豊洲の件。
私は本当に見ていて辛いです。
昨日も以下のツイートをしました。↓
目が覚めて思うこといろいろ @megasametaro 2016年9月25日 17:03
麻生、中川応援の方まで・・悲しすぎるよ・・。
「延期」というものがどれだけ多くの人たちを
謂れのない誹謗中傷に晒し、混乱へと陥らせているか。
そして築地老朽化による危険から安全を守ることまでも
都知事が放棄した現実をどうか見てください・・。
添付URL先は下記ブログ記事です。↓
★2010年の石原都知事の記者会見を読めばわかる。
築地市場は天井落下どころかもっと危険な状況なのではないのか?
小池百合子や「おときた駿」らは「移転延期」によって築地で働く都民の
命を守ることが出来ると思っているのか!?これ、20日も前の「9月4日」に書いた記事です。
このツイートは、ある保守派の方の下記ツイートを読んだ時に
書いたものです。↓
https://twitter.com/hukubukuro/status/779539587492225028 橋下はなんで煽るかねえ…。
小池が風評被害を作ったわけじゃない。
移転前の今、検証しておかなければ、移転後に
「謎の空洞がー!」「微量だけど有害物質入りの水がー!」
とか始まったもんじゃ、最悪市場閉鎖して検証なんて話になる。
検証結果が白なら皆安心できるだけ。
なぜ責任云々の話になるのか…
このツイートに私はとてもショックを受けました。
この方、悪い方なんかではありません。
いい方なんです。
中川さんと麻生さんの応援をずっとされてきたのを私も
見てきました。
偉そうな言い方で申し訳ないですが、至極まともな方なのです。
だからこそ本当にショックだったんです。
その後、私のツイートに対しての返信です。↓
https://twitter.com/hukubukuro/status/779960163293802496私は移転が放棄されたとは未だ思っておりませんよ。
ただ、何でもうやむやはよろしくないでしょう。
後々都市伝説のように「実は危険で」とささやかれるような
状況は払拭しておくべきです。
そして、これが無用な政争の具にならぬよう、都民国民の
支えも監視も必要です。
返信はすぐでしたから、勿論私が添付したURL先の
ブログ記事など読んでは貰えていません。
また私が「放棄した」と言ったのは、築地の老朽化等による
築地で働く人たちの安全を守るべきなのは東京都知事で
ある、それrを小池は放棄している、と言いたかったのですが、
そうは取ってもらえませんでした。
私が、URLを貼ったブログ記事でも書いた通り、1日でも移転が
伸びてしまったら、本当に、万が一、地震とかが来てしまったときに、
取り返しが付かなくなるからです。
守れるはずのものを守れない。
それが一番怖い。民主党政権ではそれを痛感しました。
「政治の不作為」。
あのまま麻生政権だったら、宮崎口蹄疫は被害を最小限に
食い止められたはず。
★山形県民はじめ国民は、2010年に起きた宮崎口蹄疫の
時の農林水産政務官が舟山康江だったことを知っておくべき。
民主党(民進党)政権が「政治の不作為」を行ったことを知っておくべき。東日本大震災の半年前に津波対策法案が通って津波防災訓練が
必須となって東北でも学校などで訓練が行われ、それが震災の時に
役に立っていたはず。
★東日本大震災の津波訴訟に思う。
民主党政権の「政治の不作為」と、それを隠蔽したマスコミの
罪の深さに改めて怒りを覚える・・。また、福島第一原発事故は起きなかった。
★菅直人と朝日新聞。3年前の福島原発の現場を混乱させ、
そして、その現場の人達を貶めた大罪。私はそう思っています。
民主党の「政治の不作為」はずっとブログで書いてきました。
実態を知らなければまた「誤った選択」をしてしまうから、やっぱり
備忘録として残しておくべきと思い、書いてきました。
解って欲しいのは、
小池百合子の「豊洲移転延期」決定は、まさしく
「政治の不作為」なんです。
私がそのあと書いたツイートです。↓
目が覚めて思うこといろいろ @megasametaro 2016年9月25日 17:32
もう「犠牲」が出ているというのに・・。
麻生さん中川さんと同じ犠牲が出ていることは
構わないのですね。
それが皆さんにとって「正義」なのですね。
もう恐らくは理解しては頂けないでしょうけど、最後に
ブログ記事だけ読んで頂けたらと思います。
添付したURL記事は下記記事です。↓
★【豊洲移転延期】真面目にコツコツ頑張る市井の人達。
都の職員さん達も同じ。そういう人達に謂れのない誹謗中傷を
浴びせ冤罪をかけながら「巨悪を倒す」ことなどあり得ない。
人を陥れ生き地獄にすることこそ最も罪深く巨悪。「悪を倒す!」と叫ぶ自称「正義の味方」が何故、都の職員さんたちに
謂れのない誹謗中傷を浴びせるのですか?
東京都の細部にわたるHPでの「情報公開」を見れば、また
技術会議の議事録を見れば、どれだけ「安全」のために
東京都が必死で頑張ってきたかわかります。
また上で紹介したURL記事の中でも取り上げた石原都知事の
記者会見を読んでも、どれだけ「妨害」があり、また都議会でも、
どれだけ共産党や民主党らの国会と同じような「反対のための反対」
があったかは判ります。
そういったことも全く無視して、何故一方的に「都の職員は悪」と
刷り込みをするのでしょうか。
小池百合子には責任がまるでないかのようなツイートには
以下のような返信も書かれていました。↓
https://twitter.com/hukubukuro/status/779561450792636416大事な事をうやむやのままに進めていく、それが
一事が万事になってしまえば、何かあっても誰も
責任を取れない怖さ。
小池知事は要はそこを指摘していたわけですからね。
実際周知されていた内容とは違う仕様が出来ていた
となれば、検証するのが筋です。
いつやるか、今で(ry
https://twitter.com/hukubukuro/status/779567227313856513はい、経緯の問題も平行して触れざるを得ないでしょうが、
第一には安全性の検証と判断と宣言ですね。
政治的な対立軸であるとか野心であるとか、そういった
下世話な話にすり替えが行われるでしょうが、負けては
いけませんねw
図太くやると言った事をやり、乗りきってほしいです。
尤もらしい言葉が連なります。
でも、じゃあ、民主党の鳩山のやったことと、どこが違うんですか?
長い年月を掛けて築地市場の人たちと何度も何度も話し合い、
少しづつ少しづつ積み上げてきたであろう互いの信頼を、あっと
いう間に滅茶苦茶にした小池百合子。
土壌汚染モニタリング調査も2年もかけて既に7回もやって、全て
「素晴らしい成績」でした。
もうはっきり言ってやる必要もないと私などは思ってしまう
8回目の調査。
なにか、それが、
あたかも今まで一度もロクに調査をしていなくて、
何一つ結果も出していなくて、それで最終的な調査結果を誤魔化そうと
している
かのような報道やネットでの流布があったことを私は感じて
きました。
東京都が「開場まであと100日」とアピール、広報の段階だけと
なった時点で「ちゃぶ台返し」という一般社会では信じがたい暴挙。
しかも、その後の記者会見も代表者であるはずの都知事が、
一般企業なら当然の「全責任を負って発表する」という形などではなく、
最初から都の職員をロクに信じようともせず「お前のせいだ!!」
と罵倒しながら世間様に言いふらす形をとった小池百合子。
狂ってるとしか言いようがありません。
これを東京五輪でやられたら溜まったものではありません。小池がそれを望まなくても共産主義者と組んでいる以上、逃れられなく
なる可能性だってあるんです。
そもそも、こんな無責任で非情な「ちゃぶ台返し」を一度やった都知事
など、誰が信用できるんですか?
共産主義者の労働組合の執行委員長、中澤誠は、2006年から
ずっと反対運動を続け、築地市場内でも頻繁に「反対」のチラシを
配ったと言っていました。
そういった妨害の度合いは、自らを「放射脳」と言うだけあって、
相当執拗に行われたことは「事実」です。↓
★「築地移転延期」は「脱原発運動」と非常に似ている。
東京五輪招致妨害の時とも似ている。
小池百合子の「延期決定」の罪は本当に重い。
今は「豊洲は安全な場所だ!」という事実をとにかく伝えなくてはいけない。★反原発で共産主義者である「築地移転反対」急先鋒者らの
無責任なツイートの備忘録。都民の命までも蔑ろにする連中。★「築地移転延期」でTVがゴリ押ししてくる「専門家」たちは、皆、
共産主義者の「世論誘導」という扇動ツールの一つと見做すべき。
あの松本サリン事件のことも思い出す・・。「放射脳」の連中、しかも辛淑玉の「のりこえねっと」などとも繋がる
連中が豊洲にずっと長い間、妨害をしてきているんですよ。
こんな連中を相手に、都の職員さんたちは、豊洲新市場プロジェクトを
進めてきたんです。
都の職員さんたちは私たちと同じ市井の人間です。
こんな気の狂った連中を相手にしなければならないなんて、どれだけ
大変であったか、解らないはずないと思います。
「地下ピット」も最善策であったにも拘らず、ただただ「盛り土」にこだわり
ケチをつけたいがために「情報開示!」と叫ぶ連中の要求に応じて
いれば、「地下ピット」も否応なく「反対のための反対」に晒され、再び
何もかもストップさせられてしまうという危惧があったのではないか。
そして、なるだけそれを回避しようとするのは、当然あり得ることでは
ないのか。
国会での安保法制審議で、民進党ら狂った連中が連日なにを
していたかといえば、「反対のための反対」で揚げ足取りや
レッテル貼リに終始し、全く議論になっていなかっただけでなく
何百回もの嫌がらせの「審議ストップ」をかけ続けたんです。
あの冷静で強いとしか思えなかった中谷防衛相が離任の時に
泣いていたのは、この異常事態ともいえる国会が、どれだけ
苦しかったか、どれだけ精神的に起きもむものであったかを
物語っていました。
連中が卑怯なのは、自衛隊の機密情報を晒させる
ような質問までして「何故答えられないんだ!」などと
罵倒していたことや、また何よりも卑怯だと思ったのは、
福山哲郎が中谷大臣に「自衛隊員の絶対的な安全確保」を
やたらと強調して揺さぶり、中谷大臣の答弁をわざと混乱
させようとしていたことでした。いつどんな時でも命がけの任務を果たしている自衛隊。
その自衛隊への完全無欠の安全確保。
いわば「ゼロリスク」宣言を要求するのです。
豊洲への移転を反対する自称「放射脳」の連中と同じです。
(※「放射脳」は決して私から言ってるのではありません。
本人が自らツイッターで言い放ってる言葉です。)
「基準値以下」ではダメだ!ゼロでなければだめだ!」
そう言いながら、本当に避けなければならない築地の老朽化に
よる危険を無視するのです。
こんな連中を相手にしなければいけないのです。
ついでに言えば、福山哲郎ら民進党の異常さは、その後も続き、
結局最後は暴力でした。↓
★福山哲郎や小西洋之は本当に恐ろしい!
東日本大震災対策で「政治の不作為」を続けた民主党新緑風会の
連中が安保採決で妨害し暴力を振るっていたことを知って欲しい!(2015/09/18)都の職員さんたちが相手にしなければならなかった連中に
ついては、ちょっと紹介がダブりますが、以前にも何度か
取り上げていますので、どうか読んでください。↓
★「築地移転延期」でTVがゴリ押ししてくる「専門家」たちは、皆、
共産主義者の「世論誘導」という扇動ツールの一つと見做すべき。
あの松本サリン事件のことも思い出す・・。私は今回、豊洲の件であれだけ東京都がHPで詳細に情報を開示
してもまだ「情報開示が足りない!」「隠蔽している!」などと連中が
わざと喚き散らすのを見て、「情報開示」というものが別の側面から
見れば共産主義者にとってこれだけ便利な「言い草」はないのだと
感じました。
共産党都議団や小池百合子が市場問題プロジェクトチームメンバーに
指名したデマだらけの自称「建築エコノミスト」森山高至らが、豊洲新市場の
竣工図をTVにまで持ち出していることなども異常としか思えません。↓
★TBS「ひるおび」で流れた共産党都議団入手の豊洲新市場・6街区の
「竣工図」は本当に公表していいものなのですか?
「セキュリティ」面で問題はないのですか?
「黒塗り」は本当に「隠ぺい」になるのですか?小池応援団は本当に豊洲の件を深くは調べていないし、
また興味も持ちません。
あれだけ、重大なことをしでかしているというのに。
「責任がない」とか本当にあり得ません。
都知事選からおときた駿と扇動選挙を続け、また豊洲を
選挙にも利用し、選挙後もずっと「おときた」はTVとネットで
扇動を続けていました。
おときたは都合よく共産党とは違うアピールをし、正義の味方ヅラ
しますが、扇動は絶えず共産主義の方向であり、おときたや駒崎ら
「保育園落ちた日本○ね」のやらせ扇動を実行した連中は、共産党の
ように主義丸出しではなく、あたかも中立、或いは保守のように
振る舞います。
連中は「SEALDs」の失敗は特に「反省材料」であり、また逆に
「脱原発運動」がある程度成功したのは共産主義であることや
反安倍であることを隠したから、ということもちゃんと考えた上で
「保育園落ちた日本○ね」のようなやらせ扇動を持ってきたんです。
おときたは自著本で「ギャル男」などモデルのような青年も
既に取り込んでいます。
そういったこともちゃんと見抜いてくれているんでしょうか。
しかし・・・、どうしてここまで
民主党に対する態度と違うんでしょうか。
小池百合子自身が、市場問題プロジェクトチームの座長に
脱原発の急先鋒の人物を据えたことは何故無視するんでしょうか。
そして、
どうして、既に延期で苦しんでいる人たちを平然と眺める
ことが出来るんでしょうか。私には本当に理解できません。
今朝、藤井聡氏の記事を読みました。
【豊洲市場「空洞」騒動の真実。なぜデマが世論を席巻するのか?
=内閣官房参与 藤井聡】
(MONEY VOICE 2016年9月25日)http://www.mag2.com/p/money/23270この記事は小池応援団のことを辛辣に書いているなと
思いましたので全文転載、ご紹介します。
(合間に自分のコメントを載せるため4分割で書いています)↓
【バッシングムードに変化の兆し】
豊洲市場の「空洞」騒動は、未だに一日中テレビ、新聞を
賑わせています。
これまでの主な「テレビ」ならびに「新聞」の論調は、おおよそ
次の様な雰囲気でした。
「盛り土手抜きなんて。」
「ポッカリ開いた不信の洞穴。」
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160913/dde/001/070/057000c
「盛り土にうそ」
(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2016_0914_2.html
「消えた「盛り土」
(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?commen
t_id=282518&comment_sub_id=0&category_id=142
「封鎖不可避」「汚染水まみれ」
(日刊ゲンダイ)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189919
要するに、「ウソ」をついて「手抜き」をして、
結果「汚染塗れ」になって「閉鎖不可避だ」
というのが、メディア上の論調だったのです.。
(テレビはより、ストレートなものでしたでしょう)
しかし、今、少し雰囲気が変わってきているようです。
◆事実1:
たまり水は「ヒ素は検出されたが、70年間毎日2リットル
飲み続けた場合でも健康に影響がないとみなせる
環境基準は下回っている」ものだった。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB16HFK_W6A910C1EA1000/
◆事実2:
地下の「空洞」「空間」は、万一の対策のため、だった。
http://mainichi.jp/articles/20160918/k00/00m/040/105000c
◆事実3:
地下空間を設ける方が、盛土構造より、コストがかかる
ものだった。
http://digital.asahi.com/articles/ASJ9L6QYMJ9LUTIL01L.html?rm=364
http://mainichi.jp/articles/20160918/k00/00m/040/105000c
◆事実4:
「技術系職員は全て地下空間の存在を知っており、
通称で呼んでいた」(通称=モニタリング空間)
しかも、
「技術系職員だけでなく、部局トップが空間の存在を
知らないということはないはず」
のものであった。
http://digital.asahi.com/articles/ASJ9L6QYMJ9LUTIL01L.html?rm=364
上記は毎日新聞と朝日新聞の記事で報道されたものです。
つまり、地下の「空洞」は「ウソ」や「手抜き」で作られた
ものでもなく、「汚染塗れ」でもなんでもない、という事が、
朝日・毎日の報道で明らかにされているわけです。
東京都の「律儀の上にも律儀すぎる」程のHPの細部にわたる
情報公開や、第18回技術会議の議事録での様々な工事内容と
技術内容の詳細な説明と解りやすい資料、また東大名誉教授の
矢木座長の「世界に稀に見る技術」はじめ数々の絶賛の言葉、それらをちゃんと読みさえすれば、当然の結果として出て来るで
あろうことは明らかなことばかりでした。★「盛り土が~」「空洞が~」と豊洲新市場のマスコミ報道に振り回される前に、
傍聴した都民も大勢いた公開会議「第18回豊洲新市場予定地の
土壌汚染対策工事に関する技術会議」議事録と資料をどうか
確認してください。(2016/09/14)★世界に類を見ない徹底した最先端の技術によって、
豊洲はどこよりもきれいになっています!【説明動画あり】
豊洲を、そして日本をただただ貶めるマスコミの扇動に
絶対に乗らないでください!(2016/09/16)ここで、私が改めて感じたことは、
朝日や毎日は初めから「解ってて」「わざと」「意図的に」
「確信犯的に」、「都の職員は悪」というレッテル貼りの
記事を書いたとしか思えない、ということです。
何か本当に、
「松本サリン事件」の時の「冤罪」と同じではないですか。↓
★塩村都議野次問題はもはや「捏造事件」。
「捏造」は冤罪を生む。松本サリン事件で犯人扱いされた河野義行さんの場合。藤井氏の記事の続きです。【「気まずさ」を感じ始めた世論】
その空洞は、技術的には「地下ピット」と呼ばれる
極めて一般的な空間であり、かつ、それをつくるのには、
盛土にするよりもよりコストがかかり、しかも、万一の場合に
備えた「モニタリング」のために必要な空間であり、「手抜き」とは
到底言えない存在だったわけです。
もちろん、これまでの都の説明がちぐはぐであったり、建物の下も
含めて、さながら全て盛土構造にするということを示唆する内容が
都の関係者から発言されていたのは事実のようです。
しかし、そうした説明不足や説明の誤りと、「安全か否か」という
技術的な問題は全く別次元の問題です。
言うまでも無く、都民の食の安全にとって何よりも大切なのは、
それが「安全で、衛生的なのか?」という一点。
仮に誤った説明を受けていることが問題だとしても、
より安全・衛生にすることを十分説明しないという事と、
その逆(つまり、より不衛生にすることを十分説明しないこと)
とでは、その道義的な「罪」のレベルは全く違うと言うこともできるでしょう。
つまり、今回の件は、少なくとも当方が公表されている情報を見る限り、
「都の技術者に説明不足があったようだが、悪意があったというよりは、
より安全で衛生的にするという善意に基づくものだったのではないか」
という風に見えるわけです。
しかし、人間というのは、なかなか冷静にこういう風に物事見ることは
できません。
なんと言っても、「ウソ」「手抜き」「不審」「汚染水まみれ」等と、
一週間にわたって朝から晩までよってたかって悪態をつき続けた
のに、よくよく調べたら、本質的には「シロ」だったわけですから、
なかなか世論の方も「引っ込み」がつきません。
今、「世論」は、事実が明るみに出るにしたがって、
「気まずい」
思いをしているのであって、出来ることなら、東京都の人たちが、
やっぱり「悪人」であって欲しいという欲求を、潜在的に
強く持つ心理状況に陥っています。
こうした時、人は、この「気まずさ」を解消するために、バッシング
対象の「わずかな瑕疵(ミス)」を血眼になって探しだし、
ヒステリックにそれを責め立てるという行為に及ぶことになります。
一般的にこうした心理学的現象は、フェスティンガーという社会心理学者の
古典的理論である「認知的不協和理論」(cognitive dissonance theory)に
よってきれいに説明することができます。
これは、人間は、「不協和」な関係にある(つまり、整合していない)認識(認知)を
複数持っていれば、その不協和を解消するように動機づけられる、という理論です。
今回の場合は、
認知A:東京都はワルイはずだ!
認知B:東京都が移転先に決めた豊洲は、不衛生的だ!
という2つの認知は全て「協和」します。
その結果、「東京都に悪態をつく」という自らの行為は「正当化」
されます。
しかし、この認知Aは、次の認知B’とは、全く協和(整合)しません。
認知B’:
東京都が市場移転先に決定した豊洲は、やっぱり
衛生的だった。
この認知B’は、東京都が悪いはずだ、という「認知A」と不協和であり、
したがって、「東京都に悪態をつき続ける」という自らの行為が
『正当化』できなくなってしまうのです!
つまり、認知B’が正しければ、東京都はワルイ奴ではないし、
そんなワルイ奴じゃない東京都に悪態をつき続ける私たちは、
実はワルイ人なんじゃないか――という、不安に駆られてしまう
ことになります。
この時、認知的不協和理論は、次の様に「予測」します。
「人間は、現存する『不協和』を解消できるように、
一生懸命工夫して、その『不協和を解消』しようと努める」
さて、この認知Aと認知B’の『不協和を解消』するには、いくつかの
パターンがあります。
以下、いくつか代表的な「対策」、というか、ありていに言えば、
「ごまかし方」
を列挙しましょう。
【安全なんて関係ない!手続きが問題だったんだ!
というごまかし】
■対応1(ごまかし方1):
認知B’がなかったことにする
(一番シンプルなのは、「豊洲は安全」と言っている言葉を「忘れ」たり
「聞いてなかったこと」にしたりする一方、「豊洲は危険!」という意見
ばかりを無理やり探して、くり返し耳にして安心する、というパターン)
■対応2(ごまかし方2):
「認知B’を主張している人が邪悪な奴だ」と決めつける
(この場合は、「豊洲は安全だ」と言っている京大藤井等が
「邪悪な奴だ」
「どうせ、土建屋の回し者だ」
「どうせ、東京都と裏でつるんでるんだろ」
「あいつは、この問題について専門でも何でもないのに勝手な事を言ってるだけだ!」
等と決めつける、というパターン)
■対応3:
認知B’は認めるとしても、それとは別の認知Cを信ずる
(例えば、
「豊洲が衛生的かどうかなんて関係ないよ!
問題は東京都が事前にそれを説明しなかったことだ!
それは、とんでもない悪いことなんだ!」
ということにしてしまったり、実際には安全性にほとんど関係ない
データを無理やり持ち出し、
「やっぱ危険だったじゃないか!」
とやってしまう、というパターンです)
理論的には、今、東京都を豊洲問題について徹底的に批判し
続けてきた人々やメディア関係者は、上記の対応1、2、3を
やりたくてやりたくてうずうずしている……という状況に
置かれているのです。
そして、
(実際、豊洲が危ない、という決定的な証拠が出てくれば別ですが)
安全だという認知B’の説得力が高く、「対策1」を
とりずらくなればなるほど、人はみな、
対策2:豊洲が安全だと言ってるやつは、邪悪な奴だ!
と思い「たく」なってしまうのであり、それすら困難になってしまえば、
最終的には、
対策3:安全かどうかなんて、関係ない、
手続きが最初から問題だったんだ!
という「ごまかし」をしてしまうように「動機づけられて」しまうのです。
したがって、これから、世論は、
対策3:手続きが最初から問題だったんだ!
という東京都批判に収斂していくであろうことが、
認知的不協和理論から予測されることになります。
鋭い・・。
【人間の判断は「感情」にゆがめられてしまうもの】
ところで、なぜ、今回のこの様な不条理極まり無い
「豊洲が危ない」というデマを導く、
認知A:東京都はワルイはずだ!
認知B:東京都が移転先に決めた豊洲は、不衛生的だ!
という「2つの認知」が、人々に共有されていたのでしょうか?
これもまた、認知的不協和理論に視点から、次の様に説明できます。
1.東京都民は、東京都知事選で、小池知事を選んでしまった。
2.そして、自分達が選んだ小池知事(都議会)は、東京都と
対立している。
だから人々は、小池知事を選んだ自分たちを正当化する
(=認知的不協和を低減する)ために、
「東京都はワルイはずだ(認知A)」と思いたい、
という欲求を潜在的に持っている。
3.一方、自分達が選んだ小池知事は、豊洲移転を
「延期」といった。
だから人々は、小池知事を選んだ自分達を正当化する
(=認知的不協和を低減する)ために、
「豊洲は不衛生的だ」(認知B)と思いたい、
という欲求を潜在的持っている。
……以上、ご理解いただけましたでしょうか?
要するに人々は、いいか悪かわからないうちに選んじゃった
小池知事をイイ人にし、それを選んだ自分たちもイイ人に
するために、小池知事の判断をサポートする認知
(東京都は悪い&豊洲は不衛生)を形成するように
「動機づけられて」しまっているのです!
さすが、藤井内閣官房参与。
とっても解りやすいです。
そして、これらは、
「扇動」の結果です。
何もかも。
自力で判断が出来ない。
そうなる・・。
これを読んで、自分がどう思うか。
「そうではない!」「そんなことない!」と言えるのか。
また民主党と何が違うのか。
鳩山と何が違うのか。
蓮舫と何が違うのか。
一度立ち止まって考えてほしいと思います。
(但し、確信犯は除きます。)
【追記:9月27日】上で「至極まともな方」と書いたことを撤回します。
その後こんなツイートをしていたからです。↓
福袋 @hukubukuro 2016年9月26日 22:10
豊洲に関しての個人的見解のまとめその余談。
知事は【少なくとも今のところ】やると言った事をやっているのみ。
税金がかかるのは業腹だろうが、この状況で問答無用で
移転しろと言うのは常軌を逸していると感じる。
小池が問題化したと詰るに至っては
何をか言わんや。
要らないなら神奈川にくれw
本当に酷い・・。
小池百合子が既に多くの人達の人生狂わせているというのに
この期に及んでまだ応援するそうです。
とても「まとも」とは思えません。
そして小池百合子が「市場問題プロジェクトチーム」に抜擢した、
テレビで重用されてる
森山高至という建築エコノミストが
どれだけ
「クズ」か。
よくよく直視すべき!!!!!
建築エコノミスト森山 @mori_arch_econo 2016年9月27日 18:37
築地移転豊洲問題で震える馬鹿者たちへ
ワシはまだ全力出してはおらんぞ。
六割くらいで慣らし運転中なり。
本当の勝負になる前に決着つけたる!
知らないうちに終わらせる。
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