以前、下記ブログ記事を書きました。↓
★卑怯な手口で欲望を満たした小池百合子は
2009年の民主党と同じ扇動選挙を行い、都民を人質に取った。扇動選挙の恐ろしさ。
それは、
扇動選挙を行う連中は国民を「人質」にとって
自らの欲望を満たす。これが最も危険なのだと、3年3ヶ月の民主党政権でつくづく
感じました。
扇動者たちがなぜ危険で恐ろしいかと言えば、連中は
必ず人命よりも自己の欲望のみを優先するからです。
その欲望達成のために、扇動者たちは平然と「扇動」と
そして「洗脳」を行います。
捏造、デマ、レッテル貼りなどで「誤った認識」を徹底的に植え付けて
扇動し、人を陥れ、貶めることを平然と行います。
イジメの宝庫であり、とにかく冷酷そのものです。
その恐ろしい「扇動」選挙を、民主党はまさしく2009年、マスコミと
組んで実行し、そして国家の最大権力を手に入れました。
同時に連中は、国政の「責任」を全て自民党に押し付けて
「責任」というものから逃げ続けた。
まさに国民を「人質」にしながら権力を維持したんです。
小池百合子も同じです。
東京都知事選は、2009年の政権交代扇動選挙と同じく
「自民党都連は極悪人の塊」
「都議会自民党のやったことは全て悪」
と洗脳し続けた「扇動」選挙でした。
そして民主党と同じく都民を人質にした。
民主党が「国民の生活が第一」と叫んで騙したように、
今度は小池が「都民ファースト」という言葉を使っている・・・。
全く同じです。
「築地移転延期。」怒りを持ってこう言わせていただきます。
この決定は白紙撤回とも同等の
「万死に値する」決定だと!
選挙期間中の7月23日。
小池は「築地の豊洲移転」について今更「問題化」し、
「立ち止まる」と言い放ちました。
このことについて、元・武蔵野市長で自民党の土屋正忠
衆院議員がすぐにご自身のブログで、本当に長い長い間、
議論に議論を重ねて、また様々な努力を重ねて来たことを
切々と訴えていらしたので、私は選挙中、これを読んで本当に
胸が詰まる思いがしました。
この土屋さんの訴えはブログでも何度か取り上げていますので
どうか読んでください。↓
★民主党と同じ扇動選挙で都知事となった小池百合子。
「築地市場の豊洲移転」利用もまさしく「八ッ場ダム」建設中止と同じ
卑怯な扇動手口!こんな知事が、正々堂々と戦う五輪選手たちの
前に出てくるという厚顔無恥さ。民主党政権での「辺野古移設のちゃぶ台返し」。
そして「八ッ場ダムの建設中止」。
長い年月を掛けて議論をし、膝と膝を突き合わせて地元と
話し合いをして積み上げてきた、その多くの人たちによる
努力をまるで「ごみクズ」のようにあしらった民主党。
小池百合子や東京都議のおときた駿は、この民主党と同じです!
小池らが「ごみクズ」のように扱ったも同じ豊洲移転までの経緯も
やっぱりちゃんと知って欲しいですし、また豊洲新市場がどれだけ
様々な意見を反映して丁寧に計画が練られた上で出来た素晴らしい
施設であるかもどうか知ってください!↓
★豊洲新市場がどれだけ「食の安全・安心」と「現場」を
大事にした場所であるかをどうか知ってください。
民共だけでなく小池百合子やおときた駿らも同じく「扇動」に利用している卑怯者!想像します。
この素晴らしい豊洲新市場が、予定通り11月7日開場と
なっていたら、と。
あのとてもきれいな場所で、今までとは雰囲気も違う場所で、
勿論最初は何もかもが慣れなくて、大変だと思います。
しかしそれはどんな職場でもあることです。
新しい店舗でのスタートだって、多くの人たちが普通に経験
しています。
最初は誰でも「上手くいくかなぁ・・。」と不安を持ちながら
スタートすると思います。
特に新規開店などは、それはそれはもう、ごった返す中で、
やらなくちゃいけない。
大変な緊張感の中でスタートする。
それは誰もが経験することです。
でも、その緊張感の中で、皆と協力し合って、その最も多忙な時期を
乗り越えていくと、そのあとにはものすごい達成感が待っています。
豊洲市場も、年末の超繁忙期をそういった緊張感の中で迎え、
そして皆で乗り越えた時、きっと
「あぁ、この新しい豊洲に来てよかった」
「これから豊洲をもっともっといいところにしていこう」
「もっと豊洲を売り込んでいこう」
そう、きっと多くの人たちが思うだろうなと。
あれだけの素晴らしい施設ですから。
東京都の職員さんたちの努力もきっと伝わると思います。
食の安全、衛生面を第一に、そしてその上で少しでも現場で
働く人たちが快適に動けるようにと、現場の意見を十二分に
取り入れたと感じられる豊洲市場。
しかし、その何もかもが一瞬に潰されてしまった・・。
ずっと準備にあたってきた都の職員さんたち。
「あと100日カウントダウン」をはじめ、様々なイベントを準備して
きた人たち。
日々、11月7日が無事迎えられますようにと願いながら、
黙々とコツコツと真面目に準備をしてきた人たち。
期待を持って、新しい冷凍庫とか、いろんなものを新調して、
やる気満々だったであろう仲卸の方たちはじめ関係者の方たち。
もう、その方たちの気持ちを考えた時、どうして、何故、こんな
仕打ちを受けなければならないんだろうかと、本当に胸が
詰まります・・。
いつまで長引くのか、先の見えない、出口の見えないトンネル。
あっという間の舛添降ろしから都知事選へと、明らかに「意図的」な
マスコミやおときた駿の扇動で突き進んでいった中、突如現れ、
都知事選で扇動し、都知事になった小池百合子。
その「何をしでかすかわからない都知事」と「その取り巻き連中」に
よって仕切られ始めた、都民の生活に直結する「都政」。
長い年月を掛けて為された「合意」という言葉が、あっという間に
吹っ飛んでしまった「移転延期」という決定。
本当に
「万死に値する」決定だとしか言えません。
私は、この築地移転延期について、いわゆる「ちゃぶ台返し」
という行為から批判をしてきました。
しかし、最も重大なことは、かつての民主党の「ちゃぶ台返し」が
「国民の生命を守る」という根本的な部分を完全に無視したからこそ
いとも簡単に引き起こされたという事実であり、今回の小池百合子の
延期決定も、まさしく「都民の生命を守る」という最も大切なことが
無視された結果、起こったものであることを忘れてはならないと
思います。
そして、
小池百合子が延期をしたことによって、築地で働く
都民の生命と財産が、この上なく危険に晒される事態と
なってしまった。この現実を知らなくてはいけないと思います。
ここからは、過去の石原慎太郎都知事の記者会見から、
2010年当時の状況を確認したいと思います。
長い間の議論の末に、豊洲新市場の基本計画が作られたのが
2004年7月でした。
★豊洲新市場基本計画 2004年(平成16年)7月
(東京都中央卸売市場HPより)http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/siryou/keikaku_siryou/★PDF「豊洲新市場基本計画」(概要版) 2004年(平成16年)7月 http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/pdf/toyosu/siryou/pdf/160721_2.pdf当時の整備スケジュールとしては、平成24年~28年の幅で
なんとか開場を目指そうとしていたことが判ります。
で、その後、この計画が、いったん白紙状態になりかけます。
それが、2009年。
民主党とマスコミの政権交代扇動選挙が行われた1か月半前の
7月12日。
この時の都知事選で、自民党が48議席から10議席減の38議席。
民主党が34議席からなんと20議席増の54議席となりました。
完全に国政への「扇動」の影響がもろに出た選挙でした。
そして、この結果によって、都議会で再び混乱が始まります。
それから数か月後、前回の記事で紹介した通り、2009年の
11月ごろから連続して築地市場で天井から鉄板やコンクリートの
塊が落下するなどの事故が相次ぎました。↓
★悪魔に魂を売った東京都知事の小池百合子。
豊洲市場と東京五輪を本当に潰す気なのか?小池や「おときた駿」の
扇動に加担した保守派はどう思っているのか?翌年早々には東京都は、天井の補修工事を始めました。↓
http://www.news24.jp/articles/2010/01/31/07152647.html【震度2で鉄骨落下…築地市場の補修作業公開】
(日テレニュース 2010年1月31日)
建物の老朽化が深刻な東京都中央卸売市場「築地市場」(中央区)で
去年11月、震度2の地震で鉄骨が落ちる事故があり、
都は31日、今年から行っている補修作業の様子を公開した。
築地市場では去年11月、震度2の地震があった際、
建物の天井から約1メートルの鉄骨が落下する事故が
あった。
ケガ人はいなかったが、都は今年から鉄骨の点検や補修を
行っており、31日、その様子を公開した。
現在の築地市場は、完成から77年が経過している。
都は建物の老朽化などを理由に江東区豊洲へ移転させる方針だが、
移転予定地の汚染問題などで予定通り行われるかは不透明な状況と
なっている。
また2011年の都政新聞によると、この段階で26年度末の竣工を
予定していたことが判ります。↓
http://www.newstokyo.jp/index.php?id=331豊洲新市場の整備スケジュール
(都政新聞「 NEWS TOKYO」 2011年(平成23年)7月20日号より)しかしその後、土壌汚染対策工事の工期延伸で、更に1年延びました。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/press/2012/0108_1789.html【豊洲新市場の整備について】
(東京都中央卸売市場HP 平成25年1月 8日 )
東京都中央卸売市場では、首都圏の基幹市場として将来にわたり
都民の安定した食生活を支えるため、豊洲新市場の整備に取り組んで
おり、現在、土壌汚染対策工事を進めています。
この度、豊洲新市場の整備について、下記のとおり変更することと
したので、お知らせします。
引続き、土壌汚染対策工事を確実に実施し、市場用地の安全・安心の
確保に万全を期していきます。
記
1.土壌汚染対策工事の工期延伸
土壌汚染対策工事の実施に伴い、対策範囲を確定するために
行った調査の結果(※)により、処理する土の量が当初約28万㎥
だったものが、今後調査を行う箇所も含めて約41万㎥に増加
する見込みとなったことや、想定外の地下障害物などへの対応が
必要となったことから、平成25年3月までとしていた土壌汚染対策
工事の工期を最大1年間延伸します。
※平成24年3月2日、9月13日にプレス発表済み
「豊洲新市場土壌汚染対策工事における底面管理調査結果等の公表について」
2.市場施設の竣工時期
これまで平成26年度中としてきた市場施設の竣工時期を1年延伸し、
平成27年度とします。
今年度発注を予定していた施設建設工事については、平成25年度に
発注することとします。
なんというか、東京都は本当に丁寧に丁寧に、ここまでやって
きたのだと改めて思います。
都がどれだけ一生懸命やってきたか。
その事については、前回の記事でも紹介しましたが、下記の
「ottyankoの日記 」さんもぜひとも参考にしてください。↓
http://d.hatena.ne.jp/ottyanko/20100901/1283332942【2010-09-01 築地市場移転騒動】
(「ottyankoの日記 」より)
★サマリー★
■移転騒動の経緯
http://d.hatena.ne.jp/ottyanko/20100901/1283323198
・鈴木知事から青島知事時代は現地再整備:場内の組合
(現在の移転反対派)に潰される(実際危険だった)
・青島知事時代に豊洲移転案が浮上する。
・石原知事が豊洲移転を決定する。
既得権益が侵されると知った業者が反対運動開始!
・反対していた中央区を都が説き伏せる。
・移転反対派が都議会共産党に泣きつき、陰謀キャンペーン開始
■ネイチャー騒ぎは共産党の自作自演
http://d.hatena.ne.jp/ottyanko/20100901/1283323197
・ネイチャー記者David Cyranoskiの取材先の紹介
・記事紹介
・赤旗の自画自賛記事紹介
・結論、共産党の自作自演
・データ黒塗りの真相
■原点に戻れば移転は急務
http://d.hatena.ne.jp/ottyanko/20100901/1283323100
・移転・現地整備のそもそもの理由は?
・100年構想?
・オリンピック問題は無関係
・バカなジャーナリストの紹介
・2chの声をお楽しみください
・築地市場 建て替え 試算の半額 の記事のウソ
・ついに東京都、「築地市場は汚染されている可能性がある」発言
■食文化の崩壊
http://d.hatena.ne.jp/ottyanko/20100901/1283323199
・築地市場人気の海鮮丼のゲロゲロな実情
・食文化崩壊の張本人は味覚音痴な観光客
小池百合子やおときた駿は、あたかも、いろいろなことが勝手に
決まっていったかのように、また東京都がロクに情報公開をしていない
かのように扇動を続けています。
しかし、東京都は、HPでありとあらゆる情報を公開していますし、
これから紹介する石原都知事の記者会見を読んでも、どれだけ
議論が為されてきたかがよく判ります。
以下、
築地の老朽化の重大な懸念についてよくわかる2010年1月の
記者会見と、同年10月の「豊洲移転決定」の石原都知事の
記者会見を紹介します。
民主党が第一党になってからの都議会の混乱も非常によく判ります。
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/ARC/20121031/KAIKEN/TEXT/2010/100122.htm【石原知事定例記者会見録】
(平成22(2010)年1月22日(金))より
■知事冒頭発言
豊洲新市場の整備についてですけれども、築地市場の
老朽化は、先日の崩落事故、これは(東京では)震度2
でしたかな、わずか震度2でも屋根が落ちた。
先日のその崩落事故に見られるように、
既に、相当老朽化が進んでおります。
これだけの人口を抱える東京で、仮に中央市場の機能が
麻痺してしまえば、都民生活に与える影響が甚大であります。
したがって、新市場の整備は市場関係者にとって切なる願いで
あるだけではなく、東京ひいては日本の食を支えていく上で
一刻も早く実現しなくてはならない課題であります。
もとより、本事業の推進は、土壌汚染がきれいになることが
明らかになることが前提であります。
これは大前提ですが、そのために近々、土壌汚染対策の
有効性の確認実験を開始します。
今回、適用を予定している土壌汚染対策の工法は、既に、
もう複数、成功事例もありまして、十分な有効性を持って
おります。
その結果を確認した上で、速やかに、(平成)26年度中の
豊洲新市場の開場に向け、事業に着手するつもりです。
平成22年度予算では、そのために必要な経費を計上して
おります。
議会の中には、「現地で再整備すべきだ」という意見もある
ようですけれども、妙案があるというならば、今後、論議する
ことはやぶさかではありません。
ただ、築地市場の現状を考えますと、
我々に与えられた時間はあまり多くない。
これから始まる第一定例議会においては、真摯に、密度の
高い議論をしていただきまして、政治として、責任のある判断を
していきたいと思っております。
【記者】
築地の問題、議論ですけども、はっきり言うと、先ほどのメッセージは、
民主党に向けられたメッセージかなと私は受け取りましたけども…。
【知事】
これは初めに言葉ありきじゃ、八ツ場(ダム)じゃないけど、
また混乱するんで。
公約が何だろうかんだろうと、やっぱり私が扱わなくちゃ
いけない現実ですから。
その現実をどう乗り越えていくか、整理していくかという
ことのために、公約で論拠のないものとは言いませんが、
いずれにしろ、当事者の大多数の声聞けば、とても今の
ままじゃもたないと言うし、この間の地震で、ちょっとした
地震であれだけの崩落があった。
これ、例えば震度5とか6なんか来たときに、どうなるかと
いったら、僕は築地は全部閉鎖になると思うし、何が
起こるかといったら、にわかにあんな大きい市場を
つくるわけにいきませんよ。
ただ、今の現代の技術からいくと、もう流通機構も変わって
きてますから。
例えば現地直産とか、インターネットで発注(※)する量も
増えてきた。
それから、コンビニとか大きな店舗は、企業ごとでいろんな契約
してますし。
私は、市場というものに頼らない流通というのは、一気呵成に
進む可能性だってあると思います。
このまま放置したら、壊滅したら。
案ではなくても、そうせざるを得ないという形で、全然違う
流通機構ができるかもしれない。
それはいいか悪いかは別にして、せっかく、とにかく伝統の
あれ(市場)ですから、築地の名前が廃れるのは怖いという
のは、豊洲を新築地にしたって目と鼻の先なんだから、私は、
変なノスタルジー(郷愁)、センチメント(感傷)で、この
問題は片つかないと思う。
何といったって、人間の、都民の健康にかかわるような
食品の問題ですから。
私はだから、一刻も早く代替地を見つけて設定して、
できるだけ早く建物をつくる。
しかも、日本の技術というのは世界で最高のものだから、
その成功の事例もありますし、それじゃ当てにならんと
言うんなら、現場でやってみて、26年に間に合うような形で急いで、
しかも、予定した予算よりもずっと安くできるというんだから、
私はそれやってみるのは、政党を超えた何か、政治家と
しての一番合理的な都民に対する姿勢じゃないかと私は
思いますけれども、それは、じっくり議会で議論しようと思います。
【記者】
今おっしゃった意味というのは、要するに、例えば地震が起きて、
築地がちょっとどうにかなっちゃった場合には、流通機能が
発達してるので、ほかのエリアの市場に取ってかわられてしまうと。
そうすると、東京に食を支える市場がなくなってしまうと、そういう
ようなことで…。
【知事】
いや、それは、どういう形で出てきますかね。
東京は東京で大きな需要がありますから、それを、できるだけ
現場を踏まえて賄うというか、かなえていくような方法というのは
出てくるかもしれない。
今、インターネットの中での流通というのがどれだけあるか、
生鮮食品はわかりませんけれども、これもっと拡大すると、
つまり、石油を扱ってる取引所なんてのは、この部屋ぐらいの
とこでやってて、世界中の石油を動かしてるわけですから。
ああいうメカニズムというのが流通に、生鮮食品に働いて
きたら、私たちがやってる議論というのは、あるいは、あるいは
ですよ、陳腐なものになるかもしれない。
そういった、文明の進捗状況を踏まえてみると、形は古いのかも
しれないけれども、ああいう大きな市場を、一応設定したんだったら、
できるだけ早くそれを再生したらいいと私は思います。
【記者】
都議会の構成が変わって、今、民主党が多数ですから、
共産党さんやネット(都議会生活者ネットワーク・みらい)さんと
組めば、予算も、もしかしたら(否決)という話はあるんでしょうけども、
そういう意味で、今回の予算で、例えば民主党の予算要望ですとか、
あるいはマニフェストですとか、そういったものを知事なりに、どこを
配慮したとまで言いませんけども、考慮に入れ…。
【知事】
これから、それは議論することで、予算の復活折衝もあるわけです
から、そのときに、例えば築地の問題に対して民主党がどういう
復活折衝をしてくるか、これは、これからのことですから、それを
一々憶測しても、憶測し切れるものじゃありませんから。
こちらが大義名分踏まえたつもりで、しかも、いきなり移すんじゃ
なしに、移すための絶対必須条件としての、汚染というものが除去
できるかできないか、技術的に、そういったものを実験するわけ
ですから、これは数か月で済むわけですから。
その結果を踏まえて、次のステージの議論はあってしかるべき
だと思います。
日本が持ってる技術を信用せずに、そんなもの当てに
ならないから実験させないというんだと、これは、もうちょっと
論外な、議論にならない議論じゃないでしょうか。
※「インターネット発注」に関して。豊洲市場ではいわゆる「目利き」で信頼が持たれている
仲卸専門業さんが実際に取扱う鮮魚・食材を出品し、
料理人の方々が、いつでも簡単に発注することができる
「いなせり」というWebサービスがスタートします。
こういう時代の流れに即したものもちゃんと豊洲は
取り入れようとしているんです。
★いなせり 公式HP
石原都知事の記者会見を読んで改めて思ったのは、
衛生面よりも何よりも、とにかく築地市場の建造物自体が
崩壊する恐れがあるということです。
そしてそれはいつ起こっても不思議ではないこと。
だからこそ一刻も早く移転すべきであるということ。
白紙撤回は勿論のこと、「移転延期」を進めてきた連中も、
同等にとんでもないことを扇動し、また都民を危険に晒そうと
しているという事実です。
特に「おときた駿」は東京都議です。
選挙中の扇動も本当に許せませんでしたが、「移転延期」を
テレビで扇動していたことも本当に許せないの一言です!
6年前、都がちゃんと補修工事をしたことで、東日本大震災の
時に落下事故が免れたのかもしれません。
都はちゃんとこうして「都民を守る」仕事をしてくれています。
しかしそもそも、鉄骨が腐食しているという事実があるのです。
ただでさえ老朽化しているうえに、築地はずっと海水で床を
洗浄していると聞きますから、なおさら腐食が早く進んで
しまっているのではないのですか?
天井はもとより、根元から崩壊する恐れだってあるのでは
ないのですか?
だからこそ、絶対に11月7日の豊洲新市場への移転は1日たりとも
延期させてはいけないのではないのですか!?
築地で働く人たちの命を守るには、11月7日移転は、もう必須
としか私には思えません。
だから本当に、小池の結論と、都議という公僕でありながら散々
テレビでも延期を煽った「おときた」や小池の参謀、若狭勝、また
一方的に「現場仲卸の人たちの声を都はろくに聴いていない」
などとデマをテレビで流し続けた元鳥取県知事であり、かつ
菅直人政権時代の総務相で2009年の扇動にも大きく加担した
片山善博らが心底許せません!
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/ARC/20121031/KAIKEN/TEXT/2010/101022.htm【石原知事定例記者会見録】
(平成22(2010)年10月22日(金))
■知事冒頭発言
1 「築地市場の豊洲移転」について
【知事】
冒頭、築地市場の豊洲移転について申し上げます。
築地市場についてでありますけども、議会の議論を
踏まえて、豊洲移転を進めていくことを決断
いたしました。
築地市場の再整備が持ち上がったのは、今から
25年以上前の鈴木都政の時代で、いわば、これは
「昭和からの宿題」であります。
かつて築地現在地での再整備が試みられましたが、
頓挫して終わったわけで、その後、豊洲移転に活路を
見出して、都は業界と議論を重ねて、議会にも必要な
予算も認めてもらってきました。
この4月からは、議会自ら現在地再整備を再検討して
きましたが、その中で、現在地再整備には、全てが
順調に進んでも十数年かかるという致命的な欠点が
明らかになりました。
にもかかわらず、議会としての結論がだらだら先送り
されて、今後の展望が依然として示されておりません。
議会が決めかねるならば、知事が歯車を大きく回すしか
ないと。
それがリーダーとしての責任であると思います。
築地市場を取り巻く厳しさは、政治の不決断を決して
許さないと思います。
築地市場は、僅かな震度の地震でも、
屋根の一部が落下するまで老朽化して
おりまして、かつ、お世辞にも、清潔とは言えないと
思います。
パリの新しい市場を見てみますと、競りにかかるような大事な商品と
いうのは、番号を振って、ガラス越しに見えるようになっていて、
今の築地でやっているみたいに、外気にさらされて、持ってきて、
地面へ転がして、それ見て値段つけるみたいな、そういう原始的な
ことはやっていないんだ。
そんなものを含めて、私は、新しい市場が、新しい機能で、
安全に清潔に、運営されるべきだと思います。
こういった時代遅れの施設では、産地や顧客の
ニーズへの対応もままなりませんし、市場整備が
先に伸びれば伸びるほど、事業者はじり貧になる
と思います。
遠い将来、どんな立派な施設を作っても、担い手がいなくては元も
子もないわけでして、業界の大多数も豊洲移転を望んでおりまして、
慎重な検討、丁寧な議論なる美名の下で、現場に先も見えぬまま
待つ不安、焦燥、混乱を強い続けるわけにいかない
と思います。
首都圏3,300万人に対する生鮮食料品の安定供給や、
食の安全・安心をより確保するための品質管理・
衛生管理の高度化にも、老朽化した時代遅れの施設
では限界があると思います。
25年以上にわたるかつてからの経緯、都民・国民への
生活への影響、財政面なども複合して考えまして、
「昭和からの宿題」にこの辺で区切りをつけるべきだと
思います。
今後、豊洲移転に全力を挙げるつもりでおります。
予定地の土壌汚染対策として、我が国を代表する学者の方々の
英知も借りまして、既に借りているわけですけども、それを、
実際に運用して土壌をきれいにする。
日本の先端技術を活用した手法を、整えているわけでありますから、
世界に誇る日本の先端技術というものを、それを開発した日本人が
信用せずに、それを使わずにいるというのはこっけいな話でありまして、
今後ともそういった技術を、万全に駆使しながら、
土壌汚染含めて、新しい市場を立派につくるがために
努力したいと思います。
事業者が抱える移転についての課題の解決などのためにも、これは
主に財政的な問題でしょうけれど、かつて大田市場をつくった時も
そういう問題に対処しましたが、都議会には、共にこの知恵を出し合う
ことを呼び掛けていきたいと思っています。
社会には様々な利害の衝突は当然あるわけで
ありますけれども、それを乗り越えて、未来を
切り拓くためにこそ、政治に大きな力と責任が
与えられていると思います。
市場の問題も、何が肝心かを政治が認識すれば、
自ずと着地点は定まると思います。
首都を預かる知事として、現実に立脚し、複合的な
発想を踏まえて、今回の決断をいたしました。
都議会の皆さん、市場関係者の皆さん、都民・国民の
皆さんのご理解とご協力を改めてお願いをする次第で
あります。
詳細については、後ほど事務方から説明をさせますが、大体、
今年度の市場の予算を含めて、現地再整備についての計画の
検討を、さんざんしました。
しかも、十数年かかる、金もかかるという結論が出ている
わけで。
それから、土壌汚染は深刻な問題ですけれども、日本の先端技術を
もってすれば、克服できるという結論が出ているわけです。
それに対して、科学的な論拠を構えての反論は一向に聞こえませんし、
同時に、もう1つ、現地の業者とも、さんざん話し合って
きましたが、過半の要望は、一刻も早く豊洲に行って
ほしいということでありまして、そういった附帯決議で、
この予算が通ってきたんですから、そういうものを踏まえて議会は、
色々議論の揺れもあったでしょう。
市場に直接関係のない、政治力学も働いたようでありますけれども。
いずれにしろ、事が時間的な限界まで来た今、これは日本の流通
全体を考えても、築地は、今のままではとても立って行かないと
思うし、先ほど言った、パリなどの、海からはるかに遠い、国土の
真ん中にあるあの市場も、見事に、立派に再建されて、運営されて
いますから、そういった事例を、私たち、相対的に眺めながら、
新しい流通の機構の要になる東京の市場の再建
というものを果たしていきたいと思っております。
メディアも、一部はこの問題で激しい対立を喜ぶかも
しれないけれど、対立はさんざんしてきたし、いたずらな
対立は、私は都民のために何の生産性もないと思いますので、
これは議会が、この辺は割り切って、誰のためでもない、自分を選び出した、
都民の利益というものを考えて、強力すべき時期に来ていると思います。
質問があったらどうぞ。
■質疑応答
【記者】
豊洲移転を進めることを決断されたというお言葉でしたが、本年度の
予算については、全額、執行されるお考えであるということでよろしい
でしょうか。
【知事】
それはそうでしょう、移転するんだから。
当たり前のことじゃないですか。
【記者】
そのことについて、民主党は、予算の執行の仕方の結果
いかんによっては、態度を硬化させるというような姿勢も
見せていますが、その点についてはどのようなお考えでしょうか。
【知事】
これから先の、議会運営と議会の討論でしょう。
皆さんもそれを、厳粛に眺めて、評価していただきたいと思います。
新聞は、誰のための代表でもない。
公器ですから。
代表しているあなたの読者である国民、都民のために、物事を
冷静に判断して、報道していただきたいと思います。
ほかにないですか。
はい、どうぞ。
【記者】
今の質問と重複する部分もあるのですが、民主党が先ほどの、
先日までの議会で、厳しい態度で臨むという表現をしていました
けれども、その厳しい態度というのが具体的に何を指すかというのは
はっきりしていませんが、仮に来年度以降の予算で、土壌汚染の
対策ですとか、新市場の建物の建設工事にかかる費用というのも、
来年度以降、積んでいかないといけないのですが、それが
認められないということになると、事実上、ストップ
してしまうということになると思うのです。
そういったことについては、どう考えていらっしゃいますか。
【知事】
困惑し、困るのは、まず都民だと思います。
それから、多くの業者だと思います。
流通の機構がどんどん変わっている時代に、あの旧態依然とした
市場で、都民、国民、首都圏に3,300万もの人なわけですから、
そういった方々の、利益につながる市場の運営というのが出来るか、
出来ないか。
常識的に考えれば分かることじゃないですか。
【記者】
もう一つなのですけれども、1,281億円の今年度の予算を、
今年度のうちに全額執行するということを先ほどおっしゃいました
けれども、東京ガスと土壌汚染の対策工事の費用を、どの割合で
負担するかという協議も進められていると思います。
それの協議の進み具合によっては、今年度中に全額使い切らないで、
来年度に持ち込す可能性もあると思うのですけれど、そこについては。
【知事】
土地の購入が一番問題です。
これが前に進むとしても。事務的にそれを、年度内に終えるように、
これからも努力していこうと思いますけれど。
議会が、事を引き延ばすようなことのないように、
議会も協力してもらわないと、都民の需要にかなわないと
思いますから、時間の上でも。
どうぞ。
【記者】
民主党、都議会は、この築地問題に関する特別委員会
(東京都中央卸売市場築地市場の移転・再整備に関する特別委員会)の
延長を決めていますけれども、もちろんその検討に際しても、当然、
費用などもかかってきますが、知事は、この特別委員会の今後の
延長については、もうやめるべきだという考えで。
【知事】
それは議会が決めることで、これからの討論といいましょうか、
色々な相談の結果、事が決まっていくんで、この時点で聞かれても、
分かりません。
しかし、特別委員会でやること、随分やってきたし、やり尽くしたと
思います。
色々な議論も出ました、案が出ました。
航空母艦持ってくるとか、その他、この他ありましたが、しかし、
築地の再生というものは、時間的にも非常に無駄だし、時間が
十数年かかるということは、致命的な欠陥だと私は思います。
はい。どうぞ。
【記者】
民主党などは、意向調査を求めていますけれども、
これに対して……。
【知事】
意向調査はさんざんしました。
今回、文書も関係者に出しました、
回答もありました。
一番困って、反対している人たちは、行ってみると、あの周辺に
おける小零細企業者というのでしょうか、かつかつの仕事をしている
方たちで、その人たちが移転に関する費用というものに、非常に
負担がかかるんで、これから先、大田の市場の例もありますし、
具体的に考えていかなきゃいけない問題だと思いますけれども。
【記者】
もう1点なのですけれども、移転するとしたら、築地の望ましい形は、
知事、改めてどのようにお考えですか。
【知事】
あれだけの広大な土地ですから、しかも、都心に近いところにある
わけですから、利用価値はたくさんあると思いますし、色々な案が
出てくるでしょう。
一部には、あそこに医療の都市計画として、病院のクラスター(集合体)を
つくるという、すぐ横にがん研(国立がん研究センター)もありますし、
そういう案もあるようで、私は、それは非常に好ましいことだと思います。
どうぞ。
【記者】
今日の発表に至るまで、当然、都議会、民主党、共産党などとも
お話し合いをされたかと思うのですけれども、要するに、それが
決裂したので、知事のご判断、裁量によるご判断ということに
なったのでしょうか。
【知事】
決裂じゃない、結論が出ないから。
これ以上、待てないということです。
流通というものの全体を考えれば。
【記者】
ということは、事前のお話し合い、民主党とのすり合わせ
みたいなことは、特にやられてないということですか。
【知事】
さんざんやりました。
佐藤(広)副知事が一番、カウンターパート(対応相手)に
なって、随分苦労したと思います。
私も、逐一、報告、聞いていますけれども。
【記者】
それが、まとまらなかったということでしょうか。
【知事】
まとまる、まとまらないじゃない。
返答が来ないんだから、具体的な、
前向きな案が。
それでは、行政は行政として、立ちすくむわけに
いかないでしょう。
どうぞ。
【記者】
先ほど、なかなか議会から答えが出ない、結論が出ないから決めました
とおっしゃいましたけれども、附帯決議には、検討結果を尊重するという
言葉もあって、確かに法的拘束力はないと言われますけれども、
知事としては、どのようにこの言葉、検討結果を尊重するという言葉を
受けとめられますか。
【知事】
さんざん検討してきたわけです、時間かけて。
極端に言えば、鈴木(俊一 元都知事)さんの時代から
十数年かけてやってきたんだ。
その間、議会の人も変わったかもしれないけれど、さかのぼって、
資料が残っているから読んでみれば、どんな議論があったか、
あなただって分かるだろうと思う。
自分自身、見てごらん。
こんな1つのプロジェクトで、これだけ膨大な時間かけて
結論が出なかった事例は、あんまりないんじゃないですか。
【記者】
今回、今年度予算に関しては、仕切り直して、4月から再整備案と
いうものをつくり始めたと。
その検討はまだ続いているというのが、民主党など
野党の認識のようなのですけれども……。
【知事】
どうやって続いているんですか、何を検討していて、
具体的に。
出たじゃないですか。
彼らの案をやったら十数年かかるんです、再整備は。
そんなものは時間的に無理でしょう、あなた。
焦眉の問題は、あと十数年間、宙ぶらりんになったまま、
その間、消費者たちはどうして、何を待つんですか。
その間、どんな災害が起こるかもわからない、
ちょっとの地震で、アスベストを含んだ屋根が
ばらばら落ちてきているんだ。
行ってごらんよ、現場で、君。
【記者】
あと、1点確認させていただきたいのが、三定の終わりに報告書と
いうものもまとまったわけなのですが、そちらを見た感想、結局、
時間がかかるというのが致命的、この一点に尽きるのか。
ほかにも、再整備にはこんな課題があると、そのほか認識された
ことがあったんでしょうか。
【知事】
時間がかかる以外の、大きなバリアは他にあるんですか。
それが最大のバリアじゃないですか。
もちろん、ほかにも色々あります。
具体的に、実現化の案がないんだから。
【記者】
これから、工期なり、工費を縮めていくことが可能だというような
意見も、都議会からはあったのですけれども。
【知事】
ありません。
不可能です。
【記者】
やはり時間がかかるというのが……。
【知事】
こちらは技術的検討をしました、専門家で。
どうぞ。
【記者】
知事、冒頭発言の中で、豊洲移転に全力を挙げるというふうに
おっしゃいました。
とはいえ、任期満了まであと半年ほどになりまして、ここまで議論が
膠着しますと、やはり政治的な突破力みたいな意味で、来年4月に
予定されています都知事選に向けた知事の姿勢というのも、お答え
にくいかもしれませんけれども、改めて……。
【知事】
なかなか際どい質問だね、政治の肝要というのをついているけれど、
それはノーコメントだね。
はい、どうぞ。
【記者】
それに関連するんですけれども、このまま対立が続けば、来年の
知事選の争点にもなりかねない事態になると思うのですけれども、
その点について、知事はどのようにお考えでしょうか。
【知事】
何でもかんでも争点にして、選挙となれば面白いかもしれないけれど、
争点になり得ませんよ。
仮に、民主党が協力する、推す知事が当選したとしたら、
彼自身、物事を冷静に判断したら、とても立ちすくむと
思うし、迷惑千万だと思うんじゃないでしょうか。
仮に、私の後に民主党が推薦する知事が誕生したとしたら、
その人は民主党のためだけじゃなく、都民というか、
首都圏全体の3,300万人の人間、もっと多い消費者の
ために物を考えて、すべきだと思うし、そうじゃなかったら、
行政官とはいえないし、首都圏を代表するリーダーには
なり得ないと思います。
おときた駿はTVタックルでも
「自民党があらゆる手を使って民主党を切り崩した!」
だの
「かなり強引な意思決定がなされた!」
だのと、
あたかも自民党があらゆる汚い手段を使って
一方的に移転を決定した
かのようにデマを飛ばしていました。↓
★TVタックルでも築地移転問題で
「自民党都連は極悪利権集団→安倍潰し」扇動に必死の「おときた駿」は
麻生政権時代に「埋蔵金を隠しているに違いない!」と扇動した原口一博ら
民主党とまさに同じ危険人物。しかし、当時の石原都知事の記者会見を読めば、当時
どれだけ、議論をし、耳を傾けてきたことか、どれだけ
丁寧に様々なモニタリングをしてきたことか、また
どれだけ民主党らの一方的な「反対のための反対」に
しんどい思いをしながらやっていたか、また当時、どれだけ
民主党がマスコミと組んで嘘八百を垂れ流し続けていたかが
よくわかると思います。
もう、小池百合子の決定したことも、そしてマスコミや
おときた駿らの「移転延期」の扇動も、何もかもが
改めて腹立たしい限りです!
この石原都知事の「豊洲移転決定」記者会見から5年後。
今度は舛添都知事の記者会見を見てみます。
非常に重要なことが述べられています。
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/ARC/20160621/KAIKEN/TEXT/2014/141209.htm【舛添知事定例記者会見】
(平成26年(2015年)12月9日)
■質疑応答より
【記者】
東京新聞の松村です。
豊洲新市場の開場時期についてなんですけども、担当局によると、
いろいろ施設が完成してからも、以降の準備がいろいろ時間かかると
いうことなんですけども、工事自体が遅れる可能性があるということも
開場時期の検討の一つに入ってるんでしょうか。
【知事】
まず、今日一部の新聞で、開場時期について何年何月って明言されて
いますけれども、公式にはまだ決定はしておりません。
東京都と市場関係者の間で、今、真剣な議論が行われているところで
ありまして、その話がまとまれば、担当の都の職員の方から正式に
何年何月の開場ということが言えると思います。
それまでは、いろいろな要因があって、いつ開場すれば良いのかと
いうのは、一番大切なのは市場関係者。
商売をしている訳ですから、商売にとって一番良いという
ことを優先させないといけないので。
私が理解している限りにおいては、工期が遅れる云々ということは
ほとんど問題ではないというか、工期がこれだけかかるから開場時期が
遅れていますとか、そういう話ではないのではないか。
もちろん、工期の話は当然常識の話として考えないといけないです
けれど、むしろ、新しい市場をオープンするに当たって、何月ぐらいが
お客様にとってもお店の人にとっても一番好都合なのかということを、
工期を共に考えて、真剣に検討中というのが私ができる答えでありまして、
正式に決まれば、またお知らせしたいと思っています。
【記者】
すいません、もう一つ。
土壌汚染工事の関係なんですけれども、この間の技術会議で場長は
これで土壌汚染は解消したというふうに認識していると
いうことを最後に言われたんですけども、それは実質的な
安全宣言だと捉えていいんでしょうか。
【知事】
基本的には、まさに何重にも安全な措置を取ったと
いうことが一つ。
それから、この土壌の安全措置というのは、絶対にやれ
という法的に決められたものではなく、これはこれで
きちんとやる。
しかし、そこに市場を開設するかどうかは、その措置を
やらないとできないというような、そういう決まりでは
ありません。
法律を調べればわかりますけれど、
念には念を入れてきちんとそれをやったということを
しっかり申し上げたのであって、これをやらなかったから
開けませんとか、これやったから開きますという
因果関係の話には法的にはなっておりません。
しかしながら、きちんとそれはやって、安全だと
いうことで進めていくということです。
もし不明であれば担当に聞いてください。
どの法律の何に基づいてどうだということを、私より
きちんと説明できると思います。
より明確に根拠を示せると思います。
【記者】
法律に基づいて云々というんじゃなくて、都として安全だと思っていると。
【知事】
そうです。
ですから仕事を進める訳です。
そこまで莫大なお金をかけて土壌を改良して、勝手にこちらが点検した
訳ではなく外の人たちを入れて、専門家を入れて点検して、安全だと
いうことです。
【記者】
じゃあ、<u>市場関係者とか外に向かってここは安全ですよと
宣言したということとイコールだと捉えても大丈夫なわけですか。
【知事】
大丈夫ですよ。
間違ってほしくないのは、それがなければ開けないという
マストの条件ではありませんけれどやったということ。
よく誤解があって、それもやっていないのに開くのか、
それやって結果が出たらどうなると。
その因果関係は法律上は全くありません
ということを申し上げたいので、
私はこれで十分安全であると、ですから
市場を開設しますということを、責任持って
申し上げたいと思います。
舛添は、思ってた以上にまともですね。
都の職員さんたちに対しても信頼を寄せているし、とても解りやすい
説明と共に「安全宣言」というものを出しています。
もう一つ、舛添が2016年11月7日開場と新市場の正式名称の
発表記者会見です。↓
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/ARC/20160621/KAIKEN/TEXT/2015/150717.htm【舛添知事定例記者会見】
(平成27年7月17日)
■知事冒頭発言
【知事】
次は豊洲新市場です。
現在準備を進めております豊洲新市場の正式な名称と
開場日、これをお知らせいたします。
まず名称ですが、「東京都中央卸売市場 豊洲市場」
といたします。
市場関係者の方々にとって分かりやすいことが大切でありますので、
新市場が所在する江東区の地名から「豊洲」と命名
することにいたしました。
では、いつからオープンするかという開場日ですけれども、
これは、市場関係者の方々の意見を踏まえまして、
来年の11月7日といたします。
現在、豊洲市場の整備、着々と進行しておりまして、長大な3つの棟の
施設の外観が姿を現して、青果棟、水産卸売場棟、水産仲卸売場棟、
もう大体分かってきていると。
開場まで1年4カ月となった今、長年培ってきた
「築地」ブランドが豊洲市場に継承され、さらに
発展していくように、今後とも着実に取り組んで
まいりたいと思っております。
舛添降ろしが「おときた駿」や駒崎弘樹、津田大介らの
「保育園落ちた日本○ね」やらせ扇動連中とマスコミが
「やらせ」隠蔽のために舛添をスケープゴートとして始めた
ものであることは明らかでしたから、その扇動に乗るなと
以前記事で書きました。
極左の宇都宮健児の傀儡都知事誕生の危惧も書きました。
しかし、連中の扇動はまんまと「成功」してしまった。
そしてその後のおときたの小池側応援から小池百合子都知事の
誕生まで・・。
何もかもが「扇動」でした。
そして。。。、
恐らくは小池百合子は都知事選で既に悪魔と手を組んで
いたんだと・・。
改めて悪魔に魂を売った小池と「おときた駿」らが都民を
人質にとって、「舛添降ろし」から都知事選まで、ネットとマスコミを
駆使して、扇動してきたことが心から許せません。
おときたは都議という公僕でありながら保育園落ちた日本○ね!!!」の時も
また2年前の「塩村文夏セクハラ捏造野次事件」の時もずっと国民を
扇動し、日本を貶め続けてきた、その延長で都民の命までも、危険に
晒す行為を行ったんです!
こんなことが許されていいんでしょうか!?
豊洲市場が開場するはずだった2016年11月7日。
豊洲に予定通り引っ越しさえすれば、築地で
働いている人たちの命はちゃんと守られます。天井の崩壊から。
建物自体の崩壊から。
アスベストの飛散からも。
しかし、あの築地市場に居続ければ、本当に、いつ何時、
何が起こってもおかしくない。
本当に信じられません。
都知事が豊洲に行くなとストップをかけたことが。
都議という公僕がテレビやネットで、それを扇動したことが。
テレビで笑いながら、「延期すべきだ!」とか、本当によくそんな
ことが言えるものですね!
11月7日に豊洲で開場できないようにしたことは、
小池が「政治の不作為」を働いたことにもなる。そう考えるべきです。
天井が再び落下するかもしれない、崩壊するかもしれない建物で
無理矢理働かせるのですから。
そこに加担したのがおときた駿や若狭勝ら。
許せません。
これほど
「危険な決定」を小池百合子はしたんです。
「築地移転延期」
決定した小池百合子。
扇動した連中。
絶対に許せません。
【追記】
あの2009年の民主党の後ろで操ってたのは菅一派。
菅と河野太郎と菅の子分の橋下が中心の菅一派。
民主党の政策は河野太郎が叫んでた者と同じであり、
例えば、八ッ場ダムなど、民主党政権が工事再開を決めた後も
延々と猛反対してたのが河野です。
小池百合子も仲間。
音喜多は、名を売り、後に国会議員となり、そして
維新の幹部議員となった。
連中は極めて巧妙。
悪魔の扇動者たちだ・・。
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