日本を守るために頑張る自衛隊。NHKは自衛隊の素晴らしい活動をしっかりと伝えるべきだ!
- 2014/01/30
- 13:16
隊員の方々、無事で何よりでした!
【佐藤正久 Twitter】
佐藤正久 @SatoMasahisa
ブルーインパルス、厳しい訓練の中、接触しても帰還した。
見事、拍手を送ります。凄い!この練度の高さが、
有事即応の自衛隊の軸であり、肝です。
本当に。
ブルー・インパルスの乗員の皆様、
いつも素晴らしい飛行を見せてくださってありがとうございます!
2020年の東京五輪の空を飾るブルーインパルスの勇姿。
今から本当に楽しみです。
これからもどうか頑張ってください!
【空飛ぶ広報室】 The Blue Impulse ~contrail♪~ 【空自応援PV】
もう一つ。
ジブチに駐屯し、ソマリア沖・アデン湾海域の海賊対処に従事している
自衛隊の派遣部隊。
その中のうち、基地警備を担当する警衛隊を中心とした要員が25日、
成田空港から出国しました。
今回は第15次要員(海上自衛官30名、陸上自衛官30名)。
現地にて4ヶ月の任務に就くということです。
★下の動画では、隊長の山崎3佐へのインタビューの他、
見送るご家族の様子など、当日の様子を見ることが
出来ます。↓
【精鋭JSDF】派遣海賊対処行動航空隊警衛隊等(第15次要員)出国[平成26年1月25日 成田空港] - YouTube
■山崎隊長とお子さんとのやりとり。
子 「やられない?」
父 「誰もやられない。」
子 「強いの?」
父 「強い。 自衛隊、強いから大丈夫。」
■山崎隊長の言葉。
「十分に訓練と準備をしてきましたので、今は緊張や不安はありません。」
「日本の国益のため、そして国際航路の安定のために
しっかりと任務を果たしてきたいと思っています。」
「頑張ってきます!」
優しくて強いお父さんだ!!
★ソマリア沖・アデン湾における海賊対処への
取り組みについてはこちら。↓
【ソマリア沖・アデン湾における海賊対処への取り組み | 統合幕僚監部】
↓今もこのような形で、自衛隊は海賊対処法に基づいて、
この海域を通行する船舶の護衛を実施しています。
また、広大な海域における海賊対処をより効果的に行うため、
派遣海賊対処行動航空隊も現地(ジブチ共和国)に派遣して
海賊の監視警戒を実施しています。

事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、
もつて国民の負託にこたえる。
自衛隊員の全員が宣誓するこの言葉。
それを常に実行し、日本国民を守るために頑張る自衛隊の皆さん。
本当にありがとうございます。
この動画を見ていると、やっぱり2009年3月、
初めてソマリア沖に向けて出航する「さざなみ」と「さみだれ」を、
麻生総理が広島の呉まで赴き、見送ったことを思い出します。
★麻生さんが総理の頃のこのメールマガジンは、
その時のことが書かれています。
2009年3月19日のメルマガです。↓
【[人命と財産を守る] 麻生内閣メールマガジン(第23号 2009/03/19)】
昨年(2008年)4月21日午前10時すぎ、
日本から1万2千キロ離れたソマリア沖・アデン湾で、
サウジアラビアの港に原油積み込みに向かっていた
日本の原油タンカーが、海賊の襲撃を受けました。
タンカーは船体に被弾、船尾付近が損傷して、
燃料が流出する事態になりました。
このとき、救助信号を受け、急きょ駆け付けてくれたのは、
ドイツの駆逐艦『エムデン』。
おかげで、乗組員の方は被害を免れることができました。
この事件が起きたアフリカの東部、ソマリア沖・アデン湾は、
紅海からスエズ運河へと続く、海の大動脈です。
1日平均4、5隻、年間で約2000隻もの日本関連の船舶が、
この海域を通過しています。
最近、この海域で、こうした海賊事件が頻発しています。
昨年は、ほぼ3日に1度、年間で111件の海賊事件が
発生しました。
わが国関係でも、すでに、船に乗り込まれたり、
日本人が人質に取られる事件が起きています。
世界各国は、国連の安保理決議に基づき、艦船を派遣し、
通過する船舶の護衛を行っています。
わが国としても、海上警備行動を発令し、
ソマリア沖・アデン湾へ、部隊を派遣することとしました。
私も先週土曜日、広島県の海上自衛隊呉基地を訪問し、
護衛艦「さざなみ」と「さみだれ」の出港を見送りました。
「日本の人命及び財産を保護することは、
政府にとって最も重要な任務の一つ。」
「危険と困難が伴う、新たな任務。気候や風土、
言葉や習慣も大きく異なる環境の中で、
任務を成し遂げてもらわなければなりません。」
整然と並ぶ約400名の海上自衛官、
8名の海上保安官を前に、私は、
このように訓示しました。
私を見る皆さんの顔は凛々しく、
与えられた責務を必ず果たす、
という強い使命感が伝わってきて、
非常に誇らしく思いました。
日本の海上自衛隊が、初めて、日本関連の船舶を
守る任務に就く。
港には、青地に白い文字で「ありがとう!海上自衛隊」と
書かれた、民間関係者の感謝の気持ちが込められた
横断幕が、鮮やかに掲げられていました。
1万2千キロ離れた任地に赴く皆さんの見送りには、
数多くのご家族の方々がみえられていました。
なかには、赤ちゃんを抱えたご婦人や、高齢の方の
姿も見受けられました。
派遣される方々とのしばしの別れを惜しむ
ご家族の姿からは、国を代表し、日本人の命と
財産を守るという崇高な任務を果たしてほしいとの
思いとともに、家族の無事を願う気持ちが、
ひしひしと感じられました。
日頃の厳しい訓練により、任務に備えてきた皆さん。
私は、心から敬意を表します。
そして、その留守を預かるご家族の方々にも、
深く感謝したいと思います。
部隊の皆さんが任務を果たし、
全員無事に帰国することを
心から祈念します。
このメルマガで書かれている横断幕はこちら。↓

★当時の写真も、首相官邸HPにあります。↓
【麻生総理の動き-ソマリア・アデン湾派遣艦艇出港行事-】
このページの右下の一番下にある、
「出港する護衛艦を見送る麻生総理の写真」。↓

この時の麻生さんの顔を見ると、なんだか、胸が詰まります・・・。
法的な整備が出航に間に合わなかったんですよね。
そう、この時は、まだ「海賊対処法」が成立していなかったんです。
【ソマリア沖海賊の対策部隊派遣 - Wikipedia】
★麻生政権時の「海賊対処法」成立までの時系列です。↓
2008年 6月 2日 国連安保理が、海上行動の安全確保を求める国家に対し、
6ヶ月の間、ソマリア沖の公海上に海軍艦艇および
軍用機の派遣を求める。(決議1816号)
以降、国連安保理は、
→(決議1838号)→(決議1846号)→(決議1851号)→(決議1863号)と、
2009年 1月12日までに、合計4回も「決議」の内容が強化され、
措置期間も延長されました。
一方、日本政府はこれを受けて
2008年11月より 特別措置法を検討を始める。
2009年 1月28日 浜田防衛大臣が海上自衛隊に対し派遣準備命令を発出。
2009年 3月13日 麻生内閣、ソマリア沖アデン湾での海賊対策のため、
現行の自衛隊法に基づく「海上警備行動」の発令を決めるとともに
「海賊対処法案」を閣議決定。
外務省はジブチに連絡事務所を設置することを決定。
2009年 3月14日 海上警備行動の発令を受け、護衛艦2隻「さみだれ」と「さざなみ」、
人員約400名が出港。

2009年 3月30日 同2隻がソマリア沖で哨戒活動を開始。
2009年 5月11日 同2隻が「ピースボート」などを護衛。 ↓
~13日
【ピースボート、自衛隊に泣きつく】
「9条」を高々と掲げて、「自衛隊はいらない!!」と散々自衛隊を
貶め続けてきた「ピースボート」の代表らと設立者の辻元清美は、
海上自衛隊にちゃんと「お礼」を言ったんですかね。
「派遣反対!でも、助けろ!!!」とか、
人間の「クズ中のクズ」ですよね。
吐き気がします!!
2009年 4月 4日 警護対象外の民間船舶からの連絡を受け、
初めて不審船舶に対してサーチライトを照射したうえで、
大音量スピーカーである長距離音響発生装置(LRAD)を用いた
確認作業を実施する。不審船舶は現場を立ち去る。
2009年 4月11日 船団護衛のためアデン湾の西側で待機していた
護衛艦「さみだれ」が、マルタ船籍の商船から
「海賊から追われている」との通報を受けた。
不審な小型船に約5.4キロの地点まで近付き、
「LRAD」で 「海上自衛隊だ」と警告、小型船は離れていった。
2009年 4月23日 「海賊対処法案」が衆議院で可決。
2009年 6月19日 「海賊対処法」(恒久法)が成立。
2009年 6月24日 公布。
2009年 7月24日 施行。
同日に既に派遣されていた部隊が活動するための根拠法が
「海上警備行動」から「海賊対処法」に変わった。
★派遣当初は「海賊対処法」が未成立、未施行で、
「海上警備行動」の下で警備が行われていました。
よって、護衛対象は、
■日本船籍、
■日本企業が運航する外国船、
■日本人の乗船する外国船(ピースボートなど)
でした。
また、海上警備行動下での武器使用は
■「警察官職務執行法第7条」
■「海上保安庁法第20条」
この2つを準用しました。
そのため、派遣当初の海上自衛官には、
警察官と同じ武器使用基準しか認められず、
海賊への危害射撃で違法性阻却事由になりえるのは、
■正当防衛
■緊急避難
■重大犯罪(懲役3年以上)容疑者の抵抗・逃亡時等
に限られていたのです。
※違法性阻却事由とは・・・
犯罪成立要件のひとつである違法性を消滅させる
原因となる事実。
例えば、医師が手術で患者にメスをいれることは
医師には正当な理由がある(違法性阻却事由)ので
「傷害罪」にはならない。
国際法では
「同意」、「対抗措置」、「自衛」、「不可抗力」、「遭難」、「緊急避難」
の6つが阻却事由として認められる。
したがって、
海賊が船を乗っとる前(重大犯罪を犯していない段階)に
船体威嚇射撃をして海賊に危害を与えた場合、
海上自衛官らが罪に問われる可能性もあったのです。
このため政府は、
派遣部隊が行う海賊船への射撃を、
■正当防衛
■緊急避難時
のみに限定し許可していました。
そして、外国船舶の救難要請に対しては、
「船員法14条」を根拠に救援していました。↓
「船員法14条」
「船長は、他の船舶又は航空機の遭難を知つたときは、
人命の救助に必要な手段を尽さなければならない」
「海賊対処法」施行後は、「停止命令」に従わなかった時点で
海賊船体への射撃が認められるようになりました。
この日本の船舶を護る非常に重要な「海賊対処法案」を
民主党は「政局」のため、「政権交代」のためだけに反対を
したんです!
★リアリティのない民主党の防衛政策ではこの国を守れない
(自由民主 2009年6月23日)
そして、そのことは、民主党の長島昭久自身も当時を振り返って
はっきりと言っているんです!↓
★海賊対処法案「民主の反対は政局」 長島昭久氏
(日本経済新聞 電子版 2013年6月30日)
★この法案が審議されたのは「第170回」と「第171回」の国会で、
どちらも「民主党政権」を誕生させてしまうための狂気の沙汰の
「麻生政権バッシング」の中での国会でした。
外交、防衛委員会は特に酷かった・・。
あの「カップラーメンの値段」は、「第170回国会」の
外交防衛委員会での事だったんです。↓
【カップラーメンの値段で麻生叩き。その国会が元で「自衛隊インド洋給油活動」が潰された。】
昨日、「報ステ」を見てたら、参議院での代表質問が報道されましたが、
その中で、日教組幹部の神本美恵子の質問がありましたね。
また、「靖国参拝が、中国、韓国との関係改善の機会を潰した!!!」
と、叫んでましたが。
この神本美恵子を含む民主党の議員らが、福田政権時に出した法案で、
「テロ根絶法案」というのがあります。
「根絶」などという強烈な言葉が入っていますが、
内容は「テロ根絶」には全く関係なく、
むしろ自衛隊に「死ね!」と言ってるような法案だったんです。
政府自民党が出してた「新テロ特別措置法」は、
自衛隊員をアフガンの超危険地帯へ派遣せずに、
インド洋で給油活動をするという最大の国際評価と
国益とが得られる最良の法案だったにもかかわらず、
それを蹴って、この法案を代案として出してきたんです。
「銃をスコップに」「油よりも水を」がスローガン。
その言葉を隠れ蓑にして、行くにはあまりにも危険過ぎる
「超危険地帯」であるアフガンに、文民、自衛隊の両方を
行かせるという、無謀極まりない本当に危険な法案
だったのです。
装甲車で警護が必要な危険地域に、丸腰のままの
指導要員と自衛隊を派遣予定だったんです。
これ、共産党でさえ、「自民党の法案よりずっと危険だ!」と
赤旗で書いてたくらいなんです。
そんな法案を出してきた奴が、昨年の参院選で生き延び、
まだ国会にのさばっているんです。
私は、国を守るために頑張っている自衛隊に対して、
非常に批判的なものを持つ国会議員は本当に許せないです。
連中は、自衛隊員がどうなっても全く気にしない。
非常に冷酷な人間たちです。
こういう連中を本当に日本から「根絶」しなければならないと思います。
マスコミも含めて。
NHKは、偏向報道に明け暮れ、馬鹿げた韓国ドラマやバラエティーを
流していますが、NHKが流べきものは、国会中継すべてと、
上であげた、ソマリア沖海賊対処派遣隊の出発など、
自衛隊の活躍ぶりを流すべきだと思います。
彼らが、今、行っている派遣活動にどんなものがあるのかさえ
国民ははっきりと知りません。
未だ「即!脱原発!」などと言ってる連中に流される国民を
少しでも減らすためにも、今回取り上げた日本の生命線シーレーンを
守る自衛隊の活動をもっとちゃんと知らせるべきだと思います。
そうでなければ、赤道直下の猛烈な熱さの中での
自衛隊の命がけの活動もある意味無駄になってしまいます。
それを知らせる役割が最もあるのはNHKです。
知らせるべきです!
★【国旗の重み 海洋国家日本の海賊退治】
【国旗の重み 海洋国家日本の海賊退治 第一集 】
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