【8月28日 安倍内閣総理大臣記者会見】安倍総理の辞意表明。
28日の金曜日。
まだ記者会見の時間まで少しあった帰宅途中のバスの中で、
スマホでツイッター開いてすぐ、TLで流れてきたツイートに
「安倍総理、お疲れ様でした。」
という言葉があって、「えっ?」と驚いた。
トレンドで確認したけど、もう、間違いなかった・・。
涙が出てきて止まらなかった。
直前まで、続投だと思っていた。
不安はあった・・。
安倍総理の声が確かに力がなかったように感じた時があった。
甘利さんが仰ってたように、本当に疲れが溜まってしまって
いるのだと感じた。
それでも、その疲れを取ることが出来れば、
また元の安倍総理に戻ることが出来ると、
とにかく記者会見で少しでも元気な声を聴くことが
出来たら、それでいいと、お昼まで思い込んでいた。
安倍総理がどれだけ苦しんでいたかをロクに想像せぬままに・・。
5時からの記者会見も、泣きながら見た。
「拉致問題をこの手で解決できなかったことは・・、
痛恨の極みであります。」
安倍総理の言葉が途切れた時、糸が切れたような感じがした。
必ず安倍総理の手で拉致被害者の帰国が実現できる。
自分もそれをずっと頭の中で描いていた。
それがなくなってしまった・・。
最も拉致問題解決の為に尽力してきた安倍総理が、
その「喜びの場」にいること。
辛く苦しかった長い年月、激しいバッシングに耐え続けながら
乗り越えてきた安倍総理が、拉致被害者を迎えに行き、
そして、ご家族の元へ連れて帰ってくる場面・・。
必ずその時が来る。
もう少し、本当に、もう少しで、必ずその時が来る。
そう思い続けていた。
その「喜びの場」にいるはずの人が、
そこにいることが最も相応しい人が、
表舞台から身を引いてしまう・・。
「喜びの場」にいることが、最も安倍総理にとって
何よりも「ご褒美」だったはずだった。
苦労に苦労を重ねてた結果が、喜びをもたらす場であること。
その場面が消えてしまった・・。
何故ここまで「報われない」のか・・。
命がけで、命を削って、身を粉にして、嘘偽りなく本当に
全身全霊で日々闘い、頑張ってきた安倍総理が、何故、
こんなに苦しまなければならないのか・・。
世の中は冷酷で、理不尽で、我儘で、あまりにも残酷だ。
悔しい・・本当に悔しい・・。
新型コロナ禍が起きなければ・・。
あれさえなければ・・。
何度も思った。
横田滋さんが亡くなられた時は時に・・。
記者会見での安倍総理は、
「伝えなければ」という使命で懸命に耐えているようだった。
でも、だんだんと、辛そうな表情になっていた。
記者質問の間も、明らかに表情に疲れが見えていた。
声も力を振り絞って出しているようだった。
質問は、冷酷なものばかり・・。
「お疲れ様でした」の言葉もほとんどなかった・・。
最後まで痛めつけられている様だった・・。
もう、ツイッターで書く気が起きなかった。
ツイッターを見るのも嫌になった。
今まで、もうずっと思いのたけを書いてきた。
2002年拉致問題を知り安倍総理を知ってから。
北朝鮮拉致事件の掲示板で、
他の方のブログのコメント欄で、
そして自分のブログを始めて、
そしてツイッターで・・。
保守派が安倍総理を叩きまくっても、
安倍総理への信頼はなんら揺るがず、
安倍総理の行動には全て意味があると、
必ず国民のため日本国のためになると、
全くぶれずに思うことが出来た。
安倍総理が教えてくれたこともたくさんあった。
安倍総理のスピーチは、その「宝庫」だった。
ブログでも取り上げて、何度も何度も繰り返し読んで、
ツイッターでも知って欲しいと思って取り上げてきた。
記者会見でも、安倍総理の優しさをいつも感じていた。
安倍総理は本当に誠実だと思った。
安倍総理をずっと見てきて、
見えないところで頑張る政治家が
どれだけ国民にとって大事な人であるか。
大衆迎合せず、どれだけ激しくマスコミや国民から
バッシング受けようとも、絶対にぶれずに、
国民を守るために行動する政治家こそが、どれだけ
大事な人であるか。
「政治は人」。
それを気付かせてくれたのは、まぎれもなく安倍総理だった・・。
新型コロナウイルス禍でも、安倍総理は国民を守るために
懸命に動いてくれた。
未知のウイルスとの闘い。
その対応にどれだけ神経をすり減らしたことだろうか。
いくつもの難局を迎えるたびに、どれだけ苦悩しながら
国民を守るための「決断」をしてきただろうか。
そして、その決断を行うたびに罵詈雑言を浴び続け、
世の中はバッシングだらけとなった。
マスコミは勿論のこと、ネットでも、保守派までも
激しい安倍叩きを繰り返した。
自分でさえ吐き気のするような言葉が、ツイッターで
溢れかえっていた。
何も調べもせず、現場の大変さを何も想像することもせず、
馬鹿にし、まるで人殺しでもしたかのように安倍総理を
責めていた・・。
疲弊しきっていたであろう、6月初旬。
今度はイージスアショアのプロセスの停止という決定まで・・。
なぜ人を貶めるのか・・。
「どす黒いまでの孤独」
総理時代の麻生さんの言葉が何度も蘇ってきた。
この言葉通りだと・・。
何度もネットで訴えてきたことを、
今更、改めて書くことなど何もない。
ネットに期待を寄せることも、もう何もない。
全て書いてきた。
自分の思い、考え、全て。
安倍総理への信頼はこれからもずっと変わらない。
もう、ネットの保守派の意見など見る価値もない。
全て自分がずっと長い間見てきたものが、自分の判断となる。
自分には自信がある。
それは安倍総理から教えて貰ったものだからだ。
自分がつぶさに見てきたもの全てが自分の糧となる。
他のフラフラした意見など、見る気も起こらないし、見たくもない。
信頼できる政治家。
安倍晋三という政治家。
自分は、同じ時代の「今」を生きて、安倍総理という
心から信頼できる政治家を心から応援してきた。
それは本当にこの上なく幸運なことだったと思う。
安倍総理・・、
ありがとう・・。
本当に、どれだけ感謝をしてもしきれない。
胸が詰まるよ・・。
ただ、今は、「お疲れ様でした」という言葉を何かまだ使いたくない。
拉致問題の解決の日を見るまで終わってないと、
そう自分は思うし、安倍総理もそうなのでは、と思う。
今はとにかく体調が戻って欲しい。
元気な安倍総理に、また、なって欲しい・・。
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