安倍総理の訓示。「私と日本国民は、常に、諸君をはじめ全国25万人の自衛隊と共にあります。」
- 2013/09/13
- 14:04
一方的に報道しています。
菅官房長官が否定したにもかかわらず、一方的にです。
昨日の報ステとNHKニュース9を見ていると、ひしひしと
伝わってくるのが、徹底的な「安倍潰し」ですね。
カネボウの美白化粧品による白斑問題も、なにか
第一次安倍政権時代(2007年の厚労省の認可)に
絡ませてきていましたので、、そこからも
「何が何でも安倍叩き」
というのを私は感じて仕方がありません。
あと、夏休み頃から思ったのは、台湾、タイなど
親日国を「下げ」報道していることです。
1つは、JALが嵐のCMで使用したロケ地、上富良野の
「5本の木」周辺の畑で台湾やタイからの観光客が
マナー違反をしているというものでした。
あとは、台湾漁船ですね。
特に親日国と呼ばれる国に対する厳しい報道が目立つんです。
こういう風に感じるのは、やはり、中国や韓国に対する
ネガティブな報道が、実際にはもっとあるべきはずなのに、
それが出てこないことにあります。
見るたびにやはり、2007年の安倍政権当時と、2009年の
麻生政権当時の異様な空気を思い出して、時々ぞっとして、
「やはりマスコミは怖い・・・。」
そう思ってしまいます。
「見なけりゃいいやん」と思われるかも知れないでんですが、
まぁ、これは「監視」です。
で、こういうのを見たあとは首相官邸のHPを見て「安心」する
わけなんですが。
今回は、安倍総理の訓示を紹介します。
★9月12日(木)、安倍総理は防衛省で、第48回となる
自衛隊高級幹部会同に出席し、訓示を行いました。↓
【平成25年9月12日 第四十八回自衛隊高級幹部会同 安倍内閣総理大臣訓示
| 平成25年 | 総理の演説・記者会見など | 記者会見 | 首相官邸ホームページ】
動画は、こちらからも見えます。↓
【自衛隊高級幹部会同-平成25年9月12日 - 政府インターネットテレビ】
とても素晴らしい訓示なので全文転載しますね。↓
【第48回自衛隊高級幹部会同 安倍内閣総理大臣訓示】
(平成25年9月12日)
本日、自衛隊の中枢を担う幹部諸君と一堂に会する
高級幹部会同にあたり、最高指揮官たる内閣総理大臣として、
一言申し上げたいと思います。
総理就任から8か月。私は、国内で、そして世界で、
大いに活躍する自衛隊員たちの頼もしい雄姿を、
目の当たりにしてきました。
宮城の松島基地には、東日本大震災の発災直後から、
自らの被災も顧みず、被災者の救援活動にあたった
自衛隊員たちがいました。
雪が降る中、水につかりながら、人命救助や行方不明者の
捜索にあたる隊員諸君。
高い使命感に裏打ちされた懸命な姿は、私だけでなく、
すべての国民の目に、今も焼きついています。
災害派遣活動は、「勝利なき戦い」であるとも言われます。
しかし、自衛隊は、いかなる「勝利」にも代えがたい、
「国民の信頼」という大きな成果を勝ち得ています。
その誇りを胸に、これからも、国民の生命を守り、
そして国の存立を守るという崇高な任務に
あたってほしいと思います。
沖縄の那覇基地、そして宮古島分屯基地には、365日、
24時間体制で、我が国の広大な南西の空を守る自衛隊員
たちがいました。
私が訪れたいずれの日も、領空侵犯のおそれを探知し、
F-15戦闘機がスクランブル発進していました。
その遥か洋上には、力による現状変更を許さない、との
強い国家の意思を体現し、プレゼンスを示す艦艇・航空機の
乗組員の諸君がいます。
彼らは、いつ終わるともない状況の中で、
忍耐強く、海を、空を睨み続けています。
挑発的言動を繰り返した北朝鮮に対して、弾道ミサイル発射に
備えた多くの自衛隊員。
如何なる事態にも対応するとの強い意思で、長期にわたり万全の
態勢を維持しました。
これが、今、日本が直面している「現実」なのです。
こうした中でも、高い緊張感に耐えながら任務を
全うする自衛隊員諸君を、私は誇りに思います。
しかし、精神力だけでは、眼前の厳しい「現実」に立ち向かうことは
できません。
我が国の主権に対する相次ぐ挑発。
我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す「現実」から、
私たちは、目を背けることはできません。
「現実」とかけ離れた建前論に終始し、
そのしわ寄せを「現場」の自衛隊員に
押し付けるようなことは、あってはなりません。
私は、「現実」を直視した、我が国の安全保障政策の立て直しを
進めています。
その第一が、すでに国会に法案を提出している、
「国家安全保障会議」の創設です。
早期の成立を図り、官邸における外交・安全保障政策の
司令塔機能を強化します。
これと併せ、我が国の国益を長期的視点から見定めた上で、
我が国の安全を確保していくため、「国家安全保障戦略」を
策定します。
防衛大綱も見直し、南西地域の防衛態勢の強化を含め、
自衛隊の対応能力の向上に取り組みます。
ジブチには、砂煙が舞い、気温50度に及ぶ灼熱の中で、
海賊対処行動にあたる自衛隊員たちがいました。
「日本の自衛隊は、地域の安定にとって
素晴らしい貢献をしている」
ジブチのゲレ大統領からも、多国籍連合海上部隊の
ミラー司令官からも、自衛隊は高い評価を受けています。
そして、アフリカ大陸のはるか内陸部。
20年以上に及ぶ内戦を経て独立を果たした南スーダンでも、
国連と協力し、平和維持活動に当たる諸君がいます。
過酷な環境のもとでも、高い士気を保ち、
見事に成果をあげる自衛隊を、日本だけでなく、
世界が頼りにしています。
日本に対する国際社会の期待の大きさを、改めて実感
しています。
日本国憲法が掲げる平和主義は、これからも堅持して
まいります。
無論、堅持していかねばなりません。
戦没者の多大な犠牲の上に、現在の私たちの平和と繁栄が
あります。
そのことを胸に刻みつつ、むしろ、平和を全力で確保すると
いう重い「責任」を、私たちは果たしていかねばなりません。
盤石な日米同盟を基礎に、我が国は、戦後68年間にわたって、
ひたすらに平和国家としての道を歩んできました。
そうした「過去」に、私たちは胸を張っていい。
しかし、そのことは、「将来」の平和を保障するものではありません。
世界は、相互依存を深めており、一国や一地域で生じた危機が、
直ちに世界に波及するリスクは、かつてないほど高まっています。
ペルシャ湾、ホルムズ海峡の安定、マラッカ海峡から南シナ海の
平和など、世界に広がるシーレーンの確保は、資源小国の
我が国にとって、死活的な問題であります。
世界の平和と安定に寄与し、積極的な責任を果たすことなくして、
我が国自身の平和を守ることはできません。
世界のパワーバランスは、今、大きく変化しています。
その変化が最も顕著に表れているのは、我が国の存在する
アジア太平洋地域であります。
私たちは、自らの目で国際情勢を見極め、自らの頭で日本の
果たすべき役割を考え、自らの足で行動を起こして、世界の
平和と安定のため、米国と協力し、国際社会と連携していかねば
なりません。
日米安保体制は、地域の平和と安定のための大切な公共財で
あります。
この抑止力を高めるためにも、我々は、更なる役割を果たして
いかねばなりません。
沖縄をはじめとする地元の負担軽減を図るため、在日米軍
再編を着実に進めます。
地球儀を俯瞰する視点で、豪州、インド、ASEAN諸国など
海洋アジア諸国をはじめ、「法の支配」や「海洋の自由」と
いった価値観を共有する国々と連携し、外交・安全保障面での
結びつきを強めてまいります。
併せて、安保法制懇での議論を深め、二十一世紀の国際情勢に
相応しい我が国の立ち位置を追求してまいります。
最後に、フランスの哲学者アランの言葉を紹介して、この訓示を
締めくくりたいと思います。
「悲観主義は気分によるものであり、
楽観主義は意志によるものである」という言葉です。
私は、諸君の先頭に立って、国民の生命・財産、
我が国の領土・領海・領空を断固として
守り抜く決意です。
そして、諸君と共に当たれば、必ずや守り抜くことが
できると「確信」をしています。
その「確信」を、根拠あるものとするため、私は、「意志」の
力によって、我が国の安全保障政策の立て直しを、必ずや
実行していきます。
諸君にも、強い「意志」を持って、日々、それぞれの持ち場に
おいて、自衛隊の果たすべき役割を全うしてほしいと願います。
私と日本国民は、常に、諸君をはじめ
全国25万人の自衛隊と共にあります。
その誇りと自信を胸に、日本と世界の平和と安定のために、
益々精励されることを切に望み、私の訓示といたします。
平成二十五年九月十二日
内閣総理大臣 安倍晋三
★ちなみに、こちらは昨年の平成24年9月11日、
同じく防衛省での「第47回 自衛隊高級幹部会同」で
野田佳彦が行った訓示です。↓
【自衛隊高級幹部への訓示~国家の「守護神」であってほしい】
安倍さんの「目線」と野田の「目線」は全く違います。
野田は、ある意味高圧的ですね。
「おまえらには責任があるんじゃ!!」とそればかり。
同じような言葉を繰り返し繰り返し使って、やっと「訓示」を
創った感があります。
なぜかといえば、厳しい現場で命がけで頑張る自衛官の姿を
見ていない、もしくは、そこまで気持ちが至らないからだと
思います。
最初から最後まで「空疎」・・・。
士気が下がることばかり言われてるような感さえします。
なんていうか、
「そんなこと、お前に言われなくったってわかってんだよ!」
と言いたくなるような感じかなぁ。
はっきり言ってむかつきます。
動画のリンク貼りましたけど、これ見ると、皆さんも
むかついてくると思いますので、ご了承下さい、と
言っときますです、ハイ。
安倍さんは・・、現場の自衛官にも届くように、そんな
気持ちが伝わります。
制服組、特に現場の自衛官たちへの、「ねぎらいの言葉」と
「感謝の言葉」。
現場の大変さを実際に見聞きし、知る人だからこそ
言える言葉。
海外派遣の自衛隊員たちと直接会い、その厳しい環境の
中での活動に、心からの労いの気持ちを伝えていた安倍総理
だからこその言葉が続きます。
その自衛隊員の命を守ることも、最高指揮官たる総理の
使命であることも、
安倍総理の言葉から伝わってきます。
自衛隊だけに決して重荷を背負わせない。
「諸君と共に」です。
「私と日本国民は、常に、諸君をはじめ
全国25万人の自衛隊と共にあります。」
いい言葉だなぁ・・・。なんか泣けてきます。
自衛隊に頼ってばかりじゃなくて、
自分たち国民も自衛隊を支えますよ!
そう思うことってすごく大事じゃないですか。
でも、ふと忘れてしまいそうになるんですよね。
それを思い出させてくれる言葉ですよね。
自衛隊の人たちも思ってくれるんじゃないでしょうか。
「よし!俺達も国民と一緒に頑張ろう!」って。
いつも安倍さんの言葉を聞くと思うんですが、
「現場」の大変さを理解して、激励の言葉をかける、
こういうの、一般の会社なんかでも、とても重要なこと
だと思うんです。
「ベタ褒めし過ぎ」と思うかもしれませんが、
野田の訓示を聞いてしまうと、なおさら、
「大切なことは何なのか」
と思ってしまうんです。
そして、この言葉。
「悲観主義は気分によるものであり、
楽観主義は意志によるものである」
これは、麻生さんがよく言ってる言葉じゃないですか!
安倍さんと麻生さんは、日本に明るさを取り戻して
くれてます、確実に。
麻生さんは4年前、「どす黒い孤独」になっても、
ずっと日本と日本人の底力を信じてくれていたし。
今、安倍さんと一緒になって日本を立て直してくれて
いることが、奇跡のようにも感じますけど、でも、「奇跡」
なんて言葉を使うのは申し訳ない感じもします。
お二人がものすごく「強い意志」を持っていたからこそ、
こうして、今、「日本を取り戻す」舵を切ることが出来たとも
言えるわけで。
中川さんがいてくれたらともよく思いますが、中川さんは、
絶対に天国から見守ってくれているし。
そう思えるし。
「私と日本国民は、常に、諸君をはじめ
全国25万人の自衛隊と共にあります。」
この気持を国民がみんな持てるようになったら、
本当に「日本を取り戻せる」とも思います・・。
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