マスコミの被写体になるということは「見せ物」「晒し者」になるということ。マスコミへの意識を国民が変えなければ。
- 2014/08/28
- 07:58
【宮根誠司氏が「Mr.サンデー」で広島の土砂災害を現地取材
捜索員から注意を受ける】
(ライブドアニュース 2014年08月25日19時20分)
24日放送の「Mr.サンデー」(フジテレビ系)で、
宮根誠司氏が広島の土砂災害現場を取材した際、
捜索犬の邪魔になるからと、警察から注意を受けた。
宮根氏は番組冒頭に
「広島ですが、土砂災害で多くの方が犠牲になりました。
今日私、現場を現場をお邪魔したんですが…」
と語り、その後番組では、土砂災害に見舞われた
広島県広島市安佐南区八木の地区を取材する
宮根氏の姿をVTR放送した。
宮根氏は、現場の地面の上に供えられた花を見て
「花が手向けられていて。
あそこで、お亡くなりになったんですかね」
など、現地の様子をレポートした。
捜索活動は雨のために中断していたが、
雨が止んだ午前10時に再開されると、宮根氏は
「凄いな…」と、呟きながら
生き埋めがあるとされる現場に近づいた。
そのとき、現場の警察官が宮根氏ら取材陣に近づき
「犬が、犬が活動してるので。
刺激しちゃうと全然。
鼻上げちゃうと集中できない」
と注意された。
宮根氏は「なるほど」と答え、さらにカメラに向かって
「今、捜索犬が活動していて、音を立てると、その犬が
より敏感になるみたい…」
と話している最中にまた警察官から
「そこに犬がいるんですよ…!」
と、再び注意を受けた。
これに対して宮根氏は「ちょっと静かに…」と
カメラ目線で恐縮した。
カメラは捜索犬の姿を映し、宮根氏は
「大きな音を立てたりしますと、
犬が非常に神経質になる
ということで、音を立てずに
静まり返って行方不明者の
捜索を見守っています」
と、捜索活動の様子を解説した。
また宮根氏は
「これまさに手作業で今、瓦礫を片付けていらっしゃいますね。
今重機が出てきましたね。
岩とキャタピラが擦れて煙が出ているのかな、あれ」
など、現地レポートを継続。
その後、再び雨脚が強まると、捜索を続けていた警察官らは
一時撤退し「(現場本部から)下山命令が出ました」と、
宮根氏に一言。
宮根氏は「我々も降りなきゃいけない」と語り、下山をしたようだ。
報道ヘリの音が行方不明者救出の邪魔をしていたことに
加え、実際に災害救助犬の邪魔をもしていたという事実。
前の記事でも書いたのですが、やっぱり、嗅覚と聴覚は
災害現場では非常に重要なのだと改めて判ります。
★広島の土砂災害での現地報道を見て、マスコミによる報道被害を改めて考える。
素人でも考えれば判ることの上に、今まで恐らく何度となく
現場、或いは、その後の報告で指摘されてきていたのでは
ないかと想像できます。
でもマスコミはそれを完全に無視してきているわけで。
しかも、この時のフジの日曜夜の番組は、この期、
「幼なじみが生き埋めになった」
と地面に泣き崩れるまで無理矢理マイクを向け続け
高校生の女の子を撮したそうで、それは私がその翌朝、
同じくフジの「特ダネ」で見てしまった映像と同じだった
わけです。↓
★宮根誠司が広島土砂災害の現場で警察犬の捜索活動の邪魔をする→フジテレビディレクターが大切な人を失った被災者にどこに埋まってるかまで聞き出す鬼畜ぶりを視聴者に見せつける (ハムスター速報)
もう本当に何とか制限ができないのでしょうか。
ほかの社会での様々な事案は、何かが起こる度に
少しでも良い方向にと改良されていくけれど、
でもマスコミに関わることは全てどんどんひどく
なっていってる。
マスコミだけが
「報道の自由だ!」とか、
「知る権利だ!」とか、
偽物の正義を振りかざし続けて、全く責任を取らない。
このことをそのままにしてて本当にいいのか。
なんでこれもどうにも出来ないのか・・。
となれば、本当に国民が意識を完全に変えるしか
無いと思う。
一般人が被写体になるということは「見せ物」「晒し者」に
なるということ。
その意識を持たなくちゃいけないと思う。
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