1月14日(土)に行われた
「第4回 豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議」。
この中で、下記2点について記事を書いてきました。👇
★「第4回 豊洲市場専門家会議」(その1):
科学誌「ネイチャー」の記者さえも驚く豊洲新市場での異常な
「安全・安心」追求と、小池百合子が生き返らせた自称「放射脳」たち。
2017/01/17http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1290.html★「第4回 豊洲市場専門家会議」(その2):
一般都民の傍聴者の質問を途中で妨害し怒鳴るアカい築地の
業者とその仲間たち。
100%安全という言葉に共に喜ぶどころか怒りをぶちまけるのは
何故?そもそも「あんた何様!?」2017/01/20http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1293.htmlで、このたび、東京都のHPに、この時の議事録がアップされた
ことをツイッターで教えて頂きました。
その方は、な、な、なんと上記記事でも取り上げさせていただいた、
マスク姿で頑張っていらした一般都民のお兄さんでした!
(*^_^*)公式議事録がアップされた機会に、再度あの時の非常に重要な
発言を再度皆さんに読んで頂こうということで、お兄さんはツイート
されていました。
ということで私も、改めて上記記事に追記なども行いましたので、こ
の分も是非広めていただきたいと思います。
で、そのツイッターで先日、同じくあの専門家会議で、発言されてた
方のツイートを見つけまして、リツイートさせて頂いたんですが、
その方にも、マスク姿のお兄さんのことをお知らせしたわけです。
リツイートしたツイートはこちたです。👇
ドクターK(食の安全・安心)」 @NPOSFSS_event 2017年2月5日 13:28
第4回専門家会議にて私が質問したシーンが動画で見れます
(1時間33分あたりから)
ドクターK(食の安全・安心)」 @NPOSFSS_event 2017年1月21日 16:58
豊洲市場で扱われる魚を地下水でずっと泳がせるようなこと
でもしない限り、「食の安全」の問題が豊洲で起こることは
ないだろう、 というのが率直な感触だ。
なぜなら、卸売市場の「食の安全」は地下の外部環境ではなく、
市場内の食品衛生環境に強く依存するからだ。
ドクターK(食の安全・安心)」 @NPOSFSS_event 2017年2月7日 21:00
ベンゼンが環境基準の79倍という衝撃的な東京都の発表にも
かかわらず、都民の食の安全はどうなのかと専門家会議の
先生方に再確認したのはわれわれNPO代表3名と一都民の
彼だけでした。
彼は勇気ある若者ですね・・
日本の将来も捨てたもんじゃない(^。^)
本当に、マスク姿の一般都民のお兄さんは、勇気がありました!
(^∇^)ノしかし、そのお兄さんに対して、
移転反対派は汚い野次を
飛ばし、嘲笑、誹謗中傷し、更には発言をやめさせようと
までしたんですから本当に許せません!
しかも、その野次の中には、
「福島のものは買えませんよ、まだ」などという野次まであったことが、東京都の議事録で判明
したのです。
このことは非常に重大なことだと思います!
ということで、、この「ドクターK」さんの発言部分と、その次の方の
発言部分を続けて、読んで頂けたらと思います。
平田座長の「安全であること」の説明も今までも紹介してきましたが
とても重要です。
そして最後に、傲慢な反対派の築地の業者の発言もあわせてどうぞ。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/pdf/expert/04/giziroku.pdf【第4回豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議 会議録】
(日時 平成29年1月14日(土)12:33~17:05)
(会場 築地市場講堂)
○質問者
私は東京都内で食の安全のNPOをやっている、私も山崎と
いう者でございます。
昨年の12月に、私どもは食の安全の専門家が集まりまして、
この豊洲の件に関しまして緊急パネル討論会をやりました。
都民の食の安全が一番大事でございますので、食の安全は
何に依存するか。
この地下の環境ではなくて、そうではなくて、食品衛生上の
リスクがどちらが高いかということが食の安全に非常に依存
しております。
ですから、専門家の先生方に今日お聞きしたいのは、今回
ちょっと超過したものが出てきたということなんですが、この
地下水の環境基準をオーバーしたということが都民の食の安全に
どのぐらい影響するものなのかという部分を今日はメディアの方も
たくさんおられますので、そこの部分を率直なご意見をお聞きしたい
と思います。
○平田座長
そういう意味で、後ほど内山先生からリスクの話は説明して
いただきたいと思うんですが、一番最初に、資料3のこれまでの
評価の状況というところだと思うんです。先ほど申し上げました
地上と地下の話というのは、まさにそこと関係をしてございます。
人への健康影響ということ、例えば食の安全も同じなんですが、
それを言いますと、一つは、地下水を使っているのかどうかと
いうことです。
汚れているんですけれども、使っているのか。
使っていませんということ。
それから、では、土壌粒子が飛散をしてお魚にくっつくとか、
あるいは人が暴露されるとか、そういう状況になるのかと
いいますと、地表面は十分被覆をされているということで
大丈夫だということだと思うんです。
そういった中でも、前の専門家会議のときでも問題になりましたのは、
では、土壌に触れても大丈夫だと。
地下水は使わないから大丈夫だと。
でも、揮発性物質は気化してくるじゃないかということだと思うんです。
では、どの程度のものが気化をしてくるのかということを前のときは
計算したんです。
そういたしますと、地下水、ベンゼンでいきますと、1ppmですよね。
環境基準の100倍ぐらいの濃度であっても十分に環境基準は
満たせるということ。
お魚あるいは野菜の表面についている水に
くっつくベンゼンの濃度というのは、それよりも
さらに100分の1ぐらい小さいということで、まず
安全に間違いないということを結論として
申し上げたんです。
そういう意味では、食の安全という意味で言いますと、
この汚染であっても、私はそんなに大きな問題があると
いうふうには考えてございません。
ただし、それは安全であって、築地の方等々の安心にまでつながる
のかということだと思うんです。
科学的に安全だというのと、安心というのは、やはりこれは科学的な
問題がございますので非常に難しいということだと思います。
その安心のところを地下水でチェックをしようということだと思います。
○質問者
ありがとうございます。
その部分を言っていただいて、食の安全に関して
どの程度のリスクかというのを今豊洲の環境基準とか
そこら辺の地下の問題とか、そこにばかり話が集中して
しまっているので、食の安全に関して、築地と豊洲で
どうかということをちゃんとそこをリスク評価を比較して
いただかないと間違えてしまうと思うんです。
私の感覚だと、豊洲の地下水の中を魚が
泳ぎでもしない限りは、食の安全に
影響は全くないというのが私のイメージです。
○平田座長
すみません。
豊洲ではなくて、豊洲市場ということで……。
○質問者
すみません。
豊洲市場の地下水を魚が泳いでいるとかいうようなことが起これば、
過去に起こった公害問題とか、そういうような食の安全の問題が
起こる可能性というのは確かに否定できないですけれども、現時点で
明らかに築地のほうが食品衛生上のリスクはやはり
高いんではないかというのが食の安全の専門家が皆さん
述べていることだと思いますので、地下の環境基準の安心問題に
関しては、安全とは違うということをはっきり専門家の
先生方に言っていただきたいと思います。
○平田座長
そういう意味で、計算上はそうであった。
今回は計算ではなくて、観測をしているわけですので、観測値で
もって見ても、地表面から上、あるいは建物の
1階以上については大丈夫ですということを
何回も申し上げているんだと思います。
平田座長が
>豊洲ではなくて、豊洲市場ということで……。と仰っているのは、会議の冒頭にも平田座長から
「今審議していますのは豊洲市場の土壌や地下水の
汚染の問題でございますので、豊洲市場という言葉を
使っていきたい」
との説明があり、豊洲の住民の方たち、特にお子さん達を
風評被害から守るためのお気遣いからです。
しかしマスクのお兄さんの時もそうでしたが、これだけ
はっきりと「豊洲新市場は安全である」ことが明確に
専門家の方の間で語られているにも拘らず、現実は
「豊洲移転」からどんどん後退していることが本当に
信じられません。
そして、豊洲移転から遠ざかっていくことはすなわち
「政治の不作為」をしているも同じなのです。
そうです、まさしく、下記ツイートの通りではないですか!👇
ドクターK(食の安全・安心)」 @NPOSFSS_event 2017年2月6日 11:43
豊洲市場地下水の杞憂のリスクを回避するがために
築地の食品衛生上のリスクに曝される都民。
遠い将来の発がんリスクを恐れて、食中毒で一発死亡の
リスクは受け入れるのか?
◎リスク管理で配慮すべきポイント:『リスクのトレードオフ』
http://nposfss.com/blog/trade-off.html
ドクターK(食の安全・安心)」 @NPOSFSS_event 2017年2月7日 07:54
豊洲市場と築地市場:食の安全のリスクが正しくイメージ
できない方は
「ゼロリスク症候群」
「食品情報過敏症候群」
「何かあったらどうするんだ症候群」
の疑いあり。
大事なのはあなたの安心より都民の安全だ。
『安全第一、安心は二番目であるべき』
http://nposfss.com/blog/safety_first.html
リンク先が貼られている以下2つの記事もとても重要なことを
説明してくださってますので、是非読んで頂きたいと思います!
◎リスク管理で配慮すべきポイント:『リスクのトレードオフ』 http://nposfss.com/blog/trade-off.html◎『安全第一、安心は二番目であるべき』 http://nposfss.com/blog/safety_first.htmlではもうお一方の発言です。
○質問者
NPO法人水・環境ネットのモリと申します。
私は、今日の報告を大変不満に思って聞いております。
というのは、原因がわからないままに数値が増えたということで、
どんどんこの土地が悪くなっているような印象を与えて、
ますます不安をあおっているような感じに聞こえます。
私は、もう汚染の発生源はないわけですから、
増えるわけがない。
だから、たまたま今回増えたかもしれませんけれども、
それはやがておさまる話だと思います。
全体としては、私は先生方のおっしゃるように問題ない
土地になっていると思います。
特に平田座長がおっしゃるように、地上については全く
大丈夫なわけですから、引っ越しても問題ないと思います。
ただ、地下については、多少……。
もう一つ確認の意味でお聞きしたいんですけれども、
今の環境基準というのは、確か直接飲んでも大丈夫な
ような数字だと思っていましたけれども、そうですね。
だから、なぜそれが地下水をモニタリング
することが引っ越しに差し支えるのか、
それを聞きたいんです。
○平田座長
今地下の問題と地上の問題とは分けてということは、多分築地の
方、山﨑さんなんかもご了解済みなんです。
それをわかっていただいているんですが、地下に汚染があることに
よって、いわゆる築地ブランドといいますか、これからつくろうと
していく豊洲ブランドに影響があるんではないかということを
心配されておりますので、それがサイエンスで安全だということと、
人間の心の問題として安心であるというところの非常に大きな
線引きがあると思うんです。
そういうところで、確かに割り切ってしまえば、地下水は飲まない。
汚染土壌がもし仮にあったとしても触れることはないという状態で、
土壌汚染対策法上は何の問題はないということなんです。
土地利用についても制限は、若干工事をやるときに制限は
ありますけれども、問題はないんですけれども、それでは
なかなか一般の消費者が納得をしてくれない面があるんでは
ないか。
そのために地下のところは安心のためにどうすればいいかと
いうことを今まで延々とやってきているわけでございますので、
いろいろな議論をしていただくのは私は結構だと思うんです
けれども、そういう感じだと思います。
でも、今日、ああいうふうな意見が出たということもございますので、
山﨑さん、どうですか。
○質問者
反論の会になってしまうので、そういう意見もあるということで
私ども市場の人間としては受け止めなきゃいけないとは思って
いますが、お二方に申しわけないんですが、
あなた方はここで商売をやっているわけでも
ないですし、築地が汚いとか、豊洲がきれい
だとかと言う資格はないと思います。
申しわけないんですが。
>野次
そのとおりだよ
(拍手)
ですから、あなた方が手を挙げる自体もおかしい
と思いますし、僕が言いたいのは、我々が市場人としてやっていく中で、
先ほど先生が言われたように、これから大地震が起きたりとか、
いろいろな部分で地下水が吹き上がったり、下から土が吹き
上がっているときに、拡散された汚染のされている土が吹き
上がってしまったときに、では、そこの豊洲市場は安心なの、
安全なのと言ったときに、消費者、東京都民がどう受け止めるか
ということが大事であって、僕はそういった部分では、安心が
あって、今築地で1,000円で売れているものが、1,000円の価値の
ある魚が、1,000円で豊洲でも流通しなかったら意味がないこと
ですし、1,000円で売れている野菜もそうですよね。同じような
価値で流通しなかったら、やはり日本の水産業、農業もおかしく
なってしまいますから、そういった部分で言っているのであって、
申しわけないんですけれども、本当にこういう議論の
場でなかったら、どなりつけちゃっています。
ですから、この議論はそういうところまで配慮していただかないと、
都民は納得しないと思いますし、よろしくお願いいたします。
(拍手)
○平田座長
拍手はやめていただけますでしょうか。
そういう意味で、両方の意見を公平にという意味で、そういう
意味です。
何も山﨑さんの応援演説とか、反対意見を言ってくださいと
言ったわけでは全然ありませんので、それはご了解いただけ
ますでしょうか。
いろいろな方がいらっしゃるということで、これがコミュニケーション
といいますか、リスクの話だと思うんです。
いろいろな意見を出していただいて、その中で考えていくということ
だと思います。
環境ネットの方の発言もとても正論であると思います。
なのに、誹謗中傷を受け、しかも発言することすら許されない。
一体何なのでしょうか!この傲慢な態度は!
この環境ネットの方の発言を一方的に非難し、しかも恫喝していた
人物は築地仲卸の山治の山﨑という人物です。
マスク姿の一般都民のお兄さんの時もそうでしたが何度も何度も
こうして「安全である」ことが確認され、認識されていると言うのに
ただただ「反対ありき」で耳を貸そうともしないどころか、発言さえも
妨害し全否定する。
しかも大勢で嘲笑しながら・・。
まったく議論、そしてコミュニケーションなど取れないのです。
「豊洲が安全であることが不都合な人たち」こんな一部の人たちに、豊洲新市場も、都の職員さんたちも
そして豊洲の住民の方たちも振り回され苦しんできたんです。これが事実です。
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