先の都議会の百条委員会に出席した元副知事の濱渦武生氏と
東京ガスとの交渉で各局の調整役を担った元都庁政策報道室理事の
赤星経昭氏が、音喜多が幹事長を務める都民ファースの会ら
小池の「知事与党側」によって偽証認定されてしまいました。
それに暴挙に対し、百条委員会の委員長だった、都議会自民党の
桜井浩之都議が、自ら委員長を辞任しました。
桜井浩之 @SakuraiHiroyuki 2017年Apr29日 13:34
豊洲市場移転問題調査特別委員会(百条委員会)について
この度の委員長辞任理由については、メンバーの河野ゆうき都議が
FBに辞任表明の全文をアップ頂いたのでそれをシェア致しました。
また、昨日の委員会にて、辞任の同意を頂きました。
今後は一委員として、自身の意思表明を致して参ります
★河野ゆうき都議 facebook【豊洲百条委員会 桜井委員長辞任を表明。】
(河野ゆうき-東京都議会議員 2017年4月26日 3:00)
本日、百条委員会理事会が開催され、自民党以外の都ファースト連合は、
濱渦氏らの偽証を数の力で無理やり認定しようとしています。
権力の濫用、人権侵害である。
桜井委員長はじめ、我々自民党は、この他党の動きに
断固抗議します。
以下、委員長の表明文です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【豊洲市場移転問題に関する調査特別委員会委員長の辞任表明 】
平成29年4月26日 委員長 桜井浩之
本委員会は、地方自治法100条に基づき、築地から豊洲への
移転の経緯、両市場の適正性、東京ガスとの交渉、土地売買の経緯、
土壌汚染対策や市場建設工事における契約事務などを調査するために
設置されました。
100条委員会は、関係書類の提出や証人喚問の実施など必要な
調査を行うことを目的とする委員会であり、調査が厳正に行われる
よう、証人喚問において虚偽の証言を行ったと認められた場合には、
告発しなければならないとされています。
そして、当委員会は、本年6月の平成29年第2回定例会に報告を
行う必要があるため、限られた時間の中で、関係書類の提出、
証人喚問などを精力的に行ってまいりました。
この間、各委員はもとより、膨大な資料要求に迅速に対応して
いただいた東京ガス、関係各局、そして証人喚問に応じていただいた
多くの証人の方々には、委員長として、改めて感謝の意を表します。
さて、現在、当委員会が行った証人喚問の証人のうち、特定の証人に
対し、虚偽の陳述を行ったことを理由に偽証の認定をすべきであるとの
主張が、自民党を除く、公明党、共産党、都民ファースト、東京改革、
生活者ネットの各会派から提出されています
100条委員会の目的は厳正な調査であり、偽証告発は、
厳正な調査を担保するための手段に過ぎず、告発が
委員会の目的ではありません。
また、偽証告発は、偽証罪による刑事処分を前提とするものであり、
都議会が都民を代表して告発するには、十分な根拠と法的な裏付けが
必要不可欠です。
しかし、今回、偽証認定の対象となっている証言は、仮に事実関係との
齟齬があったと仮定した場合でも、偽証というより単なる
記憶違い程度のものであり、しかも、これまでの審議で、
豊洲移転に関して特段の問題が発見されていない
ことから、そもそも偽証する動機すら不明というものです。
そして、根拠としている証拠書類も、いわゆるメモ程度のものであり、
偽証認定を裏付ける資料には到底なりえないものです。
こうしたことから、今回の100条委員会における証人喚問に関して、
地方自治法第100条の定める偽証に認定されるような事実はなかった、
との見解が我が党の顧問弁護士はもとより、都議会議会局の
顧問弁護士はじめ識者の方からも示されています。
申すまでもなく、我々、都議会議員は、与えられた権限が大きければ
大きいほど、その誤った運用は、時には、関係する方々の基本的人権を
損なう恐れすらあることを忘れてはなりません。
特に、偽証告発もできる100条委員会においては、事実解明に全力を
尽くすのは当然ですが、同時に、司法機関ではない議会の限界も直視し、
政治的思惑や単なる思い込みによって権限を恣意的に運用し、
証人の方々の基本的人権を侵害する恐れのあることを行っては
なりません。
私は、これまで、こうした信念のもと、委員会の委員長として、
公平中立の立場で、委員会の審議、そして証人喚問が適切に
行わるよう、各会派との調整も含め、尽力してまいりました。
しかし、当委員会が、このように曖昧かつ薄弱な理由で、数に物を
言わせて偽証認定を行おうとするのは、あたかも、偽証告発を
もって本委員会の成果と位置づけ、100条委員会を設置した
ことに一定の評価を得ようとするための告発、まさに
「ためにする告発」ではないか、との疑念すら覚えます。
このような形で、無理やり偽証認定に向けた手続きが
進められていくことは、到底受け入れることはできません。
私は、都議会議員として、このような委員会運営に、委員長として
これ以上関与することはできないと考えるに至りました。
そこで、私は、新しい委員長に、今回の偽証認定の誤りを正し、
委員会運営を正常なものに戻していただくことを期待し、委員長の
職を辞すこととします。
ありもしない罪を作り上げ、ありもしない偽証を一方的に認定し
「冤罪」を人に被せ、一生それを背負わせていく。
まさしく「生き地獄」です。実際に百条委員会では、都民ファーストの会幹事長の音喜多駿が、
一方的な創作話だけで、濱渦さんらを陥れました。↓
★濱渦・元副知事の百条委員会で明らかになった
音喜多駿による「土壌Xday」なる扇動ワードを利用した印象操作。
人を平然と陥れる恐ろしさ。都民は誰を信じるべきなのか。2017/03/20http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1323.htmlブログで書いた通り、この時に音喜多の「嘘八百」を暴いたのが
桜井都議の委員長辞任表明をfacebookにUPされていた、同じく
自民党の河野ゆうき都議でした。
もし、河野都議が暴かなければ、音喜多の創作話が真実と
見なされ、さらに濱渦氏らはその創作話通りの「悪人」に
仕立て上げられていたのです。
東京都政で起きていることは、毛沢東の粛清と同じです。
これは百条委員会から始まったことではなく、昨年8月30日、
小池百合子が豊洲新市場移転延期を実行してから既に始まり、
岸本市場長さんはじめ都の職員さんたちがいわれなき罪を
被せられ粛清されました。
これが事実です。
もしこんなことが自分の家族に起きてしまったら、とても耐えられません。
こんなことは絶対に許されません!
都民は、国民は、この恐ろしい小池共産都政の事実を知るべき。
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