今回はこの記事だけで「まとめ」的なものにしていますので、
特に長いです。すみません。
月曜日の報ステ。
集団的自衛権について、安倍総理が下記のパネルで
説明した2つの場合について取り上げていました。
特にNGOの救出について集中的にやっていました。


どのように伝えていたかというと・・・、
今回のパネル説明は「「お年寄りがかわいそう」
「赤ん坊がかわいそう」という「感情論」で通そうとしている。
人道支援を行うNGO(非営利組織)もそれに利用されている、と。
そのNGO自体がそもそも自衛隊の支援は必要としていない。
軍事行動で現地住民に犠牲を出すことになる。
NGOは軍というものと一線を画すことによって中立性を確保する。
自衛隊に救護されるとむしろ危険性が増す。
自衛隊に助けてもらわなくても国連や赤十字と連携して
安全にやってる。
自衛隊による救出をについてNGO24団体に聞いたところ、
賛成2、反対18、わからない4、だった、と。
ツイッターでも、
昨日の「報ステ」で総理の「戦争シナリオ」を検証していたけど、
「国民を守る」と言いながら、国民を危険にさらすだけと言うのが
よくわかりました。
特にNGOの人たちにとっては「余計なお世話」で迷惑でしかないし、
総理がいかに「現場」を知らないかを浮き彫りにしてましたね。
というのがありました。
現地で動いているNGOの直接の声を流すのは、「そうなのか。」と
国民を納得させる材料としては恐らく「強力」でしょうね。
ただ先に一つ反論すれば、「国連と連携」と言っていたけれど、
その「国連」による警護も結局は各国の「軍」が担当しているわけで、
それがまず「じゃあ何故自衛隊だけ拒否?」と思うわけです。
それと、「感情論」と言いますが、「ありもしないこと」ではなくて、
「アルジェリア人質拘束事件」も昨年、現実として起こっているし、
イラン・イラク戦争時に、多数の在イラク邦人を日本政府自ら
救出が出来ず、結局トルコの「恩義」によって辛うじてトルコ航空機で
救出してもらえたという現実もこの期に及んで語られないのは何故なのか。
また
「感情論」というのは「反日サヨク」の常套手段ですよね。
2007年9月29日。沖縄県宜野湾市の宜野湾海浜公園で
「集団自決に関する教科書検定を巡る県民集会」というのがありました。
その集会で
「私達のおじい、おばあが嘘をついたと言うのでしょうか!?」と沖縄の
高校生にわざわざ叫ばせたのは、
「感情論」ではないんですかね?
報ステもさんざんやってますよね~。(嘲笑)
自分たちがコトある毎にやってることだから、「十八番」を使うな!
って言いたいんでしょうか。
NGOに関しては、毎日新聞も同じように
こういう記事を書いていました。↓
【集団的自衛権:中村哲氏、「NGOを道具」と首相批判】 (毎日新聞 2014年05月26日) 【集団的自衛権:中村哲氏、「NGOを道具」と首相批判】
(毎日新聞 2014年05月26日)
アフガニスタンで医療や農業の支援活動をしている
福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の
中村哲現地代表が一時帰国し、25日、同市内で
毎日新聞のインタビューに応じた。
安倍晋三首相が海外のNGOのために自衛隊の任務拡大の
必要性を唱えたことに「NGOを道具にしている」と批判。
首相が集団的自衛権の行使容認に踏み切れば、現地での
危険は増すとして撤退を検討せざるをえないとの考えも示し、
非軍事による国際貢献の重要性を訴えた。
ペシャワール会は1984年からアフガンやパキスタンで
医療活動を開始。
米軍のアフガン攻撃開始後も活動を継続し、同地の
干ばつ対策として農業用の用水路建設にも取り組んでいる。
中村氏によると、欧米諸国がアフガンに軍隊を出した
ことから現地住民の憎しみや怒りが増幅。
欧米のNGO関係者は現在、テロの標的となる危険が
高まったことから活動拠点のジャララバードから撤退した。
それでも同地に残るペシャワール会について、中村氏は
「憲法9条を持つ日本は『戦闘に参加しない国』という
信頼感があり、それが私たちの活動を守っている」と強調。
「欧米のように軍事力を使い、日本人というだけで
ターゲットになれば当然私は逃げる」と述べた。
首相が15日の記者会見で「限定的な集団的自衛権の行使」
と説明したことについては
「戦場に行ったことのない人間の発言。
武器を持って衝突すれば、互いに恐怖心や防衛心が強くなり
歯止めはなくなる」
として、ひとたび行使を認めれば際限がなくなると警告した。
一方、首相は海外で活動するNGOを救出するためとして、
自衛隊の駆け付け警護を認めることの正当性を唱えた。
だが、これは集団的自衛権と関係ない武器使用の問題で、
中村氏は「自らの主張を通すためにNGOを道具としている。
集団的自衛権行使に賛成させるためにこじつけている
印象は拭えない」と不快感を示し、
「国民の危機感をあおるのでなく、外交努力で不必要な敵は
つくらないことこそ内閣の責任だ」と訴えた。
こんなふうにして同じ条件に絞った主張を一斉に流すんですよね。
9条もマスコミも何もかもがスクラム組んだように。
他のNGOが撤退しているほどの危険な中で何年も続けている
ということが、この方の「意見」をより「正当性のあるもの」として
捉えられるんだろうなと思います。
「善意で長い期間活動している人に楯突くことは許されない」。いわばそんな感じでしょうか。
「平和」、「人権」などの言葉には絶対に勝てない。
それと同じです。
★この「ペシャワール会」も、2008年8月に「拉致殺害事件」が
起こっています。
その時の状況を確認してみました。
【アフガニスタン日本人拉致殺害事件】です。↓
【アフガニスタン日本人拉致事件】2008年8月26日にアフガニスタンで人道支援活動を行う
非政府組織ペシャワール会メンバーの日本人1名と
パシュトゥーン人が拉致された事件。
拉致された日本人は、後に殺害された。
【背景】
ターリバーンによる非政府組織メンバーの拉致及び殺害事件が
広がっていく中、ターリバーン側は、外国人によるアフガニスタン
治安正常化などの取り組みをするボランティアの活動を妨害し、
自らの政治実権を回復しようという狙いがあると推測される。
また、関連事件には、2007年7月19日の韓国人拉致事件、
2008年8月13日に起こった国際ボランティアメンバー拉致殺害事件
などがある。
当時の毎日新聞の記事の中に、僅か3時間のうちに
同じURLで記事が書き換えられていると、ネットで
取り上げられていた記事がありました。↓
毎日新聞が中村哲代表の「犯人は偽タリバン」発言を電光石火の如く屠った件 2008年08月29日 「Birth of Blues」http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080829k0000m040129000c.html
(リンク切れ)【アフガン拉致殺害:中村医師が遺体検分 悲しみこらえ】
(毎日新聞 08月28日21時36分)
【カブール栗田慎一】
「伊藤君の無念はいかばかりか」。
非政府組織「ペシャワール会」メンバーの伊藤和也さん(31)の
遺体に付き添い、アフガニスタンの首都カブールに到着した
同会現地代表、中村哲医師(61)は、目を赤くはらしてそうつぶやいた。
中村さんは28日朝、パキスタンのペシャワルから拉致現場に近い
ジャララバードに入り、初めて伊藤さんの遺体と対面した。
ひつぎに入れられた遺体の顔を、何かを語りかけるように見つめ、
手を挙げて遺体に向かい敬礼した。
「左足に十数発は撃ち込まれたとみられる銃創、腹部に1~2発の
貫通銃創、後頭部の挫滅、顔面の打撲痕が認められた。
腹部の銃弾で動脈が切れ、死亡したのではないか」。
医師として、悲しみをこらえ、伊藤さんの遺体を検分した結果を語った。
会の事業で大きな恩恵を受けてきた地元住民は、伊藤さん拉致の
知らせに、一斉に拉致グループを追跡。
その数は1000人に上った。
だが中村さんは
「これで拉致グループがパニックに陥り、殺害に及んだのかもしれない」
と唇をかんだ。
反政府武装勢力のタリバン報道官を名乗る人物が、犯行を認めて
いることについて、中村さんは
「拉致グループはタリバンではない。
タリバンがこんなことをするはずがない」
と話した。
「我々が言うタリバンとは、マドラサ(イスラム神学校)でちゃんと教育を受けた、
礼儀と道理を身につけた者を言う。
しかし、9・11(01年の米同時多発テロ)後、偽タリバンが増えた。
彼らは本当のタリバンではない」
タリバンが拠点とするアフガンとパキスタン国境地域で、ハンセン病治療や
井戸掘りなどを20年以上続けてきた。
国際的な非難を浴び孤立するタリバンとその母体のパシュトゥン民族を支え、
タリバン側からも一定の理解を得ていると自負してきた中村さんの、
タリバンへの「最後のメッセージ」にも聞こえた。
キャッシュはこちら。↓
■この記事が、3時間後に下記のようになります。
(同じURLです。)↓
文責者には、毎日新聞の有名人、「朴鐘珠(パクサンジュ)」記者が
加わっています。http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080829k0000m040129000c.html
(リンク切れ)【アフガン拉致殺害:中村医師が遺体検分 悲しみこらえ】
(毎日新聞 08月29日0時15分 )
「伊藤君の無念はいかばかりか」。
非政府組織「ペシャワール会」メンバーの伊藤和也さん(31)の
遺体に付き添い、拉致現場に近いジャララバードから、
アフガニスタンの首都カブールに到着した同会現地代表、
中村哲医師(61)は、目を赤くはらしてそうつぶやいた。
中村代表は28日、パキスタンのペシャワルからジャララバードに入り、
初めて伊藤さんの遺体と対面した。
ひつぎに入れられた遺体の顔を、何かを語りかけるように見つめ、
手を挙げて遺体に向かい敬礼した。
「左足はハチの巣状に撃ち込まれ、右足にも数カ所の銃創があった。
顔面も打撲がひどかった。
状況から、足を撃たれた後に、がけから転落した可能性がある。
死因は脳挫傷か失血だろう」。
同日夜、カブールで記者会見した中村さんは、医師として、悲しみをこらえ、
伊藤さんの遺体を検分した結果を話した。
「私も10歳の息子を脳腫瘍(しゅよう)で亡くした経験がある。
子供を亡くした親の気持ちはわかる。
責任者として、ほんとうに申し訳ない気持ちだ」
と、伊藤さんの遺族への謝罪を繰り返した。
一方、ジャララバードにあるペシャワール会の事務所ではこの日、
中村代表も出席して伊藤さんの葬儀が営まれた。
福岡市で会見した福元満治事務局長(60)によると、伊藤さんが
農業支援をしていた村の有力者ら500人以上が集まって祈りをささげた。
地元の人々による弔辞では、伊藤さんを「立派な男だった」
とたたえる声に交じって、
「恩をあだで返すことになって非常に恥ずかしい」、
「犯人と自分たちが同じアフガン人とは思わないでほしい」
など、哀悼と謝罪の言葉が相次いだという。
この日参列したのは村の長老や現地警察関係者らが中心で、
会場に入りきれなかった一般の村人向けに、後日改めて葬儀が
計画されているという。
福元事務局長によると、同会は遅くとも9月中に、アフガニスタンと
パキスタンに派遣している日本人スタッフ13人を全員一時帰国させる
方針を固めた。
再派遣の是非は治安の回復状況をみて判断するが、福元事務局長は
1年以上の空白期間が生じる可能性も示した。
その間も農作業が継続するよう、一時帰国前に現地住民へ業務を引き継ぐという。
【朴鐘珠、カブール栗田慎一】
この記事のキャッシュはこちら。↓

■「朴鐘珠」がどんな記者なのか。ご参考に。↓
毎日新聞「朴鐘珠」 ら反日記者達。現在は、東京五輪招致“妨害”に必死!! 彼らは中韓の代弁者!!書き換えているのが、この
「いわくつき」である「朴鐘珠」なので、
余計に何か恣意的な意味があるのではと思ってしまいます。
つまり、先に現地から送られてきたストレートな記事は、
世間には触れさせたくなかったのでは?と考えられます。
あとの記事はよくある「感情に訴えるもの」であって、
主に現地の人達が共に悲しんだということ。
それに対して
最初の記事は「犯人について」が中心です。
中村医師は
●犯人がタリバンのはずがない。
●地元住民が千人も捜索に一斉に動き出したから
犯人はパニクってこんなことになったのでは。
●偽タリバンだ。
そして書き換え後記事では、
●死因は脳挫傷、崖から落ちたのが原因では。
と、犯人の銃弾が致命傷ではないかのように話されています。■こちらは朝日新聞。↓
【「山を越える犯人に無防備だった」 中村医師、後悔の念 朝日新聞 2008年8月29日1時28分】 【「山を越える犯人に無防備だった」 中村医師、後悔の念】
(朝日新聞 2008年8月29日1時28分)
「無防備だった」。
アフガニスタンの軍用ヘリコプターでカブールへ運ばれた
伊藤和也さんのひつぎに付き添った中村医師は、28日夜の
記者会見で、事件についてそう話した。
「護衛をつけても、プロテクションにならない。
警察官がねらわれ、かえって犯行に巻き込まれる可能性がある。
私は(安全のために)数十人のグループの中にいることと、
トランシーバーか携帯を持つことの2点を強調しておいた」
しかし、結果的には守り切ることができなかった。
「(安全な地域なので)安心していたが、山を越えて犯人が
やってくることには無防備だった」とくやんだ。
一昨年から活動に対して脅迫めいたものも続き、
日本大使館からは極力用心するように
言われていたという。
「昨年が一番多かった。
日本人を拉致する計画があるとの内容だった。
荒唐無稽(こうとうむけい)な内容で、韓国人の拉致事件を
模倣したいたずらだと考えていた」
この日、遺体と顔を合わせたときは
「責任者として(伊藤さんの)両親に申し訳ないという気持ちだった」。
両親と連絡をとった際、父正之さんから
「本人の堅い意思で出かけたことですから迷惑をかけてすみません」
と言われ、
「謝るのはこちらです」
と答えたという。
記事内で中村医師が触れている韓国人の拉致事件というのは、
前年2007年7月に同じくアフガニスタンで発生した
ターリバーンによる韓国人23人の拉致事件のことです。↓
2007年ターリバーン韓国人拉致事件【2007年ターリバーン韓国人拉致事件における韓国国内の意見】
この事件では、韓国政府が「安全上の問題がある」として
アフガニスタン行きを延期するように要請していたのを無視し、
現地の状況を把握しないままに入国したことなどから、
被害者への同情はあるもののいわゆる「自己責任論」を問う声も
少なくなく、別のキリスト教団体なども非難を受けたり謝罪を行う
などの事態となった。
また、ターリバーンと韓国政府が直接・対等の交渉を行い、
身代金が支払われたとの報道や韓国政府が直接・対等の交渉を行い、
身代金が2000万ドル以上も支払われたとの報道、ターリバーンの
要求を飲む形で(実際は数ヶ月前に撤退が決まっていた)
アフガニスタンに派遣されている韓国軍の撤退を発表したこともあって、
在外韓国人が拉致を含めたテロの標的にされる危険性が
高まったとの指摘もある。
なお、韓国では複数のキリスト教団体が先を争うように海外布教を
行っているが、現地の文化・慣習を無視した軽率な行動を取ることも多く、
現地でのトラブルの原因になる場合もあるという。
特にこの点については各国から批判を浴びている。
なんか、10年前に起こった
イラク日本人人質事件を
思い出すのだが・・。
しかし、かなりまともな反応ではある。あの国にしては。
というか、これが普通の世界の反応だと思います。
中村哲氏が6年前にペシャワール会メンバーの方が
拉致殺害された事件について、どのような見解を持って
いたのか、また当時の犯行動機とは一体何だったのか・・。
それを検証しているページが有りました。↓
【伊藤和也さん拉致殺害事件 南アジアFAQ】【伊藤和也さん拉致殺害事件 南アジアFAQ】この中から幾つかをピックアップ。↓
(ピックアップ以外のものも当時の状況などがよく解るので
読んでみてください。)
何年か前に長崎で,東松照明と中村哲の講演会があったので
行ったのだが…
前日の長崎新聞に東松照明が,ペシャワール会の物資を運ぶ
トラックは不思議と襲われないと聞くと書いてたんだよね.
しかし講演会で大学生から,物資を運ぶトラックが襲われて
ペシャワール会のメンバーが,散り散りになって逃げたらしいが
と質問されて,タジタジになってたよ.
その時は東松は何も答えられず,中村が
「逃げても,やらなくちゃいけない!」(意味不明)
とか言ってた.
ソースが軍事板であるため,推定信頼度は7割程度だが,
これが事実であるとすれば,「ペシャワール会は襲われない」という
根拠の無い思い込みが,会の幹部には蔓延していた可能性もある。
ちなみに東松照明氏(故人)は写真家で全国の米軍基地から、
沖縄、長崎を撮り続けてきた方だそうです。
【質問】
TBSラジオでアジアプレス記者が今回のペシャワール会員殺害事件を
『テロ特措法の所為で,アフガニスタンの対日感情が悪化したことで
起きた可能性がある』 と発言しておられましたが?
【回答】
おかしいです.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008082700205&genre=E1&area=Z10
>このNGOが住民の役に立っていたことは知っている.
>だが,住民に西洋文化を植え付けようとするスパイだ
>日本のように部隊を駐留していない国の援助団体でも,
われわれは殺害する
このターリバーン広報官の言からすると,
テロ特の存在は考慮されていません.
また,アメリカ等のアフガンに部隊を駐留している国とは,
明らかに一線を引かれています.
というか,テロ特はその存在すら知られていない
可能性があります.
【珍説】
8月31日(日)
憲法9条の化身=伊藤さんの命を奪ったのは小泉元首相だ
【事実】
ターリバーンのムジャヒド広報官によれば,
「外国人を全て追い出すためにやった」ことですので,
日本の外交政策に無関係である可能性が非常に高いです.
また,ターリバーン戦争は,「イスラーム系カルト集団でしかない
ターリバーンを放逐する」という点に関しては,
中東諸国も殆ど全てが支持しており,
これで対日感情が悪化する可能性は低いです.
ターリバーン政権当時,ターリバーンが対米のみならず,周辺国
(当然ながらイスラーム諸国)にもテロを「輸出」していたことを
思い出すべきでしょう.
■実際に、犯行声明が下記記事のように出ています。↓
【タリバンが殺害認める】(中日新聞 2008年8月28日)【タリバンが殺害認める】
(中日新聞 2008年8月28日)
【ジャララバード(アフガニスタン東部)=共同】
伊藤和也さんが拉致され死亡した事件で、関与を認めていた
反政府武装勢力タリバンのムジャヒド報道官は27日、
遺体発見後に共同通信の電話取材に応じ
「日本人を殺害した。
すべての外国人がアフガンを出るまで殺し続ける」
と述べた。
報道官は
「このNGOが住民の役に立っていたことは知っている。
だが、住民に西洋文化を植え付けようとするスパイだ」
と主張。
「日本のように
部隊を駐留していない国の援助団体でも、
われわれは殺害する」
と訴えた。
アフガン当局はタリバンが事件にどの程度関与したのか確認していない。
報道官は伊藤さんの拉致後、
「日本人は政府側との戦闘に巻き込まれて死んだ」と
責任を回避する発言をしていたが、意図的に殺害したことを認めた。
>「日本のように
部隊を駐留していない国の援助団体でも、
われわれは殺害する」日本のマスコミも「9条の会」も「ペシャワール会」も、
このことをスルーする。
何故ですか?
中村哲氏は、この声明が出たあともずっと、タリバン側を庇う。↓
都合よく。
銃弾はどこから 中村哲先生講演拾遺 池田 香代子ブログ 2009年09月24日【銃弾はどこから 中村哲先生講演拾遺】
(池田 香代子ブログ 2009年09月24日)
中村先生は、昨夏の伊藤和也さんの死に触れて、
およそ次のようなことをおっしゃいました。
「彼の命を奪った銃弾は、捜索に出た村人たちの銃から発砲された。
だから、武器をもつとろくなことはないと、常々言ってきた」
中村先生は、現地での追悼会でこう弔辞をのべています
(いずれもペシャワール会サイトより)。
「伊藤くんを殺したのはアフガン人ではありません。
人間ではありません。今やアフガニスタンを蝕む暴力であります」
アフガンに蔓延する暴力への強い憤りの表出であるとともに、
もしも、伊藤さんを救おうとして不幸にもその命を奪うことに
なってしまった村人がいたとしたら、その人にたいする
深い心の底から発せられた慰めともうけとれることばです。
わたし自身は、今この時点では、伊藤さんは捜索隊の
流れ弾をうけた、という説に傾いています。
ちなみにこの池田香代子氏という人は、
「ソフィーの世界」の翻訳者でもある
ドイツ文学翻訳家だそうですが、
先月4月15日、twitterで、
「あ べ し ね」という安倍総理を批判するツイートを投稿。↓
【「ソフィーの世界」翻訳者が「あ べ し ね」ツイートで炎上 反省口にした後も「くたばっちまえ アーベ」 .j-cast.ニュース 2014/04/18】

ま、こういう方です。
彼らの犯人の庇い方は得てして、「凶悪無差別殺人の犯罪者」
に対してさえも「それなりの事情がある」として死刑判決を反対する
連中と重なります。
中村氏はこの事件でタリバンの犯行を今以って認めようとせず、
しかも住民たちが拉致された伊藤さんを心配し助けだそうと
行動してくれたことさえも批判し、その住民によって殺されたも
同じであるかのように言ってるじゃないですか。
犯人を犯人と言わないことは、現実から逃げているのと
同じではないですか。
これは、住民に罪をなすりつけているのと同じじゃないですか。
日本人を助けようとする自衛隊に対しては
どのように言うのでしょうか。
正当防衛であっても、もしかhしたら「人殺し」と
罵るのではないのですか?
ご自分の「9条イデオロギー」に都合のいいように、
解釈するのではないのですか?
そしてマスコミも実際、そもそも今回の犯行とは直接何の関係もなく、
自分たちにとって「イデオロギー」の扇動に利用できる「自衛隊」に、
あるいは自衛隊の海外でのPKO活動を進めてきた自民党に、
あわよくば罪を着せようとしたんです。
タリバンが日本人を殺した理由が自分達の望む
「理由付け」と完全に乖離してしまったからこそ、
自分たちの都合に合わなくなってしまったからこそ、
住民達のせいにしているんじゃないですか?
そしてその「自分たちの都合」とはなにか?
まさしく「9条」ですよ。↓【マガジン9 この人に聞きたい「中村哲さんに聞いた」2008年4月30日】★これは、拉致殺害事件の起こる4ヶ月前のインタビューです。【中村哲さんに聞いた
アフガニスタンという国で、9条をバックボーンに
活動を続けてきた】
(『マガジン9』 2008年4月30日UP)
(中略)
編集部
スタンスが違うわけですね。
お聞きしていると、まずどんな事業に資金や援助をつぎ込むかを、
もっと見極めなくては、という気がしますね。
優先順位を、きちんとつけて重要なところから始めていく。
中村
そうです。まず生きることです。
あとは、はっきり言って、タリバンが天下を取ろうが
反タリバン政権になろうが、それはアフガンの
内政問題なんですね。
そのスタンスさえ崩さなければ、
我々を攻撃する連中なんかいませんよ。
それどころか、政府、反政府どちらの勢力も、
我々を守ってくれるわけです。
【「平和国家」日本に期待されていること】
編集部
現地では、NGOとか国際機関なんかが襲撃されるということは、
かなりあるんですか?
中村
何回も、見聞きしたことはありますよ。
でも、我々ペシャワール会が襲われたことは一度もありません
編集部
それだけ、ペシャワール会の活動が現地の方々に
浸透しているということでしょうか。
中村
そうですね。
アフガンの人たちは、親日感情がとても強いですしね。
それに、我々は宗教というものを、大切にしてきましたから。
編集部
宗教とは、やはりイスラム教…。
中村
おおむね、狙われたのはイスラム教というものに無理解な活動、
例えば、女性の権利を主張するための女性平等プログラムだとか。
現地でそんなことをすると、まず女性が嫌がるんです。
キリスト教の宣教でやっているんじゃないか、と思われたりして。
編集部
宗教的対立感情みたいなものですか?
中村
いや、対立感情は、むしろ援助する側が持っているような気がしますね。
優越感を持っているわけですよ。
ああいうおくれた宗教、おくれた習慣を是正してやろうという、
僕から言わせれば思い上がり、もっときつくいえば、
“帝国主義的”ですけどね。
そういうところの団体が、かなり襲撃されています。
民主主義を波及させるというお題目は正しいんでしょうけれど、
やっていることは、ソ連がアフガン侵攻時に唱えていたことと
五十歩百歩ですよ。
編集部
ペシャワール会は、そういうことからは無縁であったということですね。
中村
そうです。
それに僕はやっぱり、日本の憲法、
ことに憲法9条というものの存在も
大きいと思っています。
編集部
憲法9条、ですか。
中村
ええ、9条です。
昨年、アフガニスタンの外務大臣が日本を訪問しましたね。
そのとき、彼が平和憲法に触れた発言をしていました。
アフガンの人たちみんなが、平和憲法やとりわけ9条について
知っているわけではありません。
でも、外相は
「日本にはそういう憲法がある。
だから、アフガニスタンとしては、日本に軍事活動を
期待しているわけではない。
日本は民生分野で平和的な活動を通じて、我々のために
素晴らしい活動をしてくれると信じている」
というようなことを語っていたんですね。
編集部
平和国家日本、ですね。
中村
ある意味「美しき誤解」かもしれませんが、そういうふうに、
日本の平和的なイメージが非常な好印象を、アフガンの人たちに
与えていることは事実です。
日本人だけは、別格なんですよ。
編集部
日本人と他国の人たちを区別している?
中村
極端なことを言えば、欧米人に対してはまったく躊躇がない。
白人をみれば「やっちゃえ」という感覚はありますよ。
でもね、そういう日本人への見方というのも、
最近はずいぶん変わってきたんです。
編集部
それは、なぜ、いつごろから、どのように変わってきたんですか?
中村
いちばんのキッカケは湾岸戦争。
そして、もっとも身近なのは、もちろんアフガン空爆です。
アメリカが要請してもいない段階で、日本は真っ先に
空爆を支持し、その行動にすすんで貢献しようとした。
その態度を見て、ガッカリしたアフガン人はほんとうに
多かったんじゃないでしょうかね。
編集部
せっかくの親日感情が、そのために薄らいでしまったんですね。
中村
それでも、いまでもほかの国に比べたら、日本への感情は
とても親しいものです。
この感情を大事にしなければならないと思うんです。
湾岸戦争のときに、
「日本は血も汗も流さずお金だけばら撒いて、
しかも国際社会から何の感謝もされなかった。
それが、トラウマになっている」
なんて、自民党の議員さんたちはよく言うようですけど、
なんでそんなことがトラウマになるんですか。
「お金の使い方が間違っていた」
と言うのならいいのですが、
「もっと血と汗を流せ」という
方向へ行って、とうとうイラクへは
自衛隊まで派遣してしまった。
僕は、これはとても大きな転回点だったと思っています。
これまでは、海外に軍事力を派遣しない、
ということが日本の最大の国際貢献だったはずなのに、
とうとうそれを破ってしまったんです。
これは、戦争協力ですよね。
そんなお金があるんだったら、福祉だの農業復興だの何だの、
ほかに使い道はいくらでもあるというのに。
編集部
ほんとうにそうですね。
お金をどのように使うか、国際貢献とか国際援助とか
いうのなら、最初に中村さんがおっしゃったように、
まず「生存」のために使うべきですよね。
中村
日本は、軍事力を用いない分野での貢献や援助を
果たすべきなんです。
現地で活動していると、力の虚しさ、というのが
ほんとうに身に沁みます。
銃で押さえ込めば、銃で反撃されます。
当たり前のことです。
でも、ようやく流れ始めた用水路を、誰が破壊しますか。
緑色に復活した農地に、誰が爆弾を撃ち込みたいと思いますか。
それを造ったのが日本人だと分かれば、
少し失われた親日感情はすぐに戻ってきます。
それが、ほんとうの外交じゃないかと、
僕は確信しているんですが。
【9条は、僕らの活動を支えてくれるリアルで大きな力】
編集部
そう言えば、雑誌『SIGHT』(07年1月)のインタビューで、
「9条がリアルで大きな力だったという現実。
これはもっと知られるべきなんじゃないか」
とおっしゃっていましたね。
中村
そうなんですよ。
ほんとうにそうなんです。
僕は憲法9条なんて、特に意識したことはなかった。
でもね、向こうに行って、9条がバックボーンとして
僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を
守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。
体で感じた想いですよ。
武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。
それが具体的な形として存在しているのが
日本という国の平和憲法、9条ですよ。
それを、現地の人たちも分かってくれているんです。
だから、政府側も反政府側も、タリバンだって
我々には手を出さない。
むしろ、守ってくれているんです。
9条があるから、海外ではこれまで絶対に
銃を撃たなかった日本。
それが、ほんとうの日本の強味なんですよ。
編集部
その体で実感した9条を手放すことには、
どうしても納得できない。
中村
具体的に、リアルに、何よりも
物理的に、僕らを守ってくれているものを、
なんで手放す必要があるんでしょうか。
危険だと言われる地域で活動していると、その9条の
ありがたさをつくづく感じるんです。
日本は、その9条にのっとった行動をしてきた。
だから、アフガンでも中東でも、いまでも親近感を
持たれている。
これを外交の基礎にするべきだと、僕は強く思います。
編集部
お話を伺って、中村さんたちの活動は、それこそ
「ノーベル平和賞」に十分に値するものじゃないかと、
とても強く感じました。
これからも、ほんとうにお体や健康にお気をつけて、
素晴らしい活動をお続けください。
本日は、長時間、ほんとうにありがとうございました。
中村
はい、こちらこそありがとうございました。
第2期用水路建設に向けて、もっと日焼けしてきます(笑)。
とにもかくにも先ず結論として、
「憲法9条」など何の役にも立たないのだ。このことを言わせていただきます。
インタビューでの
>そういうところの団体が、
かなり襲撃されています。これは、上の方でも取り上げた前年夏の韓国キリスト教
関係団体のNGOメンバーが多数拉致された事件も指して
いるのでしょう。
確かに関連記事でも「各国から批判が出ていた」
そうですから、そのとおりなのだと思います。
ただ結局は、その「許される線引き」は
相手の都合によるものであり、そこには、
「理解」よりも「身勝手な判断」が相手によって
為されるわけです。そして結局は
「西洋の文化=教育」も否定するのですから、
危険極まりない地域であったことは間違いありません。
「無縁」という言葉は「自分たちだけは大丈夫」という、
それこそ傲慢な考えで、それが
「無防備」となった理由でもあると思います。
「危機管理」とはできる限りの防御を考えておくべきですが、
それが為されていなかったのはすぐご自分でも認めざるをえない
ところとなるのですから。
また、ついでに言うと、これを言うなら、
「多文化共生」などという言葉を簡単に
日本に押し付けないで欲しいと思いますね。
「文化侵略」とはこういうことなんでしょ?
文化を大事にするということは、どちらもお互いに
文化を尊重すべきですからね。
そうした場合、異文化のところに無理やりやってきて、そこに
異文化の根を張らせることは傲慢である、そういうことなんですから。
例えば「犬肉文化」など日本には持ってこないで欲しいと
思うのは当然じゃないですか。
「文化侵略」と「多文化共生」、を
都合のいいように使い分けることは
この際ですからやめていただきましょう。
このインタビューで、そこかしこに見えるのはなにかこう
自分は違う、自分たちは他の団体ともちがうのだ、という、
何か特別な「地位」に自らがあるかのような、そんな感じがする。
(ついでですが、9条の人達は
「ノーベル平和賞」が好きなんですね。
権威を嫌ってるようで結構固執するんですね。)
私は、何故この人達に「傲慢さ」を感じるのかといえば、
同じく現場で頑張る人達を、公正に認めようとしない。
そう感じるからです。
自衛隊も含め、他の団体と協力してやっていけばいいものを、
決してそういうふうには見えないからなのだと思います。
また、何故拉致殺害事件を今も住民のせいに
しているのか。
「9条」の辻褄が合わなくなる。そのことにほかならないのですが、ここにも何か
住民に対しての傲慢さを感じます。
アフガンの住民たちは、今以って中村氏が日本では
「伊藤さんが死んでしまったのは助けに行った住民たちのせい」
だと話していることを知っているのでしょうか・・?
これは住民に対して、嘘偽りを表に出していることと
同じですから、住民を馬鹿にしているとも言えるのでは
ないですか?
そして、犯行声明まで出した犯人の犯行を認めず、
他人に転嫁することは、真相究明をしてもそれを
無視しているのと同じです。
真相究明を何故するかといえば、それは今後同じことが
起こらないように事故や事件を防ぐためにするのが目的
ではないですか?
なのに、それに目をつぶるということは、同じ事件、事故が
起こってもいいと言ってるのと同じではないのですか?
これでは、伊藤さんの死を無駄にしてしまいかねないのでは
ないですか?
何故そこまで、犯人を庇うのか?
それはやはり「9条」というイデオロギーをただ振りかざしたい
だけなのではないですか?と、そう思わざるを得ません。
非道な人間には、声など届かない。
その非道な犯人を庇い、表では誰よりも住民のことを
思っていると言いながら、心の中では
「住民があの時一斉捜索ををしなければ・・」
などと直接拉致殺害に関係していない住民に
罪を擦り付けている。
「9条」が現実として空文化し、無力であることを認めたく
ないがために、その事実を晒したくないがために。
不都合な事実には目をつぶり、都合のいいものだけ利用する。
また、疑問に思うのは、住民たちの
「自立」というものに
対してどういう考えを持っているのか。
そこも気になります。
そしてもう一つ、何が最も腹立たしいって、自衛隊の
イラク派遣やその他のPKO活動について、その貢献度の
大きさに対して、あまりにも理解がない。
あまりにも無視をしすぎます。
>「もっと血と汗を流せ」という
方向へ行って、とうとうイラクへは
自衛隊まで派遣してしまった。この言葉はあまりに酷い・・。
なにが
「戦争協力」だ・・。
イラクの復興人道支援を、その中身をNGOのトップが
知らないはずなどないではないか。
なのに何故そういう言葉を使うのか?
どうかこの言葉を鵜呑みにしないで欲しい。
どうか真実を知ってほしい。
そして、このイラク人道支援に関わった多くの国は、
米国、欧州だけではない。
アジアからも韓国の他、モンゴルまでも参加している。
【親日国】 国内では放送されない自衛隊の活動!! 【日本再生】9条教は結局はこれらのことも全く「公正な評価」を
していないということになります。
彼らは公正ではないんですよ。
自衛隊はイラクで復興支援活動をしたけれど、それをマスコミは
全くと言っていいほど報道をしなかった。
しかもイラク・サマワの人達が、自衛隊に対してどれだけ
感謝の気持ちを大きく伝えてくれていたか、そのことも全く報じず、
パレスチナ自治政府のアラファット前議長の死去を受けて
サマワで行われた「パレスチナ支援デモ」で掲げられた
20本ほどの横断幕のうちのたった1つだけに
「自衛隊は撤退すべきだ」と書かれていたことを
「反日デモ」などと大々的に報じたんです。
そういう偏向報道をマスコミはずっとしてきたんです。↓
自衛隊。イラク復興人道支援。ヒゲの隊長。キャプテン翼。サッカー。外務省。そして吉田茂の言葉。日本の誇り!親日国 前代未聞の『感謝デモ』 【日本再生】なぜ、自衛隊の現場での貢献を認めないのか?
どう考えてもおかしいではないか!
自衛隊は上からものを見ない、文字通り
「Understand」の精神で、イラクの人々と
同じ汗を流してたんです。
なのに何故認めない!?
又、自衛隊が襲撃事件があったとき、
誰が守ってくれたのかといえば
他国の軍です。
そして、武器を持って襲撃したグループを
追い詰めてくれたのはサマワの人達です。
復興の為に来てくれた自衛隊のために。
海外の軍隊もこれにはびっくりしたそうです。
拉致された伊藤さんを助け出そうと動いてくれた
アフガンの住民と同じです。
でももし、そのために住民たちに危害が及んでしまったら、
自衛隊は「その役割は何だったのか?」ということに
なりかねません。
逆に言えば感謝してもらいやすい「いいとこ取り」ばかり
する訳にはいかない。
他国軍は「汚れ役」を買ってでてくれているのも同じ。
そういうことではないですか。
そして、そこには規律があるんですよ。
非常に厳しい規律が。
9条教の人間はそれを信じない。
自衛隊を信じない。
これは日本人を信用していないのと同じ。
「日本人は悪」と考えているも同じです。
東日本大震災であれほど国民のために尽くしてくれた
自衛隊を何故信用しない?
だから全部「戦争できる国になる」などと極端に結びつける。
日本国民の誰が自衛隊を理不尽で無謀な戦争に
巻き込ませたいと思いますか?
でも民主党は、自衛隊と文民をそれこそ超危険地帯の
アフガンに丸腰で行かせようとしましたけどね。
名前だけご立派な「テロ根絶法案」。誰だっけな、お、お、おZA・・・また、あいつか、げほげほ・・・。
「カップラーメンの値段」でお馴染みのあの議員も
賛成してましたわよね。(遠い目・・。)
あの民主党を扇動で政権を取らせたのは誰ですか!?
今、集団的自衛権を猛反対しているあなた達とマスコミじゃないですか!
だいたい、「人民解放」だとか、「民主主義人民・・」とか
こういう名前に限って、あ、げほげほ。。
まぁ、自衛隊を「人殺し集団」とずっと言ってきた連中が、
9条教ですから。
でも、どんなひどい言葉を投げつけられようとも、
自衛隊はあなた達を助けますから。アメリカがとにかく「悪だ」と彼らは言う。
しかし、原理主義者にはそういうことはそもそも関係ない。
ナイジェリア拉致の解決急げ 2014/5/21付 日本経済新聞【ナイジェリア拉致の解決急げ 】
(2014/5/21付 日本経済新聞)
(一部抜粋)
許されない卑劣な犯罪である。
アフリカ西部のナイジェリアでイスラム過激派が200人以上の少女を
拉致して1カ月以上がたつ。行方はいまだにわからない。
国際社会は一斉に非難の声を上げている。
米国や英国が専門家を派遣するなど協力も始まっている。
国際社会が結束し、一刻も早い少女たちの救出をめざしたい。
ナイジェリアはアフリカ最大の人口と経済規模を持つ。
原油生産量もアフリカ最大であり、1億7000万人の人口は2050年には、
インドや中国に次ぐ規模になる見通しだ。
資源に加え、消費市場の魅力は日本企業も引き付けている。
ホンダは二輪車を現地で組み立て、味の素と東洋水産は
即席めんの生産に乗り出すことを決めた。
ただし、輝かしい成長の陰にも目を向ける必要がある。
少女らを拉致した過激派「ボコ・ハラム」とは、現地の言葉で
「西洋の教育は罪」を意味するという。
彼らの言っていることは、
6年前のタリバンと全く同じ。対策をしておかなくては、同じ悲惨な出来事が起きる。
特定秘密保護法も、集団的自衛権も絶対に必要。
マスコミは昨年のアルジェリア事件の時も
「国としての対策を!」と言いながら、ことごとく
邪魔ばかりしてくるのは何故なんですか?
おかしいではないですか!
それから、2003年11月29日 、イラクで凶弾に倒れた
奥克彦大使が外務省のホームページに書き続けた
手記「イラク便り」では、
「是非、日本にイラクの再建に協力して欲しい。」
「治安も、電気も、水もまだ充分じゃないけど、サッダーム・フセインが
いなくなって本当に良かった。これだけは言いたかった。」
というイラクの人達の声を含め、どれだけ復興支援が重要であったか
理解することが出来ます。
またサダム・フセインの圧政に苦しンだイラク国民が開放された
ことは事実としてあり、地域の「下からの民主主義」の素地づくりを
支えたのは米軍であることも伝えています。
決してマスコミの一方的な方向だけで見るべきではなく、
もう一方の現場から見ることが大事なのだということが判ります。↓
【奥大使遺稿「イラク便り」 外務省HP】奥大使が殺害された、その約2週間前、11月13日の
「イラク便り」にはこう書かれています。
「犠牲になった尊い命から私たちが汲み取るべきは、
テロとの闘いに屈しないと言う強い決意ではないでしょうか。
テロは世界のどこでも起こりうるものです。
テロリストの放逐は我々全員の課題なのです。 」テロリストなんかに「大義」なんかありません。
イラクの人達とともに現実に真摯に向き合っていた奥大使、
そして井ノ上正盛一等書記官、お二人の死も無駄にしては
いけないと思います。
私はNGOの活動を否定するつもりもありません。
しかし危険地帯であれば、日本政府として、邦人を護ることは
絶対に考えておかなければならない。
拒否されようが、嫌われていようが、
「だから助けない」という訳にはいかない。また、カネをテロ組織に渡すということは、自分たち自国民が助かっても
他国民がまた狙われることだってある。
資金源を絶つことも重要。
テロ対策は全体に必要です。
これはテロリストたちに対する復讐ではありません。
同じことを繰り返させないために、護るべき人達を護るために
行うものです。
そして9条教が何故か全く触れない侵略国家中国から
日本と日本人を護るためにも集団的自衛権は行使できる
ようにしておくべきなんです。
★ピース暴徒、いやボートの親分、辻元清美が
自分のブログで吠えてますね。↓フィクションで塗り固められた安倍総理の記者会見━━ 安倍総理が示す集団的自衛 権行使の事例に反論します 2014年5月27日一番上にも書きましたけど、報ステ始めマスコミと9条会と
完全にスクラム組んでますね。やっぱり。
しかし、自衛隊反対って言いながらピースボートは
その自衛隊に助けてもらっといて、
よくもまぁ今だ「9条!9条!」って言えるもんだ。↓
日本を守るために頑張る自衛隊。NHKは自衛隊の素晴らしい活動をしっかりと伝えるべきだ!この恩知らず!
★そのピースボートさんが、
自衛隊に助けてもらった時の船内の様子。↓元高校の先生で、いま憲法9条など 平和に関する活動に
専念している方のブログだそうです。
【ピースボートの実態ーー海賊海域で自衛隊の護衛艦に守られた時のこと 2012年6月8日】 【ピースボートの実態ーー海賊海域で自衛隊の護衛艦に守られた時のこと】
NGOであるピースボートは自衛隊の海外派遣に反対している。
袋井憲法9条の会でも全く同じ立場である。
海上自衛隊は、海賊対策のためと称して、ジプチに恒久的な
海外基地を建設している。
戦後、日本が初めて海外に基地を持つ重大なできごとだが、
国内でもあまり問題視されていない。
それはピースボートの船内でも同じだった。
スエズ運河を過ぎてソマリア、イエメンに近づいたころ、
ジャパングレイス事務局長が航路説明会で以下のような説明をした。
「これから大変危険な海域に入ります。
夜は明かりが漏れないよう、部屋のカーテンをかならずしめてください。
デッキに出ることは絶対にしないでください。
もし海賊が現れたら、警告音を放送で流しますので、ただちに
自分の部屋に戻ってください。
部屋では窓のそばには立たないようにして下さい。
銃弾が飛んでくる危険性があります。
海賊が船に乗り込んで来れないよう、船体には鉄条網を着けてあります。
ホースの水で海賊を追い払う対策や、ジグザグに進んで波を起こし、
海賊の船が本船に近づけない対策も取ります。」
これを聞いて乗客は緊張した。
真剣な面持ちの乗客に、事務局長はさらに次のような発言をした。
「私が民間の船に乗っていた時2回襲われた経験があります。
そのときよりも海賊の装備が向上しています。
しかし皆さん、安心してください。
自衛隊が守ってくれます。
民間の船に乗っていた時も
自衛艦の姿が見えたとき、
ほっとしました。
とても頼もしく感じられました。」
僕はこれを聞いた時、
これはまずいと感じた。
おそらくこの発言は彼の本音だろうが、自衛隊が狙っている
「国民に愛される自衛隊」「国民を守る頼もしい自衛隊」
「海外でも国民の命と財産を守れる自衛隊」の宣伝に、
利用されると感じた。
船内9条の会のメンバーと相談し、
事務局長に面会を申し入れ実現した。
僕は以下のように話した。
「船の責任者として海賊対策は理解できるが、
自衛隊を賛美し過ぎではないのか。
あなたはジプチに自衛隊が海外基地を作っているのを知っていますか」
彼は知らなかった。
そこでイラクへの自衛隊派遣、インド洋での給油、そして海賊対策としての
自衛隊海外派遣が、本格的な自衛隊の海外展開であり、それは
憲法9条に反すると説明し、今後の発言に注意してくれと頼んだ。
この後、漂流が始まった。
僕は漂流が始まる前、護衛艦とヘリコプターが僕らの船から
遠ざかるのを目撃している。
護衛艦の姿が見えなくなった夕方漂流が始まった。
翌日の朝、護衛艦の姿が見えた。
自衛隊に漂流を伝え、護衛を依頼したと後で聞いた。
多くの乗客は、これで海賊に襲われることはないと安心した。
正直、僕の心中は複雑だった。
『事実として自衛隊に守られている!!!』
ソマリアからはるか離れた海域で、自衛隊の護衛する海域を
越えているにもかかわらず、漂流のため護衛されている。
おおくの乗客は自衛隊に感謝している。
ピースボートスタッフで理念と現実のギャップに悩んでいる人は
いないように見受けられた。
ジャパングレイスの社員もそうだった。
ボロ船故に、恥ずかしい事態になったと感じたのは、
乗客のごく一部にすぎなかった。
これはノンフィクションです!・・・よね。
いや、勉強になリました!ある意味!お世話になったらお礼を言おうね。
感謝の気持を伝えようね。
「ありがとう」って言おうね。
子供でも知ってることよね、こんなこと。ピースボート、自衛隊に泣きつく本当に何もかもが矛盾しすぎている。
何もかもが理不尽すぎる。
あまりにも・・。
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