前回、前々回と、第6回PT会議での小島敏郎や竹内昌義が
どういう人間であるかを解って貰うために記事を書きました。
2人とも、「脱原発仲間」の共産主義者であるということ。
そして、反吐が出るような会議内容からは、この2人がいかに
冷酷な人間であるかも良く解ってくると思います。
★小池都政で傍若無人に振る舞う脱原発急先鋒の小島敏郎。 「500億円で築地改修可能」などとふざけた案に心から憤りを感じる。長い間尽力してきた人たちの気持ちをここまで踏みにじるのか。2017/04/01
http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1328.html★小池百合子が立ち上げた市場問題プロジェクトチームには、小島敏郎、デマ屋の森山の他にも、もう一人、「脱原発」「反安倍」のバリバリの「共産主義者」の委員がやっぱり存在していた!2017/04/03http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1333.htmlはっきり言えば、
「普通の人間じゃない」んですよ・・・。
その後、小島が出してきた「500億円で築地改修可能私案」。
これを小島が本気で出してきたと、お思いでしょうか。
私はそうは思いません。
前にも書きました。
本当に形だけのために、いわば豊洲移転を引き延ばし、そして
あたかも都民のために小池都政が動いている、透明化されている、
とうそぶくために設置されたものでしかないんです!
「PT会議はこの半年機能してました」
「PT会議はいろいろ考えてきました」
そのアリバイのため。
綿h氏にはそうとしか思えません。
はなからこんな「500億の修復」なんてやる気など全くないのです。
何故そう思うかと言えば、小島らは、PT会議で都の職員さんたちに
築地再整備の困難さを散々聴いているからです。
しかも小馬鹿にしながら。
豊洲移転までの築地業者さんたちとの合意形成の大変さや、
納得してもらうまでの苦労を散々聴いていながら、じゃあ、
築地再整備で納得してもらうのは簡単でしょ?と抜かす。
もう一度、竹内昌義の異常な発言をここに晒します。
○竹内委員
いや、ごめんなさい!
僕が話をしているのは、どうやってコンセンサスをとって
きたかという話なんです。
築地から豊洲に移るコンセンサスを得られているということは、今まで
築地でやっていた、いろいろな市場でやっていたことではとれなかった
コンセンサスが、とれたんだ!、というふうに理解したわけですよ。
なので、これは時間的な経過があると思います。
バブルの真っ最中に、もう業者さんがひしめいているときにコンセンサスが
とれなかったのはそうかもしれない。
だけど今、豊洲に移っていいよという話になっているんだとすると、
今はコンセンサスが、このときとは違って市場さんのコンセンサスが
とれる状態がつくられている。
そこまで御努力されているんですよね、という話なんです。
だから、逆の、その先の話をしますと、例えば、これから先、
築地の中で再整備をしよう、耐震改修しようといったときに、
「あなたはこっちからこっちに動いてください」っていう細かい動き
みたいなものは豊洲に行くほどのものではないので、コンセンサスが
とれるようになっているんじゃないですか?
っていう質問なんです。
狂っています。
「500億の改修」私案。
それがいかに「茶番」であるか。
私案を出すということそのものが、いかに「ただのパフォ」で
あることか。
かつて実際に築地の再整備を行い、400億円を使いながら
途中で頓挫してしまった経緯。
その内容も第6回PT会議では、都の職員さんによって詳細に
説明されているんです。
これを聴いて、「500億試案」など出せるはずがないのです!
この部分を、どうか読んでください!
http://www.toseikaikaku.metro.tokyo.jp/shijyoupt-kaigi06rokuga.html○小島座長
いわゆる現地再整備、昔あったやつですね。
で、400億円というお金というのは、他の自治体から見ると、それは
非常に大きなお金なんですね。
種地が確保できない、時間と費用がかかる、業界調整が難しいと。
事業に入る前にやっぱり設計をし、さあ、これから始めますよという
ときに、当然、種地はここで、時間と費用は幾らで、業界の方々も、
ここで工事をするんですけれどもよろしいですか、いいですよと言って
初めて大枚をはたいて工事に取りかかると、こういうことが普通なんだ
ろうと思うのですけれども、なぜそんなことになったんだろうかと、昔の
ことではありますけれども、今の時点でわかっていることを教えてください
というのが一つですね。
○市沢物流調整担当課長
まず1番目のところですね、再整備のところですけれども、現在地
再整備につきましては、昭和61年に、都として現在地再整備を行うと
決定してございます。
今から大体30年ぐらい前の話になります。
その決定後、都と業界の方とで協議機関を設けまして、協議しながら
基本計画をつくったり、設計したりということをしてまいりました。
実際に基本設計をつくりましたのが平成2年ということで、当時は、
工期が14年間、総工費2,380億円ということで考えてございました。
ということで、平成2年に設計をしまして、3年から工事に入っていくと
いうことになるわけです。
当時、先ほどの質問の中で、設計段階でなぜわからなかったかという
ことになるわけですけれども、その再整備の設計していた平成2年のとき、
当然その業界とも協議を重ねながら、施設の配置とか、工事の手順、
そういったものを進めてきておりますので、当初、業界の方も私どもも、
現在地でのローリングによる再整備については、できるだろうということを
考えて進めてきたというところでございます。
しかしながら、実際に工事に入ってみると、平成3年から入っていくわけ
ですけれども、営業活動への影響が極めて深刻であるということが
次第に明らかになっていき、業界調整もどんどん難航していく中で、
工事が中断してしまうという事態になります。
では、具体的にどういった営業活動の支障なのかと申しますと、通常の
市場業者の方々の車両、それに工事用車両が加わることで錯綜して、
交通混雑が起きてしまうということ、それから、空いている土地のところに
仮設の工事用のスペースを設けたりすることによって、本来そこを駐車場
として使っていたところが使えなくなったりするということで、駐車スペースが
不足していくということ、それから、場内の通路が工事によって制約されて
いくという中で、本来、目的地まですんなり行けるところが、そこに支障が
出ることによって迂回しなければいけないとか、そういったことによって
搬送時間が増加してしまうと、要は不便になっていくと、そういったことから
顧客離れの懸念が出てくると、そういったことが出てまいりました。
また、場所を移ること自体によっても、仮設の場所に一旦移るという
ことによっても、当然費用や、作業や、それから、その方の顧客に
対する周知とか、そういったもろもろの負担というのがかなり出てくる
ということで、やはりそういったものが大きくなっていって工事が中断
していくというような事態になります。
中断するのは大体平成7年、8年ぐらいのことですけれども、その後も、
私どもと業界とで協議しながら、何とか基本計画を見直しながら、
幾つかの再整備案の検討を行っていくわけですけれども、いずれの
案も最終的な合意に至らず頓挫していくということで、設計段階では
できると思っていたものが、実際やってみると、思った以上に厳しい
ものであって、頓挫してしまったというのが質問1の答えだと思って
おります。
それから、1の(2)の400億円の支出した理由ということですけれども、
当然、再整備ができると思って、仮設の工事をしたりとかしていますので、
そういった認識でやって、平成3年から仮設の建物を建てたり、駐車場を
建てたりとか、もろもろの工事を行っております。
そういったもので400億円を支出したということになります。
ただ、実際、この400億円の施設の多くは、実は現在も使って
おりまして、そういう意味では、必ずしもその400億円を無駄に
したというわけでもないんですけれど、当時、できると思って使って
しまった金額が大体400億円だということになります。
○森山委員
すみません、今の中断した関係の中で、このお見せいただいた
資料24ページにも書いてありましたけれども、実際に事業者の
方々からの、これ、具体的にもう工事を止めてくれと、ここでやめて
もらえないかという話が具体的に出てきたんでしょうかね。
それとも、これは難しいという判断で止めたのか、そのあたりはどうなんでしょうか。
○物流調整担当課長
実際、その工事に入るときには、これ以上、移ることによって自分たちの
営業に支障を来して、このままだと、自分たちの経営が成り立たないと
いうような声を実際に要望でいただいているというふうに聞いてございます。
したがって、単なる不安ということではなくて、実際にそれが問題になって
協議しても、なかなかいい案が浮かばなかったというようなことで中断した
というふうに伺っています。
この現実を知りながら500億円の再整備などあり得ません。
そして、これだけ都の職員さんから現実を突きつけられておきながら、
改めて出すということは、そこには何の「現実化」も考えてはいないで
あろうし、また都の職員さんをこれほど愚弄したものはありません。
更には、もともとやる気のなど毛頭ない「出来るはずのない再整備案」を
出すことで、再び困難な中に陥れられてしまうのも、そして全責任を
負わされるのも、全て都の職員さんであることは、火を見るより明らかです。
もう全てが現実とかけ離れた政治なのです。
築地の業者のため?
そんなものなど最初からありません!
都民のため?
ここには、何もそんなものはないのです。
もしあれば、大地震リスクからも確実に守ってくれる豊洲にさっさと
移転しているはずなのです!
恐ろしいほどの「政治の不作為」を小池都政は続けているのです!
もう一度、佐藤尚巳委員と共に良心のある森高英夫委員の言葉を添えて
おきます!
○森高委員
築地の耐震改修が非常に難しいという理由はよくわかりましたけれども、
私、立場的にね、やっぱり、いつ首都直下地震が来るかわからない
状況の中で、このまま放置するのは、皆さん、まずいという
ふうにお考えになっていて、じゃあ、もし移転が延びると
したときに、その状況をどう改善するかというのは、これからの解決策
かもしれませんけれども、そのときには、技術的にできても、やっぱり
市場関係者の理解を得ないと前に進まないわけですね。
そのあたりというのがちょっと厳しいなというふうに思いますけれども。
今、議論になっている耐震補強工事というのは、あくまでもね、
建物を支える構造体が大きな被害を受けたり潰れないように
補強しているだけですけれども、昨今、東北の震災のときにも
ありましたけれども、昨年の熊本地震もありました
けれども、構造体だけではなくてね、例えば屋根とか、
天井とか、壁とか、そういう被害で人命に影響を
及ぼす可能性も非常に高いわけですよ。
今、耐震補強ができていない仲卸売場、一番大きな面積を占めている
ところですね。
これ、上にスレートの屋根がありますでしょう。
それ、アスベストが入っていますよね。
それが落下したらどうするのとかね、そういう
懸念もあるわけです。
だから、早くこれ、手を打たないと禍根を残す
かもしれないので、というのが私の今の印象で、じゃ、
どうしたらいいのというのは、今、解決策はありません。
>早く手を打たないと禍根を残すかもしれないどうか覚えておいてください。
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