先日の11月15日に行われた
市場問題PTによる築地市場業者へのヒアリング。動画が上がっていたので、見てみました。
でも正直、最初から見るのが嫌になってしまいました。
【全録】市場問題プロジェクトチームによる築地市場内の事業者へのヒアリングhttps://www.youtube.com/watch?v=23UIPfONKe8冒頭から30分間。
座長の小島敏郎が、「PTが何を考えているのか」を資料で説明
していました。
その「事業者ヒアリング説明資料」はこちらになります。👇
★【市場問題プロジェクトチーム】
役割・検討状況の紹介と今日、ご意見をお聞きしたいこと
2016年11月15日 築地市場第4会議室http://www.toseikaikaku.metro.tokyo.jp/shijyoupthear/03_shiryou01.pdfしかし中身は・・・。
PTのメンバー紹介の次の2ぺージ目には、小池百合子の
あの言葉が飾られていました。👇
小池都政は「都民ファースト」
「一度決めたことだから」
「もう作ってしまったのだから」
「既定路線だから」
何も考えなくてよいという都政は行いません。
これまでの決定等で、
都民ファーストに基づいていないものは、
都民目線で情報を公開し、経緯を明らかにする。
都民の利益を第一に考え、時に政策を変更する。
(2016年8月31日小池知事記者会見より)
説明資料なるものの冒頭にまで、こんな「小池アピール」を
ねじ込んで来る、この神経が本当に信じられません。
また、それに続く内容はと言えば、豊洲新市場開場まで、
ずっと何年も時間をかけてやっと乗り越えてきたものばかり。
完全な「繰り返し」・・。
それは、自分が今まで豊洲新市場の件をブログで書いてきて
その経緯を見てきましたから、よくわかります。
「それを議論し、まとめて来たんじゃないか!」
「何をいまさら言ってるんだ!」
そういう思いしかないのです。
また、それは東京都の下記HPを見ても解ります。👇
★「東京中央卸売市場:豊洲市場について」http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/たった、数日で、数か月で、決めたことなんかではないのです。
今回の小島敏郎の説明を聞いて、今まで関わってきた都の
職員さんたちは、自らの仕事を「全否定」されたと感じるのでは
ないか・・。
そう思いました。
この小島の説明の後も、はっきり言って聞くのが辛い状況が
ありましたが、「これは知っておいてほしい」と思ったご意見が
あったので、それを書き起こししました。
是非読んで欲しいと思います。👇
★1時間3分20秒より
【東卸組合(東京魚市場卸協同組合)理事:伊藤氏】
水産仲卸の団体、東卸組合の理事をしております伊藤と申します。
私、この市場の再整備問題については昭和の時代からず~っと
関わって参りました。
特に昭和63年の現在地再整備の基本計画、これを立てた時の
役員をしておりまして、この基本計画の説明に各業界をずっと
回った経験がございます。
そしてその後、「築地市場再開発 特別委員会」という組合の中の
会議の座長を長期にわたってやらせていただきました。
そしてその基本計画に沿って、現在再整備の段取りをですね、
ずっとおつきあいをして、先程も座長の方からお話がありました
けども、先ずは種地を確保しなきゃいけないということで、まず
市場の中心部の空間をたくさん作ろうということから、市場の
周辺にずっと仮設工事を担当して参りました。
で、そういう中で色んな、最終的には平成8年ですか、基本計画の
変更が出て、その後この「移転」に移るわけですけど、まぁ、その辺の
ところは省かせていただくとして、今回はですね、先程から座長の
ご説明にもあるように、このPTの使命というのは「知事の諮問機関」と
いうふうに位置付けてよろしいんでしょうか。
そして土壌汚染に関してもですね、セカンドオピニオンを構築する、
そういう使命を帯びて現在色々と我々との関わりを持ってくださってる、
こういうところだと思うんです。
で、私共はですね、先ほど関連の方からも質問がありましたけども、
現在この非常に移転が延びた。
そして時期が決まらない。
その前に行くのか、行かないのか、すらも明確ではない。
こういう中でですね、大変なリスクを背負っております。
私共の体質というのはですね、非常に零細企業の規模で
ございまして、この一時的にも営業が変更になったという
ことで、大変なリスクを背負っております。
したがって今、大変な関心があるのはですね、私共に対する支援、
この問題でございます。
ところがですね、この支援の問題を、どなたと話したら
いいのか。
東京都の支援対策チームなのか。
皆さんの様なプロジェクトなのか。
或いは都議会の経済公安委員会なのか。
或いは都議会の中にもプロジェクトチームが出来てる。
こういったところとの関連が全く見えてきません。
そして私共、ここへ至るまでに30年以上ですね、
東京都の皆さん、そして建設、設計会社の皆さんと、
いろんな議論を尽くしてきました。
今日、問題提起された内容は全て
その中に含まれております。
そしてその中でいろんな議論をしながら到達したのが、
「ここ」なんですね。
勿論、時期的な問題で十二分に理解は出来ない部分も
ありましたけども、とにかく、そういうプロセスを
経てここに来たわけです。
従って今、セカンドオピニオンとしてこの問題を整理なさる。
そして現在の施設、或いは構造、或いは公共交通機関、
そういったものの隘路はあるのかないのか。
安全性は確保できてるのかどうか。
そうやって今まで議論した過程でございます。
従って、その問題に対して意見を・・・(聴き取れず)が、
私の個人的な意見かもしれませんが、今回市場長はじめ、
再整備調整部長、更迭がありました。
この人たちをきちっと呼んでですね、
私共も同席させてもらって、
どういうプロセスでこの答えに到達したのか。
これを聞けば一目瞭然です。
そしてもう一つ申し上げたいのは、
私どものところの組合は600弱の組織。
今はそのくらいの規模です。
私が理事長をやったころには1000社を超える事業所が
ありました。
そういったものが全部意見集約をして、ここにきてるんです。
従って、いろいろとご意見をお聞きなさるんであれば、
その過程を歩んできた組合の執行部に聞くべきです。
この作業を怠ってですね、簡単に現在の
市場を判断なさることはおやめ願いたい、
と思います。
私が一番求めたいのは、今、今日こうやって、この席を作って
くださった、今回初めてですね、初めてですけども、
このPTを頼りにして、これからも我々のいろんな難題、
これから派生するであろう問題を討議してよろしいのかどうか。
私は今までずっと市場当局と議論をして参りました。
ですから、そういった窓口がどこなのか。
全く明確でないんです。
これが明確にならないと各論には入れません!
この辺の整理をですね、一時も早く整理をなさって、
我々にお示しを願いたい。
そして前向きにいかないとですね、
我々体力的に持ちません!
どうかよろしくお願いをしたいと思います。
【PT座長:小島敏郎】
ハイ、有難うございました。
あのう、~え~、補償の問題は東京都の中央卸売市場でございます。
はい。
(支援室?東京都の事務方に聞く。)
支援室・・では・・ない・・・ですよね。
あの、チームがあると思うんですが、補償委員会を作っていると
いうふうに聞いておりますので、その補償委員会が担当することに
なる、いうふうに聞いております。
【伊藤卸組合理事:伊藤氏】
ごめんなさい、もう一度。
今まではですね、わたくし共は支援担当部長、具体的に言うならば
長田部長との色々な会話はして参りました。
さらに調整部長とも大きな問題ですね、全体的な話については
議論をさせてもらいました。
で、個別の支援等については、長田部長を中心にお話をさせて
頂いたんですが、これからもそこときちっと議論を交わし、筋を通して
いけばよろしいというふうに考えてよろしいでしょうか。
【PT座長:小島敏郎】
よろしいですか。
あのちょっと都庁の中の話なので。
そっちに・・。
【東京都 事務方】
東京都の執行機関、中央卸売市場はそのまま変わりませんので
きちっと新しい委員会にもお伺いを立てながら、きちっと責任を
もってやって参ります。
PTではなくて「東京都中央卸売市場 執行機関」に
なります。
【PT座長:小島敏郎】
それから、あのぅ、セカンドオピニオンというのは専門家会議が
されている土壌汚染についてのものですね。
だから、前回お話、あのう、専門家会議でも平田座長が仰って
おられた地震とか液状化対策というのは専門家会議には専門家が
おりませんので、まぁ私共で担当するか、あるいはそのぅ、専門家
会議とお話をする。
土壌の話は、また専門家会議でもされますので、お話をしながら
地震・液状化対策の方はこちらの方でも議論することになると
思います。
だからちょっと分かりにくいかもしれませんが、役割分担をして
おります。
え~、それから私共の仕事は、先ほどから諮問機関というのは適切か
どうかわかりませんが、所謂「法律的なもの」ではございませんので
ただ知事から求められている設置要綱ではですね、私共は知事に
報告をする検討事項について取りまとめて報告をする、こういうのが
私共の仕事でございます。
で、判断そのものは、知事が何回も仰っておられるように、総合的に
知事が判断をされるということでございますから、私共の報告書が
そのままになるわけでもないと。
これは国でも、私は国の役人をやっておりましたけれども、審議会から
答申を頂いたから、その通りになるということでもございませんので、
知事は知事或いは大臣は大臣で判断をされることがございますから、
そこは「一つのアドバイス」という位置づけになるかと思います。
>この作業を怠ってですね、簡単に現在の
市場を判断なさることはおやめ願いたいこの言葉を発するとき、非常に語気が強く感じられました。
伊藤氏の言葉は全て重い・・。
そして、これこそが、「市場再整備」から始まった「豊洲新市場への移転」に
長い間、携わってきた方たちの言葉こそが、今、絶対に耳を傾けるべき
意見だと思います。それに対し小島敏郎の回答は・・。
もはや「答え」とは言えない内容です。
そして、最も重大なのは、
小島の説明には明らかに「虚偽」があるという事実です。
>私共は知事に報告をする、
検討事項について取りまとめて報告をする、小島はこれをやっていません。
第1回のPT会議での佐藤尚巳氏の
「東京都の技術系職員の方々の名誉にかけて、地下空間は
非常に正しい選択だった」
という発言も、また第2回のPT会議での森高英夫氏の
「建物安全宣言」
も、全く小池は発表していません。その理由をはっきりとすべきです!
もうお一方の重要なご意見です。
★2時間5分より
【衛生委員会委員長さん(お名前は判りません)】
私、東卸組合で中卸として衛生委員会の委員長を務めさせて
頂いてます。
築地市場協会でも衛生委員長も務めさせていただいて
いるんですが、今回土壌汚染の問題で移転を延期したと
いうことは、都知事の食の安心安全ということをね、第一に
考えてのご判断だと伺ってます。
私、築地市場で30数年仕事をしてるんですけども
築地の現状はよくわかってるつもりです
豊洲も昨日も見てきたんですけども、両方比較してお話させて
いただくとするとですね、食の安心安全がかかるファクターと
いうのは、例えば今、お話に出てたコールドチェーンであるとか
防虫、防鳥の問題であるとか、色々あると思うんですよ。
で、土壌汚染の問題はそれこそ山ほどある問題の中の一つであって
じゃあ築地と豊洲とどっちが安心安全なの?と
言われればですね、これは誰が見ても豊洲の方が安全だ
というふうに私は判断すると思います。
豊洲市場に行ったときにね、これだけ風評被害が
あったので例えば大手のスーパーが買い出しに
行かないと言ってるというようなね、そういう話も
聞きますけども、私もイトーヨーカドーであるとか
セブンイレブンであるとかね、そういうとこと取引
してますけど、そういう話は聞いたことがありません。
どんな大手の業界でもね大手の企業であればそれぞれ
品管という部門があってですね、食の安全ということを
きちんと検証します。
彼らが判断したら、今私が言ったような判断になると
思います。
で、食の安心安全に関わることっていうのはですね、先ず
今回、立派な建物を作りましたけども、その建物であるとか
設備であるとか、そういうことだけじゃなくて、何より大事なのは、
そこで働く人たちの意識だと思います。
で、今、その築地市場がどうかというとですね、あの、先ず、
特に中卸もそうなんですけど、くわえ煙草でターレ運転してたりとか
ですね、あの、必ずしも意識が高いということではない現状が今、
あります。
ですが、今度豊洲に行ったら、例えば喫煙のルールは
きちんとやろうよというような前向きな話がようやく
歩き始めたなというところなんですよ。
で、これがですね万一移転が延期であるとか、まぁ
延期になるのはしょうがないかもしれないですけど、
築地でこのまま何年もやるんだと言うようなことに
なったらですね、せっかくそういう気になった気持ちが
切れてしまう。
これが何よりも恐ろしいなというふうに私は思っています。
ですので一刻も早くですね移転をするのか、もしくはここで
やるのか判断をしていただきたいなというふうにお願いいたします。
で、業者の中でもですね、例えばホテル収めであるとか、かなり高度な
要求をされる会社さんと取引をされてる中卸の中にはですね、既に
HACCP(ハサップ)(※1)であるとかFSSCの22000(※2)
であるとかね、そういったことを既に進めている会社さんも現にあります。
そういった会社さんは、設備的に築地では無理ですから
ブース(?)行った場合のことでやってるんで、是非そういった努力を
無駄にしないようにお願いしたいというふうに思います。
それからもう一つ、私はもう一つポジションがありまして、
加工パッケージ棟を使わせていただきます加工協議会の会長を
務めさせていただいてます。
で、この加工パッケージ棟はですね、かなり高度な建物を
作って頂いて、やろうと思えばHACCP(ハサップ) も
取れるような立派な建物を作って頂きました。
これについてはもう長年、20数社会社があるんですが、
色々、色んな業者が、色んな仕事をしてまして、
非常にその取りまとめに苦労したんですが、
ようやく取りまとめが出来て建物が立ったと、
設備も出来たと、いうところでこういう状態になったんで、
我々はしごを外されて非常に困っております。
加工パッケージ棟の場合はですね、設備投資の割合が
非常に大きいんですよ、民間側の。
小さな業者でも、数千万の単位で防熱であるとか空調だとかってことに
もうすでに工事は終わっております。
これから支払いももうとっくにしなきゃいけない時期
なんですけども、もうすでにですね、移転が不透明だと
いうことで銀行融資が受けられないであるとか、或いは
それを理由にしてですね、リースが受けられないといった
業者が発生しております。
ですので、これの対策は、その、どういうところにお願いをすればいいのか、
先ほどちょっと説明を聞きましたけど、よく分かりません。
なので、これをはっきりしていただきたいというふうに思います。
取り敢えず以上です。
※1:HACCPhttp://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/haccp/【HACCPとは?】(厚生労働省HPより)
Hazard Analysis and Critical Control Point
HACCP とは、食品の製造・加工工程のあらゆる段階で
発生するおそれのある微生物汚染等の 危害をあらかじめ
分析( Hazard Analysis ) し、その結果に基づいて、製造工程の
どの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることが
できるかという 重要管理点( Critical Control Point ) を定め、これを
連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理の
手法です。

※2:FSSC 22000https://www.jqa.jp/service_list/management/service/fssc22000/【FSSC 22000(食品安全)】
(JQA日本品質保証機構 HPより)
■組織が海外メーカーや小売業者からの食品安全に関する
高水準の要求に応えることができます
FSSC 22000は、食品安全マネジメントシステムの国際規格である
ISO 22000と、それを発展させたISO/TS 22002-1(またはISO/TS 22002-4)を
統合し、国際食品安全イニシアチブ(GFSI)が制定したベンチマーク
承認規格です。
FSSC 22000審査を行うことで、世界の大手食品小売業者や
大手食品メーカーに対して、お客さまの食品安全マネジメント
システムの有効性をアピールできます。
■FSSC 22000審査によるメリット
食品の安全な提供に関するリスク低減による顧客からの
信頼向上が実現できるほか、さまざまな効果が期待できます。
○食品安全のリスク低減を通じた顧客からの信頼獲得
○業務効率の改善や組織体制の強化
○継続的な改善による企業価値の向上
○海外企業を含む取引要件の達成
○企業競争力の強化
○法令順守(コンプライアンス)の推進
○仕事の見える化による業務継承の円滑化
○KPI(キーパフォーマンス指標)の管理
○リスクマネジメント
(ツイッターで聞き取り不明部分を教えて頂きました。
HFCと書いていたところは上記のように訂正させていただきます。)いわゆる「とりまとめ」をされてきた方たちの長年の努力が全て
「水の泡」となる。
小池のやってることはそういうことです。
白紙撤回派の自称「放射脳」(本当に本人自ら言っています)中澤誠が、
この直後に最後の意見を言っていますが本当に、一方的で、身勝手な
意見ばかりで、本当に腹立たしい思いがします。
中澤誠については、こちらでご確認ください。👇
★「築地移転延期」は「脱原発運動」と非常に似ている。
東京五輪招致妨害の時とも似ている。小池百合子の「延期決定」の罪は本当に重い。
今は「豊洲は安全な場所だ!」という事実をとにかく伝えなくてはいけない。2016/09/07http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1176.html最後にPT会議の、まともなお二人の「有識者」の発言です。👇
【森高 英夫氏 (日本建築構造技術者協会会長)】
築地の今日いろんな話を聞かせて頂きまして。
実は築地の建物の耐震性の話をどなたか仰ってましたけどもね、
これあの東京都からいろんな資料出てまして平成18年に築地の
施設は耐震診断されています。
その結果「補強が必要だった」ということで、既に
補強がされた建物もございますけども、まだ
耐震基準を満たしてない建物がございます。
これは理由はと言いますとやはり使い勝手上、
補強できないとという理由を聞きました。
で、耐震診断して、耐震補強したとしてもですね、
建物が潰れないように補強してるだけで、じゃあ
例えば今懸念されております首都直下かた地震が
きた時に、その建物は地震の後使えるかどうか、
議論されていないと思うんですね。
ですから地震防災とか地震リスクマネージメントという
観点でいくと、こういう課題があるということを皆さんで
改めてもう一度共有して行きたいとふうに思います。
豊洲の方の構造安全性はですね、第2回PTの委員会で
既に決着ついていますので。
通常の建物よりもワンランク上の耐震安全性が
確保されていると私は判断しました。
以上です。
当ブログでは、築地市場の建物のリスクについて、
2009年11月の天井鉄骨落下事故はじめ、当時の
石原都知事の記者会見内容も伝えてきました。👇
★2010年の石原都知事の記者会見を読めばわかる。
築地市場は天井落下どころかもっと危険な状況なのではないのか?
小池百合子や「おときた駿」らは「移転延期」によって築地で働く
都民の命を守ることが出来ると思っているのか!?2016/09/04 23:11http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1182.html改めて、
東京都は、出来る限りのことをやってきている。その事がこの森高氏の発言ではっきりと判ります。
「政治の不作為」をしているのは、小池百合子です!
そして、佐藤氏の発言も非常に重いと思います。👇
【佐藤尚巳氏(佐藤尚巳建築研究所代表、一級建築士)】
今日は皆さんの生の声を伺って大変参考になりました。
というか私自身勉強になりまして有難うございます。
やはり設計をするときにですね、利用する方々のやはりお声を
聴かないとですね、設計というのはそもそもできないというふうに
思っています。
今回あのまさか、そういう声を聴かずに設計したなんて
もう絶対思わないですし、日建設計さんが東京都を通して
利用者のかたのお話を聞きながら多分設計してこられた
だろうと。
ただその時に全ての方々のご意見を聴いてる
訳じゃないというのも解ります。
ということで、個々の業者の方々のご不満も勿論有ろうかと思うんですが
先程代表の方々がいろいろ仰ってたように、不満は
ありつつもこれがまとまった形なんだろうというふうに
理解をしました。、
ただ、あの、これから先ですね皆さんお使いになる上でいろいろ
ご不便なこと或いは使いながらこう、それをこなしていかなきゃ
いけないようなこと多々あるんじゃないかというふうに思ってます
そこまではですね私共設計をやってる立場としてはなかなか克服
できないようなところがあるんですが、先ほどあの市場のブランドと
いうのは使う方々が支えて、やはりこのブランドが出来てるというのが
もうホントに強く感じまして。
やはりこれから先、皆様方がですね、私どもの方で豊洲の安全性を
証明すると言いますか、そういったうえで、やはり皆様方の努力でですね
今後豊洲のブランドというのを築いていって頂けたら一番よろしいんじゃ
ないかと。
今はそのように感じております。
付け加えておくと、日建設計さんは直接、業者さんのお話も聞いて
おられます。
例えばこちらです。
丁寧に丁寧に中卸さんたちの意見を聴いておられることが
よく判ります。👇
★第3回 中央卸売市場設計等業務プロポーザル技術審査委員会
(平成23年2月4日 於:都庁第一本庁舎)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/pdf/proposal/propo3_01.pdf佐藤尚巳氏。
このヒアリングの場所で、意見を言われた方たちのそれぞれの
立場を考慮されたうえで、伝えるべきことを伝えてくだったと
思います。
その伝え方は決して攻撃的ではなく、まさしく社会人としても
お手本だと感じるものでした。
でも、この佐藤氏の「真意」をちゃんと汲み取ることのできる人たちは、
このヒアリングの場だけでなく世間の中で、いったいどのくらい存在
するのでしょうか・・。
それは、マスコミの扇動報道をそのまま真に受けてしまっている世論には
難しいのではないか・・。
そして、このヒアリングに参加している人たちの殆どの人たちもまた、
その報道を鵜呑みにしている・・。
これが、そもそも間違いの元なのだと・・。
今回のヒアリングを見て最初に感じたこと。
それは、
小池百合子が長い時間をかけて多くの人たちが
築き上げてきた「信頼」というものを、本当に一瞬にして
ぶち壊したのだということ。これが現実なのだと。そして、その「信頼」を通して豊洲新市場開場という方向へ、
一丸となって向かっていた人たちがまたバラバラになって
しまった。
それを強く感じてしまいました。
豊洲新市場が開場してから、先ずは慣れることから始まって、
そして、師走の繁忙期を乗り越えていく中で、また改めて
課題や、検討すべきことも出てくるだろうし、そういった話し合いは
これからも出来ますし、当然、市場をより良くするために、定期的に
そういう機会が設けられるのだろうと普通なら思います。
通常のお店の新規開店なども同じです。
繁忙期でなくても、開店セールなどすれば、慣れないうちから
膨大な数のお客さんの対応をしなければならない。
どんな業種でもこういうことは経験します。
それは豊洲にあっても当たり前だと思います。
それを皆が一丸となって切り抜けていく。
そうして、また、より強固な信頼が生まれる。
そういうものだと思います。
豊洲もそうなるはずだった。
でもバラバラになってしまった。
「信頼」という言葉で繋がってたものが、「裏切られた」になれば、
不満はより大きくなる。
それが露わになった「ヒアリング」でした。
見ていてとても辛かった・・。
小島敏郎の発言は、「責任を取る必要のない人間」の、あまりにも
安易で、あまりにもいい加減で、あまりにも無責任な言い草であると。
そして、なにより、本当は、事実は、「裏切られた」のではない。
「善」を「悪」に変換され粛清された元市場長さんたち。
それを「正義」として扇動するマスコミら。
小池百合子やその周囲、マスコミらが散々「嘘」を扇動してきた
からです。
小池百合子の罪は本当に重い。
鳩山民主党政権が辺野古移設を中止し、日米関係を、「信頼」を
一瞬にして、壊したのと同じ。
「信頼」を壊せば、積み上げてきたものも一瞬にして壊れてしまう。
小池都政は非情そのものです。
【ブログで取り上げた方たちの発言はマスコミでは決して
取り上げられません。以下も参考にしてください。】先に、はっきり言っておきます。
動画17分ごろの、
司会の言う、
「安全性に関しては小池百合子のファインプレー」
など絶対にありません!!
★11月15日:TBS系「ゴゴスマ」https://www.youtube.com/watch?v=k2LWpwn6EnY【以下のブログ記事もどうか参考にしてください。】■過去2回の市場問題PT会議については、下記ブログ記事を
どうか読んでください。👇★豊洲市場問題PT第1回会議(その1):
「東京都の技術系職員の方々の名誉にかけて、
地下空間は非常に正しい選択だった」
との発言がありました。2016/09/30http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1214.html★豊洲市場問題PT第1回会議(その2):
「地下空間」は東日本大震災がきっかけ。
「土はいじらない方がいい」という判断も当然。2016/10/01http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1215.html★小池百合子は「豊洲移転延期」で築地の老朽化リスクから
都民を守ることを放棄する「政治の不作為」を実行しているも同じ。
かつて民主党が自民提出の「津波対策法案」を棚ざらしにした時と同じ。
2016/10/12http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1223.html★第2回豊洲市場問題PT会議での佐藤尚巳氏の発言
「事実と違う表現を用いて都民の方に 誤解を与える解説をした。
それが専門家としてやるべきことなのかと 非常に疑問を感じました。」
第一回の発言も含め佐藤氏の発言を何故マスコミは伝えないのか!?
2016/10/27http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1236.html■第18回技術会議の議事録にもどうか目を通してください。👇★
世界に類を見ない徹底した最先端の技術によって、
豊洲はどこよりもきれいになっています!【説明動画あり】
豊洲を、そして日本をただただ貶めるマスコミの扇動に絶対に乗らないでください!
2016/09/16http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1196.html★「盛り土が~」「空洞が~」と豊洲新市場のマスコミ報道に
振り回される前に、傍聴した都民も大勢いた公開会議
「第18回豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議」
議事録と資料をどうか確認してください。2016/09/14http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1194.html■石原慎太郎元東京都知事の豊洲移転決定の記者会見録も
どうか目を通してください。👇★宇都宮健児の望み通り「石原都政完全否定」に邁進する
小池百合子らとマスコミ。
2010年の「豊洲移転決定」の石原都知事記者会見を見れば
都民を守るための政治決断だったとはっきり判る。
豊洲は2009年の民主党扇動選挙に続き2回も扇動選挙で狂わされた。
石原さんの名誉を守る!2016/10/29http://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-1237.html
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