10月3日は、中川昭一さんの命日。 現実の政治の中で懸命に戦う政治家を応援する。
- 2013/10/03
- 15:11
今日、10月3日は、中川昭一さんの命日です。
今週は、冒頭に、先日書いた下記記事のリンクを貼っていますので
読んでいただけたらと思います。↓
【10月3日は、中川昭一さんの命日です。 『 政治家は我身無念と思えども 国の為なら本懐なり 』 『 死せる中川 生ける保守を走らす 』】
以前ネットで「バッシングだらけの日本」という題名のブログがありました。
女性のブログで、いつも冷静に事象を見ようという姿勢が感じられて
とても好感の持てるブログでした。
保守派が、事あるごとに気に入らないと思った議員を一斉に
バッシングを始めることに対して批判をされていました。
政治家に対してだけではなくて、公務員、官僚、大企業など、
何でも十把一絡げで叩きまくることをやめようと訴えていました。
書いていることに常々賛成だったのでよく見ていたのですが、
ある日突然ブログが無くなってしまいました。
コメント欄も時々荒れていたので心配はしていたのですけれど・・。
今回の消費税4月増税決定。ネットでは激しい言葉が飛び交いました。
特にその中でも「裏切り者」という言葉。
第一次安倍政権からずっと何度となく為されてきたこととはいえ、
やはりそういう言葉を見るたびに、何とも空しい気持ちになります。
今回見ていて1つ思ったことがあります。
それは、「日本を守りたい」という気持ちは同じだけれど、
そこに関わる政治家に対する「思い」に、根本的に違いがあるのではないかと。
政治家の人となり。
そういうところにも私は重きをおいて見ているものですから。
政治というものには、通常の社会とは比較にならないほどの
数多くの様々なベクトルが交わっていて、
そういった中で、方向を決めていかなければならない、
「究極の選択」が極めて多いです。
机上の論理では簡単に動けない、ものすごい「現実」と
戦っていかなくてはいけない。
評論家が「責任」なく簡単に結論を言えるのとは全く次元が違う、
極めて重い「責任」を持って政治は行われなくてはいけない。
もちろん会社の社長も大変だけれど、比較にならない、いや、
比較の対象になんかしてはならない「責任」。
国政の後ろには、当然のことながら、1億2千万人の日本国民の
運命がかかっている。
今ここで話すのは、あくまで、頑張っている政治家について。
民主党議員など、野党議員は論外です。
そもそも彼らはまるで「責任感」など欠片も持っていないですからね。
小泉元総理が、最近「脱原発」を主張し始めたらしいですね。↓
【「原発推進は無責任」 小泉元首相、政策転換を主張 MSN産経ニュース 2013.10.1 】
記事中の、
国語の問題ではないけれど、「小泉元総理の性格を最も表している文章は、どこですか?」
と聞かれれば、まさしくこの文章だなぁと思いますね。
なにより「一挙に雰囲気が盛り上がる」、これに集約されているかと。
いつもこういう発想で政治してたんだろうなぁと。
典型的な「大衆迎合政治」。かつ「大衆煽動政治」。
他の記事も読んでみたけど、小泉さんは、一言「ぽんっ」と
突然驚くようなこと言って、その中で、まずは自分が簡単に
パフォーマンスで出来ることならすぐにやって、あとは、とにかく
「部下にお任せ」だったのだろうかと思ったりします。
なんというか、カゲで必至に頑張っている人たちが、目に見えるようで・・。
当時の閣僚には、中川さんと麻生さんが、常時いて、
安倍さんも官房副長官、そして自民の幹事長をしていました。
そうそうたるメンバーとでも言いましょうか。
当時の3人の活躍をすぐにネットで広めてくれる人たちがいて
私も拉致問題への取り組み以外の活躍も知るようになり、
「ANA」(安倍、麻生、中川)といわれた3氏をまとめて
応援するようになりました。
そういう人たちを選んだのも小泉さんはうまかったのだと思いますが、
なんというか、「要領がいい」「イイトコどり」という風に私は捉えてしまいます。
まぁ、私は当時から小泉さんはあまり好きではなく、
「郵政選挙」も「この異常な盛り上がりは一体何なんだ?」という感じでした。
ある意味冷めていたというのもありました。
ネットでも結構そういう感じでした。
ただ、「小泉は運がいい」というのはよく言われてましたね。
しかし、とにかく、拉致問題を解決するには、安倍さんと中川さんのいる
自民党でしか期待が持てない。
そして、小泉さんの「自民党をぶっ壊す」という言葉から、
野中広務や古賀など、明らかに拉致問題解決の邪魔をしかねない
議員の力をそぎ落としてくれるはずと期待したのもありました。
だから自民党に入れたわけです。
他の野党なんて、もう、北朝鮮の手先も同然だと思っていたので、
全く関係ありませんでした。
小泉さんは、確かに強運の持ち主だったと思います。
マスコミがワンフレーズを面白がって伝えれば伝えるほど、
人気が出ていましたから。
あの時、マスコミは、決して小泉さんを持ち上げていたわけではなくて、
蹴落としたいところも見え見えでしたが、
しかし、あの天性の明るさで、おばさんたちの人気を掴んだ小泉さんは、
もはやマスコミの思い通りにはできなかったのだと思います。
私が小泉さんに全く興味がなかったのは、「懸命さ」が感じられなかった
からだと思います。
なにかあっさりしていて、本当に国民のため、日本国のために、という
強い気持ちがあるのか、そういうところにものすごく疑問が湧いていました。
だから、政治的に良い方向に進めば、「それでよし」だけど、
決して、「魅力ある政治家」ではなかった。そう思えなかった。
橋下も、一時期、保守派の希望通りに政策を打ち出して喝采を
浴びていました。
私も最初の大阪府知事選辺りは、まだ、少し「期待」していました。
「たかじんのそこまで言って委員会」で保守的な発言を結構を
していたからです。
でもその後は、ひとつひとつの「物言い」や「態度」、そういったものから、
私には橋下を信用出来ないと思うようになりました。
また、麻生政権時代に起こった「新型インフル」のとき、
大阪府にも患者が出たにもかかわらず、あれだけ地方主権とか
言っておきながら、知事として、中央に頼るばかりで、リーダーシップの
まるでない橋下を見て、これは絶対に信用してはいけないと思いました。
この時は神戸もパンデミック状態の中、神戸市長、兵庫県知事らは
対応を頑張っていたので、そう余計に感じたわけです。
橋下が飛ぶ鳥を落とす勢いで、最も喝采を浴びていた頃は
本当に恐怖でしたね。
橋下の批判をしているのは、当時共産系のところばかりで、
本当に、虚しさを感じました。
あの橋下という人物がいかに冷酷で、独裁欲の塊であるか。
地元の電力会社を停電テロリストと呼ぶなど、あるまじき言動が
続きましたし、
下品さも目について、吐き気がしましたけど、
保守派でもそれを判ってもらえるところは少なかった。
橋下を見ていてつくづく思ったのは、政治家は「人」が何より
大事であると。
政治のリーダーとして必要な物は様々あれど、
結局最後に行き着くのは、そこだと。
★藤井聡教授の動画で、この辺のお話をしている動画があったので
ぜひ見て下さい。↓
【#3 政治家は権力欲、名誉欲の最高峰なんて言語道断!哲人統治の大前提は責任感【藤井聡 政治の哲学】】
「責任感」とか、「使命感」を持った人こそ、政治家にふさわしい。
プラトンのお話です。
なんというか、当たり前といえば当たり前なんですけれど、
改めて「哲学」のほうからアプローチしてくれているこの話は
とても面白いです。
★UPした動画は、「じっくり学ぼう政治の哲学」シリーズの
「第3編」ですが、1から5までありまして、
それぞれ10分程度と短いですので、他の分もまとめて
見ていただけたらと思います。↓
【 #1 投票判断の源?若者が良い政治を作るため、先人に学ぶ叡智!【藤井聡 政治の哲学】】
【第2回政治家の基本は哲人!政治をやってはあ”かん”人とは?【藤井聡】 ‐ ニコニコ動画】
【 #4 選挙に通る=全民意はカン違い!!欲望支配の一歩手前、民主制に隠れた危険【CGS 藤井聡 政治の哲学】】
【#5 本当に恐ろしい「多数者の専制」〜日本人は心得てたが、アメリカではフランス人が愕然!?【CGS 藤井聡 政治の哲学】】
人間は100%完全な人間はいないので、妥協すべきところも
多々あるわけですが、ただ、特に「責任感」「使命感」をしっかりと
持った政治家が、何人かいれば、お互いの不足するところを補いながら、
最もベターな方向へと進める。
これが、一番いいのだと思います。
安倍さん、麻生さん、中川さん。
同じ時代に、また、危機感の迫る状況で、この3人がいる事が、
日本にとってどれだけ大きなことか。
でも、中川さんは、天国に行かれた。
マスコミの異常さは、この3人に対して半端ない。
日本のマスコミがまともでありさえすれば、
あんな事にはならなかった。
あの時、国民は中川さんをどのような面持ちで見ていたんだろうか。
「恥知らず」とか思っていたんだろうか・・。
私が、安倍、麻生、中川の3人を支持してきたのは、
それまでの実績とか、いろんな思い、それこそ使命感とか、
そういうものを見てきてのこと。
「信者」呼ばわりには腹が立ちます。
マスコミの「バッシング」も酷かったけれど、ネットも変わらないところがある。
「批判」と「バッシング」は違う。
バッシングとは、過剰な、また根拠のない非難。
嫌がらせ。誹謗中傷。
明らかに異常。
マスコミの「バッシング」は「批判」などという代物ではない。
そんなもの簡単に超えていた。
それを何とも思わなかった、寧ろ当然だと思っていた多くの国民は、
完全に煽動に酔っていた。
「リンチ」と一緒なんですよ。
第一次安倍政権以降、ずっと「バッシング」というものを何度も見てきました。
マスコミでもネットでも。
極限状態まで追い込むような「バッシング」に晒されながら、
全ての責任を背負ってきた政治家。
時には縁の下の力持ちとして、陰ながら支えてきた政治家。
タブー視されてきた拉致問題にずっと真剣に取り組んできた政治家。
国民が興味を持たない事案に取り組んできた政治家。
何よりも、国のために頑張ってきた政治家。、
こういう政治家たちを失いたくはないんですよ。
マスコミが、まともであったなら、と、本当に思う。
でもNHKも含め全て崩壊してる。
ネットは「利敵行為」も度々生じている。
自分たちのやってることを客観的に見ることができない時点で、もう危ない。
それも本当に考えて欲しい。
私にとっては、政治家というものが、どれだけ人間性にあふれているか、
それに触れることなく政治を語ることはこれからもないと思っています。
それは、近代史の中で、他国だけでなく、愚かな教育によって
自国民にまで、「戦犯」と名付けられてしまった多くの先人が、
実はいかなる人たちであったのか、それさえもろくに知らずに、
ただただ、「極悪人」のように人格否定のバッシングをされ続けてきた、
そんな今の日本を正すためにも、大切なことだと私は受け止めているからです。
時代背景、価値観、その他様々な状況下で、
究極の選択、決断を行ってきた多くの政治家、先人を、
軽々しく、バッシングをしたくないということです。
それは、今の政治家に対してもです。
現在進行形で、先走った、ある角度からのみのバッシングは、
それこそ、この国の行く末を間違えてしまう可能性だって出てきます。
というか、つい4年前、国民は完全に間違ったんです。
あの時の動きは、繰り返されます。簡単に。
それは国民の矛先は、どうしても、「格差」「年金」等となり、
あの時と同じ問題がクローズアップされてくるからです。
マスコミが狙う所はあの時と変わっていません。
それは野党時代に自民党応援していた人たちの中にも、
共産党やなどに擦り寄る意見が出ているところからも判ります。
対策として非常に難しいところの分野となります。
自助、共助、公助の順序を間違えれば、崩壊しますから。
4年前の民主党や共産党のように、現実を全くわきまえず、
口先だけでごまかす連中のようにはできません。
実際、民主党政権時代、自民党が最低保障年金7万円を止めなければ、
「国民年金保険料」がとんでもない金額になっていた可能性がありました。
男女共同参画、安倍さんが取り込んでいますが、
私は、それもマスコミが反発できないようにさせる為もあると思っています。
安倍さんも真っ直ぐ自分の思うところへはなかなか行けないのはわかっているはず。
慎重の上にも慎重を重ねていると・・・。
安倍さん、麻生さんは、中川さんのことは決して忘れていないと
私は思っています。
現実の政治の中で、現実として中川さんにあのようなことが起こった。
本当になにが起こるかわからないんです。
そういう中で安倍さんと麻生さんは懸命に頑張っている。
時間も制限された中で。
私達が、後押しをしなくて誰がするのかと・・・。
今週は、冒頭に、先日書いた下記記事のリンクを貼っていますので
読んでいただけたらと思います。↓
【10月3日は、中川昭一さんの命日です。 『 政治家は我身無念と思えども 国の為なら本懐なり 』 『 死せる中川 生ける保守を走らす 』】
以前ネットで「バッシングだらけの日本」という題名のブログがありました。
女性のブログで、いつも冷静に事象を見ようという姿勢が感じられて
とても好感の持てるブログでした。
保守派が、事あるごとに気に入らないと思った議員を一斉に
バッシングを始めることに対して批判をされていました。
政治家に対してだけではなくて、公務員、官僚、大企業など、
何でも十把一絡げで叩きまくることをやめようと訴えていました。
書いていることに常々賛成だったのでよく見ていたのですが、
ある日突然ブログが無くなってしまいました。
コメント欄も時々荒れていたので心配はしていたのですけれど・・。
今回の消費税4月増税決定。ネットでは激しい言葉が飛び交いました。
特にその中でも「裏切り者」という言葉。
第一次安倍政権からずっと何度となく為されてきたこととはいえ、
やはりそういう言葉を見るたびに、何とも空しい気持ちになります。
今回見ていて1つ思ったことがあります。
それは、「日本を守りたい」という気持ちは同じだけれど、
そこに関わる政治家に対する「思い」に、根本的に違いがあるのではないかと。
政治家の人となり。
そういうところにも私は重きをおいて見ているものですから。
政治というものには、通常の社会とは比較にならないほどの
数多くの様々なベクトルが交わっていて、
そういった中で、方向を決めていかなければならない、
「究極の選択」が極めて多いです。
机上の論理では簡単に動けない、ものすごい「現実」と
戦っていかなくてはいけない。
評論家が「責任」なく簡単に結論を言えるのとは全く次元が違う、
極めて重い「責任」を持って政治は行われなくてはいけない。
もちろん会社の社長も大変だけれど、比較にならない、いや、
比較の対象になんかしてはならない「責任」。
国政の後ろには、当然のことながら、1億2千万人の日本国民の
運命がかかっている。
今ここで話すのは、あくまで、頑張っている政治家について。
民主党議員など、野党議員は論外です。
そもそも彼らはまるで「責任感」など欠片も持っていないですからね。
小泉元総理が、最近「脱原発」を主張し始めたらしいですね。↓
【「原発推進は無責任」 小泉元首相、政策転換を主張 MSN産経ニュース 2013.10.1 】
記事中の、
「日本は原発ゼロでも十分やっていける。
政府・自民党がいま原発ゼロの方針を出せば、全野党が認める。
一挙に雰囲気が盛り上がる」
と指摘した。
国語の問題ではないけれど、「小泉元総理の性格を最も表している文章は、どこですか?」
と聞かれれば、まさしくこの文章だなぁと思いますね。
なにより「一挙に雰囲気が盛り上がる」、これに集約されているかと。
いつもこういう発想で政治してたんだろうなぁと。
典型的な「大衆迎合政治」。かつ「大衆煽動政治」。
他の記事も読んでみたけど、小泉さんは、一言「ぽんっ」と
突然驚くようなこと言って、その中で、まずは自分が簡単に
パフォーマンスで出来ることならすぐにやって、あとは、とにかく
「部下にお任せ」だったのだろうかと思ったりします。
なんというか、カゲで必至に頑張っている人たちが、目に見えるようで・・。
当時の閣僚には、中川さんと麻生さんが、常時いて、
安倍さんも官房副長官、そして自民の幹事長をしていました。
そうそうたるメンバーとでも言いましょうか。
当時の3人の活躍をすぐにネットで広めてくれる人たちがいて
私も拉致問題への取り組み以外の活躍も知るようになり、
「ANA」(安倍、麻生、中川)といわれた3氏をまとめて
応援するようになりました。
そういう人たちを選んだのも小泉さんはうまかったのだと思いますが、
なんというか、「要領がいい」「イイトコどり」という風に私は捉えてしまいます。
まぁ、私は当時から小泉さんはあまり好きではなく、
「郵政選挙」も「この異常な盛り上がりは一体何なんだ?」という感じでした。
ある意味冷めていたというのもありました。
ネットでも結構そういう感じでした。
ただ、「小泉は運がいい」というのはよく言われてましたね。
しかし、とにかく、拉致問題を解決するには、安倍さんと中川さんのいる
自民党でしか期待が持てない。
そして、小泉さんの「自民党をぶっ壊す」という言葉から、
野中広務や古賀など、明らかに拉致問題解決の邪魔をしかねない
議員の力をそぎ落としてくれるはずと期待したのもありました。
だから自民党に入れたわけです。
他の野党なんて、もう、北朝鮮の手先も同然だと思っていたので、
全く関係ありませんでした。
小泉さんは、確かに強運の持ち主だったと思います。
マスコミがワンフレーズを面白がって伝えれば伝えるほど、
人気が出ていましたから。
あの時、マスコミは、決して小泉さんを持ち上げていたわけではなくて、
蹴落としたいところも見え見えでしたが、
しかし、あの天性の明るさで、おばさんたちの人気を掴んだ小泉さんは、
もはやマスコミの思い通りにはできなかったのだと思います。
私が小泉さんに全く興味がなかったのは、「懸命さ」が感じられなかった
からだと思います。
なにかあっさりしていて、本当に国民のため、日本国のために、という
強い気持ちがあるのか、そういうところにものすごく疑問が湧いていました。
だから、政治的に良い方向に進めば、「それでよし」だけど、
決して、「魅力ある政治家」ではなかった。そう思えなかった。
橋下も、一時期、保守派の希望通りに政策を打ち出して喝采を
浴びていました。
私も最初の大阪府知事選辺りは、まだ、少し「期待」していました。
「たかじんのそこまで言って委員会」で保守的な発言を結構を
していたからです。
でもその後は、ひとつひとつの「物言い」や「態度」、そういったものから、
私には橋下を信用出来ないと思うようになりました。
また、麻生政権時代に起こった「新型インフル」のとき、
大阪府にも患者が出たにもかかわらず、あれだけ地方主権とか
言っておきながら、知事として、中央に頼るばかりで、リーダーシップの
まるでない橋下を見て、これは絶対に信用してはいけないと思いました。
この時は神戸もパンデミック状態の中、神戸市長、兵庫県知事らは
対応を頑張っていたので、そう余計に感じたわけです。
橋下が飛ぶ鳥を落とす勢いで、最も喝采を浴びていた頃は
本当に恐怖でしたね。
橋下の批判をしているのは、当時共産系のところばかりで、
本当に、虚しさを感じました。
あの橋下という人物がいかに冷酷で、独裁欲の塊であるか。
地元の電力会社を停電テロリストと呼ぶなど、あるまじき言動が
続きましたし、
下品さも目について、吐き気がしましたけど、
保守派でもそれを判ってもらえるところは少なかった。
橋下を見ていてつくづく思ったのは、政治家は「人」が何より
大事であると。
政治のリーダーとして必要な物は様々あれど、
結局最後に行き着くのは、そこだと。
★藤井聡教授の動画で、この辺のお話をしている動画があったので
ぜひ見て下さい。↓
【#3 政治家は権力欲、名誉欲の最高峰なんて言語道断!哲人統治の大前提は責任感【藤井聡 政治の哲学】】
「責任感」とか、「使命感」を持った人こそ、政治家にふさわしい。
プラトンのお話です。
なんというか、当たり前といえば当たり前なんですけれど、
改めて「哲学」のほうからアプローチしてくれているこの話は
とても面白いです。
★UPした動画は、「じっくり学ぼう政治の哲学」シリーズの
「第3編」ですが、1から5までありまして、
それぞれ10分程度と短いですので、他の分もまとめて
見ていただけたらと思います。↓
【 #1 投票判断の源?若者が良い政治を作るため、先人に学ぶ叡智!【藤井聡 政治の哲学】】
【第2回政治家の基本は哲人!政治をやってはあ”かん”人とは?【藤井聡】 ‐ ニコニコ動画】
【 #4 選挙に通る=全民意はカン違い!!欲望支配の一歩手前、民主制に隠れた危険【CGS 藤井聡 政治の哲学】】
【#5 本当に恐ろしい「多数者の専制」〜日本人は心得てたが、アメリカではフランス人が愕然!?【CGS 藤井聡 政治の哲学】】
人間は100%完全な人間はいないので、妥協すべきところも
多々あるわけですが、ただ、特に「責任感」「使命感」をしっかりと
持った政治家が、何人かいれば、お互いの不足するところを補いながら、
最もベターな方向へと進める。
これが、一番いいのだと思います。
安倍さん、麻生さん、中川さん。
同じ時代に、また、危機感の迫る状況で、この3人がいる事が、
日本にとってどれだけ大きなことか。
でも、中川さんは、天国に行かれた。
マスコミの異常さは、この3人に対して半端ない。
日本のマスコミがまともでありさえすれば、
あんな事にはならなかった。
あの時、国民は中川さんをどのような面持ちで見ていたんだろうか。
「恥知らず」とか思っていたんだろうか・・。
私が、安倍、麻生、中川の3人を支持してきたのは、
それまでの実績とか、いろんな思い、それこそ使命感とか、
そういうものを見てきてのこと。
「信者」呼ばわりには腹が立ちます。
マスコミの「バッシング」も酷かったけれど、ネットも変わらないところがある。
「批判」と「バッシング」は違う。
バッシングとは、過剰な、また根拠のない非難。
嫌がらせ。誹謗中傷。
明らかに異常。
マスコミの「バッシング」は「批判」などという代物ではない。
そんなもの簡単に超えていた。
それを何とも思わなかった、寧ろ当然だと思っていた多くの国民は、
完全に煽動に酔っていた。
「リンチ」と一緒なんですよ。
第一次安倍政権以降、ずっと「バッシング」というものを何度も見てきました。
マスコミでもネットでも。
極限状態まで追い込むような「バッシング」に晒されながら、
全ての責任を背負ってきた政治家。
時には縁の下の力持ちとして、陰ながら支えてきた政治家。
タブー視されてきた拉致問題にずっと真剣に取り組んできた政治家。
国民が興味を持たない事案に取り組んできた政治家。
何よりも、国のために頑張ってきた政治家。、
こういう政治家たちを失いたくはないんですよ。
マスコミが、まともであったなら、と、本当に思う。
でもNHKも含め全て崩壊してる。
ネットは「利敵行為」も度々生じている。
自分たちのやってることを客観的に見ることができない時点で、もう危ない。
それも本当に考えて欲しい。
私にとっては、政治家というものが、どれだけ人間性にあふれているか、
それに触れることなく政治を語ることはこれからもないと思っています。
それは、近代史の中で、他国だけでなく、愚かな教育によって
自国民にまで、「戦犯」と名付けられてしまった多くの先人が、
実はいかなる人たちであったのか、それさえもろくに知らずに、
ただただ、「極悪人」のように人格否定のバッシングをされ続けてきた、
そんな今の日本を正すためにも、大切なことだと私は受け止めているからです。
時代背景、価値観、その他様々な状況下で、
究極の選択、決断を行ってきた多くの政治家、先人を、
軽々しく、バッシングをしたくないということです。
それは、今の政治家に対してもです。
現在進行形で、先走った、ある角度からのみのバッシングは、
それこそ、この国の行く末を間違えてしまう可能性だって出てきます。
というか、つい4年前、国民は完全に間違ったんです。
あの時の動きは、繰り返されます。簡単に。
それは国民の矛先は、どうしても、「格差」「年金」等となり、
あの時と同じ問題がクローズアップされてくるからです。
マスコミが狙う所はあの時と変わっていません。
それは野党時代に自民党応援していた人たちの中にも、
共産党やなどに擦り寄る意見が出ているところからも判ります。
対策として非常に難しいところの分野となります。
自助、共助、公助の順序を間違えれば、崩壊しますから。
4年前の民主党や共産党のように、現実を全くわきまえず、
口先だけでごまかす連中のようにはできません。
実際、民主党政権時代、自民党が最低保障年金7万円を止めなければ、
「国民年金保険料」がとんでもない金額になっていた可能性がありました。
男女共同参画、安倍さんが取り込んでいますが、
私は、それもマスコミが反発できないようにさせる為もあると思っています。
安倍さんも真っ直ぐ自分の思うところへはなかなか行けないのはわかっているはず。
慎重の上にも慎重を重ねていると・・・。
安倍さん、麻生さんは、中川さんのことは決して忘れていないと
私は思っています。
現実の政治の中で、現実として中川さんにあのようなことが起こった。
本当になにが起こるかわからないんです。
そういう中で安倍さんと麻生さんは懸命に頑張っている。
時間も制限された中で。
私達が、後押しをしなくて誰がするのかと・・・。
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