祝!三陸鉄道、全線開通!! 駅のホームで振られていたのは「クウェート」の国旗だよ!
- 2014/04/06
- 08:02
岩手県の三陸鉄道がいよいよ全線開通となりましたね!

★三陸鉄道の路線図はこちら。↓
路線図・駅紹介 « 三陸鉄道株式会社の公式サイト
昨日、一昨日と、2度この三陸鉄道全線開通のニュースを
見たのですが、伝えて欲しかったことがあったので
それを取り上げてみます。
昨日は、ビートたけしが出ているTBSの「ニュース7DAYS」で
このニュースを見ました。
レトロ列車など新たな車両も加わっての再開で、
盛り上がっている様子が伝わってきました。
途中で、一緒に見ていた次男が、
「なんでみんな日の丸以外の旗、持ってんの?」
と、聞いてきました。
そう、その説明がないんだよなぁ。
あのレトロ列車に乗ってる、白いバラリボン章をつけた
体格のいい、ヒゲを生やした外国の賓客らしき人は誰?
とか、みんな思ってるだろうなぁ、と思いました。
ちゃんと説明してよ、TBSさぁ。
一応我が家では、ワタクシめが「あ、これはね~」と
説明をいたしました。
エライ!!

いや、ちょうど昨年9月にこのことに関する記事を
ブログで書いてまして。↓
安倍総理の中東訪問。震災支援へのお礼が目的の1つ。「あまちゃん」の三陸鉄道にはクウェートからの支援があった。
↑この記事は、主に、中東からの震災支援について書いたものです。
この中から三陸鉄道関連の記事を再度アップしますので
ぜひぜひ読んで下さいませ!
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◆まず、クウェートからの支援です。
三陸鉄道南リアス線 盛〜吉浜 運転再開!【レイルリポート #22】
(youtube「概要」より)
東日本大震災以降、2年以上にわたって不通状態が続いていた三陸鉄道南リアス線。
しかし地道な復旧作業と、国内だけでなく海外からの支援も受け、
2013年4月3日に盛~吉浜の運転再開をみた。
当日は無料の試乗列車が3往復運転され、各駅で復活の祝賀式典が催された。
その様子をリポートする。
復活に際し、新型車輌が3両用意された。
36形の新番台である700番台の701~703の3両だ。
新車の導入には中東のクウェート国からの全面的な支援を受けた。
その恩を忘れぬよう、車体の前面にはクウェート国の国章、
運転席ドア横にはクウェート国に対する感謝の文章が
日本語・英語・アラビア語で書かれている。
当日は上下の始発列車が抽選での乗車、その後の2往復は無料での運行。
当初は無料列車は2両での運転を予定していたが、
乗車希望者が多かったのか終日3両で運転された。
翌・4月4日からは通常の列車が運転されており、
本数はまだ以前より少ないものの、地域の足として、
観光客の足として、そして復興の足がかりとして活躍を開始した。
2014年春には北リアス線と共に、南リアス線吉浜~釜石も開通する予定だ。
今後も三陸鉄道から目が離せない。
●こちらは、三陸鉄道のHP ↓
【三陸鉄道株式会社の公式サイト】
「あまちゃん」ですっかりお馴染みになった三陸鉄道。
「あまちゃんロケ地巡り」なんていうツアーもあったみたいですね。
でも、クウェートからの支援がその三陸鉄道に役立てられていることとか
あまり知られていないと思うんです。
実は私、「あまちゃん」を殆ど見てないので、わからないのですが、
もし、これから、また三陸鉄道が「あまちゃん」で映ることがあったら、
是非、車両の前面に「クウェートの国章」がついてないか
ちょっと気にしながら見てみてくださいね。
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上の内容は、昨年9月、東京五輪が決定した直後に書いた記事です。
今回、三陸鉄道全線開通のニュースの中で、
多くの地元の方たちが振っていた日の丸以外の国旗は、
クウェートの国旗なんですよね。↓

白いバラリボン章をつけてた人は多分クウェート大使の方だと思いますね。
今回、新しく導入された列車も素敵ですよね。
三陸鉄道、4月6日までに全線復旧…クウェート車も増備
【三陸鉄道、4月6日までに全線復旧…クウェート車も増備】(一部転載)
全線再開にあわせて導入される車両は、新お座敷車両の36-Z1形1両と
新レトロ車両の36-R3形1両、新一般型車両の36-700形3両で、
3月20日頃に納入される予定。
南リアス線の一部再開にあわせて導入した車両と同様、
クウェートからの震災復興支援の一部を活用する。
新お座敷車両の36-Z1形は、北リアス線の企画列車や団体貸切列車で使用。
空気ばね台車を採用し、従来のお座敷車両より乗り心地を改善する。
車内外は「岩手の古民家」のイメージでまとめ、岩手の伝統工芸品を展示する。
新レトロ車両の36-R3形は、現在のレトロ調車両と同型だが、
色やデザインを一部変更。
祝日などに南リアス線の定期列車で運転するほか、
団体貸切列車として使用する。
36-700形は2013年、南リアス線の一部再開にあわせて同線に
3両導入されており、今回は北リアス線用として3両増備し、
老朽化した車両を置き換える。

おお、すごい!
クウェートからの支援のお陰で、より充実したラインナップで
全線開通を迎えることが出来たみたいで、本当に良かったですね!
と、いろいろ調べてたら、今回NHKさんは、
クウェートからの支援をニュースでちゃんと説明してくれてたみたいです。↓
NHK、よしっ!!GJ!!やればできる子!!
(ホントは当たり前なんやで~。ついでに、日本は孤立なんかしてないねんで~)
南リアス線再開 クウェートの支援も NHKニュース
【運転再開にはクウェートの支援も】
震災からおよそ3年で全線が開通することになった三陸鉄道。
復旧にあたっては中東の産油国クウェートの支援がありました。
クウェートは、東日本大震災で大きな被害を受けた日本を支援しようと、
震災後、500万バレルの原油を提供しました。
これを売って得られたおよそ400億円のうち、
84億円が岩手県に割り当てられさまざまな復興事業に活用されています。
このうち、三陸鉄道への支援はおよそ12億円に上り、
レトロ列車など新たな車両の購入にあてられました。
購入した車両には「クウェート国からのご支援に感謝します」
ということばが日本語やアラビア語などで刻まれているほか、
クウェート国の紋章も描かれています。
記念式典に出席したクウェートのアルオタイビ大使は、
「クウェートの国民は日本のことを思って支援を行ってきました。
岩手の方々の努力できょうの日を迎えられたのは喜ばしいことです。
日本はクウェートの友人だと思っているので、
今後も何かあれば支援を行いたい」
と話していました。
改めて、
ありがとう、クウェートの皆さん!!!
★ここで中東からの支援で、もう一つ重要な支援を再度ご紹介。↓
これも同じく下記の2013年9月に書いた記事からです。↓
安倍総理の中東訪問。震災支援へのお礼が目的の1つ。「あまちゃん」の三陸鉄道にはクウェートからの支援があった。
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◆次に、カタールからの支援。
★被災地のためにカタール政府によって
「カタール・フレンド基金」が設立されています。↓
【 Qatar Friendship Fund - 背景】
この基金は被災地の復興のため「子どもたちの教育」「健康」「水産業」の
3分野を対象に、資金の提供を目的として設立されたものです。
★この中の「水産業」について。(「カタール フレンド基金」HPより)
被災地で暮らす人々の多くが、水産業を営んでいました。
人々が生活を立て直し、地域に雇用を生み出すために、
水産業の再生を支援します。
震災による漁場への被害や汚染が深刻な地域では、
水産業に代わる産業を起こせるよう支援します。
★カタール政府の援助基金「カタールフレンド基金」で
宮城県女川町に建てられた大型冷凍施設について。↓
【カタール、女川復興を支援】
【カタール、女川復興を支援】
カタールは東日本大震災被災地の水産業復興を支援するため、
「カタール フレンド基金(QFF)」を通じて約40億円を支出する。
第1弾は宮城県女川町の多機能水産加工施設の建設に使われており、
秋のサンマ漁に間に合うよう急ピッチで工事を進めている。
2012年10月13日に完成予定。
この施設で、水産物の仕分けや冷凍・冷蔵、保管を行なう。
災害対策機能を備えているのが特徴で
「1000年に1度の大地震とレベル1の津波に耐えられる構造設計」とした。
地震によって外部電力が失われても、屋上に設置した
太陽光パネルで自家発電が可能。
津波時に、海水の通り抜けをよくして被害を抑えるため高床構造となっている。
地域の避難所としても活用できる。
女川町は震災で水産加工施設の85%が被災し、約400億円の被害が出た。
この新しい施設の完成により、約3300人の直接雇用と
約670億円の経済効果を見込んでいる。
日本と中東カタールの国交樹立40年を記念して
東京都港区の六本木ヒルズで、伝統的なアラブの市場を再現し
カタールの文化を紹介するイベントが1日まで開催された。
カタール航空や政府観光局がブースを出し、料理やファッションのほか、
「QFF」基金についても紹介した。
★こちらの動画はアラビア語なので、言葉はわからないのですが、
冷凍施設と完成式の様子を見てくださいね。↓
【Footage on opening of Maskar October 2012: courtesy Al Jazeera Channel 】
このプロジェクトは、「カタールフレンド基金」からの寄付金を日本財団が受け、
女川町の協力のもとに実施されたものだそうです。
女川は「サンマ水揚げ日本一」の漁港だったそうです。
「カタールフレンド基金」の赤いロゴマークのついた冷凍施設で、
「サンマ水揚げ日本一」を再び目指して頑張って欲しいです。
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★カタールフレンド基金について、今年3月の記事です。↓
東日本大震災の被災地復興支援 カタールフレンド基金 「女川町復幸祭2014」に出店 - PRTIMES企業リリース - 朝日新聞デジタル&M
【親善大使 別所哲也氏&女川町長と東北の未来を語る復幸トークショー開催 2014年3月18日】
東日本大震災の被災地復興支援プロジェクトに資金を援助する
中東カタール国の基金「カタールフレンド基金(以下、QFF)」
(議長:ユセフ・モハメド・ビラール駐日カタール国特命全権大使)は、
2014年3月16日(日)に開催された
「女川町復幸祭2014(主催: 女川町復幸祭2014実行委員会)」
に出店しました。
当日は、ステージにおいてQFF親善大使の俳優 別所哲也氏と、
女川町の須田善明町長と復興について語り合うトークショーを開催したほか、
カタールのおもてなしのお茶である「アラビックコーヒー」を提供する
ブースを出店し、県内外から集まった15,000名の祭りの参加者に
QFFの活動とカタール文化をご紹介しました。
なおこの売り上げは、女川のさらなる復興に役立てていただくため、
女川町復幸祭実行委員会に寄付させていただきました。
トークショ―で別所哲也氏は、
「震災直後、町民の皆さんが一致団結してぐっと中心にまとまる力、
”求心力”が高まった時期を経て、震災から3年が経過した今、
今度はその求心力を使いながら、外に様々な情報を発信していく力、
”遠心力”を生み出す時期に入ったのではないでしょうか?
ぜひ女川、そして東北の素晴らしさを多くの方に知っていただくため、
外に向けて声をあげていきましょう。」
と呼びかけました。
一方、女川の須田善明町長は、
「一度完成した町はその後、100年、200年と大きく姿を変えることは
少ないが、現在復興の過程で町が着々とその姿を変えている状況は、
今しか見ることができない。
ぜひその様子を見に女川町に遊びに来てください。」
とメッセージを送りました。
QFFの出店ブースでは、
QFFが支援した多機能水産加工施設「マスカー」について、
「女川の漁業復興の礎となっている。
カタールは遠い国だと感じていたが、震災後3年を迎えても
日本のために親身になってくれていることを大変心強く感じる」
との声が聞かれました。
また、初めてカタールのアラビックコーヒーを味わった方からは、
「いつも飲んでいるコーヒーとは全く違うが、
スパイスが効いていてくせになる美味しさ」と、
カタールの文化にも関心を寄せていただきました。
「女川町復幸祭」は、震災を風化させず、女川町の今、
そして復興していく女川の魅力を感じてもらいたいと、
これからの女川を担う町内の若者たちが中心となって
2012年から開催されており、今年は3回目の開催となりました。
>QFFが支援した多機能水産加工施設「マスカー」について、
「女川の漁業復興の礎となっている。
2012年10月に完成した宮城県女川町の多機能水産加工施設。
「マスカー」という名前がついてるんですね。
ちなみに「マスカー(MASKAR)」という名は、
アラビア語で、カタールで行われていた伝統漁法を指す言葉だそうです。
「女川の漁業復興の礎」。
こんな言葉を聞くと、本当に良かったなぁと思いますね。
★この施設は、昨年、グッドデザイン賞の復興デザイン賞(日本デザイン振興会会長賞)
を受賞していました。↓
冷凍倉庫・冷蔵倉庫 [マスカー] | 受賞対象一覧 | Good Design Award
「復興デザイン賞」というのは東日本大震災被災地の
復興支援に取り組むデザインに対して贈られるそうです。
こういう特別賞も、なかなかいいものだと思いますね。
施設建設に携わった皆さん、遅まきながら
おめでとうございます!
【受賞対象の詳細 デザインについて】
「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
震災時にいち早く「町の復旧拠点」として機能することを目指した。
3階の復旧支援室は、電気・ガス・水道の独立したインフラを備えており、
有事の際には地域の人々が一時的に身を置き、復旧活動の拠点として機能する。
備蓄倉庫には、備えとして食料や毛布などを蓄えている。
また、震災時にエントランスが施錠されていても施設内に入れるよう、
ガラスを割るハンマーを扉の脇に備えている。
「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
2階から上部はS造とした。軽量化による下部構造体への
荷重を減らすと共に、24m×27mのロングスパン架構を実現し、
フレキシブルで使いやすい冷蔵室とした。
1階の柱は十分な強度を得るためSRC造を採用した。
塩害による耐力低下を防ぐと共に、メンテナンス性向上のため
コンクリートのかぶり厚を通常よりも20mm増した。
基礎は、津波による洗掘に耐えられる場所打ちコンクリート杭を採用し、
建物の転倒や浮きを防ぐ。
「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
「津波に耐える」施設として、想定した津波の浸水深さは6m。
数十年から百数十年に1度の確率で女川湾を襲う「レベルⅠ」規模の
津波の高さとした。
浸水深さの3倍に相当する18mの静水圧が、地上から2階の床までの範囲に
水平方向に作用する条件で計画している。
津波が襲来すると、波力により1階外壁のALCパネルが先行して
外れ柱だけが残る。
そうすることで建物に加わる津波の力を最小限に抑え、2階から上を守る。
「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
この施設の事業費は、被災地の水産業復興のために設立された、
「カタールフレンド基金」の助成金による。
「MASKAR」の名は、潮の満ち引きを利用して仕掛けに魚を追い込み捕獲する、
カタールの伝統的な漁法に由来する。
自然の原理を利用し共存する。
という古からの精神が、これからの津波対策に息づくようにという
カタールの人々の想いが込められている。
こちらも改めて、
カタールの皆さん、ありがとう!!
「箱物」というものは、一時期、マスコミと民主党によって、
徹底的に全否定されましたけど、「ハード面」だって、
いかに重要なものであるか、改めてわかると思います。
「拠点」というものは大事なんです。
五輪選手達が、今や頼りにしている「ナショナルトレーニングセンター」や
「国立スポーツ科学センター」もそうです。
私は、麻生政権でGOサインがほぼ決まっていた
「国立メディア芸術総合センター」に、まだ無茶苦茶未練を持っています。↓
「国立メディア芸術総合センター」構想の復活を!!
民主党政権でも「クールジャパン」を、何を今更的に
褒めそやしていましたが、では何故2009年の政権交代前、
「国立マンガ喫茶」などという言葉でレッテル貼りして
全否定をしたのか、と怒りが湧きましたが、もう後の祭りです。
今からでも遅くはないので、どうか「国立メディア芸術総合センター」構想を
復活してもらいたいと思います。
話を元に戻すと・・、
今回の三陸鉄道支援および、女川の水産加工施設等への基金支援を
してくれたクウェートとカタールに対しては、
昨年、安倍総理が中東訪問の際、被災地からの言葉も含めて、
「お礼」を伝えてくださっています。(以前の記事から再掲)↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【③クウェート国】
★ナッワーフ皇太子との会談にて。
東日本大震災の際に三陸鉄道に対してご支援を頂きました。
被災された方々が感謝の思いをこうして寄せ書きにしております。
このクウェートからの支援で購入した車両には、クウェートの国章がついているそうです。
★ジャービル首相との会談にて。
エネルギーを依存する関係を超えた日本とクウェートとの
強い絆を実感できる訪問となりました。
【④カタール国】
★アブドッラー首相兼内相との会談にて。
改めて震災後のJNG(液化天然ガス)の追加供給、
そして1億ドルのご支援をいただきましてお礼申し上げます。
宮城県女川町にはカタール政府の援助で建てられた大型冷凍施設が完成。
保有能力6000トン。
女川の方々からの感謝の「寄せ書き」がカタール側に贈られました。
★日本・カタール、ビジネスフォーラムにて。
カタールの一人当たりのGDPは日本の倍以上です。
ですからこそ、カタールの人々に豊かな日本の食や
高度な日本の医療を取り入れていただき、
日本とカタールが共に生き、共に栄えることを
望みたいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そう、クウェートでは、三陸鉄道の支援に関して、被災地からの
「布に描いたお礼の寄せ書き」が安倍総理からナッワーフ皇太子に
手渡しされたんです。
あ、ありました!ありました!
「三陸鉄道 盛駅 ふれあい待合室」のブログ様で、
この寄せ書きの写真がありました!!↓
三陸鉄道盛駅 ふれあい待合室: クウェート国への寄せ書き…終了!
↑こちらのブログはとっても情報、内容が充実していて楽しいです!
この盛(さかり)駅は、三陸鉄道、南リアス線の始発、終着駅で、
JR東日本の大船渡線との接続駅となっている駅だそうです。
で、昨年の8月10日の午前中から16日の13時まで、
「ありがとう KUWAIT from IWATE」のメッセージで、
寄せ書きが集められたそうです。


クウェートに対して、この三陸鉄道の「お礼」の寄せ書きが届けられただけでなく、
女川の水産施設「マスカー」への支援の「お礼」を集めた寄せ書きも
カタールで安倍総理が届けてくれました。
(これも上に紹介したブログ記事に貼ってある動画から見ることが出来ます。 )
↓
いややっぱりもう一度改めて貼っておこう!↓
安倍総理 ジブチ及び中東3カ国訪問‐平成25年8月24日-29日
■「寄せ書き」動画は2分あたりから。
動画は「ジブチ」「バーレーン」「クウェート」「カタール」の訪問順です。
短いのでぜひ最初からご覧ください。
被災地の皆さんが書かれたお礼の寄せ書きは、
安倍総理によって、クウェートとカタールに
渡されていますよ!
被災地の「ありがとう」の声はちゃんと届いてますから
安心してくださいね!!
このように安倍さんが中東訪問した時、震災のお礼を兼ねていたんですけど、
テレビでは全然報じられませんでしたね・・。
国民にとっては東日本大震災に関する他国からの支援を
知らないままで終わってしまうと思うので、今回三陸鉄道全線開通を機に
再度、以前の記事の再掲を含めて、中東だけですが
もう一度注目してみました。
首相官邸は、安倍総理の中東訪問のビデオも公開しており、
発信はしているのですが、いかんせん、自分からアクセスしてもらうしか
見てもらえないネットだけでは、なかなかすべての国民が知ることが出来ません。
この役割を果たさなくてはいけないのはやっぱりNHKだと思うんです。
今回は、「クウェートの支援」について報道してくれていましたが、
それでも、情報内容は少ないと思います。
報ステみたいな、この先全く希望がないような報道がなんのためになるのか、
いつも疑問を抱かざるを得ません。
それよりも、こうした、他国からの援助で一つ一つ前へ前へと
進んでいることを伝えることがどれだけ気持ちも前向きでいられるか。
「大丈夫」「大丈夫」と、日本全体で励まし合いながら、
また、こうして嬉しい事があった時は、感謝の気持を忘れないように、
支援してくれた国々のことをちゃんと報道してくれるのが、
テレビの役目だと思うんです。
NHKにはその先頭に立ってもらわなければいけないと。
NHKの籾井会長、連日国会で参考人招致されて、何人もの民主党議員から
信じられない罵詈雑言を浴びながらも、耐えてくださっていましたね。
本当に心身ともにお疲れだと思いますが、
どうか、NHKが全うな放送局になるよう
全力で頑張ってほしいと思います。
国民もエールを送らなくちゃいけないと思います。
民主党の小西議員らが「辞めろ!辞めろ!」の大合唱でしたが、
今までの偏向報道を容認する連中の言うことなんかに
絶対負けないようにしなくちゃいけないと思います。
PS:
さっきフジの「新報道2001」で、冒頭、台湾映画「KANO」が
紹介されていました!
台湾からの観光客に桜と甲子園が今一番の人気スポットである
理由の一つとして出ていました。
「KANO」は台湾統治時代を描いた素晴らしい映画なので、
テレビでは絶対に取り上げられないと思っていましたが、
ついに取り上げられました!
フジ、もっと紹介してよね!!
もっともっとこの映画が知られるようになって欲しいと思います!
全国の映画館で上映して欲しい!! 台湾の映画 「KANO」 。 日本統治時代の台湾からの甲子園。
【日本の大切な隣人、台湾の心 ⑥】 高校野球の原点を見る。台湾の「嘉義農林学校」。映画「KANO」は台湾で来春公開。日本でも見たい!
《KANO》六分鐘故事預告
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