内田篤人選手とノイアー選手の約束。東日本大震災。日本へのメッセージ。
- 2013/07/01
- 12:39
先週の国会を見ていて、民主党ら野党の、卑怯で無責任な行動に
無茶苦茶腹が立ちました。
そしてテレビは、やっぱり野党の言い分を鵜呑みにするような報道ばかり。
よくてせいぜい、「野党も悪いが自民も悪い」「どっちもどっちだ!」と。
またか!!本当に悔しい。
今も悔しいけれど、いくらなんでも酷すぎると思ったのは、
やっぱり東日本大震災への当時の与党民主党政権の対応と、
マスコミ報道でした。
緊急を要する多くの重要法案を棚晒しや「反対」で邪魔をした
与党が本当に許せなかった。
このことは次回からちょっと書いてみようと思います。
今日は、あの悔しい思いをしてばかりの時、被災地の人達だけでなく
自分までも気持ちを支えてくれた気持ちになったサッカー界からの
エピソードを書こうと思います。
知ってる人は知ってると思うんですが、でも当時は、被災者の人たちは、
「避難生活」というよりも本当に「避難」という全く落ち着けない状況で
あったでしょうから、逆にこういう「メッセージ」を見ることが
殆ど無かったのではと思うのです。
で、震災当時、サッカー界からも様々なメッセージが、届けられていましたが、
私が最も印象に残ったのは、ウッチーこと内田篤人選手とノイアー選手の
「約束のメッセージ」でした。↓
【内田篤人とノイアーの知られざる約束(2011年3月)】
「日本の皆へ。少しでも多くの命が救われますように。
共に生きよう!」
これが内田選手からのメッセージでした。
★内田選手は、2011年3月11日、
東日本大震災を知り、サッカーやってていいのか、
という複雑な思いの中、被災者の方々へのメッセージを
白いシャツに書いて準備してました。
翌12日。
内田選手が所属するシャルケ(ドイツ・ブンデスリーグ)の
試合がありました。
この試合前、手描きメッセージが書かれたシャツに気づいた
ゴールキーパーのノイアー選手。
「日本へのメッセージか。今日それを見せるのか?」
内田選手。
「勝ったら見せようと思う。負けたら見せない。」
ノイアー選手
「じゃあ、勝つから。オレが守るから。今日は勝てるから。」
試合は1対1の同点のまま後半39分。
ノイアー選手のアシストキックから1点が入り、
そのまま試合終了。
ノイアーの約束通り、シャルケは4試合ぶりに
勝利したんです。
GKからのキックからゴールが生まれることって
そうそうないと思うのです。
なんというか、言葉では言い表せないですね・・。
試合終了後、チームはサポーターの前で
喜びを分かち合っていましたが、
内田はメッセージを書いたユニフォームを着て、
一人チームメイトから少し離れた所に立って
ドイツのテレビに向かってシャツに書いた
メッセージを送っていました。

しばらくしてチームメイトと共に
サポーターの声援の前から
静かに立ち去ろうとしたとき、
ノイアーがそれに気付き、
再び内田の背中を押しながら
サポーターの前へエスコートしました。
そしてそこで、内田選手は、もう一度、
今度はサポーターに向かって
メッセージを送ったんです。

【内田篤人 被災地へ向けてのメッセージ 】
内田選手とノイアー選手は同じ誕生日、3月27日生まれだそうです。
ノイアーは、ユース時代からシャルケ所属で、
この年、6月からバイエルン・ミュンヘンに移籍になりました。
2年前も何度も見ましたし、今でも結構よく見る動画なんですが、
何度見ても、じ~んときます。
で、そのあとはホワっとした心地良い気持ちになります。
もひとつ動画を。↓
【ドイツブンデスリーガ FCアウクスブルク 細貝萌 Rot -Weiss戦 試合前 】
★7番の背番号が、現在、日本代表メンバーの細貝萌選手。
左腕の喪章を握りしめて祈る細貝選手。
全員で黙祷を捧げるドイツの選手たち。ありがとう・・。
涙を拭うような仕草の細貝.
それを気遣うドイツのチームメイトたち。
なんか泣けてくる・・。
そしてもひとつドイツから。↓
2011年3月26日 欧州選手権2012予選で、とても大きな日の丸が。
そして大きな日本語のメッセージも。
【ドイツ代表/ユーロ予選 スタンドに日の丸&日本の被災者にメッセージ 】
★2011年3月26日 欧州選手権2012予選 ドイツ代表 vs カザフスタン代表
「私たちは日本の皆様と共にいます」
というメッセージと共に大きな日の丸がサポーターによって
ドイツのスタジアムに掲げられ、黙祷が捧げられました。
どこから持ってきたの?どこにあったの?どうやって準備してくれたの?
本当に大きくて美しい日の丸。
ドイツの皆さん、ほんとうに有難う・・・。
海外からは他にも沢山メッセージが届いてましたね。
2年前見ることが出来なかった皆さん、色々探して見てくださいね。
えっと、あと、最後に、日本でのチャリティーマッチも出しときます。↓
【日本代表vsJ選抜 ゴールシーン (2011.3.29 復興支援チャリティーマッチ) 】
★2011年03月29日、大阪で行われたサッカーの日本代表とJリーグ選抜との慈善試合。
日本代表の長谷部選手の言葉・・。
「僕たちがいつもグラウンドで戦っているとき、
いつも大きな力で与えてくれたのは、皆さんの応援でした。」
「世界中の皆さんと一緒に、今度は僕たちが皆さんを応援する番です。」
「今日、日本の力、サッカーの力を信じて、仲間と一緒に全力で気持ちを込めてプレーします。」
喪章をつけて力と心のこもった試合を見せてくれた選手たち。
44歳で現役を続ける「カズ」のゴール。 (4分30秒辺りから。)
「カズダンスは迷ったけれど、暗くなってはいけないと、
ゴールしたときに思った。
日本中を明るくしなければと、微力ながら思っていた。」
という試合後の言葉にも真摯な気持ちが伝わってきました。
いいなぁ、カズさん。
で、これ、キーパーからのパスだったんですよね。
なんかノイアーと同じだ!と思ってビックリです。
監督のピクシーの表情もよかったなぁ。
スタンドには寄せ書きの日の丸がたくさん映っていました。
東北、関東の東日本の人たちに届けと言わんばかりの
若い人達からのメッセージでした。
今まで上げたメッセージ。
当時は、「どうか、東日本の被災地の人達がこの動画を見る
機会がありますように。
どうか、少しでも力となりますように。」と願っていました。
日本が、また良い方向へと向かうためにも、
時々「あの時の思い」を思い出す事もとても大切なんじゃないかと思います。
実際に、私も、気持ちを落ち着けたりすることが出来るわけで。
「日本はチームです」
ウッチーもあの頃の復興支援CMで言ってましたね。
そうだよな!!と思います。
無茶苦茶腹が立ちました。
そしてテレビは、やっぱり野党の言い分を鵜呑みにするような報道ばかり。
よくてせいぜい、「野党も悪いが自民も悪い」「どっちもどっちだ!」と。
またか!!本当に悔しい。
今も悔しいけれど、いくらなんでも酷すぎると思ったのは、
やっぱり東日本大震災への当時の与党民主党政権の対応と、
マスコミ報道でした。
緊急を要する多くの重要法案を棚晒しや「反対」で邪魔をした
与党が本当に許せなかった。
このことは次回からちょっと書いてみようと思います。
今日は、あの悔しい思いをしてばかりの時、被災地の人達だけでなく
自分までも気持ちを支えてくれた気持ちになったサッカー界からの
エピソードを書こうと思います。
知ってる人は知ってると思うんですが、でも当時は、被災者の人たちは、
「避難生活」というよりも本当に「避難」という全く落ち着けない状況で
あったでしょうから、逆にこういう「メッセージ」を見ることが
殆ど無かったのではと思うのです。
で、震災当時、サッカー界からも様々なメッセージが、届けられていましたが、
私が最も印象に残ったのは、ウッチーこと内田篤人選手とノイアー選手の
「約束のメッセージ」でした。↓
【内田篤人とノイアーの知られざる約束(2011年3月)】
「日本の皆へ。少しでも多くの命が救われますように。
共に生きよう!」
これが内田選手からのメッセージでした。
★内田選手は、2011年3月11日、
東日本大震災を知り、サッカーやってていいのか、
という複雑な思いの中、被災者の方々へのメッセージを
白いシャツに書いて準備してました。
翌12日。
内田選手が所属するシャルケ(ドイツ・ブンデスリーグ)の
試合がありました。
この試合前、手描きメッセージが書かれたシャツに気づいた
ゴールキーパーのノイアー選手。
「日本へのメッセージか。今日それを見せるのか?」
内田選手。
「勝ったら見せようと思う。負けたら見せない。」
ノイアー選手
「じゃあ、勝つから。オレが守るから。今日は勝てるから。」
試合は1対1の同点のまま後半39分。
ノイアー選手のアシストキックから1点が入り、
そのまま試合終了。
ノイアーの約束通り、シャルケは4試合ぶりに
勝利したんです。
GKからのキックからゴールが生まれることって
そうそうないと思うのです。
なんというか、言葉では言い表せないですね・・。
試合終了後、チームはサポーターの前で
喜びを分かち合っていましたが、
内田はメッセージを書いたユニフォームを着て、
一人チームメイトから少し離れた所に立って
ドイツのテレビに向かってシャツに書いた
メッセージを送っていました。

しばらくしてチームメイトと共に
サポーターの声援の前から
静かに立ち去ろうとしたとき、
ノイアーがそれに気付き、
再び内田の背中を押しながら
サポーターの前へエスコートしました。
そしてそこで、内田選手は、もう一度、
今度はサポーターに向かって
メッセージを送ったんです。

【内田篤人 被災地へ向けてのメッセージ 】
内田選手とノイアー選手は同じ誕生日、3月27日生まれだそうです。
ノイアーは、ユース時代からシャルケ所属で、
この年、6月からバイエルン・ミュンヘンに移籍になりました。
2年前も何度も見ましたし、今でも結構よく見る動画なんですが、
何度見ても、じ~んときます。
で、そのあとはホワっとした心地良い気持ちになります。
もひとつ動画を。↓
【ドイツブンデスリーガ FCアウクスブルク 細貝萌 Rot -Weiss戦 試合前 】
★7番の背番号が、現在、日本代表メンバーの細貝萌選手。
左腕の喪章を握りしめて祈る細貝選手。
全員で黙祷を捧げるドイツの選手たち。ありがとう・・。
涙を拭うような仕草の細貝.
それを気遣うドイツのチームメイトたち。
なんか泣けてくる・・。
そしてもひとつドイツから。↓
2011年3月26日 欧州選手権2012予選で、とても大きな日の丸が。
そして大きな日本語のメッセージも。
【ドイツ代表/ユーロ予選 スタンドに日の丸&日本の被災者にメッセージ 】
★2011年3月26日 欧州選手権2012予選 ドイツ代表 vs カザフスタン代表
「私たちは日本の皆様と共にいます」
というメッセージと共に大きな日の丸がサポーターによって
ドイツのスタジアムに掲げられ、黙祷が捧げられました。
どこから持ってきたの?どこにあったの?どうやって準備してくれたの?
本当に大きくて美しい日の丸。
ドイツの皆さん、ほんとうに有難う・・・。
海外からは他にも沢山メッセージが届いてましたね。
2年前見ることが出来なかった皆さん、色々探して見てくださいね。
えっと、あと、最後に、日本でのチャリティーマッチも出しときます。↓
【日本代表vsJ選抜 ゴールシーン (2011.3.29 復興支援チャリティーマッチ) 】
★2011年03月29日、大阪で行われたサッカーの日本代表とJリーグ選抜との慈善試合。
日本代表の長谷部選手の言葉・・。
「僕たちがいつもグラウンドで戦っているとき、
いつも大きな力で与えてくれたのは、皆さんの応援でした。」
「世界中の皆さんと一緒に、今度は僕たちが皆さんを応援する番です。」
「今日、日本の力、サッカーの力を信じて、仲間と一緒に全力で気持ちを込めてプレーします。」
喪章をつけて力と心のこもった試合を見せてくれた選手たち。
44歳で現役を続ける「カズ」のゴール。 (4分30秒辺りから。)
「カズダンスは迷ったけれど、暗くなってはいけないと、
ゴールしたときに思った。
日本中を明るくしなければと、微力ながら思っていた。」
という試合後の言葉にも真摯な気持ちが伝わってきました。
いいなぁ、カズさん。
で、これ、キーパーからのパスだったんですよね。
なんかノイアーと同じだ!と思ってビックリです。
監督のピクシーの表情もよかったなぁ。
スタンドには寄せ書きの日の丸がたくさん映っていました。
東北、関東の東日本の人たちに届けと言わんばかりの
若い人達からのメッセージでした。
今まで上げたメッセージ。
当時は、「どうか、東日本の被災地の人達がこの動画を見る
機会がありますように。
どうか、少しでも力となりますように。」と願っていました。
日本が、また良い方向へと向かうためにも、
時々「あの時の思い」を思い出す事もとても大切なんじゃないかと思います。
実際に、私も、気持ちを落ち着けたりすることが出来るわけで。
「日本はチームです」
ウッチーもあの頃の復興支援CMで言ってましたね。
そうだよな!!と思います。