真央ちゃん、頑張れ!!!日本の選手たち、頑張れ!!!
- 2013/11/11
- 03:20
昨日、フィギュアスケートのNHK杯を見たあと、
野球の日本対台湾戦が終わった直後を見たのだけれど、
日本の選手たちが、東日本大震災での台湾からの様々な
援助に対してのお礼を書いた垂れ幕を持って台湾の人たちに
帽子を振って挨拶し、またそれに答えるかのように、台湾選手たち
からも拍手が起こっていたのを見て、本当に「あぁ、いいなぁ~。」と
とても心地よい気持ちになりました。
台湾とは、お互い尊敬し合い切磋琢磨して、共に強くなっていける、
そんな関係をずっと持つことが出来るだろうなと改めて感じました。
WBCの時もそうだったけど、勝っても負けても、お互いを称えあうことが出来る、
そんな試合は見ていて本当に心地よいです。
負けた時というのはもちろん悔しいわけですが、その負けた相手に
「そのあとは自分たちの分まで頑張って勝ってくれ」と思えるような試合。
そんな試合がお互いに出来ることって素晴らしいなぁと思うわけです。
野球の日本代表。
初めて長いスパンで考えられることになった招集に関しては
色々な難しさも出て来るとは思います。
試行錯誤の連続かもしれないですよね。
でも、ああして一歩踏み出したことには素直に応援したいと思います。
野球を観てて思ったのですが、やっぱり「監督」は「日本人」がいいなぁ。
サッカー、何とかならんかなぁ。
トルシエの時は通訳のダバディさんの熱さもあってトルシエの言い方
そのままに選手に伝わってる感があって好きだったんですけどね・・。
さてさて、フィギュアスケートです!
真央ちゃん、NHK杯、優勝しましたね!
おめでとう、真央ちゃん!
2位がロシアのラジオノワ選手。3位が鈴木のあっこちゃん。
表彰式、いいメンバーでした!
その表彰式、真央ちゃんは、いつもどおり「君が代」を歌っていましたよね!
私も一緒に歌いました!と言うか、歌いたくなった、真央ちゃんが
歌ってるのを見て。
なんか表彰式を全編見るのは久しぶりでした。
全てのスポーツにおいて。何年ぶりだろうか、本当に。
ボーイスカウトたちが国旗を大事に持っているところもずっと映ってて、
ななかなかいい映像だったと思います。
やっぱり「君が代」は良いです!じぃ~~んと来るんですよね。
誇りに思います、我が国の国歌!
ロシアのラジオノア選手。14歳で、今度のソチ五輪には年齢制限で
出られないんですよね。
真央ちゃんも「トリノ」がそうでしたね。
そのラジオノア選手、真央ちゃんが大好きだそうで、
表彰式の時のショット写真を見ても「真央ちゃん大好き!」感が出て
可愛かったですね~。
彼女、演技も素晴らしかったけれど、「キスクラ」で待ってる間も
仕草とかを見てると、とっても素直そうで可愛い女の子だなぁと思いました。
日本の15歳、宮原知子ちゃんも良かったですね~。
おとなしめに見える彼女ですが、緊張感が初々しく見えてそれも良かったです。
ラジオノワ選手と同じ世代。これから良きライバルとして頑張って欲しいです。
鈴木明子選手。
私は鈴木選手はバンクーバー五輪お前の全日本で初めて注目した
感じだったんです。
あの頃、私は真央ちゃんの他には中野友加里選手を応援してたものですから。
本当は中野選手に行って欲しかったんですよ。バンクーバー。
だからちゃんと鈴木選手の演技を見たのはバンクーバーが初めてと
言ってもいいくらいでした。
鈴木明子。
名前もシンプルだなぁ、などと勝手なイメージを作ってしまっていた自分です。
なんというか、はっきり言って「食わず嫌い」だったんですよね。
でも、バンクーバーでの鈴木選手のFS見てぎょぎょぎょ!
凄かったんだ!この人は!と。
ほんとすみません、鈴木選手。
で、今期のプログラムもめっちゃいいじゃないですか!!!
SPの「愛の賛歌」とFSの「オペラ座の怪人」、両方共に「鳥肌モン」です!
先日行われた「スケートカナダ」での鈴木選手のこの2つのプログラム、
本当に素晴らしかったです。
表現力というのは、技術と別に捉えられてしまう感じですけど、
決してそうではなくて、スケーティングの素晴らしさがないと
絶対に表現力というのは追いついてこないと思ってます。
あまりもう思い出したくないのだけど、バンクーバーは
やはり間違っていた、そう思うことしきりです。
技術点の採点自体、訳がわからない異常な事態になって
しまっていたのに加え、表現力までもが、歪められていたと。
違うだろ!それ!!と思うことがあの時いっぱいあった。
首芸、顔芸、腕芸。
違うんだよ、それは!!と何度思ったことか。
表現力というのは体全体なんだよ!!!と。
そしてフィギュアはスポーツなんだよ!と。
何度思ったことか。
今年のスケートアメリカでの町田樹選手。
SPの「エデンの東」とFSの「火の鳥」。
これも素晴らしかった。
足元を先ず見て、それから体全体の動きを見ると、
その凄さに圧倒されるんです。
町田選手の4回転ジャンプはクリーンで素晴らしい。
今年、基礎からもう一度やり直してきたとか。
ジャンプだけでなく、片足で長く滑る技術とか凄いんですけど。
それに加わる表現力。
スケーティングに力があってこそだと思うんです。
いや、もうですね、背中の衣装の赤とオレンジの炎のアクセントが
本当に火の鳥の背中のように、まるで火の鳥が生きてる感じに
見えてくるんですよ。
目の錯覚か?と、そんな感じです。
何もかもが、その場しのぎの取ってつけたような表現なんかじゃないんです。
全部、スケートの技術力から生まれてくる表現なんだと思えるんです。
これ、真央ちゃんの「鐘」の時からずっと感じていたことです。
いえ、こういうの思えるようになったのは、トリノ五輪での荒川静香選手の
トゥーランドットを見てからかも知れないです。
あれ、今も時々見たくなって動画を見るんですけど、
「ふわっふわっ」なんですよ、荒川選手の滑りって。
ほんと、凄いですよ。
大げさでもなんでもなく、白い雲の上を滑ってる感じなんです。
硬い氷の上で舞ってる感じがしないんですよ。
佐藤信夫コーチが、真央ちゃんによく荒川選手の滑りを見るようにと
言ってたというのをネットで見たことがあるんですが、
小塚くんや、佐藤有香さんのツルッツルッの滑りを見れば、
佐藤コーチが求めるものがどういうものであるか、
なんとなく分かるような気がします。
荒川選手のスケーティングはやはり金メダル級だったわけで、
トリノで一気に花開いたという感じだったですよね。
トリノの時は、あのいつも完璧だったロシアのスルツカヤと
アメリカのサーシャ・コーエンという素晴らしい2人の選手がいたんですけど、
荒川選手のスケートは、何か特別なものがありましたよね。
でも私はスルツカヤもコーエンも嫌いじゃなくて、
フィギュアの素晴らしさを見せてくれた良い選手だったと思っています。
こうやって、勝った負けたに関わりなく、後であの時の演技を
もう一度見たいなぁと思える選手たち、懐かしく思わず動画を探して
ついつい長々と見てしまう素晴らしい選手がフィギュアにはたっくさん
いるんですよね。
フィギュアははそういうところも大好きなんですけどね。
でもバンクーバーは違いました・・・。
真央ちゃんの「鐘」。
2009年のジャパン・オープンだったか、初めて「鐘」のプログラムを見た時、
タラソワを一瞬疑いました、私。
本当に真央ちゃんのために考えてくれたのか?と。
真央ちゃんに合う、合わない、ということよりも、
先ず、真央ちゃんが選曲で損をするのではないかと。
それが心配で心配でたまらなかった。
もうその頃は、トリノ以降、約3年近くに亘って異常な事態が続いていて、
私達ファンも、なんでなんでこんな酷いことが続くのかと、
誰か本当に真央ちゃんに救いの手を差し伸べてほしいと、
そういうことで頭がいっぱいで、少しでもデメリットになりそうなことには
とにかく敏感になっていたんですよね。
だから余計に「鐘」については心配の声が上がったんだと思います。
でも、それは杞憂でした。
全日本選手権。
浅田真央というフィギュアスケートの選手に対して、
当時まだ20歳にもなっていなかった選手に対して、
それまで感じたことのない思いが溢れたというかなんというか。
もちろん「鳥肌」どころではなく、言葉に言い表せないほどのものを感じたのが
この2009年、全日本選手権の「鐘」だったのでした。
まさかまさかここまで来るとは、という・・。
ものすごく大きくものすごく高い壁を乗り越えた「浅田真央」という選手。
タラソワさんが何故この「鐘」というプログラムを真央ちゃんに与えたのか、
その時やっと解ったんです。愚かにも。
タラソワコーチの真央ちゃんに対する信頼とか愛情とか、
私のようなバカ素人が簡単に口にすることなどおこがましいというか
厚かましくて、一瞬でもタラソワさんを疑った自分が恥ずかしい、
そう思いました。
小学生の頃、札幌オリンピックで見たジャネット・リン選手。
あの時から、冬のオリンピックでフィギュアスケートを見るのが
楽しみで楽しみで仕方がなかった私にとって、
フィギュアスケートの概念」を突き破ったような、
そんな気持ちを起こさせたものだったんです、あの「鐘」は。
「キレイだなぁ」とか「すごいなぁ」とか、そういう感想では済まされない、
何度も繰り返してしまうけれど、とにかく「簡単に言葉では言い表せないもの」、
そういうものがあったんです。
そして迎えたバンクーバー。
胸が詰まる思いで見たあの「鐘」。
それまでの数年間に起こった様々な出来事に翻弄されながら、
真央ちゃんが辿りついた「鐘」。
あの時の悔しさを忘れるかのように完璧な世界選手権での「鐘」。
全日本とバンクーバーとトリノ世界選手権。
この3つの「鐘」を私は忘れることは絶対にないと思います。
あぁ、本当に何度「鐘」の演技をその後も動画で見たでしょうか。
見るたびに涙が自然と出てきて、胸が詰まるような感じになります。
あの国のこと、日本のマスコミのこと、スケ連のこと・・・。
かつて応援してた選手までもがマスコミの流す異常な雰囲気の中に飲まれ、
「裏切り」のような行為をするのも見ました。
第一次安倍政権へのマスコミの異様なバッシングに続き、
真央ちゃんに対しての異様なバッシングは、私にとっては
追い打ちをかけるような出来事で、更には麻生政権でも異様なバッシングと
何もかもが日本は異常な事態に陥ってしまっていました。
拉致事件を知ってから日本は自分の知らない間に、
こんな緊急事態になっているのだと、ただただ愕然とし、でもそれでも、
拉致問題という戦後最も理不尽な日本の闇に葬られた事件が
明るみになって、ネットでも様々なことが真実として知ることが出来るようになり、
第一次安倍政権の誕生で一瞬でも希望の光が見えたにもかかわらず、
国民は拉致事件をただ「かわいそう」で済ませ、
その後もっと真摯に自虐史観を知るに至るものと思っていた望みは
いともあっさりと打ち砕かれました。
安倍政権がマスコミの異様な煽動によって潰され、
拉致事件などどこ吹く風と言わんばかりに寧ろますます朝鮮民主党は
勢力を強め、韓流やら何やらで、マスコミは増長をしつづけました。
そのなかでも、まさかの、フィギュアスケートにまで「親朝鮮」「反日」を持込み、
まだ10代だった浅田真央という選手を異様なまでに翻弄させたのは、
フィギュアスケート界だけではなくて、日本のマスコミが先導していたという現実。
あの美しい場所に汚物をまき散らし、理不尽な結末をもたらし、
どす黒く汚れた意識にまみれ、正義や公正も失われ、
吐き気をもよおすような下品なものによって、
真っ白な氷の世界は完全に穢されてしまった。
真央選手はその中で懸命に闘っていた。
忘れたくても忘れることは出来ない。
あの時も思いました。
「お天道さまはきっと見てる、見てくれている」と。
こんな結末で終わるはずがない。と自分に言い聞かせてました。
それは、「鐘」の完成によってより確信した思いでした。
佐藤信夫コーチのもとでの基礎からの再スタート。
どれだけ貪欲に進むんだろうか、真央ちゃんは。そう思いました。
ソチ五輪を目指す4年間。
長い道のりだと思えた4年間は、いよいよファイナルを迎える
手前まで来ました。
昨期の「白鳥の湖」も素晴らしかった。
更に高みへと進むために「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」を
再び選んだ真央選手。
先般のスケートアメリカ。
3Aは転倒したものの、他の要素が素晴らしくて、
特に後半のステップは圧巻でした。
タラソワさんのプログラムは無茶苦茶ぎっしり難しい要素が
詰まっているけれど、それが出来る真央ちゃんの凄さったらもう・・。
そして真央ちゃんの顔つきが変わった。
「やり遂げるんだ」というものすごく強い意志を感じる顔つき。
「鐘」のときも当然あったけど、あの時とはまた違う顔つき。
浅田真央の凄さ。
「鐘」の時も最も惹かれたのは後半のステップの場面。
今回も最も惹かれるのは後半のステップ。
体がゾクゾクしてくる。胸が詰まる。涙が出る。
でも不思議な事に「鐘」の時とは違うんです。感覚が。
ゾクゾク感1つとっても。
なんだろ、これって。また言葉では言い表せないんですけど・・。
今回のNHK杯。
見たことある衣装。
と思ったら、なんとあの「鐘」を最初めてお披露目した
2009年ジャパン・オープンの時の衣装だったのですよね。
前回の衣装も私は好きですが、今回のはちょっと軽いそうです。
五輪本番はどちらになるか、どちらでも素敵であることに変わりはないですね。
今度こそ、ベストな環境で演技を披露できることを今から祈っています。
私は「リベンジ」とか「倍返し」とかいう言葉は好きではないです。
真央ちゃんはそういう言葉とは全く関係のない領域に既にいて、
毎回、採点を見ては「うんうん」と頷きながら、
前へ前と進んでいってる感じですよね。
こうして真央ちゃんの最高のプログラムを
同じ時代を生きながら見ることが出来るというのは、
ファン冥利に尽きると思います。
しかもそれが完成される過程を目の当たりにすることが
出来るなんて。
いままでも、女子では伊藤みどり選手、男子では
本田武史選手が苦しい中、日本のフィギュアスケート界を
引っ張ってきてくれましたよね。
もちろんこのお二人だけでなく、佐藤有香さんとか、他の
多くの選手達が、頑張って努力して、日本のフィギュア界を
盛り上げてきてくれたわけですが、
特にこの二人は特筆すべき物があると思っています。
本田選手は、あのヤグディン、プルシェンコという偉大な
二人の選手がいた時代に、4回転ジャンプを決めて、
さらにステップなどでも高度な技術を持っていたわけで。
伊藤みどり選手は、ジャンプはもう神がかり的で
物凄い高さのあるジャンプですが、本当は加えてスピードとか、
高速スピンとか、他にも凄いところがあったんですけど、
マスコミは「ジャンプ」のことしか言わなかったんですよね。
真央選手の「鐘」のプログラムがキッカケで、
ここ数年、よく昔のフィギュアの動画もよく見るのですが、
当時は余り気にしないで全体的な雰囲気だけで見てたものが、
また改めて見ると、今まで見てた記憶とは違った「凄さ」に
初めて気がつくこともよくあります。
伊藤みどり選手のスピードは、リンク周りの広告の文字が
異様に早く流れていくんですよね。
それだけ、スケートの走りが高速ってことです。
本田選手の2003年四大陸選手権での「アイリッシュダンス」の
ステップも素晴らしいです。
この時は4回転、なんと3回決めてるんですよね。
こういう牽引的存在を担った選手たちの存在があってこそ
今の日本フィギュアスケートが素晴らしい選手を
生み出す原典になってると思うんです。
そういう中で生まれてきた浅田真央選手。
真央ちゃんは日本の宝物です。
ソチでは必ず結果がついてくると信じています。
完成された「ラフマニノフ」をきっとソチで見ることが
出来ると信じています。
真央ちゃんに関してはファンはそれぞれ、思いが一杯
詰まっていると思います。
私もいままで何度も書きたいことがあったけど、いっぱい
色々ありすぎて逆に書けないでいました。
今日は、真央ちゃんのこと初めて長々と書きましたけど、
まだ言い足りないくらいです。
でも今回はここまで。
今はただただ「真央ちゃん、頑張れ!」と応援し続けます。
【浅田真央 全日本フィギュア女子フリー2009年「鐘」 】
★2007年頃からずっと拝見させて頂いてるブログさんです。↓
異様な採点方法などを検証したり、様々な情報を得ることが出来ますし、
何よりもフィギュアスケートを愛してやまない、
そして大切に思ってらっしゃるところが大好きなブログさんです。
【MURMUR 別館】
「真央ちゃん、頑張れ!!!」
野球の日本対台湾戦が終わった直後を見たのだけれど、
日本の選手たちが、東日本大震災での台湾からの様々な
援助に対してのお礼を書いた垂れ幕を持って台湾の人たちに
帽子を振って挨拶し、またそれに答えるかのように、台湾選手たち
からも拍手が起こっていたのを見て、本当に「あぁ、いいなぁ~。」と
とても心地よい気持ちになりました。
台湾とは、お互い尊敬し合い切磋琢磨して、共に強くなっていける、
そんな関係をずっと持つことが出来るだろうなと改めて感じました。
WBCの時もそうだったけど、勝っても負けても、お互いを称えあうことが出来る、
そんな試合は見ていて本当に心地よいです。
負けた時というのはもちろん悔しいわけですが、その負けた相手に
「そのあとは自分たちの分まで頑張って勝ってくれ」と思えるような試合。
そんな試合がお互いに出来ることって素晴らしいなぁと思うわけです。
野球の日本代表。
初めて長いスパンで考えられることになった招集に関しては
色々な難しさも出て来るとは思います。
試行錯誤の連続かもしれないですよね。
でも、ああして一歩踏み出したことには素直に応援したいと思います。
野球を観てて思ったのですが、やっぱり「監督」は「日本人」がいいなぁ。
サッカー、何とかならんかなぁ。
トルシエの時は通訳のダバディさんの熱さもあってトルシエの言い方
そのままに選手に伝わってる感があって好きだったんですけどね・・。
さてさて、フィギュアスケートです!
真央ちゃん、NHK杯、優勝しましたね!
おめでとう、真央ちゃん!
2位がロシアのラジオノワ選手。3位が鈴木のあっこちゃん。
表彰式、いいメンバーでした!
その表彰式、真央ちゃんは、いつもどおり「君が代」を歌っていましたよね!
私も一緒に歌いました!と言うか、歌いたくなった、真央ちゃんが
歌ってるのを見て。
なんか表彰式を全編見るのは久しぶりでした。
全てのスポーツにおいて。何年ぶりだろうか、本当に。
ボーイスカウトたちが国旗を大事に持っているところもずっと映ってて、
ななかなかいい映像だったと思います。
やっぱり「君が代」は良いです!じぃ~~んと来るんですよね。
誇りに思います、我が国の国歌!
ロシアのラジオノア選手。14歳で、今度のソチ五輪には年齢制限で
出られないんですよね。
真央ちゃんも「トリノ」がそうでしたね。
そのラジオノア選手、真央ちゃんが大好きだそうで、
表彰式の時のショット写真を見ても「真央ちゃん大好き!」感が出て
可愛かったですね~。
彼女、演技も素晴らしかったけれど、「キスクラ」で待ってる間も
仕草とかを見てると、とっても素直そうで可愛い女の子だなぁと思いました。
日本の15歳、宮原知子ちゃんも良かったですね~。
おとなしめに見える彼女ですが、緊張感が初々しく見えてそれも良かったです。
ラジオノワ選手と同じ世代。これから良きライバルとして頑張って欲しいです。
鈴木明子選手。
私は鈴木選手はバンクーバー五輪お前の全日本で初めて注目した
感じだったんです。
あの頃、私は真央ちゃんの他には中野友加里選手を応援してたものですから。
本当は中野選手に行って欲しかったんですよ。バンクーバー。
だからちゃんと鈴木選手の演技を見たのはバンクーバーが初めてと
言ってもいいくらいでした。
鈴木明子。
名前もシンプルだなぁ、などと勝手なイメージを作ってしまっていた自分です。
なんというか、はっきり言って「食わず嫌い」だったんですよね。
でも、バンクーバーでの鈴木選手のFS見てぎょぎょぎょ!
凄かったんだ!この人は!と。
ほんとすみません、鈴木選手。
で、今期のプログラムもめっちゃいいじゃないですか!!!
SPの「愛の賛歌」とFSの「オペラ座の怪人」、両方共に「鳥肌モン」です!
先日行われた「スケートカナダ」での鈴木選手のこの2つのプログラム、
本当に素晴らしかったです。
表現力というのは、技術と別に捉えられてしまう感じですけど、
決してそうではなくて、スケーティングの素晴らしさがないと
絶対に表現力というのは追いついてこないと思ってます。
あまりもう思い出したくないのだけど、バンクーバーは
やはり間違っていた、そう思うことしきりです。
技術点の採点自体、訳がわからない異常な事態になって
しまっていたのに加え、表現力までもが、歪められていたと。
違うだろ!それ!!と思うことがあの時いっぱいあった。
首芸、顔芸、腕芸。
違うんだよ、それは!!と何度思ったことか。
表現力というのは体全体なんだよ!!!と。
そしてフィギュアはスポーツなんだよ!と。
何度思ったことか。
今年のスケートアメリカでの町田樹選手。
SPの「エデンの東」とFSの「火の鳥」。
これも素晴らしかった。
足元を先ず見て、それから体全体の動きを見ると、
その凄さに圧倒されるんです。
町田選手の4回転ジャンプはクリーンで素晴らしい。
今年、基礎からもう一度やり直してきたとか。
ジャンプだけでなく、片足で長く滑る技術とか凄いんですけど。
それに加わる表現力。
スケーティングに力があってこそだと思うんです。
いや、もうですね、背中の衣装の赤とオレンジの炎のアクセントが
本当に火の鳥の背中のように、まるで火の鳥が生きてる感じに
見えてくるんですよ。
目の錯覚か?と、そんな感じです。
何もかもが、その場しのぎの取ってつけたような表現なんかじゃないんです。
全部、スケートの技術力から生まれてくる表現なんだと思えるんです。
これ、真央ちゃんの「鐘」の時からずっと感じていたことです。
いえ、こういうの思えるようになったのは、トリノ五輪での荒川静香選手の
トゥーランドットを見てからかも知れないです。
あれ、今も時々見たくなって動画を見るんですけど、
「ふわっふわっ」なんですよ、荒川選手の滑りって。
ほんと、凄いですよ。
大げさでもなんでもなく、白い雲の上を滑ってる感じなんです。
硬い氷の上で舞ってる感じがしないんですよ。
佐藤信夫コーチが、真央ちゃんによく荒川選手の滑りを見るようにと
言ってたというのをネットで見たことがあるんですが、
小塚くんや、佐藤有香さんのツルッツルッの滑りを見れば、
佐藤コーチが求めるものがどういうものであるか、
なんとなく分かるような気がします。
荒川選手のスケーティングはやはり金メダル級だったわけで、
トリノで一気に花開いたという感じだったですよね。
トリノの時は、あのいつも完璧だったロシアのスルツカヤと
アメリカのサーシャ・コーエンという素晴らしい2人の選手がいたんですけど、
荒川選手のスケートは、何か特別なものがありましたよね。
でも私はスルツカヤもコーエンも嫌いじゃなくて、
フィギュアの素晴らしさを見せてくれた良い選手だったと思っています。
こうやって、勝った負けたに関わりなく、後であの時の演技を
もう一度見たいなぁと思える選手たち、懐かしく思わず動画を探して
ついつい長々と見てしまう素晴らしい選手がフィギュアにはたっくさん
いるんですよね。
フィギュアははそういうところも大好きなんですけどね。
でもバンクーバーは違いました・・・。
真央ちゃんの「鐘」。
2009年のジャパン・オープンだったか、初めて「鐘」のプログラムを見た時、
タラソワを一瞬疑いました、私。
本当に真央ちゃんのために考えてくれたのか?と。
真央ちゃんに合う、合わない、ということよりも、
先ず、真央ちゃんが選曲で損をするのではないかと。
それが心配で心配でたまらなかった。
もうその頃は、トリノ以降、約3年近くに亘って異常な事態が続いていて、
私達ファンも、なんでなんでこんな酷いことが続くのかと、
誰か本当に真央ちゃんに救いの手を差し伸べてほしいと、
そういうことで頭がいっぱいで、少しでもデメリットになりそうなことには
とにかく敏感になっていたんですよね。
だから余計に「鐘」については心配の声が上がったんだと思います。
でも、それは杞憂でした。
全日本選手権。
浅田真央というフィギュアスケートの選手に対して、
当時まだ20歳にもなっていなかった選手に対して、
それまで感じたことのない思いが溢れたというかなんというか。
もちろん「鳥肌」どころではなく、言葉に言い表せないほどのものを感じたのが
この2009年、全日本選手権の「鐘」だったのでした。
まさかまさかここまで来るとは、という・・。
ものすごく大きくものすごく高い壁を乗り越えた「浅田真央」という選手。
タラソワさんが何故この「鐘」というプログラムを真央ちゃんに与えたのか、
その時やっと解ったんです。愚かにも。
タラソワコーチの真央ちゃんに対する信頼とか愛情とか、
私のようなバカ素人が簡単に口にすることなどおこがましいというか
厚かましくて、一瞬でもタラソワさんを疑った自分が恥ずかしい、
そう思いました。
小学生の頃、札幌オリンピックで見たジャネット・リン選手。
あの時から、冬のオリンピックでフィギュアスケートを見るのが
楽しみで楽しみで仕方がなかった私にとって、
フィギュアスケートの概念」を突き破ったような、
そんな気持ちを起こさせたものだったんです、あの「鐘」は。
「キレイだなぁ」とか「すごいなぁ」とか、そういう感想では済まされない、
何度も繰り返してしまうけれど、とにかく「簡単に言葉では言い表せないもの」、
そういうものがあったんです。
そして迎えたバンクーバー。
胸が詰まる思いで見たあの「鐘」。
それまでの数年間に起こった様々な出来事に翻弄されながら、
真央ちゃんが辿りついた「鐘」。
あの時の悔しさを忘れるかのように完璧な世界選手権での「鐘」。
全日本とバンクーバーとトリノ世界選手権。
この3つの「鐘」を私は忘れることは絶対にないと思います。
あぁ、本当に何度「鐘」の演技をその後も動画で見たでしょうか。
見るたびに涙が自然と出てきて、胸が詰まるような感じになります。
あの国のこと、日本のマスコミのこと、スケ連のこと・・・。
かつて応援してた選手までもがマスコミの流す異常な雰囲気の中に飲まれ、
「裏切り」のような行為をするのも見ました。
第一次安倍政権へのマスコミの異様なバッシングに続き、
真央ちゃんに対しての異様なバッシングは、私にとっては
追い打ちをかけるような出来事で、更には麻生政権でも異様なバッシングと
何もかもが日本は異常な事態に陥ってしまっていました。
拉致事件を知ってから日本は自分の知らない間に、
こんな緊急事態になっているのだと、ただただ愕然とし、でもそれでも、
拉致問題という戦後最も理不尽な日本の闇に葬られた事件が
明るみになって、ネットでも様々なことが真実として知ることが出来るようになり、
第一次安倍政権の誕生で一瞬でも希望の光が見えたにもかかわらず、
国民は拉致事件をただ「かわいそう」で済ませ、
その後もっと真摯に自虐史観を知るに至るものと思っていた望みは
いともあっさりと打ち砕かれました。
安倍政権がマスコミの異様な煽動によって潰され、
拉致事件などどこ吹く風と言わんばかりに寧ろますます朝鮮民主党は
勢力を強め、韓流やら何やらで、マスコミは増長をしつづけました。
そのなかでも、まさかの、フィギュアスケートにまで「親朝鮮」「反日」を持込み、
まだ10代だった浅田真央という選手を異様なまでに翻弄させたのは、
フィギュアスケート界だけではなくて、日本のマスコミが先導していたという現実。
あの美しい場所に汚物をまき散らし、理不尽な結末をもたらし、
どす黒く汚れた意識にまみれ、正義や公正も失われ、
吐き気をもよおすような下品なものによって、
真っ白な氷の世界は完全に穢されてしまった。
真央選手はその中で懸命に闘っていた。
忘れたくても忘れることは出来ない。
あの時も思いました。
「お天道さまはきっと見てる、見てくれている」と。
こんな結末で終わるはずがない。と自分に言い聞かせてました。
それは、「鐘」の完成によってより確信した思いでした。
佐藤信夫コーチのもとでの基礎からの再スタート。
どれだけ貪欲に進むんだろうか、真央ちゃんは。そう思いました。
ソチ五輪を目指す4年間。
長い道のりだと思えた4年間は、いよいよファイナルを迎える
手前まで来ました。
昨期の「白鳥の湖」も素晴らしかった。
更に高みへと進むために「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」を
再び選んだ真央選手。
先般のスケートアメリカ。
3Aは転倒したものの、他の要素が素晴らしくて、
特に後半のステップは圧巻でした。
タラソワさんのプログラムは無茶苦茶ぎっしり難しい要素が
詰まっているけれど、それが出来る真央ちゃんの凄さったらもう・・。
そして真央ちゃんの顔つきが変わった。
「やり遂げるんだ」というものすごく強い意志を感じる顔つき。
「鐘」のときも当然あったけど、あの時とはまた違う顔つき。
浅田真央の凄さ。
「鐘」の時も最も惹かれたのは後半のステップの場面。
今回も最も惹かれるのは後半のステップ。
体がゾクゾクしてくる。胸が詰まる。涙が出る。
でも不思議な事に「鐘」の時とは違うんです。感覚が。
ゾクゾク感1つとっても。
なんだろ、これって。また言葉では言い表せないんですけど・・。
今回のNHK杯。
見たことある衣装。
と思ったら、なんとあの「鐘」を最初めてお披露目した
2009年ジャパン・オープンの時の衣装だったのですよね。
前回の衣装も私は好きですが、今回のはちょっと軽いそうです。
五輪本番はどちらになるか、どちらでも素敵であることに変わりはないですね。
今度こそ、ベストな環境で演技を披露できることを今から祈っています。
私は「リベンジ」とか「倍返し」とかいう言葉は好きではないです。
真央ちゃんはそういう言葉とは全く関係のない領域に既にいて、
毎回、採点を見ては「うんうん」と頷きながら、
前へ前と進んでいってる感じですよね。
こうして真央ちゃんの最高のプログラムを
同じ時代を生きながら見ることが出来るというのは、
ファン冥利に尽きると思います。
しかもそれが完成される過程を目の当たりにすることが
出来るなんて。
いままでも、女子では伊藤みどり選手、男子では
本田武史選手が苦しい中、日本のフィギュアスケート界を
引っ張ってきてくれましたよね。
もちろんこのお二人だけでなく、佐藤有香さんとか、他の
多くの選手達が、頑張って努力して、日本のフィギュア界を
盛り上げてきてくれたわけですが、
特にこの二人は特筆すべき物があると思っています。
本田選手は、あのヤグディン、プルシェンコという偉大な
二人の選手がいた時代に、4回転ジャンプを決めて、
さらにステップなどでも高度な技術を持っていたわけで。
伊藤みどり選手は、ジャンプはもう神がかり的で
物凄い高さのあるジャンプですが、本当は加えてスピードとか、
高速スピンとか、他にも凄いところがあったんですけど、
マスコミは「ジャンプ」のことしか言わなかったんですよね。
真央選手の「鐘」のプログラムがキッカケで、
ここ数年、よく昔のフィギュアの動画もよく見るのですが、
当時は余り気にしないで全体的な雰囲気だけで見てたものが、
また改めて見ると、今まで見てた記憶とは違った「凄さ」に
初めて気がつくこともよくあります。
伊藤みどり選手のスピードは、リンク周りの広告の文字が
異様に早く流れていくんですよね。
それだけ、スケートの走りが高速ってことです。
本田選手の2003年四大陸選手権での「アイリッシュダンス」の
ステップも素晴らしいです。
この時は4回転、なんと3回決めてるんですよね。
こういう牽引的存在を担った選手たちの存在があってこそ
今の日本フィギュアスケートが素晴らしい選手を
生み出す原典になってると思うんです。
そういう中で生まれてきた浅田真央選手。
真央ちゃんは日本の宝物です。
ソチでは必ず結果がついてくると信じています。
完成された「ラフマニノフ」をきっとソチで見ることが
出来ると信じています。
真央ちゃんに関してはファンはそれぞれ、思いが一杯
詰まっていると思います。
私もいままで何度も書きたいことがあったけど、いっぱい
色々ありすぎて逆に書けないでいました。
今日は、真央ちゃんのこと初めて長々と書きましたけど、
まだ言い足りないくらいです。
でも今回はここまで。
今はただただ「真央ちゃん、頑張れ!」と応援し続けます。
【浅田真央 全日本フィギュア女子フリー2009年「鐘」 】
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そして大切に思ってらっしゃるところが大好きなブログさんです。
【MURMUR 別館】
「真央ちゃん、頑張れ!!!」
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