サッカーワールドカップ。
いよいよ近づいてまいりましたね!
いや~、昨日のザンビア戦、すごかったですね~。
先制点をまた取られて、どうなることかと思いましたけど、
結果は4-3。
交代したばかりの2人の選手がそれぞれ活躍してましたね!
森重はINしてからすぐに相手DFをターンでかわして、
クロスを上げて、それを本田がスライディングシュート!
青山もINした直後、大久保にロングパス出して、それを
大久保がシュート!
ホンマにいいゴールでしたね~。
岡崎は出血が酷かったけど大丈夫かなぁ。
うちは、長男がプレミアのマイナーチームのファンで、
なんやかやと毎日サッカーの話がとにかく多いんですよ。
まぁ今までせいぜい友達と軽くフットサルするくらいで
サッカー自体やってないのに、「歩くサッカー事典」の如く、
ことサッカーだけは超詳しいので、私も「事典」代わりに
色々聞いて学んでおります。
というか、サッカーに興味がわ湧いたのは、私が、日韓W杯で
ブラジル戦の会場の外側まで連れて行った時(チケットは買えず)、
ブラジル人サポーターが面白かったというところから
スタートしてるそうなんで、「ワシが育てた」的な気持ちも
あったりします。(>それがどーした)
3月末に「うっちー」こと内田篤人選手が、
シャルケから「ツイッターチャット」をする、というのを
長男が見つけて、ツイートを送ろうと思ったらしいですが、
すでに時間切れ終了で間に合いませんでした。↓
内田篤人とファンのツイッターチャット イベント 質問と答え まとめ #内田質問 #daihyo「ツイッターチャット」告知をする「うっちー」。(今年3月末)↓
シャルケから「ツイッターチャット」をする「うっちー」。↓
で、先日も、息子が居間で見てたついでに、眠い目を
こすりながら、
「やべっちFC」を見ていたんですが、
名波さんが
「うっちー」と長谷部選手にインタビューを
していまして、これが結構面白かったんです。
その中でも特に
2人のリハビリ中の出来事がとても
興味が湧きました。
その内容です。↓
内田の行動に感心した長谷部 「アイツ、俺のこと好きですね」 Sports Watch 2014年06月02日
【内田の行動に感心した長谷部 「アイツ、俺のこと好きですね」】
(Sports Watch 2014年06月02日)
W杯ブラジル大会の開催が迫ってきた。
テレビ朝日「やべっちF.C.」では、ケガから復帰した日本代表
キャプテン・長谷部誠にサッカー解説者・名波浩氏が
インタビューを行った模様を伝えた。
ケガをした時のことを
「(1月14日)スペイン合宿だったんですけど、練習試合で
前半15分か20分くらいに膝に違和感あるなっていう
感覚になったんです」
と切り出した長谷部は
「監督に違和感あるから交代するっていう合図を出したんですけど、
“違和感だったら続けろ”って言われて。次の日起きたら多少
腫れてたので病院に行って。
半月版に傷が入っていた」
と経緯を説明した。
2月には新たな傷が見つかり、2回目の手術を行っている長谷部。
この時のことについても
「チームに合流してサッカーをやるようになると練習後に腫れが
酷くなって、この腫れはちょっと普通じゃないと。
それで水を抜いた時にドス黒い血が出てきてMRIを撮ったら
また新しい傷が入っていた」
と話す。
手術後は国立スポーツ科学センター(JISS)でリハビリを行い、
ここに通う他競技のアスリート達とも親交が生まれたという長谷部。
リハビリ中は、同じくJISSでリハビリに励んだ内田篤人が
言いだしっぺとなり、皆で食事をする機会も。
こうした交流から改めて自分の置かれる環境に感謝したという。
それでも、
「内田がリハビリのところで“長谷部さんがご飯連れてってくれるらしいよ”
って皆に言って。
“いや、いいよ・・・”って。
内田はふざけたヤツですよ」
と苦笑いを浮かべた長谷部は、名波氏から内田が過去のインタビューで
「長谷部さんを助けたい」
などと陰ながら彼をサポートしていたことを聞くと、
「あの内田が」
と驚きの表情を浮かべた。
また、
「でも空気は読みますよ、彼は。例えば、アップとかでもアイツも
出来るだけ先頭走ったりとか・・・」
と、長谷部は話を続けたが、ここでも名波氏から
「それがね、なぜ前にいるか。
キャプテンが前にいるから、見ながらやってるらしい」
と聞かされると、
「アイツ大分、俺のこと好きですね」
と今度は照れ笑い。
おどけながらも「色々考えてくれているんですね」と感心した様子
を見せたが、名波氏が
「決して次に(キャプテンマークを)巻きたいとかじゃない」
と言われると、そこは「絶対、巻けないと思いますよ」
とキッパリ言い切った。
(以下略)
最後の言葉は「ウケ狙い」で、笑って言ってました。
(あたりまえだけど一応フォロー。)
付け加えると、最後にうっちーの性格について、
「二重人格、いい意味での。」
と言い、一方、自分の性格は、
「悪い意味での二重人格。リトルハセベは自分の中にいる。」
と言っていました。

他のメンバーの性格も聞かれていましたが、それをイラストで
表現してTwitterでアップされてる方がいました。
いや、ウマい!!!
と思ったらサッカー大好きのフリーのイラストレーターさんでした。↓
【たるぞー@W杯中は学アイコン!@taru_soccer】↓【たるぞー@W杯中は学アイコン!@taru_soccer】さまより。
★こちらは、日本代表23名のイラストが紹介されています。
めっちゃ特徴が出ているので楽しんで下さい!↓
【たるぞー的ザックジャパンの楽しみ方2014】長谷部選手は、うっちーから何度も「外に食事に行きましょう!」と
誘われたらしいですが、とにかく真面目で、
「自分は今回リハビリをするためにここに来ているのだから」と断り続け、なかなか実現しなかったということです。↓
【スポアナ竹内由恵リポート 長谷部選手と内田選手、知られざるリハビリの日々】★他にも長谷部選手のリハビリ中の様子の記事がありました。↓
【長谷部 右膝リハビリ中に肉体改造「体の切れ変化している スポニチ 2014年5月14日】【長谷部 右膝リハビリ中に肉体改造「体の切れ変化している】
(スポニチ 」2014年5月14日)
(一部抜粋)
1月に右膝半月板を損傷し、2度の手術を敢行。
一時は出場を危ぶむ声もあった。
だが心は折れることなく
「ケガをする前に戻る感覚ではなく、どれだけ進化して戻れるか
という考えだった」
と、さらに先を見据えた肉体改造に着手していた。
リハビリを行った国立スポーツ科学センター(JISS)では
他競技の選手とも交流し、体幹トレやこれまで未経験だった
箇所の筋トレも導入。
実戦復帰となった10日のシャルケ戦ではフル出場し
「体の動き、切れも変化していると感じているので楽しみ」
と早くも進化を感じ取った。
シャルケ戦では走行距離12キロをマーク。
「体力面でも問題ない」と力強い。
★一方、内田選手の様子。↓
「内田篤人がベンチに走った理由」スポーツライター 福島みどりの「ザ・スタジアム」2014年5月27日(一部抜粋)
日本では、国立スポーツ科学センター(JISS)でリハビリを続けた。
普段、交流することのなかった異競技のトップ選手たちが、
さらに深刻なケガを負いながらも復帰を目指し懸命に汗を流す
姿に触発された。
サッカー選手である前に、初めてアスリートとしての自分を
強く意識したという。
「ケガをして良かった、とは絶対に思わないが」と前置きし、
「けれども、自分が選手として全てにおいて恵まれていると
分かった。
もっともっと大変な選手たちが懸命にリハビリする姿に
パワーをもらったし、心を打たれるものがありました」
「うっちー」は5月27日のキプロス戦で決勝点ともなる1点を
入れましたが、ゴールを決めた直後、ベンチの方へば~っと
駆けて行ったのですが、普段はすぐに守備に戻るのを、敢えて
ベンチに走っていったその理由が、こちら。↓
内田、3か月半ぶり実戦で復活弾!「拾ってもらって」W杯間に合った 2014年5月28日6時0分 スポーツ報知【内田、3か月半ぶり実戦で復活弾!
「拾ってもらって」W杯間に合った】
(2014年5月28日6時0分 スポーツ報知)
(一部抜粋)
内田はチームメートに目もくれず、ベンチに向かって
走り出した。
ザッケローニ監督とタッチを交わすと、前田弘氏と抱き合い、
次いで早川直樹氏とも胸を合わせた。
2人の代表付きトレーナーへの感謝の気持ちだった。
「けがをして、(W杯に)間に合うかどうか微妙だったけど、
(監督に)拾ってもらって…。
実はゴールを狙っていた」。
右太ももを負傷してからの復帰初戦を、08年6月22日の
バーレーン戦以来、2165日ぶりの代表2点目で飾った。
前半43分、ゴール前で混戦になった。
香川が浮き球をシュートしたもののヒットせず、ボールは
GKに当たり、後方から走り込んだ内田の前にこぼれてきた。
右足で丁寧に押し込むように、ゴール中央のネットを揺らした。
「僕はDF。ゴールしても守備のことを考えて、すぐに自陣に戻る」。
それが内田のポリシーだが、信念を曲げてまでベンチ前に走った。
「トレーナーがドイツまで足を運んでくれて、治療スタッフが
足を強くしてくれた。
そういう人たちにスポットライトを浴びてほしかった」。
2月9日、ドイツ1部のハノーバー96戦で右太ももを痛めた。
診断は右ひざ裏の腱(けん)損傷で全治3か月。
ドイツ人医師は「手術を受けろ」「W杯は諦めろ」と繰り返した。
腱があと数ミリ下まで断裂していれば、日本代表入りは不可能だった。
診断結果を覆したのは日本人の医療スタッフだった。
「手術は回避」「W杯には間に合う」と診断したのは
古巣・J1鹿島のチームドクター、香取庸一医師だった。
3か月間しかない、失敗の許されないリハビリは、
代表トレーナーの前田、早川両氏、代表の池田浩医師が協力した。
内田の住むドイツまで訪れ、経過観察に努めてくれた。
多くの人に支えられ、励まされ、戻ってきた日本代表の舞台。
交代までの45分間、世話になった人たちに、ピッチを走り回る姿を
届け、得点まで贈ることができた。
ドイツでは
「手術しろ」と散々言われた、というのは、
「やべっちFC」でも言ってました。
手術してたらW杯には絶対間に合わなかったでしょうから、
本当に良かったですね。
そのリハビリもとても充実した「リハビリ期間」だったようですが、
その、共にリハビリに励んでいたアスリートたちの写真がtwitterで
ありました。↓
Jリーグ「モンテディオ山形」の8番。FWの林 陵平選手のtwitterより。↓
上の集合写真に載ってる選手たち。
(下記で紹介する星選手のブログによると、
トレーナーさんたちもご一緒のようですね、)
後列の真ん中が林陵平選手。
林選手の向かって左隣が長谷部選手。
中列のアディダス3本線の青いシャツ姿が内田選手。
前列真ん中の選手はもしかすると女子柔道の選手かな?
こちらは現在オランダ・エールディヴィジリーグ、
VVVフェンロー所属のFW、 大津祐樹選手。
上の集合写真では「うっちー」の右2つ隣に写っています。
2012年ロンドン五輪でも活躍しましたね!↓
あたま、あたま・・。
しかし、3月だけでも結構トップアスリートたちが
こうして国立スポーツ科学センターでリハビリに
励んでいたのだなぁと。
内田選手や長谷部選手らと一緒にリハビリを頑張っていた
選手の中には、アルペンスキーの選手もいました。
上の集合写真では前列左端に写っている女性で、
アルペン競技の
星瑞枝選手です。
星瑞枝選手はWIKIによると、2005年6月シーズンにヨーロッパカップ
開幕戦のドイツボトロップにてノックアウト方式のスラロームで9位に入賞。
トリノオリンピック代表入りし、スラロームに出場し、同種目では
日本人選手中最高の27位だったそうです。
彼女のブログには、リハビリ中の内田選手や長谷部選手のことも
書かれていましたので紹介したいと思います。↓
【☆リハ仲間の旅立ち☆】 (星 瑞 枝オフィシャルブログ 2014-03-14 13:45:14)【☆リハ仲間の旅立ち☆】
(星瑞枝オフィシャルブログ 2014-03-14 13:45:14)
昨日からまたJISSのリハビリに戻った私です(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)
2月からずっと一緒だったリハビリメンバー、
サッカーのりょうへいさんとうっちーとりなちゃんが今日で卒業です⁽(◍˃̵͈̑ᴗ˂̵͈̑)
リハ仲間とトレーナーさんと皆で写真撮ったょ•*¨*•.¸¸♪
りなちゃん、うっちー、りょうへいさん!
寂しくなるなぁ~(இдஇ; )

うっちーには何故か師匠と呼ばれる私( ๑˃̶ ॣꇴ ॣ˂̶)
恐縮です(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)
楽しい時間をありがとう•*¨*•.¸¸♪
よしっ、
皆もうココには戻ってくるなょ~‼︎笑
と戻って来て早々の私が言ってみる…^^;
JISSのリハビリのいい所、
『怪我』と言う共通点で競技を超えた仲間が出来る!
ココに居る皆が一流アスリートと言うだけに、
怪我と向き合う姿にはたくさん見習える部分があるし
刺激を貰える(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)
時にバカして笑い合いながらの時間もあるし色んな時間を
共有出来る⁽(◍˃̵͈̑ᴗ˂̵͈̑)
競技復帰と言う同じ目標がきっと皆をつなぐんだろうね^_-☆
JISSのトレ体でトレーニングしてても他の競技選手との
絡みはまずないけど、リハビリではそれが当たり前のようにある!
みんな元の場所に戻って行くのはリハに残される側は寂しいけど、
卒業する皆には、
『行ってらっしゃい!』
と言いたいし、
自分も卒業する日を迎えるまで必死に自分と向き合って
戦い続けます(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)
↑このエントリーに上の集合写真もありましたよ。
そしてコチラは長谷部選手のこと。↓
【☆心を整える☆】(星瑞枝 2014-03-31 13:24:13)【☆心を整える☆】
(星瑞枝 オフィシャルブログ 2014-03-31 13:24:13)
(一部抜粋)
実は私は長谷部さんの『心を整える』に救われたひとりです!
普段本は滅多に読まないけど、
本屋さんで長谷部さんと目が合っちゃったんだなぁ♡⃛*‧˚(๑˃̶ॢ⌄ᵒ̴̶̷ॢ๑)
何かを求めてる時や迷ってる時って本を読みたくなる!笑
サッカーの事全然詳しくない私だけど、
自然とこの長谷部さんの本を手にしていたんだ(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)
それから数年…
まさかお会い出来る日が来るなんて思ってもみなかったなぁ~‼︎
長谷部さんメッチャ気さくで素敵な人で(ᴗ͈⌄ॢᴗ͈)
私の『心を整える』に
サインして頂いちゃいました(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)
感激•*¨*•.¸¸♪
長谷部さん本当にありがとうございます(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)‼
同じ時期にリハに居れた事嬉しく思います♡
辛くなった時はまたこの本読んで元気もらいます(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)
本当に本当にありがとうございました✽(′ॢᵕ ‵ *ॢ)✽ஐ✯♡
長谷部さんの活躍応援しています‼︎
↑このエントリーでも長谷部選手との写真があります。
厳しいリハビリの合間の思いがけない「うれしい時間」。
いやぁ、ヨカッタですね!
また、この時点で「リハ生活を借り卒業」し、
「スキーと平行してリハメニューもやっていく」と書かれていました。
こうして復帰へと進んでいったんだなぁと。
こんな風に明るさ満載の彼女ですが、競技人生は本当に
「厳しさ」そのもの。
2006年トリノ五輪には出場できたものの、その年の7月には、
左膝前十字靭帯損傷し、治療に専念。
その後も辛く厳しい競技人生が続きます。↓
【☆重大⁈報告☆】 (星瑞枝 2014-02-13 13:59:08)【☆重大⁈報告☆】
(星瑞枝 オフィシャルブログ 2014-02-13 13:59:08)
本日は私を応援・サポートしてくださる全ての方にご報告があります。
ソチオリンピックへの出場を逃し、
先月末リベンジワールドカップとして再度ヨーロッパで戦って来ましたが、
そこでも不本意な結果で終わってしまいました。
今月6日に日本に帰国して気持ちを切り替え、
今後は国内のファーイーストカップジャパンシリーズと
全日本選手権にフル参戦し、
中国・韓国シリーズが終わっている中でも、
なんとかジャパンシリーズ(全10レース)を戦い総合優勝を目指し、
来シーズンのワールドカップの出場権利を獲得する計画で、
2月10日からトレーニングを再スタートさせた私でした。
しかし2月10日菅平高原スキー場にてトレーニング1日目を
スタートさせた私に待っていたものは、
まさかの。。。
『怪我』
でした。
受傷後菅平高原スキー場からすぐさま国立スポーツ科学センターへ直行し、
MRI検査と診察を受けました。
診断は、
左膝軟骨組織損傷と骨挫傷で全治3週間と言う結果でした。
前十字靭帯が切れててもおかしくない怪我だったそうで、
でも前十字靭帯が切れてなかった事はとてもラッキーで
不幸中の幸いってやつでした。。。
昨日から国立スポーツ科学センターにて物理療法での治療を開始し、
本日からリハビリがスタートしました。
受傷後全く歩ける気もしないくらい痛みが出ていた膝も、
物理療法のお陰で今は歩けるようにまで痛みは軽減されています。
これから辛いつらいリハビリ生活が始まります。
皆様にはご心配をお掛けしますが、
私は元気に前向きにこの現実を受け止め前に進もうと努力をしています。
(以下略)
1月末のブログでも、バンクーバー五輪に続き、
ソチ五輪出場も叶わなかった時の辛さを書いています。↓
【☆ご報告☆】(星瑞枝 2014-01-23 16:04:34)【☆ご報告☆】
(星瑞枝 2014-01-23 16:04:34)
(一部抜粋)
わたくし星瑞枝はソチオリンピックへの出場基準をクリアする事が出来ず、
オリンピック代表にはなれませんでした。
たくさんの方々からの応援と支援をいただきながら、
トリノオリンピック以降8年と言う期間走り続けて来ましたが、
4年前のバンクーバーオリンピックに引き続き、
出場を逃してしまう形となってしまった事に、
ただただ悔しい思いでいっぱいです。
まだ心の整理がつかず言葉で表現する事が出来ません。
私がバンクーバー以降気持ちを切らさずにココまでやって来れた事は、
私の想いはもちろん、
その私の想いを応援してくださるたくさんの方々がいたお陰です。
厳しいですね。本当に。
ソチ五輪を見ていても思ったことですが、冬の競技は
自然が相手なのと、とにかくクッションも何もないガリガリの
固い雪面、氷面でアクロバティックな滑りや跳躍をするわけ
ですから、とにかく
怪我との戦いではないかと。
特にアルペン競技は本当に厳しい競技だと思います。
アスリートの皆さんは本当に凄い精神力をもっていると
改めて感じます。
星選手、いままで失礼ながら存じあげなかったんですけれど、
いろんなことを教えてくださったので、本当に遅まきながらこれから
陰ながら応援したいと思います。
競技人生が、星選手にとってより充実したものになりますよう、
怪我の克服も含め、祈っております!
さて、星選手は、このエントリー記事で、
国立スポーツ科学センターでは、自分が希望する内容で
計画的なトレーニングサポートを受ける事が出来たとも
述べています。
その充実ぶりが窺えます。
下記サイトでは、
プロの自転車ロードレーサー、
増田 成幸選手の国立スポーツ科学センター(JISS)での
リハビリの様子が書かれているんですが、こちらもとにかく
メニューが
めちゃくちゃハードです。
(@Σ@;)↓
【増田 成幸「入院とリハビリ 負傷からのカムバック」 パナレーサー ホイールトーク vol.30 2012/04/28 】★こちらが、その国立スポーツ科学センターの
リハビリテーション室です。↓
国立スポーツ科学センター リハビリテーション室
★この国立スポーツ科学センターで選手たちのリハビリに
携わっている方のインタビュー記事がありました。↓
バトルウィン・ドットコム(スポーツテーピング・メディカル情報の総合サイト) スペシャルインタビューPROFILE
●松田直樹(まつだ・なおき)
1963年北海道生まれ。アスレティックトレーナー、理学療法士。
[所属]
独立行政法人日本スポーツ振興センター・国立スポーツ科学センター
[経歴]
日本サッカー協会U15-17日本代表トレーナー、
アイスホッケー女子日本代表トレーナー、
アテネ五輪日本選手団トレーナー
★国立スポーツ科学センターって、何をする所なんですか?
松田:
ひと言でいうと、世界で活躍できる日本人選手を養成する組織です。
オリンピックや世界大会で頂点を目指す国内トップアスリートを
強くするために、必要な身体機能や選手達の能力などを
科学的に分析し、科学的・医学的根拠に基づいたトレーニングや
ケアを行っています。
★具体的に、どのような仕事をしているのですか?
松田:
私が在籍しているスポーツ医学研究部は、彼らがケガを
したとき、どうすれば最短ルートで復帰できるか、ケガを
予防するためにどのようなトレーニングが必要なのか、
勝つために必要なトレーニングは何かといったことを研究し、
実行する部門です。
大まかにいうと、私の仕事は選手のパフォーマンスを上げる
トレーニングと、ケガをした選手のリハビリテーションになります。
★選手たちにとっては、とても辛いことですよね。
松田:
ここのコンセプトは「世界で勝つ」ことですから、
どんなに科学が進んでも、楽して勝つことはできません。
いかに選手たちに目的意識を持たせ、メニューの必要性を
自覚させ、やる気を持って取り組んでもらうかがカギになります。
彼らのやる気を引き出すために、我々トレーナーには
広範な専門知識が要求されます。
トレーニングに関する知識はもちろん、医学的な知識や
コーチングに関する知識がなければ、結果に結びつく
メニューを作ることはできません。
意思の疎通をはかるという面で、コミュニケーション能力も
必須ですね。
(中略)
★1日のスケジュールを教えてください。
松田:
センター内の宿泊施設に泊まり込む選手の場合、
だいたい9時30分~10時頃に私のところにやって来ます。
その時に、「とりあえずコレをやっておいて」というファジーな対応を
すると彼らのモチベーションは下がりますから、前夜に翌日の
トレーニングのシナリオを作成しておきます。
その日の体調を参考に、明日の体の状態を予測して、
選手別に午前と午後のシナリオを考えます。
そして朝一番に選手のコンディションをチェックして、
シナリオを微調整して、双方納得したうえで、
その日のトレーニングやリハビリテーションを開始します。
1カ月後に選手があるべき姿をイメージして、
1週間のスパンの中で何をやるべきなのか、そのために
今日は何をすべきなのか、というようにロジカルなシナリオを
組めば、選手たちに自覚が生まれ、はっきりとした目的意識を
持つことができるので、辛いトレーニングであっても頑張り抜いて
くれるんです。
★とてもハードな仕事ですね。
松田:
朝9時頃にセンターに入って、帰るのが深夜になることも多いので、
楽な仕事ではありませんが、目標を明確に持っているアスリートが
相手ですから、長時間にならざるを得ませんね。
(中略)
★あらゆる競技のサポートをするのですか?
松田:
そうです。
サッカーや野球など、いわゆるメジャーなチームスポーツには
専属のトレーナーがついていますが、専属トレーナーをつけられない
競技も実際は多いんです。
国立スポーツ科学センターあるいは日本選手団のトレーナーとして
活動する場合は、そういう競技の選手のサポートの割合が高くなります。
★競技数が多いので大変じゃないですか?
松田:
確かに何十種目もの競技について理解しなければならないので
大変ですが、幸いなことに、ほとんどの選手がトレーニングや
メディカルチェックなどでここを訪れるので、コミュニケーションの面でも
不自由な思いをすることはありませんね。
★同じく松田さんに聞いた「国立スポーツ科学センターとは?」↓
●国立スポーツ科学センターはこんなところ
国立スポーツ科学センタークリニックのリハビリに来るのは、
ケガのリハビリに来る人と、コンディショニングのための
トレーニングをしに来る人が半々くらい。
選手たちは、自分の体を知っている人がリハビリから
トレーニングまでトータルに面倒を見てくれるので安心感が
あるのではないかと思います。
施設内にレストランがあるんですが、栄養バランスがよくて
、とても美味しいんですよ。
強くなる基本は、トレーニングを実際に行うことと栄養をとって
休養すること。
トレーニングの現場で科学的に分析された食事をすぐに
とれることは、選手達の強化に対して非常に役にたつと思います。
国立スポーツ科学センター(JISS)国立スポーツ科学センター(HPより)↓
★松田さんが仰ってる、「栄養面から選手をサポート」
している施設がこちら
「味の素ナショナルトレーニングセンター」
通称「味の素トレセン」。↓
味の素ナショナルトレーニングセンター(味の素トレセン)味の素ナショナルトレーニングセンター。(HPより)↓
これらの施設がどのように繋がっているか、空撮で。↓
味の素ナショナルトレーニングセンター 施設概要「JISS」&「味の素トレセン」&「宿泊施設」等、↓(HPより)
ソチ五輪の時、羽生選手が食が細く、また食べることに
興味が無いって言ってたのが話題になってましたよね。
フリーの演技を最後まで演じきれるスタミナを
何とかつけたいというので、「食の弱点」を味の素さんが
全面サポートしていましたけど、それも、この国立の
総合施設と関わりがあるわけです。↓
ビクトリープロジェクトの活動概要
【ビクトリープロジェクトの活動概要】
「ビクトリープロジェクト」では、オリンピック日本代表選手団
味の素KKがJOCと共同で、スポーツニュートリション指導及び
アミノ酸コンディショニングのサポートを行ってきています。
また、「味の素ナショナルトレーニングセンター」などでは、
味の素KKの100年を超えるアミノ酸研究で培ったノウハウを
元に、競技力向上の重要な要素である「トレーニング」
「栄養」「休養」におけるサポートを更に充実させています。
「勝てる」からだ作りのための
「勝ち飯」も、
この「ビクトリープロジェクト」の活動です。
★羽生くんだけではなく、高橋大輔選手も食べてた「鍋キューブ」。↓【味の素 勝ち飯鍋 鍋キューブ】★大ちゃんはこちらも摂取。競泳の入江陵介選手も。↓【味の素 アミノバイタル】以前、記事にも書いたんですが、
2012年ロンドン五輪終了後、特に注目されたことは、
マイナー競技が伸びたことでした。
「国立メディア芸術総合センター」構想の復活を!!あの時フェンシングの太田選手が、フェンシング団体で
銀メダルを取ったあと、この国立スポーツ科学センターの設備が
非常に充実していて、国際大会仕様の設備も整っており、
実践さながらに練習できるなど、とても役に立ったということも
言ってたんです。
その時に初めてこの国立スポーツ科学センターの素晴らしさを
知ったわけです。
で、今年2月のソチ五輪の時は、NHKのスポーツ番組で
元アルペンスキー選手、皆川賢太郎さんが出演されていまして
(上村愛子選手の旦那様。)、その時に皆川さんが、
ご自身が大怪我をした時、リハビリを含め総合的に全て
見てもらえたので安心出来た、というような話の中で、
国立スポーツ科学センターの名前を挙げていたんです。
いわば選手たちにとっては、「駆け込み寺」・・という言い方は
ちょっと変かもしれないですけれど、とにかく、怪我だけでなく
様々な不安材料が有るときは、ここにいけば「何をすべきか」が
選手に見えてくるような感じなのだな、と思いながら聞きました。
以前は練習施設と栄養管理サポートだけで「素晴らしい」と
見ていたものが、リハビリなどを含め、より、総合的な
アスリートのサポートが為されているのだと感じました。
また、今回の内田選手や長谷部選手、またその繋がりで、
皆川さんと同じアルペンスキー選手の星瑞枝選手らの
いろんな話を聞いて、この施設がいかにアスリートたちにとっては
いまや
必要不可欠な施設であるのかが凄くよく解りました。
特に異競技で、殆ど関わることのなかった選手たち同士が、
苦しさを乗り越えて
「必ず復帰する!」という強い共通の信念の元、
懸命に努力するトップアスリートとして互いに声掛け合い、
お互い励まし、お手本にもなってる様子が窺えて、
改めて素晴らしい施設だなと感じました。
この施設はとにもかくにも
国立の施設です。
この施設について、再度確認です。↓
オリンピック候補選手用ナショナルトレーニングセンターができたのは 「スイ’s room」 2009/10/25(日) ※元記事(リンク切れ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091024-00000074-san-spo
【民主政権「スポーツ庁」に難色 体協、ビジョン見えず苦慮】 (10月24日15時35分配信 産経新聞)【民主政権「スポーツ庁」に難色 体協、ビジョン見えず苦慮】
(10月24日15時35分配信 産経新聞)
■金の卵 育成グラリ
日本オリンピック委員会(JOC)や「アマチュアスポーツの総本山」の
日本体育協会が、民主党との関係構築に苦慮している。
国民全般へのスポーツ普及を重視する民主党のトップ選手
育成に対するビジョンが見えず、選手育成の切り札ともいうべき
「スポーツ庁」の新設、その根拠法となる「スポーツ基本法」の
成立の目途もたたないからだ。
スポーツ界は、新政権にどうアプローチするのか。
(村田雅裕)
◆深い自民との関係
トップアスリートを育てるには、金銭面の援助が不可欠。
このため体協と競技団体はスポーツ強化予算獲得のため、
これまでの政権党、自民党との関係を重視してきた。
体協には日本陸上競技連盟など55の競技団体が加盟している。
そのうち自民党の現職、元国会議員が会長を務めているのは
別表の通り12団体。民主党議員はいない。
なかでも、スポーツ界に太いパイプを持つのが体協会長の
森喜朗元首相と五輪出場経験がある麻生太郎前首相だ。
オリンピック選手育成などの施設である東京都北区の
ナショナルトレーニングセンターは
「森氏と麻生氏の協力なしにはできなかった」と
体協の岡崎助一専務理事(64)。
◆国民への普及重視
時代に合わない現行の「スポーツ振興法」の改正に動いたのも、
麻生前首相だった。
現行法はスポーツをアマチュアリズムとして定義づけており、
メダリスト育成などの国家的プロジェクト推進が困難で、
商業化、障害者スポーツへの対応も遅れている。
このため、麻生前首相らが超党派の議連をつくり、
振興法にかわる「スポーツ基本法」の策定および
スポーツ行政を一括して行う「スポーツ庁」創設の
議論を始めた。
だが、7月には議論を棚上げし、麻生前首相らが自公案を
「スポーツ基本法案」として国会に提出。
これに民主党が反発した。
自公案はトップアスリート育成を国家プロジェクトと明記、
「(日本人選手の活躍は)国民の意識を高揚させるもの」
としている。
一方、議連メンバーだった民主党の鈴木寛・文部科学省副大臣は
「民主党はスポーツを国威発揚のためと
考えていない」という。
結局、鳩山政権は今月下旬からの臨時国会で「スポーツ基本法案」の
審議は行わない予定だ。
◆JOCの働きかけ
これに対し、JOCは21日に「スポーツ立国化プロジェクト」の
会合を開き、新政権に対してスポーツ庁創設や
スポーツ基本法制定を求めるチームを体協や
パラリンピック関係者と編成する考えを固めた。
国民全般へのスポーツ普及を重視する民主党に対し、
これまでJOC主体でトップ選手の競技力向上を目的に
訴えた形を見直し、スポーツ界一丸となって
協力を訴えていくという。
先月2日の体協の理事会で森会長は
「鳩山政権はスポーツが嫌いなわけではない。
わたしがきちんと話していく」
と話した。
スポーツ界の総力を結集したプロジェクトが、
鳩山政権を動かせるか、に注目だ。
その麻生さん、2004年に「アテネ五輪」終了後、
当時総務相として、このような発言を記者会見でされています。↓
【麻生総務大臣閣議後記者会見の概要 平成16年(2004年)8月24日】【麻生総務大臣閣議後記者会見の概要】
(平成16年(2004年)8月24日)
(一部抜粋)
【アテネオリンピック】
問:(記者)
アテネのオリンピックで獲得した金メダルの数が
東京オリンピックに迫る勢いですけれども、
オリンピック出場経験者として日本の活躍を
どのように評価されていますか。
答:(麻生総務相)
北区の十条にあるナショナルトレーニングセンターへ
行ったことはありますか。
問:(記者)
いえ。
答:(麻生総務相)
ナショナルトレーニングセンターの対象になっている
種目が水泳、レスリング、柔道等々、今度の金メダルを
取れたところのほとんどがあのトレーニングセンターにある
スポーツ種目ではないですか。
ほとんどとは言いませんけど。
従ってナショナルトレーニングセンターは非常に大きく
貢献しているというのは事実。
この後、シンクロナイドスイミングが出てくるでしょうけど、
今まではシンクロナイドスイミングのプールが
なかったのですからね。
あそこの設備を見てもらうとわかりますが、
猛烈な勢いで、器械体操を含めて復活したとか、
いろんな記事をよく読みますけれども、
あそこで、きちんとした対応ができているスポーツ種目は
強いのだと思います。
総じて団体スポーツは大したことないでしょ。
違いますかね。
そう思って見たことないですか?
メダルを取っているのは総じて個人スポーツですよ。
団体スポーツは少ないのですよ。
というような具合にしてみると、あの種の話は、
ナショナルスポーツセンターは大事なところかなと感じますね。
※記者会見で麻生さんが「トレセン」の名前を出していますが、
「トレセン」は、この時点ではまだ出来上がっていませんので、
これは正確に言うと、「国立スポーツ科学センター(JISS)」の
ことですね。
「トレセン」は「JISS」との総合施設の「中核」となる施設ですし、
麻生さんは、その名前から施設の目的も判り易いであろう
ことから「トレセン」の名前を出してきたんだと思います。
★実際にアテネ五輪までに「JISS」で行われてきた
具体的な取り組みは、こちらのJOCのHPを
ご覧ください。↓
★オリンピックに向けたコンディショニング Vol.2 - JOCシンクロで思い出したんですが、2009年の時にテレビで
麻生さんをけっちょんけっちょんに叩いてたメダリストがいました。
1992年バルセロナ五輪 シンクロナイズドスイミング銅メダリスト、
奥野史子氏です。
私は、奥野さんの現役時代の五輪でも活躍を見ていますし、
旦那さんの陸上短距離選手、朝原宣治さんも、応援してましたよ、
当然。
でもね、麻生叩きは本当に酷かった。酷すぎましたよ。
私は、こういう人達が、何も知らずにこんなふうにテレビの
言いなりになって、真っ当な政治家を叩いてきたことが
正直腹立たしいんです。
国立スポーツ科学センター(JISS)は2001年10月に、
また、ナショナルトレーニングセンターは2008年1月に
開所されましたから、ご本人には関係なかったでしょうけど、
その後のアスリートたちにとっては、ここまで重要な施設と
なっているんです。
ついでに言うと、バルセロナ五輪の行われたスペインも、
自国開催の五輪前に「ナショナルスポーツセンター」を作っています。
JISSも、1981年に設立されたオーストラリア国立スポーツ研究所を
モデルにしているそうです。
国あげての選手へのマルチサポートの重要性は、他の人間が
説明するまでもなく、アスリートだった奥野さんには
解っていることだと思います。
ご自分たちが叩きまくった政治家が実は最もアスリートたちの
事を考えていた。
このことを知ってほしいと思います。
だってそうでなければ、また同じことが起こります。
政治家を真っ当に評価できるのであれば
わざわざこんなことは書かないです。
でも2009年は特にそうではなかった。
私達は政治家の「蔭の功績」など殆ど知る由もない状況です。
そして2009年は特に、マスコミの扇動によって
「誤った思い込みによる評価」を植え付けられてしまった。
上の麻生さんの記者会見。
当然ですけど、「俺が進めたんだよ」となんてことは
言ってないです。
今も当時も国立の施設に対しては「カネの無駄遣い」と
言われるのがオチです。
しかもその「批判の対象」としたい国の施設が、メダル獲得に
貢献したなんて話をマスコミが伝えたいわけがない。
だからマスコミは、こうして説明しても、まず記事にもしないだろうし
テレビでも伝えない。
そういうことも踏まえて、記者の質問に「知ってる?」とまずは
聞き返してから説明したんだと思います。
麻生さんだってイチイチ「俺がすすめた!」なんて言うつもりもなく、
麻生さんだけじゃなく尽力してきた人たちもそれは同じ。
それでも、この施設が出来るまで尽力された、そういった人達。
また、出来てからずっと支えてきた多くの人達。
そういう人達を無視することってどうなのか?
やっぱり陰で尽力してくれた人たちがいたおかげで、
怪我で苦しんでるアスリートたちをサポートすることが
出来る。
これが現実として成り立っている。
これを時々は考えなきゃと思う。
感謝の気持というか・・。
なんでもかんでも「カネが集まるところが悪い」かのように、
あの古賀正明のような「嫉妬の塊」からくる「反官僚」に
象徴されるような、2009年の異常な「妬みからの反対」に
染まってしまえば、見るべきものも見えなくなってしまいます。
一つ上の産経の記事に出てきた民主党の鈴木寛ですが、
当時こんなことを言っていました。↓
【民主党政権で日本のスポーツは変わるか? 玉木正之コラム 2009-11-11】【民主党政権で日本のスポーツは変わるか?】
(玉木正之 コラム 2009-11-11)
(一部抜粋)
玉木正之
これまで自民党は、たいしたスポーツ政策も持ち合わせていなかった。
でも、ナショナルトレセンやスポーツ科学センターは、関係者の間では
麻生太郎前総理や森喜朗元総理のおかげでできたとされています。
この「おかげ」という言葉に象徴されるように、多くのスポーツ団体の
トップを自民党の有力議員が務めていた。
そういう人達が今回の選挙でかなり落ちた。
では今後は民主党議員が…?
鈴木 寛
それは、まったくないですね。
今までは全部、お上が枠組みを作っていた。
だから森元総理が日本体育協会の会長にもなる。
特別公益法人のスポーツ団体の長に現役の国会議員がなる。
まして総理大臣まで勤めた人が業界のトップをやるというのは、
他の業界ではありえない話です。
スポーツ界だけにまかりとおっていた異常事態です。
今後はその長が民主党に代わるという話はまったくないですよ。
玉木正之
それを聞いてほっとしました。
これまでは、カネを出す人をもらう所に迎えよう、というやり方ですからね。
鈴木 寛
そういう異常を普通の状態に戻したい。
それには、まず我々が考え続け、主張してきたスポーツ基本法の
成立から始まることになるでしょう。
玉木正之
自民党も総選挙直前の国会に提出しましたね。
鈴木 寛
名前は同じスポーツ基本法ですが、自民のスタンスは
現在のスポーツ振興法の改正で、民主党は新たな
スポーツ基本法の設定を考えていた。
最初は超党派の議連で考え、その意向は自民の議員の方々にも
ある程度受け入れらたはずだったんですが、麻生さんが選挙目当てに
使おうとしておかしくなった。
蓋を開けてみればスポーツ庁を文科省のなかに作るゴマカシ案で、
これまでのスポーツ青少年局が庁になるだけ。
超党派で積み上げてきた話とはまったく違っていて、麻生さんの
得点稼ぎでしかなかったんです。
局が庁になっただけでは縦割り行政の問題が何も解消されない。
僕らが主張してきたスポーツ権の話も、まったく反映されていなかった。
玉木正之
スポーツ権とは、スポーツをやったり見たりして楽しむ権利のことですね。
鈴木 寛
ええ。それを、まずアスリートにも国民にも固有の権利として
認めなければならない。
我々の政権では、これからはスポーツ権を軸にした本物の
スポーツ基本法の実現に向けて頑張っていきたい。
(以下省略)
スポーツ庁にしても段階的に考えることも一つの策で
あることを考えもしない。
そして、
「麻生さんがスポーツ庁創設と言ってるのは選挙目当てだ!」と
抜かしてますが、なんでもかんでもこれなんですよね。
麻生さんがアスリート育成サポート事業に尽力したことを
ただ認めたくないだけなんじゃないですか?
と言うか、「選挙目当て」をあからさまにやったのは、
民主党だろうが!!!
結果を導くまでに努力する人達を完全に無視するのは
民主党の「十八番」そのものです。
そして、この鈴木寛の言ってることって、
とても偏っていることが分かりますよね。
現実として、選手たちが活躍すれば、国民の中から
「子どもたちにこの種目をやらせたい」、とか
「自分もやってみたい」とかの興味や意欲も物凄く出てくる
わけですし。
また、メダリストたち含め、五輪などで活躍してきた
トップアスリートたちが、子どもたち、あるいは、
一般の人達の「スポーツ振興」に大いに役立っている、
しかも割とそれらが自発的に行われているというのも
判ってるんでしょうかね。
それから
「スポーツを楽しむ権利」「スポーツ権」などという
言葉が出てきていますが、そもそもそんな権利は既にありますよね。
こういうのは、いわば、「国家のためにメダルを無理矢理
取らせようとしている!」と単なる「国家」を否定したいがための
イデオロギーから来るんですよね。
選手たちは、必ず「勝ちたい」と思うわけで、
それを達成するためには、「楽しむ」という、最も
リラックスして試合に望める状態がBESTを生むので、
そのためのメンタル的トレーニングも有るわけで、
それをこういうのに結びつけようとすること自体が
間違っていると思うんです。↓
「 オリンピックの魔物 」 は 「 国民の期待 」などと、国家、国民と選手を分断させるような言葉をなぜ出すのか。そもそも「持ち上げて落とす」という扇動報道で、
選手をズタズタにするのはマスコミですからね。
まぁ、結局、なんでもかんでも「反対!反対!」で、イザ、
「対案を出せ!」と言われても、ロクなものが出ない。
「箱物」も何でもかんでも「カネがかかる」というだけで、
その多大なメリットも全く知らせようととしない。
新国立競技場もTBSが最後の最後まで
「まるまる建て替えでなく、増改築で!」キャンペーンを
貼ってますよね。
まだ諦めてないみたいですけど。
いいものが出来そうなときに必ずこうやって
潰しにかかるんですよね。
連中は。
「国立メディア総合芸術センター」もそうでした。
これも、国立スポーツ科学センターと同じで
「メディア芸術」の拠点となるはずでした。
あのあと何故かマスコミは「クールジャパン」を殊更
取り上げていましたが、では何故あれほどまでに
「国立メディア芸術総合センター」を叩きまくったのか。
第一次安倍内閣時代に立ち上げられたこの計画。
2009年当時も、漫画家の里中満智子さんや
松本零士氏、他にもデジタルアートの方とかも
設立準備委員として頑張ってくれていたのに・・。
【(仮)国立メディア芸術総合センター 2009年05月22日 里中満智子オフィシャルサイト】結局、マスコミと民主党が「アニメの殿堂」と「国営漫画喫茶」
などと「レッテル貼り」したことによる世論操作で、まるで、
「これを認めるのは馬鹿だ!」というような風潮が完全に
出来上がってしまった。
本当の中身を知らせるべきマスコミの異常な扇動報道に
よって、一方的に潰されてしまった、
「国立メディア芸術総合センター 」・・・。
広報に訊く 「アニメの殿堂って本当はどんな施設なの?」 「国立メディア芸術総合センター」構想の復活を!!↑この記事で、自分は「国立スポーツ科学センター」と比較して
「国立メディア芸術総合センター」のことを考えてみました。
もう一度追加して書くと・・。↓
芸術は自由が必要だ!!!!などと叫んでた人たちもいましたが、
別に、押し付けようとしてるわけでは毛頭ないわけで。
国はあくまでサポートです。共産主義じゃないんですから。
そして、「保護」。
これこそが最も重要です。
これは著作権にも繋がります。
それは、業界を支える現場の人達の給与アップにもつながる
大事なことではないでしょうか。
アーカイブ的役割はほんとうに重要です。
また、「育成」。
これにも、「自由が必要だ!」との声が響きますが、
同じく、自由を奪うことなど全くなく、むしろ、
多くのジャンル違いの優れた作品を目にしたり、
新進作家の作品にすぐに触れたり、あるいは、
昔からの原点的な作品にも触れることが出来るわけですから、
視野を広めるにはもってこいではないでしょうか。
大学のように学問的に囲うものでもないわけですから、
本人がそれこそ自由に活用できる場であるのです。
これって凄くないですか?
ライバル同士、直接会って切磋琢磨できるかもしれないし、
それこそ売り込みも出来るわけです。
ここへ来れば、日本の伝統工芸なども含めた古典的なものとも
関わりを深くすることが出来ます。
古いものとのコラボで、新たな芸術が生まれてくるかもしれない。
逆に古典に還る人達もいるかもしれない。
自由な刺激、自由な発想は、どんどん生まれてくると。
外観は美術館のようにどっしりと重厚で、
「中を楽しむ」(中でどんどん変化させる」的な方法が
私は良いと思います。
建物というのは飽きが来ても簡単に変えられるものでは
ありませんから、昔の西洋建築のような重厚なものを望みます。
もちろん耐震で。
とにかく
「マルチサポート」で出来ることが自分の頭の中には
ありました。
それは、
国立スポーツ科学センターが今どれだけ選手たちに
とって重要な拠点であるか、どれだけ「マルチサポート」の場として
素晴らしい拠点となっているかを見れば見るほど、
やっぱりあって欲しかった、と思うわけです。
どこに相談にいけばいいのか分からない、でもとにかく
国立スポーツ科学センターに行きさえすれば「道が開ける」。
それと同じ思いにさせてくれる拠点。
様々な
「考えるプロ」がそこに集合することで、いわゆる
「縦割り行政」などと揶揄されるような「マルチサポート不足」が
解消される。
「横の繋がり」が飛躍的に拡大する。
全てにおいて、「考える力」が集結される。私は、今でもこの
「国立メディア芸術総合センター」構想の
復活を願っています。
★最後に、2009年に文科省によって作られた
「国立スポーツ科学センター」の広報動画です。
(2,3分の短い動画です。)うっちーや長谷部選手らのリハビリから、改めて
国挙げてのこういった施設の重要さを感じたので、
この機会に、もう一度これらの施設について色々と
関心を持ってもらえたらと思います。
アスリートたちを蔭で支える人達の頑張りも
応援いたします!!!競泳プール(国立スポーツ科学センター):文部科学省体操場(味の素ナショナルトレーニングセンター):文部科学省
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