マスコミの報道で「イメージ」は左右される。ネイマールのシミュレーションが問題とされることは今後ないのか?
- 2014/07/13
- 21:18
サッカーW杯を見ていて、ここ数日特に感じることを
書きます。
フィギュアスケートで浅田真央選手が長い間、
韓国が主導する審判の不正によって、どれだけ
理不尽な結果を与えられてきたか、またどれだけ
韓国に傾倒するマスコミによって貶められてきたかを
昨年秋ごろから3月頃まで集中的に書きました。
この時に思ったのは、マスコミの影響力はやっぱり
とてつもなく大きいということでした。
元々フィギュアスケートに関心がある人、また、
日韓W杯以降韓国の異常性、マスコミの異常性に
気づいた人たちなら、このいわゆる「韓国キムヨナ問題」に
関心を寄せ、「おかしいことはおかしい!と声に出して
言わなければいけない!」と思ったことだろうと思います。
でも、残念ながら、世間全てはそうではなくて、
「キム・ヨナが銀メダル」であることに、なんら異論を
持たない人はまだまだ山ほどいるわけです。
ましてやバンクーバーでのキム・ヨナの金メダルが
「当たり前」のように思ってる人はもっといるはずです。
私も家族に分かってもらうのは少々時間が
かかりました。
「キム・ヨナはミスがない」
「キム・ヨナはジャンプも含め、きれいに滑ってる」
「キム・ヨナは表現力が有る」
このマスコミから流された「誤った評価の植え付け」は
「見た目」わかりにくいフィギュアスケートの採点基準を
より解りにくくさせることとなりました。
最悪なのは、ここに元選手の「プロの目」までもが
加担してしまっていることでした。
結局は
「素人からはわからないこと」。
「興味があまりない人たちにとってはどうでもいいこと」。
これが、何も解決できないひとつの「ネック」と
なるのだと感じました。
これは、政治に関してもそうです。
国会を見れば民主党の異常さは目に見えて判るのですが
しかし敢えて見ようととする人はなかなかいない。
またそんな時間もなかなかありません。
ここでマスコミが真っ当な報道をしてさえくれてくいたなら、
短い時間でも報道でちゃんと問題点を追求してくれていたなら、
国民は「誤った選択」をすることもなかったと思っています。
フィギュアスケートと政治に関しては完全にマスコミは
韓国の不正や民主党の売国政策を隠蔽する、
日本を貶める、そういった報道を敢えてしていたのですから
売国的行為の何ものでもありません。
これとは、少し違いますが、サッカー日本代表に関する
報道は視聴率稼ぎを含む商業的儲けのために、
結局問題点を余り取り上げずに持ち上げてきたことは
確かだと思います。
「日本代表頑張れ!」という方向性はいいんですよ。
それは当然のことなんですから。
どこの国だってそうなんですから。
でも、だから頑張ってもらうために、何らかの問題点が
あるのなら、それを視点の1つとして出すべきだと思うんです。
フィギュアスケートでは、そもそもの問題点は
「審判の不正採点」にあったのですから
それが問題化されない時点で、もうマスコミは
死んでたも同じです。
サッカーに関しては、今回のW杯の番組だけでなく、
今までも日本代表の試合では、なぜわざわざ
ジャニーズタレントを使うのか(今回はAKB48も使ってた)、
そういうのをなぜいい加減やめることを考えないのか、
ということもやっぱり思うわけですが、マスコミは、
もう頭が「停止」してしまってるんですよね。
もう一つ、今回、3位決定戦でも負けてしまったブラジルに
ついても、日本のマスコミはそれに乗っかった報道だったと
言えます。
ソチ五輪のフィギュアスケートでも、ロシアのソトニコワや
リプニツカヤの実力は以前から高かったにも拘らず、
ソチ五輪の団体戦まで、リプちゃんの「リの字」も全く
名前が上がってこなかったですよね。
マスコミが名前を上げていたのは、ただひたすら
「キム・ヨナ」でした。
いつでもマスコミは極端なんですよね。
今回は、ブラジルは自国開催でしたし、サッカー王国の
ブラジルを取り上げることは別にいいんです。
むしろ、その中でやたら報ステやTBSがブラジルの
「W杯開催反対デモ」や「暴動」を取り上げていることに
意図的なものを感じましたし。
連中は、ずっと「東京五輪を潰したい」と思っているわけですから、
参考にしたいんでしょうね。
国立競技場に関しても、しつこく「新築反対!改修にせよ!」と
またハリス鈴木絵美が代表をしている「change.org」のネット
署名サイトを使って、テレビと連動して騒いでいますからね。↓
★神宮外苑の青空と銀杏並木の風景を守ろう!巨額の建設費をかけない、いまある国立競技場を直して使おう! JUST SAY NO TO A NEW TOKYO OLYMPIC MEGA-STADIUM !
このことも含めて、とにかくマスコミは
本当にどの局も取り上げ方が「右へならえ」。
開催国だからブラジル頑張れ!
サッカー王国だからブラジル頑張れ!
日系ブラジル人も多いからブラジル頑張れ!
いいですよ、でも応援しながらも別の視点から
問題点を探ろうとはしないです、マスコミは。
いつもどの局も取り上げ方が同じ。
視点が一方へ偏りすぎる。
何もかもが。
サッカー関係者もブラジルサッカーが好きな人は
非常に多いようですから、それはブラジル応援が
圧倒的に多いのは解ります。
結局は自分たちの描きたい「シナリオ」に持って行きたいと
思ってしまうのがマスコミなんだと思います。
で、そういう方向性の中で何が起きるかというと、
ブラジルサッカーで、「問題点」があったことは
あまり伝えない、ということが起きてくる。
前の記事で、ネイマールの怪我に関して書きました。
日頃からネイマールがシミュレーションが多いことに
関してです。↓
★ドイツとブラジルの試合を見て思うこといろいろ。ドイツには優勝して欲しい!!がんばれノイアー!!
私も、息子がサカオタでなければ、コロンビア戦で、
倒れたネイマールがそのまましばらく無視され
放置されてたことが、すごく引っかかってしまってても、
何もマスコミで取り上げられない現状では「ま、いいか」で
終わってたと思うんです。
でも、サカオタ息子から実情を聞かされると、
これは、フィギュアスケートファンが審判不正について
「もっと気がついて欲しい!」と懸命に訴えていたことと
似ているなぁと思ったのです。
サッカー好き、特に海外サッカーファンにとっては、
勿論みんながみんなではないでしょうけど、
多少なりともネイマールがいつもどんなプレーを
しているかをよく知ってるわけです。
で、息子も「ネイマールはシミュレーションしすぎや!」
というのは以前から散々言ってたのですが、でも私は
「ふ~ん」という感じでしか聞いていなかったんですよね。
で、あのネイマールの怪我が起こってしまった時も
息子が厳しく「自業自得や!」と言ってたので、
「いや、怪我したから、そこまでいうのは言い過ぎだわ~」と
私も言ってたんです。

コロンビア戦で背中にヒザ蹴りを受け負傷したネイマール
でも、まぁそこまで怒るのは何故なんだろうと思って
動画などを検索して見てみると、これがやっぱり
結構酷い。
そういえば、ペレがネイマールに対して何か怒ってたけど
W杯直前になって、「ペレがネイマールを認めた」というの
聴いたなぁと。
ペレが怒ってたのはまさしく「シミュレーション」について
だったわけです。
マスコミ的には、「ネイマールの怪我」で感動の物語が
盛り上がる、というのがあった思うんですが、実際に
過去のネイマールの酷いシミュレーションを見ると、
その「感動の物語」を無理矢理押し付けられるのは
抵抗を感じます。
そのネイマールのシミュレーション。
これはやっぱり見ていないとその酷さはわからないです。
ロッペンもブワッと飛びますが、一応足に引っ掛けられて
いるのでしかたがないと思うんですけど、ネイマールは
そうでない時も自ら吹っ飛んでいます。
或いは、相手から足を引っかけられたように見せかけて
自らが相手の足に向かって倒れていったりしている。
動画では「ダイブ」と言われていますが、それがとにかく多い。
極めつけは自分から当たりに行って、勝手に倒れて、
しばらく悶絶状態で苦しがって、ひょこっと起き上がったら
あとは文句たらたら言って、怒鳴り散らしているのがあります。↓
Neymar injury - Granada vs FC Barcelona 1-0 HD La Liga 12 04 2014 HD
(↑▷をクリックしたあと、画像の「YouTubeで見る」を再度クリックして下さいね。)
こういうのを見て初めて、コロンビア戦で無視された理由が
よくわかりました。
息子にあーだこーだと説明されても結局はその現実を見ないと
ピンと来ないものなんだなと。
Best Dirty Diving Of Neymar Jr | HD
ブラジルについては、日韓W杯でリバウドという選手が、
コーナーキックをする前、突然ボールが顔に当たった
かのように顔を覆い滅茶苦茶痛がるという「芝居」を
した時があって、「なんじゃそりゃ?」と思ったことが
ありました。
リバウドは結構ゴールも決めてたと思うんですけど
なんであんな「嘘芝居」するのかなぁ、と思いました。
ラテン系は結構多くて、特にネイマールが所属する
バルセロナはそれが多くて「劇団」と呼ばれることも
あるらしいです。
で、イングランドのプレミア・リーグはそれを
ものすごく嫌うそうで、ブーイングもものすごいそうです。
今回のW杯に関して、前半のグループリーグで、
出場国全32チームのシミュレーションについて、
こういうデータが出ていました。↓
★W杯の負傷演技大賞、最多「身もだえ」チームは?


カメルーンのMFジョエル・マティプのタックルを受け、痛がるネイマール(上記記事より)
ブラジルの回数がとても多いことが判ります。
対して、日本、そして、ベスト4に残った
ドイツ、アルゼンチン、オランダは、
ブラジルの半分以下です。
「身もだえ時間」という言葉で、ちょっと面白おかしく
記事が書かれてしまって、なにか大したことじゃ
ないように思えますが、これは実際、結構
「卑怯な手法」じゃないかと思うわけです。
実際「日本代表」対「コートジボワール」戦でも
後半35分以降、相手チームは、試合自体を
全くさせてくれなかったですよね。
いや、ボールをただ回すっていうくらいなら、それは
いいんですけど、彼らは、何度かわざと倒れて痛がって、
時間稼ぎをしてましたよね。
で、日本は、ボールに触ることも出来ないまま、じっと
相手の選手達がピッチに戻るのを待たざるを得なかった。
そういうのってどうなんだ?と。
また、ネイマールんが怪我をした時に、現実として
「オオカミ少年」扱いされて、緊急事態であるにも拘らず、
ほったらかしにされるという危険が出てくることは
最も問題視しなければいけないと思うのです。
元日本代表だった松田選手は練習中に突然倒れ、
帰らぬ人となってしまいましたし、また海外では
試合中に突然亡くなった選手も実際にいます。↓
あるサッカー選手の死 / 生放送中に起きた悲劇
↑この動画は、以前に息子から教えてもらって見た動画で、
これを見てたから、今回のネイマールが倒れた時も、
このことを思い出して「大丈夫か」と思ったわけです。
この動画を見れば、
「苦しみ悶える」演技のシミュレーションを
することがどれほど愚かで恥ずべき行為であるか
分かってもらえると思います。
このように、ファウルを取られる危険行為は勿論ですが、
シミュレーションも、もしものときに、選手の人命を
左右しかねない危険な行為であること、また、
相手に「濡れ衣を着せる」卑怯な行為であることを
もっと重要視しなくちゃいけないと思うんです。
ネイマールがシミュレーションをするから嫌いだと
言ってる息子も、決してネイマールの能力を否定して
いるわけではなくて、その能力の凄さを知ってるからこそ
「なんであんなシミュレーションをわざわざする必要があるのか」
「何故堂々と戦わないのか」と怒りを持っているわけです。
同じくバルセロナに所属しているアルゼンチンの
メッシはネイマールのようなシミュレーションは
殆ど無くて、とにかく貪欲にボールにしつこく
食らいついていくのが特徴なんだと。↓
メッシは決してダイブしません!
この動画のUP主さんは「概要」で、
「一流サッカー選手を目指す少年のお手本です。」
と書かれていますが、やっぱりそういう選手のほうが
好感持てます。
確かにメッシは、この動画の通り、いつみても
ボールへの「しつこさ」があったなぁと。
私は以前クリスティアーノ・ロナウドについて、
マスコミが余りにもロナウド、ロナウドとうるさいので
好きになれなかったんですけど、実際にプレーを見ると、
大車輪で走ってゴールに向かう姿と、体が鍛えられている
事に驚いて、それから好感を持つようになりました。
今大会は怪我の影響で、大車輪走法は見られなくて
とても残念だったのですけれど。
今回のW杯のブラジルの準決勝のドイツ戦や
3位決定戦のオランダ戦で、ブラジルの子どもたちが
わんわん泣いている姿が映し出されていました。
ブラジルの子どもたちにとっては、セレソンは
「ヒーロー」であるのでしょうけど、
同時に「サッカーの良いお手本」でも
あって欲しいと私なんかは思ってしまいます。
今回こんなふうに取り上げたのは、マスコミの
ネイマールの持ち上げ方が、ちょっと一方的で、
実態を知った私にとってはなんとも複雑な気持ちに
なったことと、フィギュアでも感じた、「関心のない人たち」に
実情を知ってもらうことは非常に難しいということを
逆の立場で再度感じたからです。
そして、それは全く関係のないように見える小保方論文不正問題
とも繋がることではないかなと思うのです。
現場の科学研究者にとって、「不正論文」「捏造論文」は
許しがたいものであるにもかかわらず、一般の国民には
それがなかなか伝わらなかった「歯がゆさ」。
いつまでも「おぼちゃん頑張れ!」などと持ち上げ続けていた
一般の国民と研究現場の人たちとの考え方の乖離。
そういうものがtwitterなどで非常に伝わってきた数ヶ月間。
「シミュレーション」も、大げさに聞こえるかもしれませんが
嘘捏造行為であり、結局は人を貶める行為でもあります。
ブラジルが負けたことは、このシミュレーション問題について
もう一度再考すべきではないのかと「問題提起」のきっかけに
なればいいと思えます。
ネイマールに関しては、とにかく脊椎に傷が及んで
いなかったことが不幸中の幸いでした。
ネイマールを批判している人たちだって、ネイマールが
動けなくなればいいなんて誰も思わないですよ。
やっぱり素晴らしい能力を見せてもらいたいと
思っているわけで。
その能力がせっかくあるのだから、シミュレーション
なんかしなくていいじゃないですか。
ジョン・カビラが今朝、試合終了後
「サッカー王国の時代が終わる!」とか何とか
言ってましたけど、おいおい、誰もそこまで
思ってないですよ。
ブラジルはやっぱり「サッカー王国」でしょ!
ったく極端なんですよ、言うことが、ね。
ブラジルの大敗は、今後、これらの「問題解決」のために
起こったこと。
必然だったと。
そう思って欲しいです。
何にしても嘘偽り、捏造は(・A・)イクナイ!!
卑怯なことは(・A・)イクナイ!!
これに尽きます。
そして、そういうことをする人間たちは
やはり批判されなければいけない。
絶対に認めてはいけないんです。
そうしなければ、「社会規範」が
そういう人間たちによって
あっという間に崩壊してしまうから。
そして、それらを判断するにあたって、
マスコミの報道は非常に大きく作用して
しまうことを肝に銘じておかなくてはいけない。
マスコミはそれほどまでに「大きな力」を
持っているんです。
マスコミの報道は、社会を間違った方向へと
導く危険を大いにはらんでいるんです。
「マスコミの報道を鵜呑みにする」。
それをやめなければいけないです。
書きます。
フィギュアスケートで浅田真央選手が長い間、
韓国が主導する審判の不正によって、どれだけ
理不尽な結果を与えられてきたか、またどれだけ
韓国に傾倒するマスコミによって貶められてきたかを
昨年秋ごろから3月頃まで集中的に書きました。
この時に思ったのは、マスコミの影響力はやっぱり
とてつもなく大きいということでした。
元々フィギュアスケートに関心がある人、また、
日韓W杯以降韓国の異常性、マスコミの異常性に
気づいた人たちなら、このいわゆる「韓国キムヨナ問題」に
関心を寄せ、「おかしいことはおかしい!と声に出して
言わなければいけない!」と思ったことだろうと思います。
でも、残念ながら、世間全てはそうではなくて、
「キム・ヨナが銀メダル」であることに、なんら異論を
持たない人はまだまだ山ほどいるわけです。
ましてやバンクーバーでのキム・ヨナの金メダルが
「当たり前」のように思ってる人はもっといるはずです。
私も家族に分かってもらうのは少々時間が
かかりました。
「キム・ヨナはミスがない」
「キム・ヨナはジャンプも含め、きれいに滑ってる」
「キム・ヨナは表現力が有る」
このマスコミから流された「誤った評価の植え付け」は
「見た目」わかりにくいフィギュアスケートの採点基準を
より解りにくくさせることとなりました。
最悪なのは、ここに元選手の「プロの目」までもが
加担してしまっていることでした。
結局は
「素人からはわからないこと」。
「興味があまりない人たちにとってはどうでもいいこと」。
これが、何も解決できないひとつの「ネック」と
なるのだと感じました。
これは、政治に関してもそうです。
国会を見れば民主党の異常さは目に見えて判るのですが
しかし敢えて見ようととする人はなかなかいない。
またそんな時間もなかなかありません。
ここでマスコミが真っ当な報道をしてさえくれてくいたなら、
短い時間でも報道でちゃんと問題点を追求してくれていたなら、
国民は「誤った選択」をすることもなかったと思っています。
フィギュアスケートと政治に関しては完全にマスコミは
韓国の不正や民主党の売国政策を隠蔽する、
日本を貶める、そういった報道を敢えてしていたのですから
売国的行為の何ものでもありません。
これとは、少し違いますが、サッカー日本代表に関する
報道は視聴率稼ぎを含む商業的儲けのために、
結局問題点を余り取り上げずに持ち上げてきたことは
確かだと思います。
「日本代表頑張れ!」という方向性はいいんですよ。
それは当然のことなんですから。
どこの国だってそうなんですから。
でも、だから頑張ってもらうために、何らかの問題点が
あるのなら、それを視点の1つとして出すべきだと思うんです。
フィギュアスケートでは、そもそもの問題点は
「審判の不正採点」にあったのですから
それが問題化されない時点で、もうマスコミは
死んでたも同じです。
サッカーに関しては、今回のW杯の番組だけでなく、
今までも日本代表の試合では、なぜわざわざ
ジャニーズタレントを使うのか(今回はAKB48も使ってた)、
そういうのをなぜいい加減やめることを考えないのか、
ということもやっぱり思うわけですが、マスコミは、
もう頭が「停止」してしまってるんですよね。
もう一つ、今回、3位決定戦でも負けてしまったブラジルに
ついても、日本のマスコミはそれに乗っかった報道だったと
言えます。
ソチ五輪のフィギュアスケートでも、ロシアのソトニコワや
リプニツカヤの実力は以前から高かったにも拘らず、
ソチ五輪の団体戦まで、リプちゃんの「リの字」も全く
名前が上がってこなかったですよね。
マスコミが名前を上げていたのは、ただひたすら
「キム・ヨナ」でした。
いつでもマスコミは極端なんですよね。
今回は、ブラジルは自国開催でしたし、サッカー王国の
ブラジルを取り上げることは別にいいんです。
むしろ、その中でやたら報ステやTBSがブラジルの
「W杯開催反対デモ」や「暴動」を取り上げていることに
意図的なものを感じましたし。
連中は、ずっと「東京五輪を潰したい」と思っているわけですから、
参考にしたいんでしょうね。
国立競技場に関しても、しつこく「新築反対!改修にせよ!」と
またハリス鈴木絵美が代表をしている「change.org」のネット
署名サイトを使って、テレビと連動して騒いでいますからね。↓
★神宮外苑の青空と銀杏並木の風景を守ろう!巨額の建設費をかけない、いまある国立競技場を直して使おう! JUST SAY NO TO A NEW TOKYO OLYMPIC MEGA-STADIUM !
このことも含めて、とにかくマスコミは
本当にどの局も取り上げ方が「右へならえ」。
開催国だからブラジル頑張れ!
サッカー王国だからブラジル頑張れ!
日系ブラジル人も多いからブラジル頑張れ!
いいですよ、でも応援しながらも別の視点から
問題点を探ろうとはしないです、マスコミは。
いつもどの局も取り上げ方が同じ。
視点が一方へ偏りすぎる。
何もかもが。
サッカー関係者もブラジルサッカーが好きな人は
非常に多いようですから、それはブラジル応援が
圧倒的に多いのは解ります。
結局は自分たちの描きたい「シナリオ」に持って行きたいと
思ってしまうのがマスコミなんだと思います。
で、そういう方向性の中で何が起きるかというと、
ブラジルサッカーで、「問題点」があったことは
あまり伝えない、ということが起きてくる。
前の記事で、ネイマールの怪我に関して書きました。
日頃からネイマールがシミュレーションが多いことに
関してです。↓
★ドイツとブラジルの試合を見て思うこといろいろ。ドイツには優勝して欲しい!!がんばれノイアー!!
私も、息子がサカオタでなければ、コロンビア戦で、
倒れたネイマールがそのまましばらく無視され
放置されてたことが、すごく引っかかってしまってても、
何もマスコミで取り上げられない現状では「ま、いいか」で
終わってたと思うんです。
でも、サカオタ息子から実情を聞かされると、
これは、フィギュアスケートファンが審判不正について
「もっと気がついて欲しい!」と懸命に訴えていたことと
似ているなぁと思ったのです。
サッカー好き、特に海外サッカーファンにとっては、
勿論みんながみんなではないでしょうけど、
多少なりともネイマールがいつもどんなプレーを
しているかをよく知ってるわけです。
で、息子も「ネイマールはシミュレーションしすぎや!」
というのは以前から散々言ってたのですが、でも私は
「ふ~ん」という感じでしか聞いていなかったんですよね。
で、あのネイマールの怪我が起こってしまった時も
息子が厳しく「自業自得や!」と言ってたので、
「いや、怪我したから、そこまでいうのは言い過ぎだわ~」と
私も言ってたんです。

コロンビア戦で背中にヒザ蹴りを受け負傷したネイマール
でも、まぁそこまで怒るのは何故なんだろうと思って
動画などを検索して見てみると、これがやっぱり
結構酷い。
そういえば、ペレがネイマールに対して何か怒ってたけど
W杯直前になって、「ペレがネイマールを認めた」というの
聴いたなぁと。
ペレが怒ってたのはまさしく「シミュレーション」について
だったわけです。
マスコミ的には、「ネイマールの怪我」で感動の物語が
盛り上がる、というのがあった思うんですが、実際に
過去のネイマールの酷いシミュレーションを見ると、
その「感動の物語」を無理矢理押し付けられるのは
抵抗を感じます。
そのネイマールのシミュレーション。
これはやっぱり見ていないとその酷さはわからないです。
ロッペンもブワッと飛びますが、一応足に引っ掛けられて
いるのでしかたがないと思うんですけど、ネイマールは
そうでない時も自ら吹っ飛んでいます。
或いは、相手から足を引っかけられたように見せかけて
自らが相手の足に向かって倒れていったりしている。
動画では「ダイブ」と言われていますが、それがとにかく多い。
極めつけは自分から当たりに行って、勝手に倒れて、
しばらく悶絶状態で苦しがって、ひょこっと起き上がったら
あとは文句たらたら言って、怒鳴り散らしているのがあります。↓
Neymar injury - Granada vs FC Barcelona 1-0 HD La Liga 12 04 2014 HD
(↑▷をクリックしたあと、画像の「YouTubeで見る」を再度クリックして下さいね。)
こういうのを見て初めて、コロンビア戦で無視された理由が
よくわかりました。
息子にあーだこーだと説明されても結局はその現実を見ないと
ピンと来ないものなんだなと。
Best Dirty Diving Of Neymar Jr | HD
ブラジルについては、日韓W杯でリバウドという選手が、
コーナーキックをする前、突然ボールが顔に当たった
かのように顔を覆い滅茶苦茶痛がるという「芝居」を
した時があって、「なんじゃそりゃ?」と思ったことが
ありました。
リバウドは結構ゴールも決めてたと思うんですけど
なんであんな「嘘芝居」するのかなぁ、と思いました。
ラテン系は結構多くて、特にネイマールが所属する
バルセロナはそれが多くて「劇団」と呼ばれることも
あるらしいです。
で、イングランドのプレミア・リーグはそれを
ものすごく嫌うそうで、ブーイングもものすごいそうです。
今回のW杯に関して、前半のグループリーグで、
出場国全32チームのシミュレーションについて、
こういうデータが出ていました。↓
★W杯の負傷演技大賞、最多「身もだえ」チームは?

【W杯の負傷演技大賞、最多「身もだえ」チームは?】
(ウォール・ストリート・ジャーナル2014 年 6 月 26 日)
(一部抜粋)
サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会では
素晴らしい試合が続いているが、よく聞かれる
不満の1つは、選手が大げさに痛がるのに
費やす時間が多いことだ。
元気そうに見える選手が試合中、苦痛のあまり
ピッチに倒れ込むことがあまりにも頻繁に起こっている。
彼らは悲鳴を上げたり、顔をしかめたり、拳を芝に
打ち付けたりし、スタッフに担架を要求するしぐさをする。
粉砕機に挟まっていたのをやっと抜いたかのように
手足をつかんでいたりする場合もある。
あたかも選手生命も終わりかと思われるような場面でも、
しばらくすると担架の上で起き上がり、けがなど
していなかったかのように立ち上がってピッチに戻り、
プレーを続けている。
W杯のファンは、これが最も広く軽蔑されている最古の戦術の
1つにすぎないことを知っている。
ちょっとしたファウルをスカラ座での死の演技のように装うことで、
相手選手への警告を引き出したり、時間を稼いだり、
疲れたチームメートに一息つかせたりできる。
ただW杯に関して興味深いのは、全代表チームが同じでは
ないということだ。
常に大げさに装うチームとほとんどそれをしないチームがある。

カメルーンのMFジョエル・マティプのタックルを受け、痛がるネイマール(上記記事より)
ブラジルの回数がとても多いことが判ります。
対して、日本、そして、ベスト4に残った
ドイツ、アルゼンチン、オランダは、
ブラジルの半分以下です。
「身もだえ時間」という言葉で、ちょっと面白おかしく
記事が書かれてしまって、なにか大したことじゃ
ないように思えますが、これは実際、結構
「卑怯な手法」じゃないかと思うわけです。
実際「日本代表」対「コートジボワール」戦でも
後半35分以降、相手チームは、試合自体を
全くさせてくれなかったですよね。
いや、ボールをただ回すっていうくらいなら、それは
いいんですけど、彼らは、何度かわざと倒れて痛がって、
時間稼ぎをしてましたよね。
で、日本は、ボールに触ることも出来ないまま、じっと
相手の選手達がピッチに戻るのを待たざるを得なかった。
そういうのってどうなんだ?と。
また、ネイマールんが怪我をした時に、現実として
「オオカミ少年」扱いされて、緊急事態であるにも拘らず、
ほったらかしにされるという危険が出てくることは
最も問題視しなければいけないと思うのです。
元日本代表だった松田選手は練習中に突然倒れ、
帰らぬ人となってしまいましたし、また海外では
試合中に突然亡くなった選手も実際にいます。↓
あるサッカー選手の死 / 生放送中に起きた悲劇
↑この動画は、以前に息子から教えてもらって見た動画で、
これを見てたから、今回のネイマールが倒れた時も、
このことを思い出して「大丈夫か」と思ったわけです。
この動画を見れば、
「苦しみ悶える」演技のシミュレーションを
することがどれほど愚かで恥ずべき行為であるか
分かってもらえると思います。
このように、ファウルを取られる危険行為は勿論ですが、
シミュレーションも、もしものときに、選手の人命を
左右しかねない危険な行為であること、また、
相手に「濡れ衣を着せる」卑怯な行為であることを
もっと重要視しなくちゃいけないと思うんです。
ネイマールがシミュレーションをするから嫌いだと
言ってる息子も、決してネイマールの能力を否定して
いるわけではなくて、その能力の凄さを知ってるからこそ
「なんであんなシミュレーションをわざわざする必要があるのか」
「何故堂々と戦わないのか」と怒りを持っているわけです。
同じくバルセロナに所属しているアルゼンチンの
メッシはネイマールのようなシミュレーションは
殆ど無くて、とにかく貪欲にボールにしつこく
食らいついていくのが特徴なんだと。↓
メッシは決してダイブしません!
この動画のUP主さんは「概要」で、
「一流サッカー選手を目指す少年のお手本です。」
と書かれていますが、やっぱりそういう選手のほうが
好感持てます。
確かにメッシは、この動画の通り、いつみても
ボールへの「しつこさ」があったなぁと。
私は以前クリスティアーノ・ロナウドについて、
マスコミが余りにもロナウド、ロナウドとうるさいので
好きになれなかったんですけど、実際にプレーを見ると、
大車輪で走ってゴールに向かう姿と、体が鍛えられている
事に驚いて、それから好感を持つようになりました。
今大会は怪我の影響で、大車輪走法は見られなくて
とても残念だったのですけれど。
今回のW杯のブラジルの準決勝のドイツ戦や
3位決定戦のオランダ戦で、ブラジルの子どもたちが
わんわん泣いている姿が映し出されていました。
ブラジルの子どもたちにとっては、セレソンは
「ヒーロー」であるのでしょうけど、
同時に「サッカーの良いお手本」でも
あって欲しいと私なんかは思ってしまいます。
今回こんなふうに取り上げたのは、マスコミの
ネイマールの持ち上げ方が、ちょっと一方的で、
実態を知った私にとってはなんとも複雑な気持ちに
なったことと、フィギュアでも感じた、「関心のない人たち」に
実情を知ってもらうことは非常に難しいということを
逆の立場で再度感じたからです。
そして、それは全く関係のないように見える小保方論文不正問題
とも繋がることではないかなと思うのです。
現場の科学研究者にとって、「不正論文」「捏造論文」は
許しがたいものであるにもかかわらず、一般の国民には
それがなかなか伝わらなかった「歯がゆさ」。
いつまでも「おぼちゃん頑張れ!」などと持ち上げ続けていた
一般の国民と研究現場の人たちとの考え方の乖離。
そういうものがtwitterなどで非常に伝わってきた数ヶ月間。
「シミュレーション」も、大げさに聞こえるかもしれませんが
嘘捏造行為であり、結局は人を貶める行為でもあります。
ブラジルが負けたことは、このシミュレーション問題について
もう一度再考すべきではないのかと「問題提起」のきっかけに
なればいいと思えます。
ネイマールに関しては、とにかく脊椎に傷が及んで
いなかったことが不幸中の幸いでした。
ネイマールを批判している人たちだって、ネイマールが
動けなくなればいいなんて誰も思わないですよ。
やっぱり素晴らしい能力を見せてもらいたいと
思っているわけで。
その能力がせっかくあるのだから、シミュレーション
なんかしなくていいじゃないですか。
ジョン・カビラが今朝、試合終了後
「サッカー王国の時代が終わる!」とか何とか
言ってましたけど、おいおい、誰もそこまで
思ってないですよ。
ブラジルはやっぱり「サッカー王国」でしょ!
ったく極端なんですよ、言うことが、ね。
ブラジルの大敗は、今後、これらの「問題解決」のために
起こったこと。
必然だったと。
そう思って欲しいです。
何にしても嘘偽り、捏造は(・A・)イクナイ!!
卑怯なことは(・A・)イクナイ!!
これに尽きます。
そして、そういうことをする人間たちは
やはり批判されなければいけない。
絶対に認めてはいけないんです。
そうしなければ、「社会規範」が
そういう人間たちによって
あっという間に崩壊してしまうから。
そして、それらを判断するにあたって、
マスコミの報道は非常に大きく作用して
しまうことを肝に銘じておかなくてはいけない。
マスコミはそれほどまでに「大きな力」を
持っているんです。
マスコミの報道は、社会を間違った方向へと
導く危険を大いにはらんでいるんです。
「マスコミの報道を鵜呑みにする」。
それをやめなければいけないです。
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