今週の月曜日、日テレの「NEWS ZERO」で、
「嵐」の櫻井翔くんがハワイのパールハーバーから
「櫻井翔が見たハワイ・真珠湾のいま」
というレポートをしていました。
何故にハワイ?
何故に12月でなくて、この時季に、「真珠湾攻撃」?
と思いながら観てたんですが、櫻井くんは「嵐」の
15周年の記念コンサートをハワイでやってたらしいです。
おぉ、これは、ハワイでのコンサートの中身を観たい・・。
真珠湾レポートの後、ちょっとだけコンサートの様子が
流れたのだが、う~ん、観たい・・。
「嵐」の歌とダンスはすごく好きなんですよ、はい。
で、そのコンサート云々の話が出る前に、
この特集があったわけです。
櫻井くんの取材先は真珠湾にある
「アリゾナ記念館」。
★パールハーバー(真珠湾)の歴史的建造物の見学についてここは、上のHPでも書いてあるように、真珠湾の
歴史を辿る様々な施設(国営、民営とも有り)の中に
ある、国営施設の一つだそうです。
いまだ真珠湾の海底に沈んだままの米戦艦アリゾナと、
そこから流れ出す「油」がクローズアップされ、また、
アリゾナ記念館にある
2400人の犠牲者の名前が
刻まれたプレートも映し出されていました。
そして
真珠湾攻撃で生き残った元米兵の老人の方への
インタビューもありました。
いわゆる「退役軍人」の方です。
真珠湾にそういう記念館があることは知らなかったので、
とても興味を持って観てたんですが、しかし、やっぱり
テレビは怖い。
櫻井翔くんという、影響力のあるアイドルによって
「自虐史観」が当たり前のように流されてしまう
ということ。
櫻井くんは2009年の頃には既に、この番組で
キャスターを始めていて、私は、それを見る度
悔しい思いをしていました。
その頃は、私はまだ、「嵐」のDVDとか見たことなくて、
ずっと前にも書いたんですが、いわゆる歌もダンスも
殆ど見たことないまま、下手くそだと思い込んでいて、
冷たい視線で見ていたので、なおさら拒否反応を
示しておりました。
「嵐」がデビューした頃というのは、子育て真っ最中で、
どんなグループなのかも、どんな歌を歌っているのかも
正直殆ど知らなかったですから。
2009年当時は、何も真実を解っていない「嵐」の
メンバーを使って、そのファンまでも報道番組に
わざわざ引き寄せてまでして、麻生さんをとことん
バッシングし、政権交代のための扇動を続けるのか!と、
「日テレの卑怯者!」とよく思ったものです。
あの頃、特に官僚叩きも酷かったですよね。
当時は櫻井くんのお父さんが総務省の官僚ということも
知りませんでしたが、後で知った時は、お父さんの
職業を全否定していた報道番組にキャスターとして
出演していることに、「何故?」と納得がいかなかった。
毎週担当している「イチメン」というコーナーは、さほど
政局的な関わりを持たない感じですが、でもやっぱり、
2009年当時は何度か腹立たしい場面もあったんです。
櫻井くんは、流れを作るのも説明をするのも上手いんで、
興味が無い人たちに聞く耳を持ってもらうのには、
確かに良い人材だと思います。
でも、だからこそ今の反日的なマスコミの中では、
「報道」には関わって欲しくないです。
今回も、「戦争」がテーマだったのでやっぱり不安に
なりました。
まぁ、この番組にかぎらず、
マスコミが取り上げる
「戦争もの」は、当然「自虐史観」、「東京裁判史観」
になりますから。
今回、下の画像テロップで出ている言葉、
「日本人は日本のために行動した。
アメリカ人はアメリカのために行動した。」この言葉だけは、私も受け入れることが出来ます。
これこそが、
唯一、今の日米の「和解」の原点と
なると思うからです。
でも同じく「アメリカ人の言葉」として、櫻井くんが紹介した、
「アメリカ人にとっての真珠湾は
日本人にとっての広島と長崎と同じ」という言葉は
絶対に受け入れられません。そして、
アリゾナ記念館で、犠牲になった人たちの名簿の
プレートを見ている時の言葉の中に、
「民間人」という
言葉がありました。
日本がパールハーバーで攻撃をしたのは、あくまで
軍事基地であったということは、触れられることは
なかった。
日本の本土で行われた空襲は、民間人への
徹底的な攻撃。10万人が犠牲となった東京大空襲に始まり
日本全国を焼け野原にした膨大な数の空襲。
★日本本土空襲そして、
広島と長崎への原爆投下。これらを、真珠湾攻撃と同等に扱われることは、
日本人として耐えられないです。
これだけはやっぱりハッキリすべきだと思います。
絶対に同列に語るべきではないことを。
しかし、今回はそれらが
全て同列扱いで、
余りにも「自虐的」でした。
予想は出来たけれど・・・。
そして、最後を締めくくるメインキャスターも
いわゆる
「キレイ事」でまとめる・・。
いつものように。
韓国のアジア大会に関する記事でも書きましたけど、
日本はあまりにも「キレイ事」に縛られてしまい、
日本人として、絶対に反論すべき、批判すべき、
絶対に引いてはいけない!という場面で、それが
出来ないでいる。↓
★韓国のアジア大会での不正を絶対に許してはいけない!全ては浅田真央選手に起こった出来事と繋がる。いわば「キレイ事病」に罹っていると
言ってもいい。
アメリカ人が、原爆投下について、何も語らなければ、
こちらから敢えて触れる必要はないとは思う。
でも、もし
アメリカ人が日本人に対して、それを
正当化する言葉を口にした時だけは、日本人は
絶対に反論しなくちゃいけないと思う。「日本人として、この言葉だけは、
絶対に受け入れることは出来ない!」と。
「全く別次元のことだ!」と。
「一緒にすべきではない!」と。
反日がいまだ必死で宣伝しようとしている「731部隊」
に対する
「人体実験」という
捏造。
2007年1月、米国立公文書館が公開した、
731部隊に関する情報機関の対日機密文書
10万ページ分。
おそらく、日本に全ての罪をなすりつけたい人たちは
目を皿にして隅から隅まで必死で、人体実験と
細菌戦を行った証拠を探したであろうけれど、
何一つその存在の証拠は見つからなかった。
★黒柳徹子さんまで名前が・・。捏造本の「悪魔の飽食」から生まれた組曲を歌う合唱団に賛同する反日の有名人たち。しかし、広島、長崎への2種類の原爆投下は、
その
人体実験というものを実際に何十万人もの
民間人に対して一瞬のうちに実行した。
「真珠湾と広島、長崎は同じ」なんて言葉は、
簡単に流すべきではないんです。
これが、日テレの報道の意向なのか、それとも
櫻井くん本人の意向なのかはわからないです。
でも、「一緒に考えよう」と言うのであれば尚更、
この言葉は、慎重に扱うべきだったはずだと。
櫻井くんの言葉を素直に受け取り、「そうなんだ。。」と
思う子は世の中にはたくさんいるでしょう。
だからこそ、あの戦争を語るのであれば、
やっぱり東京裁判を振り返ってから、語って欲しいと
強く思ったわけです。
あの番組を見て、「櫻井くんの言うとおり」と思った人には、
この記事も読んで欲しいです。↓
★吉松育美さんへ。 とても長いですがお手紙を書きました。ぜひ読んで下さい。東京裁判: ブレイクニー弁護人の弁論■アリゾナ記念館については、私も初めて見る
施設だったので、ちょっと調べてみました。
まず実際にこの記念館に行った方の感想です、↓
★【アリゾナ記念館を訪ねて】(2012/02/14) ビジネスのための雑学知ったかぶり 【アリゾナ記念館を訪ねて】(2012/02/14)
(一部抜粋)
この種のアメリカの展示場の例に漏れず、
展示物や解説は充実していました。
その中では太平洋戦争にいたった背景については
「アジアでの日米の権益が衝突」したと説明されて
いました。
これは真珠湾攻撃を記念するアメリカの展示場の
歴史観としては驚くほど公平と言えます。
奇襲した日本に対し「卑怯」「卑劣」といった表現は
使われず、アメリカ人と一緒に聞いていても居心地の
悪さを感じられるような物ではありません。
これと比べれば靖国神社の遊就館の解説はずい分と
一方的にアメリカを非難しています。
歴史は自虐史観と被害者意識を丸出しにした陰謀史観を
結ぶ線上にはなく、もっと深く立体的なものです。
そしてその全体像をとらえるには、冷静で客観的な目を
持つことが必要です。
アメリカと比べれば日本はいまだに太平洋戦争を
消化してはいないのかもしれません。
ただ、展示場での音声解説ではルーズベルトが
天皇に宛てて平和を訴える手紙を出していたことが
述べられ、アメリカの平和努力が強調されていました。
展示物には手紙の文章が飾られていて、それを読むと
ルーズベルトは平和の実現に
「日本が中国戦線から兵を引き上げる」
ことを条件としていることが判ります。
この条件は広範囲に中国で戦っている日本にとっては
少なくとも短期間では到底受け入れがたいものでした。
戦争は避けることができなかったのです。
展示の解説を見ると、日米間の戦争に備え、
アメリカ海軍は真珠湾攻撃のほんの少し前に
本土のサンディエゴから太平洋艦隊主力を真珠湾に
移動していたことがわかります。
この事実は真珠湾攻撃をルーズベルトが国民世論を
参戦に向かわせるために、事前に察知していたのに
陰謀として握りつぶした、という説がいかにバカバカしいかを
示しています。
ルーズベルトが参戦したがっていたのは事実かもしれませんが、
わざわざそのために太平洋艦隊を全滅させる必要などないからです。
(以下略)
ちなみに上のブログ主さんは、「民主党は再建できる」
と期待を持ち、小沢一郎にも期待を持っていた方のようです。
また靖国参拝については反対で、
「現在の世界の枠組みが戦勝国側が正義だったという
建前の上に成り立っているという事実を認め、そこに
出発点を持たなければいけない」
と
東京裁判史観を認め、歴史修正を拒む方のようです。
東京裁判史観を本音と建前に分けてゴクリと
飲み込むためには、最低限「原爆投下の正当性」なるものを
日本人が堂々と却下でき、また、「日本を貶める工作」が
全くなくなることが絶対条件ですけど、無理でしょ。
それと、この中で
靖国神社内にある「遊就館」の展示が
「一方的」と書かれていますが、そんなことはありません。
ハッキリ言えば、
アメリカこそが自国の誇りと名誉を守るために、
また、決して傷つけないために精一杯の展示をしていると
言ってもいいと思います。
まぁ、
アリゾナ記念館の内容は少し知ることが
出来たので、そのことはよかったのですけどね・・。
この中で、
>展示場での音声解説ではルーズベルトが
天皇に宛てて平和を訴える手紙を出していたことが
述べられ、アメリカの平和努力が強調されていました。というのがあります。
これについては「まとめ」がありました。↓
★日米開戦回避回避を訴えるルーズベルト米大統領から天皇への親電を「瀬島少佐が配達遅らせた」 日米開戦前終戦直後に連合国軍総司令部(GHQ)が外務省に対し、
「電報が天皇陛下に渡されたならば戦争は
避けることができたに違いない」
との見解を示していたことが外交文書から明らかに
なった、ということですね。
まぁ、GHQが言ってることですからね。
しかし、
ルーズベルトが平和の実現のために
という言葉を使って
「日本が中国戦線から兵を引き上げる」
という条件を書いていた、というのが、
アメリカさんらしい説明だと思います。
恐らく、記念館の説明を読んでも、
夫人を始めとする共産主義者に籠絡された?
人種差別主義者のルーズベルトの「いやらしさ」なんかは、
微塵も伝わってこないんでしょうね。
最後通牒のハル・ノートにも書かれていたこの条件。
日本が飲めるはずもなく、まぁ、とにかく、GHQさまの
主張する「ルーズベルトから天皇陛下への親書」ですから
真に受けることはどうなんだ?ということだと思います。
こんなあやふやな「手紙」のことを持ちだされるなら、
市丸少将が硫黄島からルーズベルトに宛てた「手紙」を
日米両国の国民全てに読んでもらうほうがよっぽどいいと
思います。↓
★捏造による先人たちの「冤罪」を晴らし、名誉回復のためにも、硫黄島からルーズベルトに宛てた手紙を読んで欲しい。ルーズベルトに与うる書もうひとつ気になること、
>展示の解説を見ると、日米間の戦争に備え、
アメリカ海軍は真珠湾攻撃のほんの少し前に
本土のサンディエゴから太平洋艦隊主力を真珠湾に
移動していたことがわかります。あれ・・・?
この件についてなんですが、真珠湾攻撃当時は、
米国の主力戦艦がいなくて、もうすぐ退艦する
古い戦艦だけが残ってた、というのではなかったですか?
★【真珠湾に空母が居なかったのはなぜか】 2010年12月 8日 (水) 「かつて日本は美しかった」【真珠湾に空母が居なかったのはなぜか】
2010年12月 8日 (水) 「かつて日本は美しかった」ブログより
(一部抜粋)
日米開戦となれば日本は真珠湾を攻撃してくると
米国が見ていたのは間違いありません。
既に米フランク・ノックス海軍長官は
昭和16年1月24日の時点でハワイ海軍基地が
日本による空爆、魚雷攻撃、破壊工作、潜水艦攻撃、
ハワイ海域への機雷設置および日本艦艇からの
砲撃に対して、弱点を抱えている点を指摘しています。
ノックス海軍長官はスチムソン陸軍長官に手紙を出して
「日米開戦は必至である」
「そのとき日本側は必ず真珠湾を攻撃してくる」
「それは夜明けの奇襲となるであろうから警戒措置を
取るように」
という意味のことを書いています。
さらに7月25日にハワイでアドバタイザー紙が
真珠湾が空襲を受ける可能性があるという
特集記事を発表しました。
この頃、米国は日本に対して全面的禁輸措置を
とっており、これはいわゆる最後通牒とでもいうべき
ものでした。
米の無線監視局の局長ジョセフ・ロシュフォートは
以下のように述べています。
「われわれは彼らの資金も燃料も貿易も断ち、
日本をどんどん締め上げている。
彼らには、この苦境から抜け出すには、もう戦争しか
道は残されていないのが、わかるだろう」
日本軍は攻撃するしかない、やってくるとしたら
「真珠湾」と誰もが見ていたわけです。
11月になるとジョセフ・ロシュフォートは
太平洋艦隊司令長官ハズバンド・キンメル大将に
日本艦隊の東へ向かう動きを報告し、キンメル大将は
演習第191号を発し11月23日より日本機動部隊を
捜索しています。
ただ、アメリカ政府としてはアメリカ市民が戦争を
嫌がったので、最初の一発は日本に撃たせて
ある程度の軍事的損害は覚悟しなければ
なりませんでした。
そこで空母だけは逃がした・・・という説があります。
たしかに11月26日に米本国からハワイ宛に
陸軍の追撃機を航空母艦を使用してウエーク島、
ミッドウェー島に運ぶように指示が出ています。
11月28日に空母エンタープライズが真珠湾を出航し、
12月5日に空母レキシントンが出航しています。
このとき、最新鋭の軍艦が護衛しています。
これらを見ると確かに空母と最新鋭艦を真珠湾から
逃したといえます。
あるいは真珠湾目指してやってきた日本軍を
背後側面から攻撃する意図もあったのかもしれません。
そして12月8日、日本軍はやってきました。
米は最初の一発を撃たせるのが目的でしたが、
その一発は大きな一撃となりました
(以下略)
真珠湾攻撃の10日前頃、主力の空母が真珠湾から
移動。
その指令は本国からハワイ宛にあったと。
微妙にアリゾナ記念館で説明されてることがずれていますね。
で、ハワイとミッドウェー島の位置関係を確認してみると。↓
★日米の運命を分けたミッドウェー海戦
ミッドウェー島は、ハワイの北西に位置する
「環礁」なんですよね。↓
★ミッドウェー島の地図(WIKIより)アリゾナ記念館での説明は、
>日米間の戦争に備え、アメリカ海軍は真珠湾攻撃の
ほんの少し前に本土のサンディエゴから太平洋艦隊主力を
真珠湾に移動していたなんですよね。
でも実際には、ハワイからさらにミッドウェー島へ
移動しているわけです。
ミッドウェー島が環礁で、小さな島の集まりであることを
考えれば、ハワイはあくまで移動のための中継地点であって、
最初からの真の目的地はハワイじゃなく、「ミッドウェー島」で
あったと読めるんではないでしょうか。
もちろん、アリゾナ記念館にそんな説明を書くはずもなく、
表向きは「太平洋艦隊が全滅」した奇襲攻撃だと思わせ、
また
軍事基地攻撃だったにも拘らず「民間人」をターゲットと
したかのような映画作りなど、「日本が諸悪の根源」であると
喧伝し続けていることは、日本人として看過できることでは
やはりありません。
こうして様々な意図的な行動がアメリカで為されて
いたことは想像がつきますが、この「ハワイへの移動」の
説明だけで、逆に、「東京裁判史観容認派」の人に、
>この事実は真珠湾攻撃をルーズベルトが国民世論を
参戦に向かわせるために、事前に察知していたのに
陰謀として握りつぶした、という説がいかにバカバカしいかを
示しています。
などと主張されてしまうことが本当に悔しいです。
実際に機密解除され公開となったものの中から
「明らかになったこと」もちゃんとあるのですから。↓
★マスコミはいかにして世界が戦争をするように仕向けているのか:報道のふり 2012年1月11日 (水)「マスコミに載らない海外記事」【マスコミはいかにして世界が戦争をするように
仕向けているのか:報道のふり 】
(James Corbett 2012年1月11日 (水))
《マスコミに載らない海外記事》ブログより
(一部抜粋)
第二次世界大戦へのアメリカ参戦も、同様に
意図的な偽情報の結果だ。
ホノルル・アドバタイザー紙が真珠湾攻撃を
何日も前に予言していたとは言え、日本海軍の
暗号はその頃には既に解読されており、
米陸軍長官ヘンリー・スティムソンさえ、
ルーズベルトとの会談で
“一体どうやれば、我々が余り大きな脅威に会わずに、
連中[日本]が先に発砲するようしむられるだろうか”
と議論したと一週間前の日記に書いているのに、
真珠湾攻撃は全く予測できなかったと大衆は
思い込まされたままだ。
真珠湾事件のわずか三日前に日本のハワイ攻撃が
差し迫っていることを、ルーズベルトが警告されて
いたのを示す新たに機密解除されたメモが先月出現したが、
歴史書は依然、真珠湾を奇襲の見本として描き出している。
■記事原文;
【Faking It: How the Media Manipulates the World into War】 by James Corbett 2 January, 2012
※↑「
新たに機密解除されたメモ」のところは
クリックすると原文記事に飛びます。
『Declassified Memo Hinted of 1941 Hawaii Attack』ちなみに、大日本帝国海軍第一航空艦隊(機動部隊)が
真珠湾攻撃の為に択捉島の「単冠湾」(ヒトカップ湾)に
集結したのが1941年11月23日。
そして
ハワイへ向け出港したのが11月26日のことでした。
★単冠湾 WIKI一方、アメリカが米本国からハワイ宛に陸軍の追撃機を
航空母艦を使用してウエーク島、ミッドウェー島に
運ぶように指示が出たのも
11月26日(現地時間?)
だったと。
スムーズですね、動きが。
もひとつちなみに、
「ミッドウェー海戦」は翌1942年6月5~7日に
かけての戦いでした・・。
■櫻井くんの「アリゾナ記念館」に関するレポートから、
いろいろと派生しましたが、最後にもう1つ、この
記念館の展示から見えてくるものとして、青山繁晴さんが、
今年6月に関西テレビのローカル番組「アンカー」で
取り上げられていたのでそれを紹介します。おなじみの
主婦ブログ「ぼやきくっくり」さんの書き起こしで、
真珠湾の記念館に関する記述がありましたので、
今回、その部分を転載させていただきまたいと思います。↓
尚、スタジオの男女アナの相槌、また青山さん含む
「文意に影響しない短い言葉」(あ~」とか「え~」とかも)は、
くっくりさんの書き起こし文から省略させて頂きました。
真珠湾の記念館探訪記 青山繁晴★2014年6月11日放送 関西テレビ「水曜アンカー」 青山繁晴の“ニュースDEズバリ”【敗戦後の刷り込みが中韓の反日工作を招き寄せた】《…硫黄島と真珠湾レポから》2014年6月11日放送 関西テレビ「水曜アンカー」
青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
【敗戦後の刷り込みが中韓の反日工作を招き寄せた】
《…硫黄島と真珠湾レポから》
男性アナ
前半お話しいただいた硫黄島、そしてこれから
お話しいただく真珠湾、そこに共通する日本人共通の
思い込みとは一体何なのか。
青山さん、よろしくお願いします。
青山繁晴
はい。先週の金曜日から、今週の月曜日、
深夜までですね、海外に出ていまして。
全部でどこの国に行ったのか、どなたに会ったかは、
もう本当に、先方との約束で申しませんが、その過程で、
週末も利用して、真珠湾に改めて行ってきました。
で、真珠湾の中で、特に2カ所、今日お話ししたいんですが、
まず1カ所目これです。

女性アナ
真珠湾の記念館。
青山繁晴
はい。これですね、
『World War the Second Valor in the Pacific National Monument、』
これ一般的には日本では、船の名前だけ
取ってですね、アリゾナ記念館と言う人が
多いんですが、それそうじゃないんです。
これ、真珠湾の戦いの記念館が大きな国立公園として
存在しててですね、これ政府の施設です。
で、その中に、ちょっとここに、海がかろうじて
見えますけど、ここに日本軍の攻撃で沈んだ、
アメリカの戦艦アリゾナが、そのまま、その底に
いて、その上にいわば橋が、橋のようなものが
渡してあって、そこに行ったら、船で行ったら、
そのアリゾナから浮かんでくる油が見える、
それが一番有名なんですけれども、それ以外に、
例えば資料館がきちんとあるわけです。
で、これ訳しますとね、いわば第2次世界大戦中の、
中でも、太平洋における戦いで示された勇気、
に関する、国立の記念施設という意味なんですね。
で、いわば資料館のようなきちんと客観的な資料を
展示してる所が、ビルで言うと2つあるんですね。
で、これ実は僕、今回、心配があって行ったんです。
といいますのはね、まずあの、原点言いますと、
小・中・高とずっと聞かされていたのは、
この真珠湾に行ったら、アメリカ人にいじめられるよ
みたいなことを教えられたわけです。
で、どうしてかというと、1941年12月8日の
真珠湾攻撃っていうのは、アメリカから見たら
卑怯な奇襲だから、「卑怯だ、卑怯だ」と、
この記念館には展示してあるから、そんなとこに
日本人のお前が行ったら、いろいろケンカ
ふっかけられるぞって言われてたんですよ。
で、言われて育ちましたが、まあ大人に近くなって、
やっぱり自分の目で見てみようと思って行ったらですね、
全然違うんですよ。
日本を卑怯と非難するどころか、その、当時の
海軍力において日本が最先端で、アメリカより上で、
特に、大きな軍艦じゃなくて飛行機こそ、大事だって
ことを教えてくれたと。
で、教えられたその、きっかけっていうか原因が
真珠湾攻撃であって、真珠湾で徹底的に
やられたので、アメリカは反省して、日本の方が
正しいと反省をして、そして航空戦力を強くして、
翌年の1942年6月のミッドウェー海戦でやり返して
祖国を守ったっていうね、非常にフェアな展示が
してあって、いじめられるどころの騒ぎじゃないんですよ。
ところが、その記念館、改装に入ったんですよ、
わりと最近に。
で、改装に入る時にちらっとワシントンの人から聞いたのは、
中国・韓国が、その展示の内容を変えろということを、
日本では全然知らないようだけれども、実はずいぶん
カネも使ってやってるぞって聞いたので。
さあ改装の結果どうなったかを、すごく心配してた。
で、真珠湾に何度も行ったんですよ、
この『アンカー』でも言った通り。
でも記念館に行く暇はなくて、記念館の向かい側の
山にある、太平洋軍総司令部に行ってるだけで、
記念館行けなかったんです。
で、今回、ま、ドキドキしながら行ったわけですよ。
ドキドキして行って、まず、こいつが一番、
撤去されてんじゃないか、跡形もなくなってんじゃ
ないかと思って心配して行ったのが、これです。
出して下さい。

女性アナ
それが日本の空母『赤城』の模型です。
青山繁晴
はい。これはですね、まず僕は最初に行った時に
びっくりしたんですが、空母『赤城』ってそもそも
日本では、こういうことに関心の深い人よくご存知だけど、
一般的には戦艦大和と比べると、全然知名度低いでしょう?
男性アナ
確かにそうです。
青山繁晴
この真珠湾の記念館には、戦艦大和の、影も形もなくて、
売店にある本だけです。
ね。この、展示にはないんですよ。
つまり、アメリカの実際の考えからすると、大和が
頑張ったんじゃなくて、世界最先端の空母が頑張って、
中でも赤城がすごかったって展示がされててですね、
そしてこの写真ないけど、実はこっち側に、沈められた
アメリカの巨大戦艦アリゾナがあるんですよ。
で、このアリゾナは旧式の考えだったとはっきり
書いていて、最先端の考えはこっち(赤城)だったと。
日本帝国海軍の、Imperial Navy of Japan、の赤城だと、
ね、展示されてて、これが単なるおもちゃじゃなくて
スケールモデルっていいまして、まあ、あの、数千万
かかったんじゃないかっていうようなものであって。
これ、尊敬と愛情がなかったらできることじゃありませんし、
そしてこれはまさしくアメリカの船に、この雷撃、
これで攻撃する飛行機なんですが、そのパイロットが
再現されてて、このお顔見て下さい。

ね。余裕がある人間らしい表情をなさってる
わけですよ。
これあえて言いますが、中国・韓国はこういう
記念館作ったら、こういう表情になると思いますか。
僕は中国や韓国の、現地の記念館
たくさんありましたが、日本人はみんな
悪魔のような顔にされたりしてますが、
全然違うわけです。
さあその上でさらに決定的なのは、ひとつはこれです。

女性アナ
『迫り来る嵐』という…。
青山繁晴
これね、受付がこうあって、そしてこの記念館に
入っていきますね、2つ建物があって、その一番
最初の、入り口のところにある展示なんですよ。
説明なんですよ。
だからこれが、この記念館全体を説明してるわけですが、
さあ、そこに何て書いてあるかというとですね。

この題は、『A Gathering Storm』、
『迫り来る嵐』ってことなんですが、
『Conflict is brewing in Asia.』
その、アジアで紛争が起きましたと。
そして、古い世界が変わりつつあって、そしてここ
訳してる通りですが、その下ですね。
『Two new powers, the United States and Japan,
are rising to take leading roles on the world stage..』
つまりこれ、アメリカと日本を全く対等に考えていて、
世界の舞台で、新しい主導的な役割を果たそうと、
アメリカと日本が勃興してきたと書いてあるわけです。
女性アナ
本当に客観的に書いてあるんですよね。
青山繁晴
はい。さらにその下。
『Both seek to further their own national interests.』
つまりこの『Both』っていうのは、日本を対等に扱って、
『Both』って中学で習いましたよね。その2つの国は、
さらに自分たちの国益を、ね、良いものにしようと、
その、探求してたと。
日本は軍国主義だったとか、侵略主義だったとか、
そんなことは一切書いてないんです。
さらにそのあとに、『Both hope to avoid war.・・』。
つまり、アメリカも日本も、戦争を避けようとしましたと。
もう一回言いますよ、これ、政府の施設ですよ。
入場無料です。
男性アナ
『双方は』って書いてあるんですね~。
青山繁晴
アメリカ政府の公認の見解として、
『双方は戦争を避けようとした』と。
そして、しかし、
『Both have embarked on courses of action
that will collide at Pearl Harbor.』 ね。
しかし、双方の国は、ついに真珠湾で、衝突する
という道筋に引き込まれていきました、と書いてあるんで、
もう一回言いますが、日本が軍国主義とか何とかは、
一切書いてないんですよ。
つまり双方がそれぞれの国益を追求した結果、
残念ながら戦争、日本も避けようとしたのに、
軍国主義で戦争を避けようとするはずがないでしょ?
戦争を避けようとしたけれども、双方がぶつかることに
なってしまったと。
これが全体の表現として、実は書いてあるわけです。
で、さらにですね、この記念館から、無料のバスが出てます。
そのバスに乗っていただくと、真珠湾の中のひとつの島に
着きます。
その島に、何が停められてるかというとこれです。

ここに、この零戦が突入しようとしてるんですね。
で、これは突入にいわば成功して、ここにへこみを
作るんですよ。
へこみを作りますが、実際はそれ以上の、まあ火災は
起こしましたけど、大きな被害はなかった。
大きな被害はなかったっていうことは、実は零戦も、
タイヤが上向きになってこの辺に乗っかったりして、
そして、パイロットもですね、パイロットの上半身が、
顔も、よく分かる状態で、ここに転がったんですよ。
で、それを、アメリカの水兵たちは、あるいは士官も
含めて、自分たちを殺しに来た飛行機ですから、
この野郎、この野郎って、ま、英語ですけど、蹴ってた
わけです。
蹴ってたら、この上から、キャラハンっていう艦長が、
やめろと。
その若者は俺たちと同じじゃないかと。
この弾をかいくぐって立派に突入を果たした、
祖国を守るために戦ってる若者だから、
ちゃんと弔おうと言ったらですね、
みんなが納得して何をしたかというと、艦内で、
白い着物と、いや、白い布と、赤い布を探して、
何と日本の旭日旗、旭日旗を作ったりして、
この石野さんっていう方は19歳、岡山出身の、
元は鉄道員だった方を、こうやってくるんで、
アメリカ海軍の正式な、まさしく敬礼をして、
実は海軍葬を行ってくれたんです。
で、ここの展示がしてあるんですけども、
僕は最初に行った時に、日本人のガイドの人が、
日本は昔、軍国主義でしたから、
こんなことをしたんですよと言われたんで、
元商社マンの人は、
「あなたは、真珠湾の記念館の展示を
見ましたか?」と。
「どこに軍国主義って書いてありますか?」。
「それは本当は、あなたも僕も、日本の国内で
刷り込まれ、思い込まされたことを言ってる
だけじゃないか?」と。
「むしろアメリカ海軍はちゃんとこのように
扱って、尊敬して扱って、弔いまで
してるじゃないか。」と。
最後に申すのは、このことです。

女性アナ
中・韓が反日工作に利用しているのは、
“日本は悪者だった”という、敗戦後の
日本人の思い込み。
青山繁晴
はい。
中国・韓国の、アンフェアな卑劣な意図も
ありますけども、私たちの社会の中で、
自ら思い込み、思い込まされてきたことを
巧みに利用されているんではないかということを、
できたら観光のついででもちろん結構ですから、
ハワイの真珠湾に行って、見て下さい。
もう時間はないけど1個だけ言わせて下さい。
今回ハワイで会った人で、英語が喋れる日本人の方と
かなり会いました。
地位も高い人もいらっしゃいましたが、みんなびっくり
したわけですよ。
僕の話を聞いて。
で、記念館何度も行ってるんですよ?
何度も行ってるのに、そのことに気がつかない。
どうしてですか?
刷り込みがあるから、英語が分かって読んでも、
それに気がつかないということが起きてるわけです。
この英語は実は高校程度の英語です。
辞書を片手でもいいですから、どうぞ行って下さい。
(番組最後に)
男性アナ
あの、コーナーの最後にご紹介いただいた写真は、あれ、
ミズーリの甲板に…。
青山繁晴
ミズーリの甲板上に、石野さんの写真も
含めてですね、きちんと飾ってあるんです、
尊敬も込めてですね。
あそこで2001年に、その、元艦長とご遺族、一部のご遺族も
お会いになってるんですよ。
男性アナ
ああ、そうなんですね。
しかしながらやっぱり正々堂々戦う国に関しては
アメリカちゃんとリスペクトすると。
青山繁晴
いや、もう、深く深く尊敬してるってことが
感じられます。
一番上にも書きましたけど、
櫻井くんが退役軍人の方から聴いた
「日本人は日本のために行動した。
アメリカ人はアメリカのために行動した。」という言葉。
真珠湾記念館(アリゾナ記念館)は一貫して
この言葉を元に展示が為されているということが
判ります。
今まで書いてきた通り、日本人として、いろいろと
文句はやっぱりありますが、私は、アメリカの現在に
おいては、これが精一杯なのだと思います。
そして、この「一貫した方針」が、もう1つ、
硫黄島での
日米合同慰霊祭へと繋がるものでもあると思います。
★橋下は先人に敬意を持っていないから、ああいう暴言を平気で言える。過去のこの記事でも書いたんですが、
栗林中将の孫である新藤義孝前総務大臣が
話した、
「恩讐を超えて」という言葉の意味を考えます。
朝鮮と中国は「恩讐を越えて」ということが
絶対に出来ない。アメリカが原爆を投下した事実はあるけれど、
今のアメリカ人を憎むことは私もありません。
そして上に挙げた東京裁判の動画で出てきた
公正さを持った
ブレークニー弁護士らのように、
原爆投下、そして東京裁判に反発を持っていた
アメリカ人がたくさんいただろうことも想像できます。
今も、そうした公正さを持ったアメリカ人だって当然
多数いるわけです。
結局何が大事かといえば、
私たちは、子どもたちに、捏造ではない真実の歴史を
ちゃんと伝えなきゃいけない。
中高生に対しては学年に応じて、日本国民にとって、
原爆、空襲以外にもどんな悲惨な現実があったのか
(例えば通州事件など多くのこと)も伝えなきゃいけない。
最も大切なのは、日本人としての誇りと名誉を
伝えなきゃいけない。
アメリカ人に訊かれた時に、自国の誇りある歴史を
しっかり語れるか。
真珠湾攻撃のことを元に「日本は悪だ」
「広島と長崎の原爆投下は必要だった」と
言われた時にちゃんと「そうじゃない!」と
誇りを持って反論し主張できるか。
アメリカ人はアメリカ人としての誇りと名誉を守るために
行動するように、日本も対等になるためには、そして
互いに解り合うためには、日本人も日本人としての
誇りと名誉を護るために行動すべきだと思うんです。それがお互いの気持を理解することへと繋がっていく。
それが最も大切なんだと改めて思うんです。
櫻井くんのレポートから私もいろんなことを知ることが
出来ました。
そして「自虐史観」のこと、自国の「誇りと名誉を護ること」とは
どういうことかを再度考えさせられました・・。
日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式 平成21年3月18日
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