草津白根山噴火による噴石に遭った自衛隊の方たちは、今まで何度も災害から国民を守ってくきてれた第12ヘリコプタ-隊の方たちだった。【追記あり】
- 2018/01/24
- 08:25
お一人が亡くなられたことが、本当に、本当に、残念で、
悲しくてなりません・・。
そして、まだ重体の方がいらっしゃる。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3271927.htm?1516747831146
【陸自隊員2人の容態急変、防衛相“意識ない状態”】
(TBS NEWS 1月23日 18時49分)
小野寺防衛大臣は23日午後6時40分ごろ、記者団のインタビューに応じ、
病院で治療を受けている陸上自衛隊員7人のうち、2人の容態が急変し、
意識がない状態だと明らかにしました。
陸上自衛隊では、噴石が体に当たり、肺にダメージを受けたとみられる
1人が死亡。
そのほかに、2人が重体、3人が重傷、2人が軽傷という被害の状況と
なっています。
どうか、どうか、助かって欲しいです・・。
今回の噴石が飛散している様子がありました。↓
https://download1.getuploader.com/g/ril_gif/89/02.gif
もう被弾している状態と同じだと・・。
佐藤正久外務副大臣が以前、災害救助も戦闘の有事と同じくらい
厳しい訓練を積まないと実際の時には動けない、訓練でやってきた
ことだけしかできない、というような事を仰っていました。
たしか、「自衛隊を災害救助隊にしろ」というような意見が共産系から
出てきた時に、話されていたと思います。
自然災害の時も戦闘の有事の時も、極限まで耐える訓練をしている
からこそ、その力を発揮し国民を守ることが出来ると。
噴石飛散の現場から自然災害の恐ろしさを目の当たりにして改めて
それをひしひしと感じました。
だからこそ余計に、その訓練中に、噴火に巻き込まれ、自衛隊員の
方が犠牲になるのは本当に辛い・・。
今回、犠牲となった自衛隊員の方の所属について。
【死傷8人はスキー訓練中 災害派遣で活躍のヘリ部隊、「国民の自衛官」受章】
(産経新聞 2018.年1月.23日)
草津白根山の噴火で死傷した陸上自衛隊の8人は、多くの
災害派遣現場で活躍してきた陸自第12旅団(群馬県)の
第12ヘリコプター隊に所属。
この日は30人でスキー板を着け、埋まった人や山火事の
火元を捜す訓練をしていたとみられる。
陸自によると、第12旅団は「積雪地部隊」に指定されており、
雪の中でも任務が遂行できるよう、能力に応じ、グループに
分かれてスキーの訓練をしていた。
噴火に巻き込まれたのは山の上の方にいたスキーが上手な隊員で、
救急隊が救助に当たった。
訓練予定だったコースが雪崩の危険があり閉鎖されていたため、
別のコースへ向かう途中に被害に遭ったという。
第12ヘリコプター隊と聞いて先に検索して出てきた記事が2年前の
産経の下記記事でした。
これは多くの人に知って貰わなくちゃいけないと思い、ツイートしました。
【国民の自衛官 横顔】
(7)陸上自衛隊第12旅団 第12ヘリコプター隊 役立った高地・積雪訓練
(産経新聞 2015.年10月.6日)
平成13年の部隊創設以来、標高の高い場所や積雪地など
過酷な環境下でも活動できるよう厳しい訓練を重ね、過去60回以上の
災害派遣を経験。
26年9月27日に発生した長野、岐阜県境の御嶽山(標高3067メートル)の
噴火では、危険を顧みず生存者の救出や行方不明者の捜索、救助隊の
山頂への輸送などにあたった。
噴火直後の山頂付近に堆積した火山灰は乾燥し、ヘリで近付けば
巻き上がる状態。
いったんエンジンが火山灰を吸い込みトラブルが起きれば、二次災害の
恐れも出てくる。
山頂付近の気流の乱れにも注意しながらパワーを上げ下げする繊細な
操縦が求められた。
しかし、同年10月の台風18号の接近で事態は一変。
火山灰が大量の雨を吸い込んで泥濘(でいねい)化し、ぬかるんだ
地面にまともに着地すれば機体ごと沈み込む。ここで応用したのが
「雪ぞり」や「スノーシュー」と呼ばれる積雪地用の装備だった。
同隊の鈴木力(つとむ)隊長は
「毎年行っている高標高地訓練と積雪地訓練がいざというときに
役立った。
最悪の事態を想定し、日頃から準備をしておく重要性を改めて
実感した」
とした上で、
「自分たちが最後のとりでだ、という使命感を隊員全員が持っていた。
任務を完遂できたのはそれに尽きる」
と語った。
第12ヘリコプター隊は今月10日から、鬼怒川の堤防決壊で大規模な
被害が出た茨城県常総市にも出動。
屋根の上で犬を抱えながら救助を待つ住民を救出するなど、計43人を
救助した。
白根山噴火による雪崩に遭った陸自12旅団・第12ヘリコプター隊。
— 目が覚めて思うこといろいろ (@megasametaro) 2018年1月23日
>平成13年の部隊創設以来、標高の高い場所や積雪地など過酷な環境下でも活動できるよう厳しい訓練を重ね過去60回以上の災害派遣を経験。
御岳山噴火の時も。
鬼怒川決壊の時も住民を犬と共に救出。https://t.co/PZYSXDnGD7 pic.twitter.com/qKRNCVI7GW
こちらもl参考になさってください。👇
★特集!陸自第12ヘリコプター隊(北関東防衛局広報)
http://www.mod.go.jp/rdb/n-kanto/kouhou/pdf/88kouhou-160330.pdf
★草津白根山における噴火に伴う人命救助等に係る災害派遣について
http://www.mod.go.jp/j/press/news/2018/01/23d.pdf
今回の白根山噴火に関しても、自衛隊だけでなく、御岳山の時と
同じように地元自治体の消防、警察もまた救助に当たったと思われます。
約80名の救助が為されたという事です。
国民を守ってくださる方たち、本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。
本当に、ありがとうございます。
そして・・・、
亡くなられら自衛隊員の方のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、
重体の自衛隊員の方お二人がどうか、助かりますように、心から祈っております。
【1月26日:追記】
重体のお二方について、陸自の発表があったようです。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26141820V20C18A1CC1000/
陸自によると、重体とされていた隊員2人は、意識が戻り、
快方に向かっている。
本当に、本当に、良かったです。
(´;ω;`)
また、亡くなられた自衛隊員の方は、伊沢隆行陸曹長(49)
(死亡後、3等陸尉に特別昇任)とのことです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180125-OYT1T50087.html
伊沢さんは、近くにいた部下を守るように覆いかぶさった。
その背中を噴石が直撃したという。
(つω-`。)
最期まで国民を守ってくださったんですね・・。
改めて心からご冥福をお祈り申し上げます。
- 関連記事
-
- 「北朝鮮に平昌五輪をプロパガンダとして利用することをさせない。」ペンス副大統領が使った「プロパガンダ」という言葉こそが重要だと思う。韓国世論もIOCバッハ会長も、共産プロパガンダの恐ろしさを認識すべきだ。 (2018/02/12)
- 安倍総理の訪韓~平昌五輪開会式出席について思うこと (2018/02/07)
- 草津白根山噴火による噴石に遭った自衛隊の方たちは、今まで何度も災害から国民を守ってくきてれた第12ヘリコプタ-隊の方たちだった。【追記あり】 (2018/01/24)
- 2018年。年始の雑感。 (2018/01/10)
- 「宇宙の日」と「日本人初の宇宙飛行」と「TBSへの疑念」と「反安倍」と・・。真正面から宇宙と向き合ってきたJAXAの宇宙飛行士、毛利さんが飛び立った日こそが「宇宙の日」にふさわしいと改めて思う。 (2017/09/19)