤解されたら、その隊員こそ悲劇ではないでしょうか。
救助隊員が死亡宣告をするとしたら、家族が誤解しない手段を、何かとらなくてはいけないと思います。
ポッポさんの深い思いやりから書かれたコメントだと思いますけれど、生死に線を引く言葉は、やはりいろいろなことを慎重に考えなければいけないのではないか、と私などは思います。
ポッポさんの
＞救助に向かう方たちの精神的な負担を、少しでも減らしたいと思ったのです。
このコメントを読んだ時、東日本大震災後の自衛隊の「捜索活動」について、
夏場の伝染病感染などのリスクが異常に高まる状態の中、続けられていた頃、
私も他の政治ブログのコメント欄で、自衛隊の方々らの生命の危険を考えると
ここで捜索を打ち切ることも必要ではないかという趣旨のことを書いたのを
思い出しました。
でもその後も行方不明者がたくさん見つかり、あの危険な条件の中で
ずっと誠実に対応してきた捜索の方々に改めて頭がさがる思いがしたのと
同時に、やはり「線引」の決断の難しさを思い知らされた感じがしました。
あの時、「自分は薄情なのか？」と自問したりもしました。
ポッポさんは
＞賛同を得られないことも分かっています。
と書かれていましたが、その言葉を読んで、いや、そうではないのです、と
説明したかったけれど、上手く説明することが出来ませんでした。
鳥子さんのコメントは被災者側と救助者側の両方を理解する立場として
自分が何となく言葉に言い表すのが難しいことを伝えてくれてて
有り難かったです。
思ったことは、その現場で起こる様々な事象を収集し、整理し、
検証し、次に繋げるということが繰り返し繰り返し為されている、
その地道な作業が、災害救助の多い日本で生かされているのだろうと。
もちろん今後もそれは続き、科学の進歩も含めて、まだまだ残る
問題点、また新たに突きつけられる問題点を一つ一つ克服し、
乗り越えることも可能だと思っています。
現場で懸命に動く人たちを信じることが出来るというのは、ある意味
幸せなことだと思います。日本はそういう国だから出来るんだと思います。
なんか漠然とした意見になってすみません。
＞救助に向かう方たちの精神的な負担を、少しでも減らしたいと思ったのです。
このコメントを読んだ時、東日本大震災後の自衛隊の「捜索活動」について、
夏場の伝染病感染などのリスクが異常に高まる状態の中、続けられていた頃、
私も他の政治ブログのコメント欄で、自衛隊の方々らの生命の危険を考えると
ここで捜索を打ち切ることも必要ではないかという趣旨のことを書いたのを
思い出しました。
でもその後も行方不明者がたくさん見つかり、あの危険な条件の中で
ずっと誠実に対応してきた捜索の方々に改めて頭がさがる思いがしたのと
同時に、やはり「線引」の決断の難しさを思い知らされた感じがしました。
あの時、「自分は薄情なのか？」と自問したりもしました。
ポッポさんは
＞賛同を得られないことも分かっています。
と書かれていましたが、その言葉を読んで、いや、そうではないのです、と
説明したかったけれど、上手く説明することが出来ませんでした。
鳥子さんのコメントは被災者側と救助者側の両方を理解する立場として
自分が何となく言葉に言い表すのが難しいことを伝えてくれてて
有り難かったです。
思ったことは、その現場で起こる様々な事象を収集し、整理し、
検証し、次に繋げるということが繰り返し繰り返し為されている、
その地道な作業が、災害救助の多い日本で生かされているのだろうと。
もちろん今後もそれは続き、科学の進歩も含めて、まだまだ残る
問題点、また新たに突きつけられる問題点を一つ一つ克服し、
乗り越えることも可能だと思っています。
現場で懸命に動く人たちを信じることが出来るというのは、ある意味
幸せなことだと思います。日本はそういう国だから出来るんだと思います。
なんか漠然とした意見になってすみません。
No title
鳥子 様
初めに災害で家族を亡くされた方に、不愉快なことを書いているかも知れないので、先にお詫びをしておきます。
災害で家族が亡くなると言うことは、元が健康であった方が多いと思います。それが、突然の訃報を聞かれることになりますので、ショックも多いことは当然だと思います。
事故の時、医師から結果を聞かれるのが最もよいと思います。
しかし、事故で被災者が出た場合、今回のように救助隊は即日で現場に向かいます。このとき、医師が同行していなかったため法律上死亡判断ができず、「呼吸および脈拍停止の人がいる」との表現になったと思います。
このような場合には、救助隊にいる医療知識のあるものが判断しても良いと言うのが、私の考えるところです。
しかし、被災者の家族の方に対しては、考え方が至らなかったと思います。ごめんなさい。
＞「死んだと思ったから助けなかったのか？」と誤解されたら、その隊員こそ悲劇ではないでしょうか。
救助隊の中には医療知識のある者がいますから、間違えることはないと思います。
それよりも、「呼吸および脈拍のない人」はまだ亡くなっていないのです。
ですから、この人に対して何故応急手当をしないのか？ 何故救命処置や救出をしなかったのか？ この方が、問題は大きいと思うのです。
個人の考え方ですが、救助隊が救出に行くのは当然ですし、救助活動をしなければならないと思います。
そして、活動によって救助ができれば良いのですが、今回の事故のように自然条件がきわめて厳しいこともあるでしょう。
不幸にして被災者が亡くなっていた場合、通常ならば搬送しなければならないのですが、今回のように亡くなっていた方が多数いて、現場状況から搬送できない場合があります。また、その中に生存している被災者がいる場合もあるでしょう。
そのとき、救助隊はまず生きている被災者を救出しなければならないと思います。その次は、救助隊の隊員の生命です。そして、亡くなった被災者の救出だと思います。（考え方によっては、救助隊員の生命が第一という人も、いると思います。）
この順番について、ひどいと思われるでしょうけれど、危険が差し迫ったときのこととして、受け取ってください。生きている人を、優先しなければならないと思います。
今回の事故で、救助隊は「呼吸と脈拍のない方」を、発見した日のうちに救出できませんでした。
これは、発見したけれども噴火と降灰の関係で救出できなかったと思うのですけれど、「呼吸と脈拍のない方」に少しでも生命の兆候があったら、その方には別の対応をしたと信じます。
それから、これは事故現場での行動のことで、最終的な死亡判断は医師の仕事だと思います。
被災者の無事を願って待っている家族の方には、もっと思いやりのある行動が必要だと思います。特に、被災者の家族の方が、被災者を見ることができない場合には、思いやりが必要だと思いました。
共通一次世代様
東日本大震災の発生したときの自衛隊を初めとして警察、消防、海上保安庁の各機関の活動は素晴らしかったと思います。
これは、20年前の阪神大震災の教訓が生かされていると思います。
当時は、伊丹の駐屯地の部隊長が神戸の被災地にすぐに出動できなかったことが、ずいぶん非難されたことを覚えています。
兵庫県知事が国に救援を要請せず、係長が要請したことが話題になりました。（余談です。）
東日本大震災における各機関の活躍と、その後、長きに渡った捜索活動には、本当にどこまで、いつまでやるのかと思いましたし、隊員の健康も気になっていました。（考えてみれば、阪神大震災における行方不明者は、たった一人でした。）
今回の御嶽山の行方不明者の捜査でもそうですが、日本の国のありがたさを、間近に見ました。
これに較べると、アメリカの911テロ事件の行方不明者は、相当に多いように思いました。国情の差です。
人の命は重いです。
日本という国は、人の命を大切にしていると思い、ありがたく思います。
ところで、この件については、これで終わらせていただきます。
それから、パソコンの調子が悪かったため、返事が遅くなってしまいました。
すみません。
初めに災害で家族を亡くされた方に、不愉快なことを書いているかも知れないので、先にお詫びをしておきます。
災害で家族が亡くなると言うことは、元が健康であった方が多いと思います。それが、突然の訃報を聞かれることになりますので、ショックも多いことは当然だと思います。
事故の時、医師から結果を聞かれるのが最もよいと思います。
しかし、事故で被災者が出た場合、今回のように救助隊は即日で現場に向かいます。このとき、医師が同行していなかったため法律上死亡判断ができず、「呼吸および脈拍停止の人がいる」との表現になったと思います。
このような場合には、救助隊にいる医療知識のあるものが判断しても良いと言うのが、私の考えるところです。
しかし、被災者の家族の方に対しては、考え方が至らなかったと思います。ごめんなさい。
＞「死んだと思ったから助けなかったのか？」と誤解されたら、その隊員こそ悲劇ではないでしょうか。
救助隊の中には医療知識のある者がいますから、間違えることはないと思います。
それよりも、「呼吸および脈拍のない人」はまだ亡くなっていないのです。
ですから、この人に対して何故応急手当をしないのか？ 何故救命処置や救出をしなかったのか？ この方が、問題は大きいと思うのです。
個人の考え方ですが、救助隊が救出に行くのは当然ですし、救助活動をしなければならないと思います。
そして、活動によって救助ができれば良いのですが、今回の事故のように自然条件がきわめて厳しいこともあるでしょう。
不幸にして被災者が亡くなっていた場合、通常ならば搬送しなければならないのですが、今回のように亡くなっていた方が多数いて、現場状況から搬送できない場合があります。また、その中に生存している被災者がいる場合もあるでしょう。
そのとき、救助隊はまず生きている被災者を救出しなければならないと思います。その次は、救助隊の隊員の生命です。そして、亡くなった被災者の救出だと思います。（考え方によっては、救助隊員の生命が第一という人も、いると思います。）
この順番について、ひどいと思われるでしょうけれど、危険が差し迫ったときのこととして、受け取ってください。生きている人を、優先しなければならないと思います。
今回の事故で、救助隊は「呼吸と脈拍のない方」を、発見した日のうちに救出できませんでした。
これは、発見したけれども噴火と降灰の関係で救出できなかったと思うのですけれど、「呼吸と脈拍のない方」に少しでも生命の兆候があったら、その方には別の対応をしたと信じます。
それから、これは事故現場での行動のことで、最終的な死亡判断は医師の仕事だと思います。
被災者の無事を願って待っている家族の方には、もっと思いやりのある行動が必要だと思います。特に、被災者の家族の方が、被災者を見ることができない場合には、思いやりが必要だと思いました。
共通一次世代様
東日本大震災の発生したときの自衛隊を初めとして警察、消防、海上保安庁の各機関の活動は素晴らしかったと思います。
これは、20年前の阪神大震災の教訓が生かされていると思います。
当時は、伊丹の駐屯地の部隊長が神戸の被災地にすぐに出動できなかったことが、ずいぶん非難されたことを覚えています。
兵庫県知事が国に救援を要請せず、係長が要請したことが話題になりました。（余談です。）
東日本大震災における各機関の活躍と、その後、長きに渡った捜索活動には、本当にどこまで、いつまでやるのかと思いましたし、隊員の健康も気になっていました。（考えてみれば、阪神大震災における行方不明者は、たった一人でした。）
今回の御嶽山の行方不明者の捜査でもそうですが、日本の国のありがたさを、間近に見ました。
これに較べると、アメリカの911テロ事件の行方不明者は、相当に多いように思いました。国情の差です。
人の命は重いです。
日本という国は、人の命を大切にしていると思い、ありがたく思います。
ところで、この件については、これで終わらせていただきます。
それから、パソコンの調子が悪かったため、返事が遅くなってしまいました。
すみません。
No title
共通一次世代 様
随分とご無沙汰しています。
ポッポです
この御嶽山の噴火については、投稿させていただいたときから、心残りに思っていたことがありました。
それは、救助事故の現場で救助隊の隊員が、被災者の状況についてﾀﾋ亡の判定ができずに、「呼吸及び心臓の停止の状態であった」と言うことで、その人を置いて夕刻になれば現場を引き揚げなければならなかったことです。
これは、本当は救助隊でなく救急隊と言う意味でした。
そして、ポッポは救急隊員を昔はやっていました。
救助の事故の場合には、救急隊も同時に出動しており、現場で活動します。
勿論、救助に対する活動ではなく、救急隊として救護活動をするのですが、同時に救急隊は明白な状況にあるときなら、ﾀﾋ亡の判断ができる立場にあるからです。
今なら、これを判りやすくするために、大災害には「トリアージタッグ」と言う、4色の色で分けたカードを準備してあり、現場ではこれの判断を原則として医師が行うのですが、必要な場合には救急隊が用いて、被災者がどのようにあるかを判定し、それによって被災者の救護の順番まで決めています。
極端なことを申し上げますと、軽傷者又は異常がない場合には「この人の搬送は、後で良い。又は搬送しない」。怪我はしているけれど、生命に影響はないので「急いで搬送する必要はない。」。重体で直ぐに救護をしなければならない場合には「早く救急車で病院へ搬送しろ。」。そして、既に亡くなっていると判断したら「この人は、搬送する必要がない。」と言う具合です。
事故現場に行った者は、大事故の場合にこの情報を元に活動します。
これが、御嶽山の火山の場合には、「呼吸及び心臓の停止」と判断しなければならないのですが、救助隊員及び救急隊員として、明らかに死亡していると見られるものならば、ﾀﾋ亡として、判断して一度現場を離れてもう一度収容に向かう方が、救助隊員にとって精神的な負担が少ないと考えていました。
これは、残っているのは「呼吸及び心臓が停止している」だけでなく、「ﾀﾋ亡している。」と考えないと、救助隊及び救急隊は現場を離れることが辛いからです。
申し訳ないけれど、ﾀﾋ亡していたら被災者の容体はこれ以上悪くならないから、少し割り切って現場を離れることができます。
尤も、現場の隊員は、クールにﾀﾋ亡していると判断したかも知れませんが、現場の建前としては、奥歯に物が挟まったような表現をせねばならず、それが家族に生きているとの期待感を持たせる場合があれば、辛いと思ったのです。
それで、家族や関係者には「助かる可能性が僅かでもあれば、現場を離れずに助けたが、その可能性は全くない。」と言い切る方が良いとの考え方もありました。
それから、被災者の正式な死亡は、法律で医師が判断します。
そして、死亡診断書又はﾀﾋ亡検案書は医師が記述するもので、救急隊はこれを記述することはありませんが、参考意見を医師に伝えることはあります。(参考意見は、現場における情報で、救急隊の現認した状況及び時間が多いです。)
救急隊と書かずに救助隊を連想させることになり、誤解させたと思います。
ごめんなさい。
随分とご無沙汰しています。
ポッポです
この御嶽山の噴火については、投稿させていただいたときから、心残りに思っていたことがありました。
それは、救助事故の現場で救助隊の隊員が、被災者の状況についてﾀﾋ亡の判定ができずに、「呼吸及び心臓の停止の状態であった」と言うことで、その人を置いて夕刻になれば現場を引き揚げなければならなかったことです。
これは、本当は救助隊でなく救急隊と言う意味でした。
そして、ポッポは救急隊員を昔はやっていました。
救助の事故の場合には、救急隊も同時に出動しており、現場で活動します。
勿論、救助に対する活動ではなく、救急隊として救護活動をするのですが、同時に救急隊は明白な状況にあるときなら、ﾀﾋ亡の判断ができる立場にあるからです。
今なら、これを判りやすくするために、大災害には「トリアージタッグ」と言う、4色の色で分けたカードを準備してあり、現場ではこれの判断を原則として医師が行うのですが、必要な場合には救急隊が用いて、被災者がどのようにあるかを判定し、それによって被災者の救護の順番まで決めています。
極端なことを申し上げますと、軽傷者又は異常がない場合には「この人の搬送は、後で良い。又は搬送しない」。怪我はしているけれど、生命に影響はないので「急いで搬送する必要はない。」。重体で直ぐに救護をしなければならない場合には「早く救急車で病院へ搬送しろ。」。そして、既に亡くなっていると判断したら「この人は、搬送する必要がない。」と言う具合です。
事故現場に行った者は、大事故の場合にこの情報を元に活動します。
これが、御嶽山の火山の場合には、「呼吸及び心臓の停止」と判断しなければならないのですが、救助隊員及び救急隊員として、明らかに死亡していると見られるものならば、ﾀﾋ亡として、判断して一度現場を離れてもう一度収容に向かう方が、救助隊員にとって精神的な負担が少ないと考えていました。
これは、残っているのは「呼吸及び心臓が停止している」だけでなく、「ﾀﾋ亡している。」と考えないと、救助隊及び救急隊は現場を離れることが辛いからです。
申し訳ないけれど、ﾀﾋ亡していたら被災者の容体はこれ以上悪くならないから、少し割り切って現場を離れることができます。
尤も、現場の隊員は、クールにﾀﾋ亡していると判断したかも知れませんが、現場の建前としては、奥歯に物が挟まったような表現をせねばならず、それが家族に生きているとの期待感を持たせる場合があれば、辛いと思ったのです。
それで、家族や関係者には「助かる可能性が僅かでもあれば、現場を離れずに助けたが、その可能性は全くない。」と言い切る方が良いとの考え方もありました。
それから、被災者の正式な死亡は、法律で医師が判断します。
そして、死亡診断書又はﾀﾋ亡検案書は医師が記述するもので、救急隊はこれを記述することはありませんが、参考意見を医師に伝えることはあります。(参考意見は、現場における情報で、救急隊の現認した状況及び時間が多いです。)
救急隊と書かずに救助隊を連想させることになり、誤解させたと思います。
ごめんなさい。
Re: No title
ポッポさん、お久しぶりです。
コメント、今日読ませていただきました。
ブログは結構集中して書いていたのですが、体調を少し崩してから、長いタイピングも
ちょっと苦痛になって、そのまま離れてしまい、今はすっかりツイッター中心に
なってしまいました。
ツイッターでは記事URLを良く引用するので放置というわけではないのですが、
コメントを確認するのはやはり遅くなってしまっています。すみません。
＞大災害には「トリアージタッグ」と言う、4色の色で分けたカードを準備してあり
これは、確か阪神淡路大震災の時を教訓に始まったものですよね。
現場の声を聴いて、こうして導入されたものはやはり優れていると思いますし、
国民も納得している制度だろうと自分は思います。
ポッポさんのコメントを拝見し、また、5年前のコメントを拝見し、改めて、
今までの災害経験をもとに多くの人が被災者の為、その家族の為、そして
現場で懸命に頑張る人たちのことを思い、最善を尽くして、様々な制度を導入し、
様々な方法を考えているのだと感じます。
今はSNSも大きく発達し、何かと先に派手にアピールしたものが得をし、
コツコツとやってきた人たちの努力には光は当てられることはあまりありません。
ちょうど最近そういう事に強く腹立たしさを感じることがあったので、
いろいろとまた考えてしまいました。
コメントで色々と教えて頂きありがとうございました。
コメント、今日読ませていただきました。
ブログは結構集中して書いていたのですが、体調を少し崩してから、長いタイピングも
ちょっと苦痛になって、そのまま離れてしまい、今はすっかりツイッター中心に
なってしまいました。
ツイッターでは記事URLを良く引用するので放置というわけではないのですが、
コメントを確認するのはやはり遅くなってしまっています。すみません。
＞大災害には「トリアージタッグ」と言う、4色の色で分けたカードを準備してあり
これは、確か阪神淡路大震災の時を教訓に始まったものですよね。
現場の声を聴いて、こうして導入されたものはやはり優れていると思いますし、
国民も納得している制度だろうと自分は思います。
ポッポさんのコメントを拝見し、また、5年前のコメントを拝見し、改めて、
今までの災害経験をもとに多くの人が被災者の為、その家族の為、そして
現場で懸命に頑張る人たちのことを思い、最善を尽くして、様々な制度を導入し、
様々な方法を考えているのだと感じます。
今はSNSも大きく発達し、何かと先に派手にアピールしたものが得をし、
コツコツとやってきた人たちの努力には光は当てられることはあまりありません。
ちょうど最近そういう事に強く腹立たしさを感じることがあったので、
いろいろとまた考えてしまいました。
コメントで色々と教えて頂きありがとうございました。
