西村真悟議員、中山成彬議員、中山恭子議員に「日本の誇りを取り戻す」党を作って頂きたいです。
- 2013/05/22
- 10:48
昨日、西村眞悟議員が「真悟の時事通信」で、「辞職しない」
と書かれていたのを見ました。ホッとしました。
今回の一連の橋下発言からの経緯、西村議員がどうのように
思われていらっしゃるのか、気になっていました。
【眞悟の時事通信 『士は己を知る者の為に死す』(平成25年5月20日)】
==========(以下転載)
士は己を知る者の為に死す
この言葉、「士は己を知るものの為に死す」
今この言葉を噛みしめている。
そして、政界において、私がこの言葉を捧げる方は、
衆議院議員 平沼赳夫先生である。
何故なら、平沼赳夫先生は、今我が国をおおう国家の危機と
再興の方策を知り、そして、私の志を知っておられるからである。
政治は、技術ではない。志だ。
さて、このことを冒頭に述べ、以下は、私が議員を辞職するという
推測が一人歩きしたり、一人歩きさせたりする人もあるかと危惧し、
この公に関する一点を明確に書いておく。
その為には、この度の維新の会内の私の発言に関する騒動の
いきさつの概略を述べることをお許し頂きたい。
党内の内輪の代議士会での話を、党外の問題として騒ぐべきではないが、
幹部が党外に出して騒いでしまったのであるから仕方がない。
そもそも党内の内輪の会合には、マスコミを入れないものなのだ。
しかし、五月十七日の本会議直前の代議士会にマスコミが入っていた。
それを確認もせずに、内輪に話すように話した私は迂闊である。
経緯は以下の通り。
橋下徹維新の会共同代表が数日前に、いわゆる朝鮮人従軍慰安婦に
関して発言してから、周知の通り波紋が広がっていたのであるが、
その波紋のなかに、直ちに対処して明確に否定すべき悪意の捏造が
AP外電にあることを知った。
それは、十七日の朝であった。
そして私は、この捏造は、単に維新の会の評価を失墜させると
いうような小さなことではなく、日本民族そのものの品性を否定し
その名誉を失墜させるほどの捏造であり、これを放置することは
ご先祖に対し、二百三十万戦没英霊に対し、さらに子孫に対し、
まことに申し訳ないことだと判断した。
そして、十二時四十五分頃、私はある意味ではカッカして
院内の代議士会に入り、戦時中のいわゆる朝鮮人慰安婦の問題に関し、
憂慮すべき本題(後に書く)を話してから、それに付随して次の趣旨を話した。
現在も多くの韓国人慰安婦が大阪南の繁華街にいる。
大阪に帰ったら、繁華街に立つ韓国人に、お前、慰安婦かと確かめたらいい。
この発言に対し、まず松浪健太氏が、「韓国人を撤回してください」と
言った私は、韓国人が皆慰安婦であるかのような誤解を与えたのかと思い、
その場で素直に「撤回」した。
そして、代議士会は終わり、本会議開会の予鈴が鳴り、私たちは
本会議場の座席に着き本会議が始まった。
すると国会議員団幹事長の松野頼久氏が私の肩を叩き、
先ほどの発言をマスコミの前で明確に否定してください、
その為に十五分後にマスコミを控え室に集める、と言った。
私は、えらく重大問題にしているんだなー、と思ったが、
十五分後に松野氏と共に控え室にいるマスコミ各社の前に行った。
そして、私が日本にいる韓国人女性が全て慰安婦であるかのように
言ったと誤解されたら困るので、そう誤解されるような発言は
撤回すると言い、弁明もした。そして、本会議場に帰った。
すると、三十分くらいしてからか、今度は役員室に来てくれと
言われたので、三階の役員室に行った。
そこで、役員が、深刻な顔をして維新の党解体の危機だという、
そしてこの危機を回避するために、西村さんに離党してほしいと言う。
役員に、それほどの危機なのか、と訊ねると、さらに深刻な顔に
なってそうですという。
私はしばらく考えた。若い役員が揃って困っている。
その原因が自分の韓国人に関する発言なら、彼等が言うとおり、
自ら離党届を提出して早々に潔くけじめをつけて、党への迷惑と
同志への迷惑を回避しよう。
私は、彼等に「分かった」と言った。
そして、本会議終了後、自室に戻り離党届、会派離脱届けを作り
役員に提出し、時事通信も刺激的だから削除してくれというので
削除して国会から退出した。
それから後のことは知らない。彼等役員の仕事だ。
そして、新幹線移動の約三時間の空白の後、大阪で、大阪の幹事長が、
離党届受理ではなく除籍にしたと発言していることを知った。
私には、弁明の機会は与えられなかった。
以上が、事態の経緯である。
そこで、本題に入る。話の本題の趣旨はこうだ。
橋下共同代表の慰安婦(comfort women)に関する話が、外電では、
「橋下は、戦時には、『性奴隷(sex-slaves)』が必要だと言った」、
と悪意の虚偽の捏造をして報道され始めている。
彼は、こんなことは言っていない。これを断じて放置してはならない。
奴隷制度の歴史をもっている欧米では、性奴隷という言葉は
まことにおぞましい。
放置すれば、日本人は性奴隷を必要とするおぞましい民族だという
世界的な反日包囲網ができてしまう。
断じてこれを許してはならない。
慰安婦とは売春婦のことで、それは今でもたくさん日本に入ってきている。
彼等が性奴隷でない以上、戦時の慰安婦も性奴隷ではない。
私の話の本体は、日本が戦時に性奴隷を必要とした民族で
あるかのごとき捏造は許してはならないというものだ。
もしこの捏造が定着すれば、我が国は、過去現在未来、
名誉と誇りを剥奪される。
従って、今、外国から仕掛けられている日本があたかも
朝鮮人を強制連行して性の奴隷にしたかのような反日宣伝は、
日本から誇りと名誉を奪い、日本を国際社会のなかで、
名誉ある存在ではなく名誉なき悪をなした国家として
屈服せしめるためのもので、もはや我が国の全外交力を
駆使してその反日宣伝を阻止すべき非常事態だと言ってもよい。
この我が国が貶められてゆくこの重大問題からするならば、
執拗に繰り返されるこの性奴隷という虚偽の捏造された反日宣伝を、
現在の我が国の繁華街の状況を提示して判りやすく暴こうとする
私の発言は、維新の会の役員のようにクレームをつける人が
あったとしても、我が国と国民を執拗におぞましく誹謗する
相手の悪質さに比べれば、当然なされてよい発言なのではないか?
なるほど、本題から切り離してその部分だけを取り出して、
韓国人全てを蔑視したと誤解されるような発言をしたことは確かだ。
従って、同じ党の同志の言うことを受け入れて私は、撤回し、
さらには離党届を提出することにした。
同志の言うことだと思うから、私は党に迷惑をかけないと、
彼等の要望を自主的に受け入れた。
しかし、その離党届を受理せず、弁明もさせずに除籍にして、
さらに議員辞職をしろとなれば、対処は全く異なる。
私の付随した発言は、事実であり、韓国人売春婦は今も日本にいる。
もちろん、立派な韓国の人々もたくさん日本におられる。
しかし、そうだとしても、現在、韓国人活動家によって
ニューヨークやソウル日本大使館前でなされているような、
世界に対する従軍慰安婦を道具にした捏造反日宣伝・対日誹謗中傷の
悪質さに比べれば、私でなくとも、とっくの昔に誰かが
東京や大阪の夜の繁華街の実態を説明して、その虚偽を暴くのが
一番判りやすいと判断して、それを実行していても決して不思議ではない。
よって、このことを本論で指摘した私は、断じて議員を辞職しない。
いや、辞職してはならないのだ。
何故なら、真実を指摘して反日虚偽捏造宣伝を阻止しようとした私が、
議員辞職すれば、恐れ入りました、それはしませんと、国際社会に
発信することに他ならない。
つまり、性奴隷を認めることだ。
相手は必ずこのように判断して勝ち誇る。
これが国際社会の常識ではないか。
これは、私が死んでも護るべき日本の誇りと名誉が国際社会のなかで
剥奪されるのを、手伝うことに他ならないのだ。
従って、私は、祖国日本に対する愛と忠誠の故に、断じて議員辞職できない。
千万人が来ても、辞職しない。
先人曰く、自ら顧みて なおくんば、千万人といえども
===============(以上転載終了)
西村議員が、今まで橋下のことも「同士」と思っていらしたことも
よく分かりました。
でも、今回、はっきりと理解してくださったと思います。
橋下が「敵だ」ということを。そう思いたいです。
私もニュースで、西村議員が「韓国人慰安婦云々~」と
喋っている場面が映った時、後ろの幹部席にいた松浪健太が
すぐに「韓国というのを取り消せ!」と批判し、西村議員が
すぐに謝られたところも見ました。
事実を言った後に、つい付け加えてしまった「勘違いされる言葉」
に対して、時事通信にも書かれてあるように文字通り「素直に」
謝っていらしたことは、ニュースの動画での表情を見た時も
ちゃんと伝わって来ましたので、私も素直に好感が持てました。
西村議員は、そういうところは多くの国民の感覚と同じです。
日本人らしいところです。
逆にいえば、今回の問題点は、公の記者会見でもない場での
一瞬の言葉を取られてしまったことです。
はっきり言えば、言葉狩りです。
ただ、自民党議員なども支持者の会合における言葉でさえも
簡単に言葉狩りされてきましたから、今後も相当に注意が
必要だと思います。
西村議員は、議員でなかった間、自民党に対して辛辣な言葉が
度々ありました。
自民党が政権復帰しなければ本当に亡国だと持っていたから、
私は、ただただ批判しまくることに反発心がありました。
実際自民党は、野党の間も「日本を守る砦」としてちゃんと
動いてくれていましたから、「批判だらけ」にはうんざりだったのです。
しかし、西村議員は、再び国会議員となられた。
現実的に安倍政権を支えなければ、もう二度と日本人は
日本を取り戻せないことを分かってくださっていると信じたいのです。
先月の久しぶりの国会での質疑。あれこそがどうしても必要なんです。
今、西村議員、中山成彬議員、中山恭子議員、平沼議員が必要です。
拉致被害者奪還と、慰安婦問題など捏造された歴史認識によって
失われた日本の誇りを取り戻すために、野党の立場から安倍政権を
支えてくれる力がどうしても必要です。
ただ、上記で、橋下は敵であると分かってもらえたと思う、
と書きましたが、やはりまだ断言はできません。
西村議員は、マスコミによって、橋下の言葉が捻じ曲げられて
「性奴隷」となったと思われているようですが、橋下は、
この言葉を何度となく言い放っています。
橋下の暴言は最初から最後まで英霊の方々への敬意など全くありません。
保守派の喜ぶ言葉を、反論される言葉の中から見つけては
適当に取り入れて、保守派の溜飲を下げさせているに過ぎません。
そして結局は「従軍慰安婦」という言葉もマスコミと一緒になって
固定化させ、日韓基本条約までも否定しています。
24日に会うとされる捏造売春婦の謝罪と賠償も受け入れかねません。
松浪はもともと地方を「主権」とする「完全独立型の道州制」
(これにストップをかけているのが自民党であり、
安倍政権の新藤総務大臣です)を強力に推進していますが、
それよりも維新の会に行けば国会議員団の幹事長として
強い地位が得られることに惹かれたのだと私は思っています。
そもそも松浪は大阪での選挙に弱かったのです。
大阪で強い維新に行けば、「確実」だということもあったと思います。
また、現幹事長の松野を始めとする(小沢鋭仁などは鳩山政権での大臣)
元民主党議員など、当然のことながら、絶対に信用ならない人物がほんとうに多い。
西村議員が「同志」と呼ぶにふさわしい議員などそもそも殆どいない。
旧たち日は、石原氏が、振り回していると私は思っています。
石原氏は、西村議員らのように、天皇陛下を敬う気持ちが本当にあるでしょうか。
【適菜 収 - 『橋下の目的は日本から保守を一掃することである。』(Facebook 2013/4/5)】
============(以下転載)
橋下の目的は日本から保守を一掃することである。
「古い真正保守とか言っている人は、早く退場願ったほうがいい」
「能や狂言が好きな人は変質者」といった過去の橋下の言動からは、
日本という国、伝統文化、歴史に対する怨念しか感じることができない。
逆に言えば、現代社会に蔓延する鬱屈した感情、悪意が、
ああいう子供じみた人間を政界に押し込んだのである。
維新の会の目的は皇室を潰すことだと思う。これは私だけの意見ではない。
『新潮45』(本年1月号)には佐伯啓思京都大学教授が、
「『維新の会』の志向は天皇制否定である」を寄稿している。
維新の会の政策は民主党のやり方を急進的にしただけであるとの
的確な指摘の後で、反皇室、共和主義という点において
石原と橋下がつながっていることを具体的に論証されていた。
また同号において、青山繁晴独立総合研究所社長が
「深部に潜む次の危機 橋下、石原を繋いだ『脱天皇』」との記事を寄せている。
「天皇が国家の象徴などという言い分は、もう半世紀すれば、
彼が現人神だという言い分と同じ程度、笑止千万で理の通らぬ
たわごとだということになる、というより問題にもされなくなる、
と僕は信じる」
「ぼくは天皇を最後に守るべきものと思ってないんでね」
といった過去の石原の発言、
「いずれにせよ、天皇は責任を取れない。
最終責任を取れる存在がないのが、現在の日本の最大の問題のひとつだ」
といった橋下の発言を紹介し、皇室に迫る危機に警鐘を鳴らしている。
『WiLL』3月号「橋下徹『革新幻想』の危険」適菜収より。。。
===============(以上転載終了)
橋下は、特に「確信犯」です。
「マスコミが橋下の言葉を曲解した」、というレベルで考えてはいけないです。
全ては「織り込み済み」と考えなくてはいけない。
西村議員は全く彼らとは違う。
長い間真剣に拉致問題にも取り組んて来られた。
それは、パフォーマンスでも何でもない。誰が見ても分かります。
安倍さんや中川さんも同じ。
懸命に日本のために動く政治家は見れば分かるし、気持ちも伝わってくる。
拉致問題に対してシラを切り続けた連中。
拉致問題が国民の多くに知られることになった時も沈黙し続けた連中。
拉致被害者5人が帰国した時、「北との約束を守って一旦北へ戻せ!」と言い放った連中。
拉致被害者よりも国交正常化が大事だ!、謝罪と賠償が先だ!と、言い放った連中。
北への制裁よりも、総連のスパイ学校である朝鮮学校の子どもたちの人権が~~、
在日の人権が~~と叫び続けた連中。
(昨日もテレ朝の昼の番組に出てた、山本晋也! もう邪魔するな!)
そもそもが偽善者であり、さらに反日の連中。
橋下と石原氏。
橋下は心がない。破壊者としか思えない。
石原氏は・・、三島由紀夫との対談で吐いた言葉が、
「君が代って歌は嫌いなんだ」
「ぼくは天皇を最後に守るべきものと思ってない」
それが、三島への反発心から出たのかどうかはわからないけれど、
これが年とともに変わったのかというところまではわからない。
ただ、心はあった。と思いたい。↓
【【日本よ】石原慎太郎 『天皇陛下の勇気』(1/4ページ) - MSN産経ニュース(2012.4.2)】
変われたかもしれないのに、最後まで「素直さ」がなかったのか・・とも思う。
そして騙された、橋下に。
自分を橋下に投影しすぎたのかもしれない。
とにかく、「心のない」人間を許してはいけなかった。
西村議員は心がある。
日本を思う気持ち、先人への思い。横田めぐみさんら拉致被害者への思い。
それがちゃんと伝わってくるんです。
だからこそ、今、どうしても現実の政治の中で、頑張っていただきたいのです。
怒りを持ちながらも冷静に着実に進んで欲しいんです。
今国会、福島瑞穂など、超弱小政党の短い持ち時間を
毎回ひとりで取っています。
10分と短いけれど、それでも、うんざりするほどインパクトが
強いのは確かです。
何と言っても正式に議事録に残ります。国会の質疑は非常に重要です。
保守らしい意見をしっかり持っている維新の会の中にいる若手議員らと
一緒に(わずかだとは思いますが、ちらほらいる)、もう一度新党を
結成しなおして欲しい。
関西の人間は橋下という人間がいかに危険人物であるかわかっています。
(これは、保守派だけではない、共産系の人たちも同じですが)
日本という国には相容れない人物です。破壊的、破滅的ですよ、本当に。
維新の会が如何にいい加減な政党であるかが、はっきりした今こそ、
たち日議員は「日本の誇りを取り戻す政党」として再出発して欲しいです。
【西村眞悟が北朝鮮拉致問題を暴いた歴史的演説 平成9年2月3日 衆議院予算委員会】
========(一部抜粋)
北朝鮮から亡命した工作員が13歳の女の子を拉致したらしい。
その子は頭のいい子で、バトミントンのクラブの帰りしな、
工作員が脱出しようするのを目撃したので連れて帰った。
朝鮮語を喋れるようになればお母さんに合わせてやると言われて
一生懸命勉強した。
しかし18歳頃になってそれは叶わぬことと分かり、病院にその時入院していた。
=========
★参考【『加藤発言と拉致被害者家族の怒りとコメ支援:イザ!』(国を憂い、われとわが身を甘やかすの記)2008/07/11 】
★先日の月曜日の夜、日テレのニュース23の「イチメン!」コーナーで、
嵐の櫻井翔君が「そもそも拉致問題とは」との特集をやっていました。
内容も、短い時間の割りには良くまとめられていたと思います。
最初は、「今更やらなければならないのか」と思ったけれど、
2002年の小泉訪朝から11年。考えてみれば、現在
新大卒くらいまでの子たちは、当時小学生以下だったので詳細は知りません。
うちの息子達も、拉致事件自体は勿論知ってはいましたが、
詳細は知らないため、結構身を乗り出して聞いていました。
だから改めて拉致問題についてもっと知って貰うべき情報を
提供することはネットでも大事だと思います。
と書かれていたのを見ました。ホッとしました。
今回の一連の橋下発言からの経緯、西村議員がどうのように
思われていらっしゃるのか、気になっていました。
【眞悟の時事通信 『士は己を知る者の為に死す』(平成25年5月20日)】
==========(以下転載)
士は己を知る者の為に死す
この言葉、「士は己を知るものの為に死す」
今この言葉を噛みしめている。
そして、政界において、私がこの言葉を捧げる方は、
衆議院議員 平沼赳夫先生である。
何故なら、平沼赳夫先生は、今我が国をおおう国家の危機と
再興の方策を知り、そして、私の志を知っておられるからである。
政治は、技術ではない。志だ。
さて、このことを冒頭に述べ、以下は、私が議員を辞職するという
推測が一人歩きしたり、一人歩きさせたりする人もあるかと危惧し、
この公に関する一点を明確に書いておく。
その為には、この度の維新の会内の私の発言に関する騒動の
いきさつの概略を述べることをお許し頂きたい。
党内の内輪の代議士会での話を、党外の問題として騒ぐべきではないが、
幹部が党外に出して騒いでしまったのであるから仕方がない。
そもそも党内の内輪の会合には、マスコミを入れないものなのだ。
しかし、五月十七日の本会議直前の代議士会にマスコミが入っていた。
それを確認もせずに、内輪に話すように話した私は迂闊である。
経緯は以下の通り。
橋下徹維新の会共同代表が数日前に、いわゆる朝鮮人従軍慰安婦に
関して発言してから、周知の通り波紋が広がっていたのであるが、
その波紋のなかに、直ちに対処して明確に否定すべき悪意の捏造が
AP外電にあることを知った。
それは、十七日の朝であった。
そして私は、この捏造は、単に維新の会の評価を失墜させると
いうような小さなことではなく、日本民族そのものの品性を否定し
その名誉を失墜させるほどの捏造であり、これを放置することは
ご先祖に対し、二百三十万戦没英霊に対し、さらに子孫に対し、
まことに申し訳ないことだと判断した。
そして、十二時四十五分頃、私はある意味ではカッカして
院内の代議士会に入り、戦時中のいわゆる朝鮮人慰安婦の問題に関し、
憂慮すべき本題(後に書く)を話してから、それに付随して次の趣旨を話した。
現在も多くの韓国人慰安婦が大阪南の繁華街にいる。
大阪に帰ったら、繁華街に立つ韓国人に、お前、慰安婦かと確かめたらいい。
この発言に対し、まず松浪健太氏が、「韓国人を撤回してください」と
言った私は、韓国人が皆慰安婦であるかのような誤解を与えたのかと思い、
その場で素直に「撤回」した。
そして、代議士会は終わり、本会議開会の予鈴が鳴り、私たちは
本会議場の座席に着き本会議が始まった。
すると国会議員団幹事長の松野頼久氏が私の肩を叩き、
先ほどの発言をマスコミの前で明確に否定してください、
その為に十五分後にマスコミを控え室に集める、と言った。
私は、えらく重大問題にしているんだなー、と思ったが、
十五分後に松野氏と共に控え室にいるマスコミ各社の前に行った。
そして、私が日本にいる韓国人女性が全て慰安婦であるかのように
言ったと誤解されたら困るので、そう誤解されるような発言は
撤回すると言い、弁明もした。そして、本会議場に帰った。
すると、三十分くらいしてからか、今度は役員室に来てくれと
言われたので、三階の役員室に行った。
そこで、役員が、深刻な顔をして維新の党解体の危機だという、
そしてこの危機を回避するために、西村さんに離党してほしいと言う。
役員に、それほどの危機なのか、と訊ねると、さらに深刻な顔に
なってそうですという。
私はしばらく考えた。若い役員が揃って困っている。
その原因が自分の韓国人に関する発言なら、彼等が言うとおり、
自ら離党届を提出して早々に潔くけじめをつけて、党への迷惑と
同志への迷惑を回避しよう。
私は、彼等に「分かった」と言った。
そして、本会議終了後、自室に戻り離党届、会派離脱届けを作り
役員に提出し、時事通信も刺激的だから削除してくれというので
削除して国会から退出した。
それから後のことは知らない。彼等役員の仕事だ。
そして、新幹線移動の約三時間の空白の後、大阪で、大阪の幹事長が、
離党届受理ではなく除籍にしたと発言していることを知った。
私には、弁明の機会は与えられなかった。
以上が、事態の経緯である。
そこで、本題に入る。話の本題の趣旨はこうだ。
橋下共同代表の慰安婦(comfort women)に関する話が、外電では、
「橋下は、戦時には、『性奴隷(sex-slaves)』が必要だと言った」、
と悪意の虚偽の捏造をして報道され始めている。
彼は、こんなことは言っていない。これを断じて放置してはならない。
奴隷制度の歴史をもっている欧米では、性奴隷という言葉は
まことにおぞましい。
放置すれば、日本人は性奴隷を必要とするおぞましい民族だという
世界的な反日包囲網ができてしまう。
断じてこれを許してはならない。
慰安婦とは売春婦のことで、それは今でもたくさん日本に入ってきている。
彼等が性奴隷でない以上、戦時の慰安婦も性奴隷ではない。
私の話の本体は、日本が戦時に性奴隷を必要とした民族で
あるかのごとき捏造は許してはならないというものだ。
もしこの捏造が定着すれば、我が国は、過去現在未来、
名誉と誇りを剥奪される。
従って、今、外国から仕掛けられている日本があたかも
朝鮮人を強制連行して性の奴隷にしたかのような反日宣伝は、
日本から誇りと名誉を奪い、日本を国際社会のなかで、
名誉ある存在ではなく名誉なき悪をなした国家として
屈服せしめるためのもので、もはや我が国の全外交力を
駆使してその反日宣伝を阻止すべき非常事態だと言ってもよい。
この我が国が貶められてゆくこの重大問題からするならば、
執拗に繰り返されるこの性奴隷という虚偽の捏造された反日宣伝を、
現在の我が国の繁華街の状況を提示して判りやすく暴こうとする
私の発言は、維新の会の役員のようにクレームをつける人が
あったとしても、我が国と国民を執拗におぞましく誹謗する
相手の悪質さに比べれば、当然なされてよい発言なのではないか?
なるほど、本題から切り離してその部分だけを取り出して、
韓国人全てを蔑視したと誤解されるような発言をしたことは確かだ。
従って、同じ党の同志の言うことを受け入れて私は、撤回し、
さらには離党届を提出することにした。
同志の言うことだと思うから、私は党に迷惑をかけないと、
彼等の要望を自主的に受け入れた。
しかし、その離党届を受理せず、弁明もさせずに除籍にして、
さらに議員辞職をしろとなれば、対処は全く異なる。
私の付随した発言は、事実であり、韓国人売春婦は今も日本にいる。
もちろん、立派な韓国の人々もたくさん日本におられる。
しかし、そうだとしても、現在、韓国人活動家によって
ニューヨークやソウル日本大使館前でなされているような、
世界に対する従軍慰安婦を道具にした捏造反日宣伝・対日誹謗中傷の
悪質さに比べれば、私でなくとも、とっくの昔に誰かが
東京や大阪の夜の繁華街の実態を説明して、その虚偽を暴くのが
一番判りやすいと判断して、それを実行していても決して不思議ではない。
よって、このことを本論で指摘した私は、断じて議員を辞職しない。
いや、辞職してはならないのだ。
何故なら、真実を指摘して反日虚偽捏造宣伝を阻止しようとした私が、
議員辞職すれば、恐れ入りました、それはしませんと、国際社会に
発信することに他ならない。
つまり、性奴隷を認めることだ。
相手は必ずこのように判断して勝ち誇る。
これが国際社会の常識ではないか。
これは、私が死んでも護るべき日本の誇りと名誉が国際社会のなかで
剥奪されるのを、手伝うことに他ならないのだ。
従って、私は、祖国日本に対する愛と忠誠の故に、断じて議員辞職できない。
千万人が来ても、辞職しない。
先人曰く、自ら顧みて なおくんば、千万人といえども
===============(以上転載終了)
西村議員が、今まで橋下のことも「同士」と思っていらしたことも
よく分かりました。
でも、今回、はっきりと理解してくださったと思います。
橋下が「敵だ」ということを。そう思いたいです。
私もニュースで、西村議員が「韓国人慰安婦云々~」と
喋っている場面が映った時、後ろの幹部席にいた松浪健太が
すぐに「韓国というのを取り消せ!」と批判し、西村議員が
すぐに謝られたところも見ました。
事実を言った後に、つい付け加えてしまった「勘違いされる言葉」
に対して、時事通信にも書かれてあるように文字通り「素直に」
謝っていらしたことは、ニュースの動画での表情を見た時も
ちゃんと伝わって来ましたので、私も素直に好感が持てました。
西村議員は、そういうところは多くの国民の感覚と同じです。
日本人らしいところです。
逆にいえば、今回の問題点は、公の記者会見でもない場での
一瞬の言葉を取られてしまったことです。
はっきり言えば、言葉狩りです。
ただ、自民党議員なども支持者の会合における言葉でさえも
簡単に言葉狩りされてきましたから、今後も相当に注意が
必要だと思います。
西村議員は、議員でなかった間、自民党に対して辛辣な言葉が
度々ありました。
自民党が政権復帰しなければ本当に亡国だと持っていたから、
私は、ただただ批判しまくることに反発心がありました。
実際自民党は、野党の間も「日本を守る砦」としてちゃんと
動いてくれていましたから、「批判だらけ」にはうんざりだったのです。
しかし、西村議員は、再び国会議員となられた。
現実的に安倍政権を支えなければ、もう二度と日本人は
日本を取り戻せないことを分かってくださっていると信じたいのです。
先月の久しぶりの国会での質疑。あれこそがどうしても必要なんです。
今、西村議員、中山成彬議員、中山恭子議員、平沼議員が必要です。
拉致被害者奪還と、慰安婦問題など捏造された歴史認識によって
失われた日本の誇りを取り戻すために、野党の立場から安倍政権を
支えてくれる力がどうしても必要です。
ただ、上記で、橋下は敵であると分かってもらえたと思う、
と書きましたが、やはりまだ断言はできません。
西村議員は、マスコミによって、橋下の言葉が捻じ曲げられて
「性奴隷」となったと思われているようですが、橋下は、
この言葉を何度となく言い放っています。
橋下の暴言は最初から最後まで英霊の方々への敬意など全くありません。
保守派の喜ぶ言葉を、反論される言葉の中から見つけては
適当に取り入れて、保守派の溜飲を下げさせているに過ぎません。
そして結局は「従軍慰安婦」という言葉もマスコミと一緒になって
固定化させ、日韓基本条約までも否定しています。
24日に会うとされる捏造売春婦の謝罪と賠償も受け入れかねません。
松浪はもともと地方を「主権」とする「完全独立型の道州制」
(これにストップをかけているのが自民党であり、
安倍政権の新藤総務大臣です)を強力に推進していますが、
それよりも維新の会に行けば国会議員団の幹事長として
強い地位が得られることに惹かれたのだと私は思っています。
そもそも松浪は大阪での選挙に弱かったのです。
大阪で強い維新に行けば、「確実」だということもあったと思います。
また、現幹事長の松野を始めとする(小沢鋭仁などは鳩山政権での大臣)
元民主党議員など、当然のことながら、絶対に信用ならない人物がほんとうに多い。
西村議員が「同志」と呼ぶにふさわしい議員などそもそも殆どいない。
旧たち日は、石原氏が、振り回していると私は思っています。
石原氏は、西村議員らのように、天皇陛下を敬う気持ちが本当にあるでしょうか。
【適菜 収 - 『橋下の目的は日本から保守を一掃することである。』(Facebook 2013/4/5)】
============(以下転載)
橋下の目的は日本から保守を一掃することである。
「古い真正保守とか言っている人は、早く退場願ったほうがいい」
「能や狂言が好きな人は変質者」といった過去の橋下の言動からは、
日本という国、伝統文化、歴史に対する怨念しか感じることができない。
逆に言えば、現代社会に蔓延する鬱屈した感情、悪意が、
ああいう子供じみた人間を政界に押し込んだのである。
維新の会の目的は皇室を潰すことだと思う。これは私だけの意見ではない。
『新潮45』(本年1月号)には佐伯啓思京都大学教授が、
「『維新の会』の志向は天皇制否定である」を寄稿している。
維新の会の政策は民主党のやり方を急進的にしただけであるとの
的確な指摘の後で、反皇室、共和主義という点において
石原と橋下がつながっていることを具体的に論証されていた。
また同号において、青山繁晴独立総合研究所社長が
「深部に潜む次の危機 橋下、石原を繋いだ『脱天皇』」との記事を寄せている。
「天皇が国家の象徴などという言い分は、もう半世紀すれば、
彼が現人神だという言い分と同じ程度、笑止千万で理の通らぬ
たわごとだということになる、というより問題にもされなくなる、
と僕は信じる」
「ぼくは天皇を最後に守るべきものと思ってないんでね」
といった過去の石原の発言、
「いずれにせよ、天皇は責任を取れない。
最終責任を取れる存在がないのが、現在の日本の最大の問題のひとつだ」
といった橋下の発言を紹介し、皇室に迫る危機に警鐘を鳴らしている。
『WiLL』3月号「橋下徹『革新幻想』の危険」適菜収より。。。
===============(以上転載終了)
橋下は、特に「確信犯」です。
「マスコミが橋下の言葉を曲解した」、というレベルで考えてはいけないです。
全ては「織り込み済み」と考えなくてはいけない。
西村議員は全く彼らとは違う。
長い間真剣に拉致問題にも取り組んて来られた。
それは、パフォーマンスでも何でもない。誰が見ても分かります。
安倍さんや中川さんも同じ。
懸命に日本のために動く政治家は見れば分かるし、気持ちも伝わってくる。
拉致問題に対してシラを切り続けた連中。
拉致問題が国民の多くに知られることになった時も沈黙し続けた連中。
拉致被害者5人が帰国した時、「北との約束を守って一旦北へ戻せ!」と言い放った連中。
拉致被害者よりも国交正常化が大事だ!、謝罪と賠償が先だ!と、言い放った連中。
北への制裁よりも、総連のスパイ学校である朝鮮学校の子どもたちの人権が~~、
在日の人権が~~と叫び続けた連中。
(昨日もテレ朝の昼の番組に出てた、山本晋也! もう邪魔するな!)
そもそもが偽善者であり、さらに反日の連中。
橋下と石原氏。
橋下は心がない。破壊者としか思えない。
石原氏は・・、三島由紀夫との対談で吐いた言葉が、
「君が代って歌は嫌いなんだ」
「ぼくは天皇を最後に守るべきものと思ってない」
それが、三島への反発心から出たのかどうかはわからないけれど、
これが年とともに変わったのかというところまではわからない。
ただ、心はあった。と思いたい。↓
【【日本よ】石原慎太郎 『天皇陛下の勇気』(1/4ページ) - MSN産経ニュース(2012.4.2)】
変われたかもしれないのに、最後まで「素直さ」がなかったのか・・とも思う。
そして騙された、橋下に。
自分を橋下に投影しすぎたのかもしれない。
とにかく、「心のない」人間を許してはいけなかった。
西村議員は心がある。
日本を思う気持ち、先人への思い。横田めぐみさんら拉致被害者への思い。
それがちゃんと伝わってくるんです。
だからこそ、今、どうしても現実の政治の中で、頑張っていただきたいのです。
怒りを持ちながらも冷静に着実に進んで欲しいんです。
今国会、福島瑞穂など、超弱小政党の短い持ち時間を
毎回ひとりで取っています。
10分と短いけれど、それでも、うんざりするほどインパクトが
強いのは確かです。
何と言っても正式に議事録に残ります。国会の質疑は非常に重要です。
保守らしい意見をしっかり持っている維新の会の中にいる若手議員らと
一緒に(わずかだとは思いますが、ちらほらいる)、もう一度新党を
結成しなおして欲しい。
関西の人間は橋下という人間がいかに危険人物であるかわかっています。
(これは、保守派だけではない、共産系の人たちも同じですが)
日本という国には相容れない人物です。破壊的、破滅的ですよ、本当に。
維新の会が如何にいい加減な政党であるかが、はっきりした今こそ、
たち日議員は「日本の誇りを取り戻す政党」として再出発して欲しいです。
【西村眞悟が北朝鮮拉致問題を暴いた歴史的演説 平成9年2月3日 衆議院予算委員会】
========(一部抜粋)
北朝鮮から亡命した工作員が13歳の女の子を拉致したらしい。
その子は頭のいい子で、バトミントンのクラブの帰りしな、
工作員が脱出しようするのを目撃したので連れて帰った。
朝鮮語を喋れるようになればお母さんに合わせてやると言われて
一生懸命勉強した。
しかし18歳頃になってそれは叶わぬことと分かり、病院にその時入院していた。
=========
★参考【『加藤発言と拉致被害者家族の怒りとコメ支援:イザ!』(国を憂い、われとわが身を甘やかすの記)2008/07/11 】
★先日の月曜日の夜、日テレのニュース23の「イチメン!」コーナーで、
嵐の櫻井翔君が「そもそも拉致問題とは」との特集をやっていました。
内容も、短い時間の割りには良くまとめられていたと思います。
最初は、「今更やらなければならないのか」と思ったけれど、
2002年の小泉訪朝から11年。考えてみれば、現在
新大卒くらいまでの子たちは、当時小学生以下だったので詳細は知りません。
うちの息子達も、拉致事件自体は勿論知ってはいましたが、
詳細は知らないため、結構身を乗り出して聞いていました。
だから改めて拉致問題についてもっと知って貰うべき情報を
提供することはネットでも大事だと思います。
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