浅田真央選手の表情を見て思うこと。
- 2013/12/06
- 10:51
昨夜、フィギュアスケートのグランプリファイナルの
ショートプログラムを見ました。
男子は羽生くん、素晴らしかったですね。
ジャンプの回転の「ぐるぐる」感、凄かったです。
町田くんは残念でしたけど、フリーで頑張って欲しいです。
そして女子。
ロシアの4人の選手。
特に私は14歳のラジオノワ選手が好きなんですけど、
いえ、リプニツカヤ選手も好きですよ。
というか、こうして他国の選手の演技を、当たり前ですが、
そのまま素直に見られる状況が凄く嬉しい訳です。
そういう切磋琢磨できる良きライバルたちの中で、
そして当然ながら公平なジャッジのもとで、
浅田真央選手が存分に実力を発揮してくれる。
フィギュアもソチに向けて、やっとそういう状況になったのだと
勝手に昨夜のファイナルを見るまで思っていました。
ラジオノワ選手が演技終了後、
相変わらずの可愛い笑顔を振りまいてくれて、
観客席から投げ込まれた「黒猫」ちゃんのぬいぐるみを拾い、
それをとても嬉しそうにテレビに向かって見せていたのを見て、
あぁ、フィギュア大好きなこのロシアの女の子が、
このまま純粋に素直にフィギュアスケート界を
真央ちゃんのように引っ張っていってくれるような、
そんな環境だったらいいなぁ、と思ったのです。
その「黒猫」ちゃんですが、な~んか見たことあるキャラ
だなぁと思っていたら、なんと、バンクーバー五輪の
辺りからずっと拝見させて頂いてたフィギュアスケート関連の
ブログ「ときどき黒猫」さんのキャラ、「靴下にゃんこ」
だったのでした。
昨日の真央ちゃん。
試合前の表情は厳しかった。
ちょっと似合わない言葉だけれど「勝負師」という言葉が
浮かびました。
それも「真っ直ぐな勝負師」。
今期、特に感じる、今までの真央ちゃんとは違う「迫力」の
ある真央ちゃん。
「凄さ」を感じるんですよ。
なにがあってもどんなことがあっても、もう「揺るがない」。
「揺るぐことのない強さ」を凄く感じるんですよ。
そして試合。
トリプルアクセル。素晴らしかった。きれいだった。
今までで一番きれいだったような気がする。
どんどん引きこまれ、真央ちゃんの動きと一緒に
自分も体が一緒に右に左に揺れてしまうんですよ。
この緩やかなノクターンでの演技を最後まで見とれるほどに
させることの難しさは、素人でも解ります。
表現力は、スケートの力から出るものだと私は思っています。
昨日の町田樹選手の演技を見て改めて思いました。
彼がスケートアメリカで見せてくれたspとフリーの両方での
演技は、自信に満ちたスケートの素晴らしい技術力の上で
成り立ったものだったのだと。
4回転ジャンプを始めとする技術の素晴らしさ。
その素晴らしさから、表現力はついてくるのだと。
自信に満ちたスケート技術から、あの演技ができたのだと。
昨日は、それができなかった。
でもまた自信を取り戻して欲しいです、町田選手にも。
あのスケートアメリカの時のような演技を見せて欲しいと
思います。
高橋大輔選手の、NHK杯の時も思いました。
ごまかされた技術ではなくて、本物の技術にこそ
表現力が生きてくるんだと。
それぞれの選手の日々の努力に本当に頭が下がる
思いです。
真央ちゃんは言葉も変わってきました。
もっと上へ。もっと上へ。
半端ない向上心。
3年間の地道な基礎からの練習でコツコツと築き上げて
来たものが、今シーズン、どんどん花開いているように
感じるのは私だけでなく多くのファンが思うところだと
思います。
彼女はバンクーバーの前に仕上げてきた「鐘」でも
そうでした。
本当にすごい選手だと思います。
とにかく演技は、毎回毎回新鮮に驚きを与えてくれます。
「伸びしろ」がどこまであるのかほんとうにわからない
くらいです。
昨日の演技が終わった直後の真央ちゃんの表情。
私は、あの演技終了後、余韻が殆ど無いくらいに
いともあっさりとぱっと腕をおろして、ぱっと表情を変えて、
ものすごく屈託のない、昔っから見てきたあの
「真央ちゃんスマイル」が出てくるのが本当に好きでして。
で、ちょっとピョンピョン跳ねて、10代の頃のように
「やったぁ~~!!」って心の中で叫びながら、体を
弾ませている真央ちゃんが大好きなんでありまして。
で、よしよし、うんうん、と最近よく見かけるパフォも
好きでして。
で、最後には、舌がぺろっと出てましたね。
以前となんら変わらない真央ちゃん出現!
そして両手でガッツポーズをしながら、佐藤コーチにも
「やったぁ~~!」と駆け寄る真央ちゃんでありました。
真央ちゃんらしさがどど~~っとでて、これまた
「よかったよぉ~~!!真央ちゃん!!」と、
ファンである私は、テレビの前で何度も手を叩くわけです。
そして、真央ちゃんの笑顔につられて、
一人で笑っている自分がいます。
これはいつもです。ついついつられるんですよね。
で、なぜだか時にはホロリと涙も出てきます。
4年前、あの完成品「鐘」を全日本で見た時の感動は
今でも忘れません。
でも今年の感動はまたあの時とは違うんです。
「全てに打ち勝てる自分がいること」
なんというか、周囲の人達との互いの信頼と、そして、
それだけじゃなくて、ファンへの感謝の気持ちも今年は
今まで以上にものすごく感じるのですよ。
そんな中で待った採点。
え?そういう点数なのか・・・?
いやその前のリプニツカヤ選手の時にも、
すこし思ったのです。
「こんなものなん?こんな点数?」
そして、TVで流れてきた、真央ちゃんの3Aに対する
「回転不足」という言葉。
ダウングレード・・・。
テクニカルのジャッジはまた、あの頃と同じパターンを
繰り返しているのか?
ネットで調べるとまた出てきた。「天野真」という名前と
もう一人、あの国のジャッジ。
またか?またなのか?
また、アレが戻ってくるのか?
私は聞きたくもなかったし見たくもなかったので、
あの関連は敢えて見ないようにしていた。
でも、ここに来てまたなのか?
真央ちゃんは、でも変わらない。
強くなったなぁ、真央ちゃん。
昨シーズンの「白鳥に湖」でも思っったけど、
「氷上のバレリーナ」。
真央ちゃんにはこの言葉がピッタリ。
必ず報われる日が来ると信じています。
ソチでの晴れ舞台。
きっと女神は微笑んでくださると。
" 【2013 GPF Mao Asada SP ESP】
ショートプログラムを見ました。
男子は羽生くん、素晴らしかったですね。
ジャンプの回転の「ぐるぐる」感、凄かったです。
町田くんは残念でしたけど、フリーで頑張って欲しいです。
そして女子。
ロシアの4人の選手。
特に私は14歳のラジオノワ選手が好きなんですけど、
いえ、リプニツカヤ選手も好きですよ。
というか、こうして他国の選手の演技を、当たり前ですが、
そのまま素直に見られる状況が凄く嬉しい訳です。
そういう切磋琢磨できる良きライバルたちの中で、
そして当然ながら公平なジャッジのもとで、
浅田真央選手が存分に実力を発揮してくれる。
フィギュアもソチに向けて、やっとそういう状況になったのだと
勝手に昨夜のファイナルを見るまで思っていました。
ラジオノワ選手が演技終了後、
相変わらずの可愛い笑顔を振りまいてくれて、
観客席から投げ込まれた「黒猫」ちゃんのぬいぐるみを拾い、
それをとても嬉しそうにテレビに向かって見せていたのを見て、
あぁ、フィギュア大好きなこのロシアの女の子が、
このまま純粋に素直にフィギュアスケート界を
真央ちゃんのように引っ張っていってくれるような、
そんな環境だったらいいなぁ、と思ったのです。
その「黒猫」ちゃんですが、な~んか見たことあるキャラ
だなぁと思っていたら、なんと、バンクーバー五輪の
辺りからずっと拝見させて頂いてたフィギュアスケート関連の
ブログ「ときどき黒猫」さんのキャラ、「靴下にゃんこ」
だったのでした。
昨日の真央ちゃん。
試合前の表情は厳しかった。
ちょっと似合わない言葉だけれど「勝負師」という言葉が
浮かびました。
それも「真っ直ぐな勝負師」。
今期、特に感じる、今までの真央ちゃんとは違う「迫力」の
ある真央ちゃん。
「凄さ」を感じるんですよ。
なにがあってもどんなことがあっても、もう「揺るがない」。
「揺るぐことのない強さ」を凄く感じるんですよ。
そして試合。
トリプルアクセル。素晴らしかった。きれいだった。
今までで一番きれいだったような気がする。
どんどん引きこまれ、真央ちゃんの動きと一緒に
自分も体が一緒に右に左に揺れてしまうんですよ。
この緩やかなノクターンでの演技を最後まで見とれるほどに
させることの難しさは、素人でも解ります。
表現力は、スケートの力から出るものだと私は思っています。
昨日の町田樹選手の演技を見て改めて思いました。
彼がスケートアメリカで見せてくれたspとフリーの両方での
演技は、自信に満ちたスケートの素晴らしい技術力の上で
成り立ったものだったのだと。
4回転ジャンプを始めとする技術の素晴らしさ。
その素晴らしさから、表現力はついてくるのだと。
自信に満ちたスケート技術から、あの演技ができたのだと。
昨日は、それができなかった。
でもまた自信を取り戻して欲しいです、町田選手にも。
あのスケートアメリカの時のような演技を見せて欲しいと
思います。
高橋大輔選手の、NHK杯の時も思いました。
ごまかされた技術ではなくて、本物の技術にこそ
表現力が生きてくるんだと。
それぞれの選手の日々の努力に本当に頭が下がる
思いです。
真央ちゃんは言葉も変わってきました。
もっと上へ。もっと上へ。
半端ない向上心。
3年間の地道な基礎からの練習でコツコツと築き上げて
来たものが、今シーズン、どんどん花開いているように
感じるのは私だけでなく多くのファンが思うところだと
思います。
彼女はバンクーバーの前に仕上げてきた「鐘」でも
そうでした。
本当にすごい選手だと思います。
とにかく演技は、毎回毎回新鮮に驚きを与えてくれます。
「伸びしろ」がどこまであるのかほんとうにわからない
くらいです。
昨日の演技が終わった直後の真央ちゃんの表情。
私は、あの演技終了後、余韻が殆ど無いくらいに
いともあっさりとぱっと腕をおろして、ぱっと表情を変えて、
ものすごく屈託のない、昔っから見てきたあの
「真央ちゃんスマイル」が出てくるのが本当に好きでして。
で、ちょっとピョンピョン跳ねて、10代の頃のように
「やったぁ~~!!」って心の中で叫びながら、体を
弾ませている真央ちゃんが大好きなんでありまして。
で、よしよし、うんうん、と最近よく見かけるパフォも
好きでして。
で、最後には、舌がぺろっと出てましたね。
以前となんら変わらない真央ちゃん出現!
そして両手でガッツポーズをしながら、佐藤コーチにも
「やったぁ~~!」と駆け寄る真央ちゃんでありました。
真央ちゃんらしさがどど~~っとでて、これまた
「よかったよぉ~~!!真央ちゃん!!」と、
ファンである私は、テレビの前で何度も手を叩くわけです。
そして、真央ちゃんの笑顔につられて、
一人で笑っている自分がいます。
これはいつもです。ついついつられるんですよね。
で、なぜだか時にはホロリと涙も出てきます。
4年前、あの完成品「鐘」を全日本で見た時の感動は
今でも忘れません。
でも今年の感動はまたあの時とは違うんです。
「全てに打ち勝てる自分がいること」
なんというか、周囲の人達との互いの信頼と、そして、
それだけじゃなくて、ファンへの感謝の気持ちも今年は
今まで以上にものすごく感じるのですよ。
そんな中で待った採点。
え?そういう点数なのか・・・?
いやその前のリプニツカヤ選手の時にも、
すこし思ったのです。
「こんなものなん?こんな点数?」
そして、TVで流れてきた、真央ちゃんの3Aに対する
「回転不足」という言葉。
ダウングレード・・・。
テクニカルのジャッジはまた、あの頃と同じパターンを
繰り返しているのか?
ネットで調べるとまた出てきた。「天野真」という名前と
もう一人、あの国のジャッジ。
またか?またなのか?
また、アレが戻ってくるのか?
私は聞きたくもなかったし見たくもなかったので、
あの関連は敢えて見ないようにしていた。
でも、ここに来てまたなのか?
真央ちゃんは、でも変わらない。
(トリプルアクセルは)今シーズンで一番の感覚。
フリーにもきょうの流れをそのまま続けたい。
あさってのフリーは、順位よりも、
自分の最高レベルの演技に
挑戦できると思うので、頑張りたい。
強くなったなぁ、真央ちゃん。
昨シーズンの「白鳥に湖」でも思っったけど、
「氷上のバレリーナ」。
真央ちゃんにはこの言葉がピッタリ。
必ず報われる日が来ると信じています。
ソチでの晴れ舞台。
きっと女神は微笑んでくださると。
" 【2013 GPF Mao Asada SP ESP】