コメント
安倍総理の国連演説の内容は、とても大事なものだと感じています。
首相官邸HPで全文出る前から自らも書き起こしし、1人でも多くの人に安倍総理の
演説内容を読んで欲しい、知って欲しい、理解して欲しい、と心から願って書いた
ものです。
ですので申し訳ないですが関係のないコメントは削除させて頂きます。
ご了承ください。
2002年、「拉致問題」から知った「日本を取り巻く真実」。「本当の日本」を取り戻したい。
【安倍総理の国連一般討論演説】
(2017年9月21日)より北朝鮮に関する部分書き起こし
私は、私の討論をただ一点、北朝鮮に関して集中せざるを得ません。
9月3日、北朝鮮は核実験を強行した。
それが水爆の爆発だったかはともかく、規模は前例をはるかに上回った。
前後し、8月29日、次いで北朝鮮を制裁するため安保理が通した
決議2375のインクも乾かぬうち、9月15日に北朝鮮はミサイルを発射した。
いずれも日本上空を通過させ航続距離を見せつけるものだった。
脅威はかつてなく重大です。
眼前に差し迫ったものです。
我々が営々続けてきた軍縮の努力を、北朝鮮は一笑に付そうとしている。
不拡散体制は、その史上最も確信的な破壊者によって、深刻な打撃を
受けようとしている。
議長、同僚の皆様、この度の危機は、独裁者の誰彼が大量破壊兵器を
手に入れようとするたび、我々がくぐってきたものと質において次元の
異なるものです。
北朝鮮の核兵器は水爆になったか、なろうとしている。
その運搬手段は早晩ICBMになるだろう。
冷戦が終わって20有余年、我々はこの間、どこの独裁者にここまで
放心させたでしょう。
北朝鮮にだけは、我々は結果として許してしまった。
それは我々の目の前の現実です。
かつこれをもたらしたのは対話の不足では断じてありません!
「対話が北朝鮮に核を断念させた。」
「対話は危機から世界を救った」と、我々の多くが安堵したことが
あります。
一度ならず二度までも。
最初は1990年代の前半です。
当時、北朝鮮が為した恫喝は、IAEAなど 査察体制からの脱却を
ちらつかせるものに過ぎませんでした。
しかしその意図の那辺を察した我々には緊張が走った。
いくつかの曲折を経て、1994年10月、米朝に所謂「核合意」が
成立します。
核計画を北朝鮮に断念させる。
その代わり我々は北朝鮮にインセンティブを与えることにした。
日米韓はそのため、翌年の3月、KEDOをこしらえる。
これを実施主体として、北朝鮮に軽水炉を2基作って渡し、また
エネルギー需要のつなぎとして年間50万トンの重油を与える約束を
したのです。
これは順次実行されました。
ところが時を経るうち、北朝鮮はウラン濃縮を次々と続けていたことが
判ります。
核を捨てる意思など元々北朝鮮にはなかった。
それが誰の目にも明らかになりました。
発足7年後の2002年以降、KEDOは活動を停止します。
北朝鮮はその間、米国、韓国、日本から支援を詐取したと言って
いいでしょう。
インセンティブを与え、北朝鮮の行動を変えるという、KEDOの
枠組みに価値を認めた国は、徐々にKEDOへ加わりました。
欧州連合、ニュージーランド、豪州、カナダ、インドネシア、
チリ、アルゼンチン、ポーランド、チェコ、そしてウズベキスタン。
北朝鮮は、それらメンバー全ての善意を裏切ったのです。
創設国の一員として、日本はKEDOに無利息資金の貸与を約束し、
その約40%を実施しました。
約束額は10億ドル。
実行したのは4億ドルです。
KEDOが活動を止め、北朝鮮が核関連施設の凍結をやめると言い、
IAEA査察官を通報するに及んだ2002年、2度目の危機が生じた。
懸案は、またしても、北朝鮮がウラン濃縮を続けていたこと。
そして我々は再び対話による事態打開の道を選びます。
KEDO創設メンバーだった日米韓3国に北朝鮮と中国ロシアを加えた六者会合
が始まります。
2003年8月です。
その後2年、曲折の後、2005年の夏から秋にかけ、六者は一度合意に達し、
声明を出すに至ります。
北朝鮮はすべての核兵器、既存の核計画を放棄することと、
NPTとIAEAの補償措置に復帰することを約束した。
そのさらに2年後、2007年の2月、共同声明の実施に向け、六者が
それぞれ何をすべきかに関し合意がまとまります。
北朝鮮に入ったIAEAの査察団は寧辺((ヨンビョン)にあった核関連施設の
閉鎖を確認。
その見返りとして北朝鮮は重油を受け取るに至るのです。
一連の過程は今度こそ粘り強く対話を続けたことが北朝鮮に行動を
改めさせた。
そう思わせました。
実際はどうだったか。
六者会合の傍ら、北朝鮮は2005年2月、「我々は核保有国だ」と一方的に
宣言した。
さらに2006年の10月。
第一回核実験を公然と実施した。
二度目の核実験は2009年。
結局北朝鮮はこの年、再び絶対に参加しないと述べた上、六者会合からの
脱退を表明します。
しかもこの頃には弾道ミサイルの発射を繰り返し行うようになっていた。
議長、同僚の皆様、国際社会は北朝鮮に対し、1994年からの10有余年、
最初は 合意、六社合意によりながら辛抱強く対話の努力を続けたので
あります。
しかし我々が思い知ったのは、対話が続いた間、北朝鮮は核ミサイルの開発を
諦めるつもりなどまるで持ち合わせていなかったということであります。
対話とは北朝鮮にとって我々を欺き時間を稼ぐため寧ろ最良の手段だった。
何よりそれを次の事実が証明します。
すなわち1994年、北朝鮮に核兵器はなく弾道ミサイルの技術も成熟に程遠かった。
それが今、水爆とICBMを手に入れようとしているのです。
対話による問題解決の試みは一再ならず無に帰した。
何の成算あって、我々は三度同じ過ちを繰り返そうと言うのでしょう。
北朝鮮に全ての核、弾道ミサイル計画を完全な検証可能かつ不可逆的な
方法で放棄させなくてはなりません。
そのため、必要なのは対話ではない、圧力なのです。
議長、同僚の皆様、横田めぐみという13歳の少女が北朝鮮に拉致されて
本年11月15日、ついに40年を迎えます。
恵さんはじめ、多くの日本人が未だに北朝鮮に拉致されたままです。
彼らが一日も早く祖国の土を踏み父や母、家族と抱き合うことが
出来るよう全力を尽くして参ります。
北朝鮮の核、ミサイルの脅威に対し、日本は日米同盟によって、
また日米韓3国の結束によって立ち向かいます。
全ての選択肢はテーブルの上にあるとする米国の立場を一貫して
支持します。
その上で私は、北朝鮮に対し厳しい制裁を課す「安保理決議2375」が
9月11日安保理の全会一致で採決されたものを多とするものであります。
それは北朝鮮に対する圧力を一層強めることによって、北朝鮮に対し
路線の根本変更を迫る我々の意思を明確にしたものです。
しかし敢えて訴えます。
北朝鮮は既にミサイルを発射して決議を無視して見せました。
決議はあくまで始まりにすぎません。
核・ミサイルの開発に必要な物、金、人、技術が北朝鮮に向かうのを阻む。
北朝鮮に累次の決議を完全に履行させる。
全ての加盟国による一連の安保理決議の厳格かつ全面的な履行を確保する。
必要なのは行動です。
北朝鮮による挑発を止めることが出来るかどうかは国際社会の連帯に
かかっている。
残された時間は多くありません。
議長、同僚の皆様、北朝鮮はアジア太平洋の成長圏に隣接し
立地条件に恵まれています。
勤勉な労働力があり地下には資源がある。
それらを活用するなら北朝鮮には経済を飛躍的に伸ばし、
民生を改善する道が有り得る。
そこにこそ北朝鮮の明るい未来はあるのです。
拉致、核、ミサイル問題の解決なしに、人類全体の脅威となる事で、
開ける未来などあろうはずがありません。
北朝鮮の政策を変えさせる。
そのために私たちは結束を固めなければなりません。
有難うございました。
(※22日、首相官邸HPにて演説全文が出ましたので再確認し、
誤記・不明個所は書き直しました。)
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0920enzetsu.html
Author:共通一次世代
「うどん」「お寿司」「お好み焼き」が
大好きな、ふつーの主婦です。
マスコミの「偏向、捏造、煽動報道、
お涙ゴリ押し、馬鹿騒ぎ」が大嫌いです。
安倍総理、麻生副総理を応援しています!
厳しい現場で陰ながら頑張る人達も応援!
拉致被害者奪還!
本当の日本を取り戻そう!
真央ちゃん、選手生活お疲れ様でした。
そして本当に素晴らしい演技をたくさん
思い出に残してくれて有難う。心から
感謝しています。
真央ちゃんの今後の人生が幸せなものと
なるよう心から願っています。
~~★必ず守ってください!!!
ブログ主からのお願い★~~
ブログ記事の紹介や転載はとても嬉しく
有り難いのですが、転載をされる際には、
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また転載の範囲がはっきりと分かるように
してください。
どの記事も一生懸命調べて、時間をかけて
書いています。
だから、どうか守ってください!
よろしくお願いします!
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