「アンドレア・ボチェッリ」と「ヘザー・ヘッドリー」。音楽のすばらしさを感じる。音楽に余計な言葉などいらない!
- 2013/08/03
- 21:03
麻生さんの講演会の内容について昨日書きましたが、
マスコミの作為的で卑劣な記事による「麻生叩き」によって
起こってしまった許せないことの1つは、麻生さんが多くの人に
伝えたかった「とても大事なこと」が、穢されてしまったことです。
「喧騒の中で、議論らしい議論も為されぬまま、物事を決めてはいけない。」
議論をする前に「問題に触れること」すら「タブー」とすることの異常さ。
マスコミの煽動による危険な誘導。
麻生さんは右も左もなく、真っ当な警鐘を鳴らした。
なのに、日本のマスコミの中で、この「警鐘」をちゃんと報じるところが
全くないという現実。
喧騒の中で、扇動された中で、どんなことが今まで起こってしまったのか。
今朝、辛坊が日テレに出ていました。ヨット沈没の件を振り返っていました。
最後に、辛坊の代理をやっていた番組のキャスターが、
「生きているからこそ検証できたんですよね」と言いました。
悔しさとか色んなものが込み上げて来ました・・。
壮絶なイジメで自殺したお子さんの親御さんたちは、自分が感じている
悔しさなんかとは比べ物にならないほどの「感情」と戦わなければ
いけないのだろうなと思いました。
この辛坊の件は、また明日書いてみたいと思います。
今日は、そんなこんなでいろいろ思うことが有り、
ふと聴きたいと思った曲がありました。
この曲は、2年前、そう、東日本大震災のあった年の夏、
初めて聴いた曲でした。
あるお店で、オーディオの売り場から聞こえてきたのは、
「サラ・ブライトマン」の曲でした。
その中で、男性歌手とのデュエットがあって、その男性歌手を知りたくて、
ちょっと係の人に聞いてみました。
「アンドレア・ボチェッリ」。イタリアの盲目のテノール歌手。
帰宅してから早速、ネットで探しました。
彼のソロが有りました。↓
【 『 Canto Della Terra(大地の歌) 』 歌:「アンドレア・ボチェッリ」】
(Royal Albert Hall in 2000)
【 Andrea Bocelli - Canto Della Terra 】
==========(日本語訳)
【大地の歌】
そうわかっている
愛しい人よ僕と君と
二人が一緒にいるのも
わずかばかりの時
じっと黙って 耳を澄ます
空に 窓辺に この世界が目を覚まし
夜はもうあんなに遠く
もう遠い
この大地をごらん
僕らと巡っている
闇が訪れても
この大地をごらん
僕らのためにも巡っている
僕らに少し太陽を与えようと 太陽を 太陽を
MY LOVE 僕の愛しい人
君の声を聴き、海に耳を澄ます
本当に君の息遣いのよう
君が与えてくれる愛
身をひそめている この愛
あの波の只なかに
あらゆる波に
小舟のように
この大地をごらん
僕らと巡っている
闇が訪れても
この大地をごらん
僕らのためにも巡っている
僕らに少し太陽を与えようと 太陽を 太陽を
この大地をごらん
僕らと巡っている
僕らに少し太陽をもたらすために
大いなる太陽
大いなる太陽
==========
この歌声を聴いた時、なんて言うか、それまで味わったことのない、
生まれて初めて本当に「魂を揺さぶられる」という言葉が当てはまる
「感覚」がありまして・・。自分でも驚いたのですが。
この頃まだ、ねずさんブログでコメントをよく書かせて頂いてたのですが、
ちょうどこの頃というのは、東日本大震災が起こって半年たった頃でして、
福島第一原発事故による放射能についてまだまだ様々な意見が出されていました。
世間は、それこそ「喧騒」へと導かれていて、何が正しくて
何が間違っているのかさえ自分でも分からず、軽々しいコメントは
書いてはいけないと思っていた時期でした。
そんな中、言葉を選びながら、被災地を慮り、国を思う気持ちが
ひしひしと伝わるコメントを書かれていた方がいらしたんです。
自分が思っていたことも多々あって、でも自分では言葉にするのが
難しすぎて到底書き表せないようなコメントでした。
あの時、特に目を覆いたくなるようなコメントがかなり有って、
それはいずれも「人の心を弄ぶ言葉」というようなものでして、
何を目的として議論をしているのか、理解できないものが多かったんです。
そのコメントに書かれていた言葉の中で、心に残ったのは、
「何事にも光と影はある訳で、善悪二元論は本来伝統的な日本人には
馴染まない考え方です。」
この言葉と、あとは、科学技術に関して、当時マスコミでは
ネガティブな思考ばかりが流されていたため、ポジティブ思考の
提供によって、闇雲に「不安を増長させること」を和らげる重要性も
説いていました。
気持ちなんですよね・・・。
でも私には、そういった伝える力がないので、当時、書いたことは・・・、
「被災地の方たちが厳しい現実からほんの少しでも心を落ち着ける時間が
ありますように。
泣きたい時には思い切り泣いていられる時間がどうかありますように・・。 」
こんなことくらいしか書けませんでした。
でも、そういった時に力になってくれるのが、音楽だと私は思っています。
だからその時もこの曲を紹介しました。
「音楽の中に余計なものを入れてほしくない」
これは本当に心からの願いなんです・・・。
そうだ、この動画は2000年のロイヤル・アルバート・ホールでのものですが
、「エリザベス・テイラー」と「マイケルジャクソン」の姿が映ってるんですよね。
ふたりとも観客席にいるのですが、特に「エリザベス・テイラー」の
感動ぶりが凄く伝わってきます。
動画に添えられている「概要」も読んでみてくださいね。
この『 Canto Della Terra 』(大地の歌)という曲、
「サラ・ブライトマン」とのデュエットがありまして、それも良いのですが、
私は、「ヘザー・ヘッドリー」という歌手とのデュエットが
特に素晴らしいと思いました。
2008年4月17日に東京国際フォーラムで「アンドレア・ボチェッリ」の
コンサートがあって、「ヘザー・ヘッドリー」とのデュエットが動画で
上がってたんですが今はもうありません。
でも本当に素晴らしかったですよ!
CDとか出てるのかなぁ・・・。
本当に多くの人に聴いて欲しいんですけど。
で、せっかくですので、是非、「ヘザー・ヘッドリー」の素晴らしさも知ってほしいなと思います。
同じく「アンドレア・ボチェッリ」と「ヘザー・ヘッドリー」とのデュエット、'The Prayer' です。↓
【Andrea Bocelli & Heather Headley - 'The Prayer' 】
============(日本語訳)
【祈り】
どうか私達の目になって 行く先々で私達をお守りください
そして迷った時に 賢い決断ができるように助けてください
道を見失ったとき この祈りを聞いてください
あなたのお慈悲で 私たちを 安全なところへとお導きください
あなたの光をみつけ、心の中に抱きましょう
夜空に輝く星を見たら あなたの存在を感じます
夜の帳(とばり)が下りたら 祈りましょう
あなたのお慈悲で どうかお導きくださいますよう
あなたを信じさせてください 私達が救われるように
苦悩と悲しみの世界は終わり
傷ついた心はすべて癒されるでしょう
私達はみな神の子であることを忘れません
そしてあなたを求めて 手を差し出します
空に 手を差し伸べます
幸せな人生を送ることができますように
空から見守っていてください
私達が心の底から愛する人を 見つけることができますように
祈りましょう、そう、子供のように純粋に
どうかあなたのお慈悲で お導きください
あなたを信じれば 私達は救われます
どうかお慈悲で 私達をお導きください
あなたを信じれば 私たちは救われるのです
===============
「音楽の神様」っているのかもしれないなぁと思ったりします・・。
マスコミの作為的で卑劣な記事による「麻生叩き」によって
起こってしまった許せないことの1つは、麻生さんが多くの人に
伝えたかった「とても大事なこと」が、穢されてしまったことです。
「喧騒の中で、議論らしい議論も為されぬまま、物事を決めてはいけない。」
議論をする前に「問題に触れること」すら「タブー」とすることの異常さ。
マスコミの煽動による危険な誘導。
麻生さんは右も左もなく、真っ当な警鐘を鳴らした。
なのに、日本のマスコミの中で、この「警鐘」をちゃんと報じるところが
全くないという現実。
喧騒の中で、扇動された中で、どんなことが今まで起こってしまったのか。
今朝、辛坊が日テレに出ていました。ヨット沈没の件を振り返っていました。
最後に、辛坊の代理をやっていた番組のキャスターが、
「生きているからこそ検証できたんですよね」と言いました。
悔しさとか色んなものが込み上げて来ました・・。
壮絶なイジメで自殺したお子さんの親御さんたちは、自分が感じている
悔しさなんかとは比べ物にならないほどの「感情」と戦わなければ
いけないのだろうなと思いました。
この辛坊の件は、また明日書いてみたいと思います。
今日は、そんなこんなでいろいろ思うことが有り、
ふと聴きたいと思った曲がありました。
この曲は、2年前、そう、東日本大震災のあった年の夏、
初めて聴いた曲でした。
あるお店で、オーディオの売り場から聞こえてきたのは、
「サラ・ブライトマン」の曲でした。
その中で、男性歌手とのデュエットがあって、その男性歌手を知りたくて、
ちょっと係の人に聞いてみました。
「アンドレア・ボチェッリ」。イタリアの盲目のテノール歌手。
帰宅してから早速、ネットで探しました。
彼のソロが有りました。↓
【 『 Canto Della Terra(大地の歌) 』 歌:「アンドレア・ボチェッリ」】
(Royal Albert Hall in 2000)
【 Andrea Bocelli - Canto Della Terra 】
==========(日本語訳)
【大地の歌】
そうわかっている
愛しい人よ僕と君と
二人が一緒にいるのも
わずかばかりの時
じっと黙って 耳を澄ます
空に 窓辺に この世界が目を覚まし
夜はもうあんなに遠く
もう遠い
この大地をごらん
僕らと巡っている
闇が訪れても
この大地をごらん
僕らのためにも巡っている
僕らに少し太陽を与えようと 太陽を 太陽を
MY LOVE 僕の愛しい人
君の声を聴き、海に耳を澄ます
本当に君の息遣いのよう
君が与えてくれる愛
身をひそめている この愛
あの波の只なかに
あらゆる波に
小舟のように
この大地をごらん
僕らと巡っている
闇が訪れても
この大地をごらん
僕らのためにも巡っている
僕らに少し太陽を与えようと 太陽を 太陽を
この大地をごらん
僕らと巡っている
僕らに少し太陽をもたらすために
大いなる太陽
大いなる太陽
==========
この歌声を聴いた時、なんて言うか、それまで味わったことのない、
生まれて初めて本当に「魂を揺さぶられる」という言葉が当てはまる
「感覚」がありまして・・。自分でも驚いたのですが。
この頃まだ、ねずさんブログでコメントをよく書かせて頂いてたのですが、
ちょうどこの頃というのは、東日本大震災が起こって半年たった頃でして、
福島第一原発事故による放射能についてまだまだ様々な意見が出されていました。
世間は、それこそ「喧騒」へと導かれていて、何が正しくて
何が間違っているのかさえ自分でも分からず、軽々しいコメントは
書いてはいけないと思っていた時期でした。
そんな中、言葉を選びながら、被災地を慮り、国を思う気持ちが
ひしひしと伝わるコメントを書かれていた方がいらしたんです。
自分が思っていたことも多々あって、でも自分では言葉にするのが
難しすぎて到底書き表せないようなコメントでした。
あの時、特に目を覆いたくなるようなコメントがかなり有って、
それはいずれも「人の心を弄ぶ言葉」というようなものでして、
何を目的として議論をしているのか、理解できないものが多かったんです。
そのコメントに書かれていた言葉の中で、心に残ったのは、
「何事にも光と影はある訳で、善悪二元論は本来伝統的な日本人には
馴染まない考え方です。」
この言葉と、あとは、科学技術に関して、当時マスコミでは
ネガティブな思考ばかりが流されていたため、ポジティブ思考の
提供によって、闇雲に「不安を増長させること」を和らげる重要性も
説いていました。
気持ちなんですよね・・・。
でも私には、そういった伝える力がないので、当時、書いたことは・・・、
「被災地の方たちが厳しい現実からほんの少しでも心を落ち着ける時間が
ありますように。
泣きたい時には思い切り泣いていられる時間がどうかありますように・・。 」
こんなことくらいしか書けませんでした。
でも、そういった時に力になってくれるのが、音楽だと私は思っています。
だからその時もこの曲を紹介しました。
「音楽の中に余計なものを入れてほしくない」
これは本当に心からの願いなんです・・・。
そうだ、この動画は2000年のロイヤル・アルバート・ホールでのものですが
、「エリザベス・テイラー」と「マイケルジャクソン」の姿が映ってるんですよね。
ふたりとも観客席にいるのですが、特に「エリザベス・テイラー」の
感動ぶりが凄く伝わってきます。
動画に添えられている「概要」も読んでみてくださいね。
この『 Canto Della Terra 』(大地の歌)という曲、
「サラ・ブライトマン」とのデュエットがありまして、それも良いのですが、
私は、「ヘザー・ヘッドリー」という歌手とのデュエットが
特に素晴らしいと思いました。
2008年4月17日に東京国際フォーラムで「アンドレア・ボチェッリ」の
コンサートがあって、「ヘザー・ヘッドリー」とのデュエットが動画で
上がってたんですが今はもうありません。
でも本当に素晴らしかったですよ!
CDとか出てるのかなぁ・・・。
本当に多くの人に聴いて欲しいんですけど。
で、せっかくですので、是非、「ヘザー・ヘッドリー」の素晴らしさも知ってほしいなと思います。
同じく「アンドレア・ボチェッリ」と「ヘザー・ヘッドリー」とのデュエット、'The Prayer' です。↓
【Andrea Bocelli & Heather Headley - 'The Prayer' 】
============(日本語訳)
【祈り】
どうか私達の目になって 行く先々で私達をお守りください
そして迷った時に 賢い決断ができるように助けてください
道を見失ったとき この祈りを聞いてください
あなたのお慈悲で 私たちを 安全なところへとお導きください
あなたの光をみつけ、心の中に抱きましょう
夜空に輝く星を見たら あなたの存在を感じます
夜の帳(とばり)が下りたら 祈りましょう
あなたのお慈悲で どうかお導きくださいますよう
あなたを信じさせてください 私達が救われるように
苦悩と悲しみの世界は終わり
傷ついた心はすべて癒されるでしょう
私達はみな神の子であることを忘れません
そしてあなたを求めて 手を差し出します
空に 手を差し伸べます
幸せな人生を送ることができますように
空から見守っていてください
私達が心の底から愛する人を 見つけることができますように
祈りましょう、そう、子供のように純粋に
どうかあなたのお慈悲で お導きください
あなたを信じれば 私達は救われます
どうかお慈悲で 私達をお導きください
あなたを信じれば 私たちは救われるのです
===============
「音楽の神様」っているのかもしれないなぁと思ったりします・・。
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