今の中高生は、12年前、あの拉致被害者5人が
日本の地を踏んだ時は、まだ生まれたばかりか、
幼稚園児くらいだったから、当然覚えていないでしょうね。
でもその子供達が学校の学園祭でこうして自分達で
率先していろいろ調べて、そして横田さんご夫妻の
講演まで行なったことは、学校側も含めて、本当に
よくやってくれたと思います。
横田ご夫妻も凄く嬉しかったんじゃないかと・・・。
それに、めぐみさんが拉致された年齢と同じ年頃の
子供達がたくさん真剣に向き合ってれたんですから。
よる拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父、滋さん(81)と母、早紀江さん(78)の講演会が15日、川崎市高津区【「これは戦いなんです」横田さん夫妻、生徒らに講演会
川崎の洗足学園中学・高等学校】
(産經新聞 2014.9.15 16:38)
北朝鮮にの洗足学園中学・高等学校で行われ、
講演が行われた大講堂とモニターが設置された
小講堂は生徒や保護者ら約1600人で満員となった。
滋さんは、昭和52年にめぐみさんが行方不明に
なってからの活動内容を説明。
平成14年以降事態が進展しなかったことを振り返り、
交渉がない時に比べると希望を感じている」と期待を示した。
また、
「以前と違い、(国民が)関心を持っていることを
感謝している」
と聴衆に頭を下げた。
早紀江さんは
「涙を流しながら何度新潟の海岸を探し歩いたか
分かりません」
などと、めぐみさんを探した日々の記憶や、他の
拉致被害者の家族の思いを語ると、
「私たちは泣いてられない。
これは戦いなんです。
一刻も早く、元気でいるうちに日本の土を踏ませてあげたい」
と声を震わせた。
この日、同校では学園祭が開かれており、生徒会の
生徒が古屋圭司前拉致担当相にインタビューするなど
して作製した拉致問題に関するパネル展も行われた。
生徒会長の高校2年、小泉涼(すず)さん(17)は講演会後、
「ひとごとではない。
解決のために自分たちにできることを小さなことから
やり直したい」
と力を込めた。
パネル展を回った後、横田さん夫妻は記者会見で、
「生徒さんが自主的に勉強し作製したのはすごく大きいこと」
早紀江さん)と謝辞を述べた。
>これは戦いなんです。この言葉、涙出てくる・・・。
もう本当に悔しい思いで一杯になる。
自分がやっと北朝鮮拉致事件を知ってからさえ、
もうすでに12年も経ってしまった。
赤ちゃんだった子供たちが中学生になるくらいに
時が経ってしまった。
この12年間。
何だったんだろう・・。
どうしてこんなことになってしまったんだろう・・。
拉致問題を知ってから、国民は怒りを持った。
そのはずだったのに、第一次安倍政権は
潰されてしまった。
どんどんどんどん、拉致問題解決とは
反対の方向へ向かってしまった。
拉致被害者奪還をするための政権から
離れてしまった。
絶対に力になってくれるはずだった政治家も
殺されたも同然だった。
そして拉致被害者を拉致した犯人たちに
一番近い人間が政権を握ってしまった。
首相官邸に、北と繋がる人間が入ってしまうことが
信じられなかった。
時間を巻き戻したいと思ってしまう、本当に。
余りに日本が狂っていた。
マスコミの扇動によって。
みんな乗せられてしまった。
拉致事件を北朝鮮が認めたのに、そこから先、
マスコミにやられた。
本当に悔しい。
18日夜に日テレで「NEWS ZERO」の最後で
北朝鮮の対応について流れていました。
その内容とほぼ一緒だったのがこちら。↓
★安倍首相・「北朝鮮側は何も言ってきていない」
(日テレNEWS24:2014年9月19日 00:10) (一部抜粋)
日本側は調査報告に政府認定の拉致被害者や
特定失踪者の安否情報を強く求めているのに対し、
北朝鮮側は
「調査は遺骨や日本人配偶者の問題も含めて
包括的に進めており、時間がかかっている」
などとして明確な返答をせず調整が難航している。
やっぱり「遺骨」のこととか「日本人妻」とかを出して
きたのか、と思いましたね。
但し、上の中で「日本人配偶者」と出ていますが、
私が前日夜に見た画面のテロップは、コレとは確か
違ってて「在留日本人」ではなかったかと。
自分は「日本人妻」というのが頭にあって、なにか
言い方を変えてきてるなと思ったのです。
12年前に拉致事件関連の掲示板をよく
見ていたけれど、あの時にも引っかかることが
既にありました。
掲示板で、「北朝鮮の人権問題」を声高に
叫びながら、「拉致被害者奪還」だけでなく、
「脱北者を救え!」とも言っていました。
私は、拉致被害者だけのことを考えたかったのに、
やたらと脱北者の話が出るんです。
何故脱北者にまで、こちらが気を使わなきゃ
いけないんだと。
私は、とにもかくにも無理矢理連れ去られて
しまった日本人拉致被害者を救出したいと
思ってましたから。
でも雰囲気として、脱北者を否定することは
「人でなし」みたいに思われそうで、結局
そういうことを掲示板では書けませんでした。
2009年、麻生政権の時、民主党の売国奴議員、
中川正春が、この脱北者について
「もっと日本政府は受け入れを進めるべきだ!」
などと主張していました。↓
【民主党中川正春議員 北朝鮮からの脱北者の受け入れについての質疑 】 中川正春は、このとき「脱北者」について、
「貧しい階層の人たちだけでなく、党の中の要職、
軍の中の要職に就いていた人が脱北した場合も
受け入れろ!」
と言っていました。
しかも「北の情報収集のために」というよりも
「人権保護」の立場から、「難民」として受け入れろ
と言っていました。
更には、「外交戦略として進めてもらいたい!」
などと、全く訳のわからないことを言いながら。
私から見たら、これは「北のスパイを受け入れろ」と
言っているのも同然だと思いましたね。
中川正春の質疑の中には
「本音」がよく出ているなと
思いました。
「人権」という言葉を使って、実は日本で朝鮮人組織の
勢力を増やそうとしているな、と。
私は、脱北者を拉致被害者と同等に扱うことを
前々から危惧していました。
「人権」よりも「国家主権の侵害」を前に出して、
これは
「国家犯罪」なのだと、「原状回復」を
目指すべきだとずっと思ってきました。
また「国家主権」をなし崩しにされる可能性のある
「人権」は受け入れられない。
いわば「侵略」ですよね、これ。
拉致事件という国家犯罪を犯している国家のスパイ、
朝鮮総連があるかぎり、不審な「人権」なんかに
耳を傾けるべきではない。
「国家の主権」を失われるようなことがあれば、
日本人は主権を持たない「奴隷国家」となってしまう。
国家が失われれば、日本人は日本人として生きて
行くことが出来ない。
それは、日本にいながら、権利を失い、土地も財産も
没収され、朝鮮化、共産化となると同じです。
犯罪に巻き込まれても、何も言えない。
「奴隷化」です。
で、今回北朝鮮は、「北朝鮮に居る、または居た日本人」
という名目で、有田芳生が拉致問題の委員会で
なぜか取り上げ主張をする「遺骨事業」と、
日本人妻を含む「在留日本人」を表に出してきました。
遺骨事業に関しては、以前、記事にしましたので
どうか読んで下さい。↓
★民主党、有田芳生の許しがたい拉致問題利用。
目的は「日朝国交正常化」と「賠償金」でしかない。北朝鮮の「遺骨収集事業」には、北朝鮮の
「カネ儲け」がつきまとい、また実際に「墓参団」が
先日も北朝鮮を訪れ、その回数は10回以上にも
なっています。
そして最も警戒すべきは、その
墓参団「龍山会」の
代表が、北朝鮮の「代弁者」であることです。
終戦後、自ら朝鮮に残り、そしてチュチェ思想を
肯定する親の元で育ち、自らも中学生の時に
民青同盟を結成したという人間が代表なのです。
このような人間が代表を務める
墓参団のことを、
突然、有田がクローズアップをし始めたのは、
「北朝鮮の思惑」を有田が日本で進めていると
言っても過言ではないと思います。
日本人妻も、以前「里帰り」をした時、
「将軍様マンセー」をしてましたね。
無理矢理の人もあったかも知れません。
拉致被害者も北朝鮮のバッジをつけて
いましたから。
でも、そもそもの北朝鮮へ渡った理由は、
拉致被害者とは全く違います。
「地上の楽園」に騙されたといいますが、
決めたのは本人です。当時は日本人皆、苦しかったはず。
苦しい中で、皆一生懸命働き、そして今の日本を
築き上げてきてくれた。
「皆が地を這う日本」を捨てて「北の楽園」を
選択したのはやっぱり「本人」なんです。そして、今度は子や孫も、
一族郎党、日本へ
押し寄せてくるつもりらしですね。
また、これを認めだすと、他にも「日本政府に騙された」
と移民として中南米に渡った日本人たちまでも
「人権派」が煽り立てている事例が現在あり、
そこにも大きく
飛び火する可能性があります。
そして、
日系ブラジル人社会の中でも、同じように
日本政府が移民政策を推進したことに関して、
「勝ち組」、「負け組」などと格差分けをして煽り、
日本政府を相手取って訴訟を持ち込もうとしている
連中がいます。2009年のマスコミ報道で国民が乗せられてしまった
「妬み扇動」と同じです。
「国(自民党政権)がとにもかくにも悪い」と思わせるために、
「格差社会」という言葉で煽ったあの報道。毎日新聞の在日記者、朴鐘珠が現在サンパウロに
いますが、あの記者も何を焚き付けていることか。
朴は赴任時、「ニッケイ新聞」という日系ブラジル人の
新聞にも紹介されていましたが、本当に日系の
人たちは警戒して欲しいです。
「自称人権派」は慰安婦問題以外でも、世界中で、
日本という国を貶める材料となる何らかの火種を
探しては現地の人達を煽り、日本国を相手取って
裁判沙汰にし、また国際社会にも火付けして、
日本国と日本人を貶めようとしているんです。これらのことを含めても、「人権」という言葉につられて、
「地上の楽園」と騙されて北朝鮮に渡ったかわいそうな人達、
というふうに、思うのはやめるべきだと思います。
実際、北朝鮮帰還事業は必要だったんです。
在日の朝鮮人を帰国させるためには。そして何より日本を去ったのは
自分の意志です。
とにかく拉致被害者と同等に扱うことがそもそも
間違ってる。結局今回も北朝鮮は、肝心の拉致被害者を
出さぬまま、ただただ国交正常化を急ぎ、
日本からカネをふんだくるためにこんな形で
日本を騙そうとしている。↓
★北朝鮮、生存者面会へ訪朝打診 日本は拒否か、「幕引き」警戒
(共同通信 2014/09/15 11:04)【北朝鮮、生存者面会へ訪朝打診 日本は拒否か、「幕引き」警戒】
(共同通信 2014/09/15 11:04)
北朝鮮が、拉致問題をめぐる日本との水面下の
協議で「生存者に会わせることができる」として、
政府当局者の訪朝を打診していたことが分かった。
日朝関係筋が14日、明らかにした。
日本側は、拉致再調査などに関する初回報告を
平壌で行いたい意向と受け止めたが、面会対象の
日本人に拉致被害者が含まれていない可能性が
あるとして拒否したもようだ。
拉致問題の「幕引き」に利用されかねないとの
警戒感もあったようだ。
関係筋によると、北朝鮮側が訪朝を打診したのは、
拉致再調査などのための特別調査委員会設置と、
日本による独自経済制裁の一部解除で合意した
7月の日朝政府間協議以降。北京の大使館ルートか、
北朝鮮の秘密警察組織「国家安全保衛部」の幹部と、
外務省の伊原純一アジア大洋州局長が極秘接触
した際のいずれかとみられる。
政府関係者は取材に
「北朝鮮で会えるのは、生存が確実視される日本人妻だけかもしれない。
拉致再調査の結果が不誠実な内容で、その
受け入れを迫る一環の可能性もある」
と指摘した。
戦後の帰還事業で、在日朝鮮人の夫に同行して
北朝鮮に渡った日本人妻は約1800人いたとされる。
制裁の一部解除に伴い日朝間の人的往来規制が
なくなったため、日本政府関係者の訪朝は可能だ。
だが、北朝鮮側はこれまで、認定拉致被害者12人や
拉致の疑いが濃厚な行方不明者に関する情報を
提示していない。
拉致被害者らの優先調査を求める日本側にとって、
面会できる日本人がどういう人なのか不明な状況での
訪朝は困難だ。
このため日本側は、北朝鮮の出方を十分に
見極めるため、現段階での訪朝を拒否したとみられる。
日朝間では、特別調査委の初回報告をめぐり、
見返りを求める北朝鮮側と、調査状況を事前把握
したい日本側との調整が難航。
日程が決まらない状況が続いている。
★北の調査、“子や孫も対象”日本人妻明かす 日テレNEWS 2014年9月15日 15:44 【北の調査、“子や孫も対象”日本人妻明かす】
(日テレNEWS 2014年9月15日 15:44)
北朝鮮からの拉致被害者らに関する調査報告が
待たれる中、在日朝鮮人の帰還事業で、夫と共に
北朝鮮に渡った、いわゆる日本人妻の平島筆子さんが、
日本の支援者との電話で、北朝鮮による調査の
対象に、子供や孫も含まれていたことを明らかにした。
平島さん
「(Q:(北朝鮮側から)身内のことも聞かれた?)
はい。聞かれました。
ひ孫のことまで聞かれました」
平島さんは、日本の支援者との電話でこのように述べ、
先月、北朝鮮が行った調査の対象に家族も含まれて
いたことを明らかにした。
北朝鮮に渡った平島さんは、子供や孫を北朝鮮に残し、
2003年に一度、日本に帰国したが、「孫たちが恋しい」
などとして、2年後から再び、北朝鮮で生活をしている。
平島さん
「私には妹一人だから、もう一度会いたいです。
私も希望を持って頑張ります」
平島さんは、調査の進展に不安ものぞかせながら、
日本にいる家族への思いを募らせていた。
ちなみに、私が確かニュースゼロでみた記憶の
「在留日本人」というのは、この
日本人妻の他に、
「何らかの事情で自発的に北朝鮮へ渡った日本人」であり、当然、
「よど号犯」らも入ってきます。
どんな人間が組み込まれるかわからないのです。上で取り上げた中川正春の脱北者の話と同じです。
有田芳生の今年5月29日のツイートです。↓
14:45 - 2014年5月29日
横田夫妻の決断が日朝関係を動かした。
孫に会うことを決めたことで安倍政権は昨秋から
北朝鮮側と水面下で交渉を開始。
孫と初対面したことで環境が整い、局長級会談が
行われ、拉致問題の再調査に合意。
メディアの多くは北朝鮮の本気度をわかっていない。
失敗すれば国交回復という最大目標は実現しない。
有田も目的は「日朝国交回復」。
北朝鮮の代弁者です。拉致被害者とそのご家族を利用しながら、北朝鮮の
望む方向にもって行くのが売国奴連中の行動。日本国民が目指すのは、日本人拉致被害者奪還。
それだけです。
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